DSCF1096_R20日、北鎌倉の円覚寺、松嶺院の開高健氏のお墓の前で、唐種招霊(カラタネオガタマ)。
唐招霊(トウオガタマ)とも。
ここでは「カラオガタマ」という名札が掛かっていた。トウオガタマが正しいはず。
唐招霊の「唐」をトウではなく、カラと読んでしまったからではないかと。
唐種招霊の方はカラタネオガタマと読むのだから、実にややこしい。
DSCF1097_R これも今の季節の花なので、見られるいいなと思って行ったので、ちょうど咲いていてよかった。
バナナの木ともいわれ、バナナの香りがするはずなのに、今回はあまり香っていなかった。
曇っていたり雨が降ったりだったからかもしれない。
晴天の日に強く香るのではなかったかと。

DSCF1099_R今回は黒花蝋梅と、唐種招霊と花筏の花が目当てだった。
全部見られて大満足。
いつごろ、どこに何の花が咲く頃かわかるので、ともかく落ち着かなくなってしまう。
20日は雨が降っていなければ浄智寺の横から源氏山越えのつもりだったのに、浄智寺は失礼して源氏山へと思って通り過ぎようとしたときに、急に激しい雨で、慌てて浄智寺に入ることに。
偶然の雨ではなく、入りなさいということだったのかもしれない、
何十回も浄智寺に足を運んでいるのに庭しか拝見できず、建物の中に入ったことはなかったけれど、この日は建物に入れたのだ。
京都の泉涌寺、清水寺、青蓮院、鎌倉の建長寺、円覚寺、浄智寺で、「観○光(かんひかり)実行委員会」によって書、画、工芸などの展示がされていて、それで中に入ることができた。それも翌日までだった。
雨は私が浄智寺を通り過ぎようとするのを引き留めてくれたよう。
源氏山越えはできなかったけれど、おおいに鎌倉が堪能できた。
またしばらく掲載する花に困らないだろう。
ゲラを送り、今日はエッセイから。