DSCF0559_RDSCF0550_R3月31日の報国寺。
静まり返った竹林とピンクの椿。
視線を上げると、2段目の有名なやぐらが見える。
以前も載せたけれど、やぐらとは、鎌倉時代の横穴式墳墓。

DSCF0566_RDSCF0567_RDSCF0568_R足利尊氏の祖父である足利家時の一族の墓と言われている。永享の乱(1438年)によって、この地で14歳の足利義久が自刃している。

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同じ藪椿でも、ここの花は実に美しく凛としている。
最後の3枚は、竹林入口手前の庭。庭に落ちているこの日の影が気に入って写した。
和風庭園には影が似合う。影はとびきりの演出をしてくれる。
鎌倉には他とは違う独特の時間が流れている。