DSCF6026大好きな北鎌倉円覚寺の松嶺院(しょうれいいん)。
いつも開かれているわけではないものの、これから12月半ばまでは開いているので安心。ただし、法事などの時に入れない場合もある。
1〜2段目、南京櫨(ナンキンハゼ)が少しだけ色づき始めていた。

DSCF6029DSCF60303段目、炉開き(ロビラキ)。この一重咲き、極小輪のピンクの椿が咲き始めると、早くもツバキの季節。
ありえないようだけれど、ユキツバキとお茶の自然交配雑種とされていて、椿にはないカフェインが葉に含まれているらしい。
DSCF6103_RDSCF6020_R確かに右の写真など、お茶の葉に似ている。
炉開きという名前は、11月に行われる風炉をしまって炉を開く「炉開き」の茶道の行事にちなんで。
その頃に花が満開になるので命名されたとか。早々に炉開きを見られて嬉しかった。
DSCF6049_RDSCF6048_RDSCF6046_R4段目、雁草/雁金草(カリガネソウ)。
別名、帆掛草( ホカケソウ)。
綺麗な色。

昨日届いた手紙に、今年の私のブログには去年と違って嘆きが多いと書かれていて、これでも随分と控え気味なのだけどと思った(笑)。その人も、ニュースを見ていて憂鬱になるか腹が立つことが多いらしい。
別の友人からの手紙には、冒頭から「いろんな事があり、考えていたら訳がわからなくなりそうです。自分の事でも悩むのに、世の中、信じられない事件、事故ばかりで」と。
昨日はこれだけだったけれど、最近の知りあい達からの手紙には、この種のことが書かれていることが多い。
日々の思いをブログに書くとキリがない。せっかくの綺麗な花が霞んでしまう気がする。それでも、時にはやむにやまれず書いてしまう。私の考える「常識」と何もかも隔たってきているのが恐い。
今の政治に心から怒っている人達がどれだけいるだろう。次の当選の為にトップに従うだけの、国民や国より自分の立場が大事という、おおよそ議員にはふさわしくない人達。嘆かわしい。それに対し、声を上げ始めた若者達が頼もしい。未来に希望を託したい。