宝泉院は額縁庭園として有名な美しい寺。
1〜2枚目、玄関を入って少し進んだところで、石榴(ザクロ)の置かれた手水。
3枚目から客殿。ここからの庭の景色が額縁庭園と言われるのは、この写真でも一目瞭然だろう。
左手には近江富士を型どった樹齢700年の五葉松。圧巻だ。京都市指定の天然記念物になっている。京都市にあるベスと3の著名な松のひとつ。3枚目と7枚目に写っている。
京都の三名松は善峯寺の「遊龍松」、宝泉院のこの「五葉松」、金閣寺の「陸舟の松」になる。善峯寺の「遊龍松」は確かに圧倒されたので覚えているものの、なぜか、金閣寺の陸舟の松の記憶がない。
五葉松の右手の額縁には竹林と楓(カエデ)など。楓はイロハモミジ・イタヤモミジ・ニシキモミジなど。
11枚目は平成17年3月に宝泉院境内南側の低地に新しく誕生した「宝楽園」で。
最後はよく写っていないけれど載せてみることに。右上の天井は、関ヶ原合戦前、徳川の忠臣・鳥居元忠以下数百名が豊臣の大軍と戦い、伏見城で自刃した時の血に染まった床を天井にしたもので、武将達の霊をなぐさめ、自刃した床板を天井にして祀り、供養している。血天井のある寺はほとんど拝見しているけれど、カメラを向けるのには逡巡してしまい、まだ写したことはない。この廊下全体の天井が血天井になっている。
3日目はここで終わってホテルに戻った。

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