昨日、近くを歩いていたら、甘い香り。まさかと思ったけれど、やはり金木犀(キンモクセイ)が咲いていた。もう金木犀か……と、そのアパートの生け垣の小さな花を眺めながら、心地よい香りを楽しんだ。例年より少し早いのでは。
日本に植えてある金木犀は、ほぼ雄の木らしい。雌の木には実が生るらしいけれど、見たことがない。今はどこかに雌の木も植わっているだろうか。
沈丁花も日本にあるのはほとんど雄の木。けれど、雌の木が横浜イングリッシュガーデンにはあり、園の人がわざわざ教えてくれたことがあった。
木にも雄と雌に分かれているもの(雌雄異株)があるのを知らない人は意外と多いのでは。花筏(ハナイカダ)も雌雄別々の木。

1〜2枚目、金仏(かなぶつ)には、いつも境内に咲いている花が供えられていて、この日はイネ科の数珠玉(ジュズダマ)や、女郎花(オミナエシ)、西洋藤袴(セイヨウフジバカマ)など。
3枚目、季節外れの紫陽花が咲いていた。
4〜5枚目、実葛(サネカズラ)の実はまだ青い。これから赤くなっていく。美男葛(ビナンカズラ)とも。実はこれは雌雄異株、雌雄同株(同じ木に雌花、雄花が咲く)、両性花(ひとつの花に雌と雄のふたつの機能)のいづれにもなるややこしい樹木とか。
6〜7枚目、仙人草(センニンソウ)。ここの仙人草はこの梅の古木に絡みついて咲き、とても見事だけれど、今年は少なめだった。
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