姉は初めてというので、久々に宝鏡寺を訪ねてみた。春と秋の1カ月ずつしか入れない。
代々、皇室の姫君が住職を勤めてきた門跡寺院なので御所から多くの人形が贈らたとのことで、人形寺と呼ばれ、35歳の若さで亡くなられた孝明天皇ご遺愛の人形や、皇族ゆかりの人形が数多く保存されている。
話は逸れるけれど、孝明天皇は毒殺されたとの説があり、黒幕は岩倉具視と大久保利通とか。歴史の真実は?
屋内の写真撮影が許可されているのは、3枚目の等身大の人形が置かれているところだけ。
4枚目は寺の外の道路から撮った寺の角の「御物見」という建物。宝鏡寺内からは庭に向かって左のいちばん端にあり、姫君達は寺に入ると外に出られないので、外の世界をそこから覗いていたらしい。たまに道行く人を見ることしかできなかったと思うと哀れな気がする。。中からは外が見えても、外からは格子戸だけしか見えず、覗いている姫君の姿は見ることができないようになっていた。
色々書くとキリがないので、興味のある方はぜひ調べてみて下さい。
DSCF4633_RDSCF4640_RDSCF4636_RDSCF4643_R




宝鏡寺を出ると昼になり、そのすぐ近くのバス停前(堀川通り)の田丸弥に入った。入口はおせんべいやさん。
迷っていると中から声を掛けられ。これが大当たり。穴場と言っていい美味しさで、わさわざ食事に来る人もいるらしいと聞き、納得。
4枚目の1200円の「ミニピラフとにゅうめんのセット」が人気とか。私は3枚目の950円のお漬け物セットにしたけれど、この京漬け物はお皿に何種類も盛ってあり、驚いた。それだけでも相当の価値あり。美味しかった。
ミニピラフも姉からもらって味見してみたけれど、こんな美味しいピラフは初めてというほどだった。にゅうめんの出汁も念入りに取られていて美味。
お勧めの店になった。近くにお出かけのさいはどうぞ。
営業時間 9:00〜17:30
喫茶 17:00 オーダーストップ
木曜日定休 祝日の場合は営業
〒602−0067 京都市上京区堀川通寺の内下る 東側バス停前
菓子・喫茶部 電話 075−414−1531
DSCF4630_RDSCF4649_RDSCF4647_RDSCF4648_R