明日、6日発売予定、幻冬舎アウトロー文庫より「夜の宴」。
DSCF9123去年、3カ月間、スポーツニッポンに連載した作品を改題し、40枚ほど加筆。
あとがきにも書いているけれど、書き始めてから処女作「華宴」に繋がると思うようになり、ラストをどうして処女作に繋げたくなり、加筆した。
「華宴」が最初に二見書房マドンナメイトから発売されて、3月で丸25年になる。絶版になっていたものを10年後の1999年に幻冬舎が再び取り上げてくれ、17刷になり、まだ幻冬舎アウトロー文庫に並んでいる。「華宴」は未熟な作品だったけれど、依頼もない中で自由に書いた作品なので、職人仕事で仕上げたものとはひと味違うかもしれない。
DSCF8996_RDSCF8995_R左の2枚は、1月13日、大船植物園で、黒軸美人蕉(くろじくびじんしょう)。
英名、「インディアン・ドワーフ・バナナ」。
これはバナナの花ということになる。実もピンク色とか。
あら、変わったものが……と思って撮ってよかった。後で調べて、ラッキーと思った。
冬でも面白い植物に巡り会える。
京都では何に巡り会えるだろう。今夜、帰宅。