悦文庫の短編集「火の花」は、早いところでは明日8日発売らしいけれど、10日発売が多いのでは。
雑誌掲載のものが6編。1編は書き下ろし。
720円で10%の税では792円。昔はハードカバーが買えた。文庫がこんなに高くなっては、それだけで手を出す人も少なくなるだろう。私がたくさん書いていた時代は、官能小説は出張族が駅で買い、読み終えると捨てて帰ることも多かったらしい。そんな話には愕然としたものだけれど、今の値段は読み捨てにするには高すぎる。
知り合いの読書家達の中にも、新刊は高いので古本屋通いしていると言う人が何人かいる。こうしてますます本は売れなくなり、悪循環にはまり、出版業界も大変になるばかり。時代は急速に変化している。
そんな中、今最高に売れているのは漫画の「鬼滅の刃」のようで、小説から漫画の時代になったのはいつだっただろう。子供から年寄りまで一緒に楽しめるというのだから、これほど強いものはないだろう。
2〜3枚目、横浜イングリッシュガーデンで大輪の綺麗な椿。
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