




1〜2段目、驚くほど、ダースベイダーに似ている植物。その名も「アリストロキア・サルバドレンシス」。面白くて何度か載せているけれど、今回はたくさん咲いていて嬉しかった。咲いているというより、ダースベイダーが蠢いていると言った方がピンとくるよう。



4段目は「アリストロキア・アルボレア」。
1〜2段目のアリストロキア・サルバドレンシスに似ているけれど、色合いが違い、目らしいものもない。

京都府立植物園は広くて広くて、何度行って色々な花を楽しむことができ、飽きない。温室にはあまり興味がなかったのに、ここの温室で熱烈な温室ファンになってしまった。特にこの得体の知れない形をした植物のある区域が好きで、近づくと走って行きたくなるほど。
面白い植物が多いのに見過ごす人が多く、通り過ぎようとする人に「宇宙人を見ていって」と、毎回、何人にも声をかけてしてしまう。そして、ついでに周囲の奇妙ものを指して、「あれも見て」と引き留める。頭上にも奇妙な植物の花が咲いているのに、これまた気づかない人が多い。
そのうち、そこに椅子でも持ってきて座り、みなさんに説明する仕事でもしたいもの。気づかずに通り過ぎるのはもったいなさすぎる。
『特にこの得体の知れない形をした植物のある区域が好きで、近づくと走って行きたくなるほど。』
楚々とした雰囲気の藍川先生とのギャップを感じ、笑ってしまいました。
何故か惹かれてしまうんでしょうね・・・。藍川先生は、得体の知れない形の植物たちにも、分け隔てなく愛情を注がれる。古典にあった虫愛でる姫君を思い出して、優しさを感じました。