3月31日の報国寺。
静まり返った竹林とピンクの椿。
視線を上げると、2段目の有名なやぐらが見える。
以前も載せたけれど、やぐらとは、鎌倉時代の横穴式墳墓。
足利尊氏の祖父である足利家時の一族の墓と言われている。永享の乱(1438年)によって、この地で14歳の足利義久が自刃している。
同じ藪椿でも、ここの花は実に美しく凛としている。
最後の3枚は、竹林入口手前の庭。庭に落ちているこの日の影が気に入って写した。
和風庭園には影が似合う。影はとびきりの演出をしてくれる。
鎌倉には他とは違う独特の時間が流れている。
暫くご無沙汰をしておりました。職場数台のPCがXPだったため、その切り替えでいろいろ不具合があったりで、漸く先週から以前どおりに利用できるようになったところです。4月15日に原種チューリップが蕾とありましたが、こちらでは漸く昨日から蕾が色づいてきました。だいぶ気温差があるなぁ、と思いました(Tulipa batalinii チューリッパ・バタリニィの話で良かったですか?)。春の花がたくさんアップされていて、楽しみました。ありがとうございました。でも、この気候で初夏の花もどんどん急いでいて、連休の頃には花が無くなってしまうかなと心配しています。