昨日は長年気になっていた鎌倉の材木座、長勝寺で水行を見ることができた。
日蓮宗の修行僧は、荒行堂で11月1日から100日間にわたる荒行に入り、毎日、午前2時半に起床。3時から3時間毎に1日7回もの水行を行い、食事は1日2回の梅干しと白粥だけとか。
この修行僧が、2月11日に長勝寺で最後の「水行」を行う。ちょうど始まる10時半ごろ着いた。
上段1枚目、本堂前の日蓮像は高村光雲作。
少し雪もちらついていたものの、始まるときは止んだ。それでも雪は相当残っていた。
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2段目、1枚目の水行場に向かって、うちわ太鼓に先導された修行僧達が、経らしきものを唱えながら歩いてきた。
人々は手を合わせて見守る。
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3段目、水行場の前で羽織っていたものを脱ぎ、ふんどし姿になった僧達が経文を唱え始める。
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4段目、いよいよ水を被る。気合いが入っている。前列の見物人は濡れるので、知っている人達はカメラに細心の注意を払っている。私は後ろからで写せないかと思っていたけれど、潜り込んで、2列目を確保。我ながら、でかした、と思った。
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5段目、水行が終わると、檀家の女性が、修行僧が水行前に脱いだ白い衣をかけてやる。
経を唱えながら、修行僧達は水行場を後にする。
100日修行の間、修行僧達は髭も剃らないらしく、全員、髭が伸びている。
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昨日は特に寒かった。そんな中、荒行をこなした僧達は凛としていた。思わず手を合わせた。
私がどうしても見たかったのは、高校時代につき合っていた人が10年か20年か、もっと前かもしれないけれど、たまたまテレビのニュースを見ていたら、一瞬、映った。長勝寺で水を被っている修行僧のひとりだった。10代からすでに魂が成熟している人だった。水を被る姿がやけにしっくりとしていて感激した。だから、その人がいないのはわかっていても、1度、どうしても2月11日の水行を見たいと思っていた。やっと念願かなった。