昨日の夕焼けの赤い色は凄かった。書斎で富士山は背後になる。立ち上がって振り向いたときの夕焼けに驚いた。
あと10分ほど早く気づいていたら、ずっと眺められたのにと残念。
富士山には雲が掛かっていて残念だけれど、赤い色を写しておこうと写真を撮った。すると、その直後のニュースで、まさにこの写真とほぼ同じものを映していて、この雲は笠雲でも二蓋笠(にがいがさ)という笠が二段になった珍しいものとか。この写真ではわかりづらいだろうけれど……。
DSCF7441_Rすぐに手持ちの雲の本を3冊見てみたけれど、二蓋笠は載っていなかった。
テレビで偶然、知識を得ることができてラッキーだった。

2段目、11日の円覚寺。1枚目、総門への石段には、少し色づいた紅葉が。
2枚目は山門左側の大好きな松嶺院(しょうれいいん)。いつも真っ先にここに向かう。閉じているとがっかりするけれど開いていた。3枚目、松嶺院入口。4枚目、中に入ると、すぐに不閑軒が。有島武郎はこの松嶺院で『『或る女』の後編を書き始めているというけれど、ここで書き終えたのかどうかは知らない。
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DSCF7348_RDSCF7350_RDSCF7351_R下段1枚目、不閑軒の前の椿。「中国四川 ゴールデンニア」と札が掛かっていたけれど、「ゴードニア」の間違いではないかと思う。
2〜3枚目の紅葉も不閑軒にはよく似合う。

先日出した短篇が気に入らず心配だったけれど、編集者から丁寧な感想が送られてきてほっとした。
気に入らないと不安になるものだ。