DSCF9052_R1枚目のように、2週間前の大船植物園の風景はは寒々としていたものの、三波川冬桜が咲いていた。
冬桜はあちこちにあり、鎌倉に行っても京都に行っても楽しみなもの。
ただ、せっかく咲いていても気づかないで通り過ぎる人が多いのが残念。

DSCF8969_R菜の花も咲いていた。
菜の花を見ると春が近いと思う。
菜の花の、わさび風味のおひたしも大好きで、とうにスーパーにも並んでいるので、美味しくいただいている。

DSCF8944_R綺麗な花のところに、いやなことは書きたくないけれど、大阪桜宮高校の体罰の次は、柔道界だ。柔道だけではないだろう。全日本柔道連盟の最初の対応の甘さには腹が立った。連盟の意味がない。
中学のクラブでは暴力はなかった。高校は女子校だったせいか、のんびりしていて、やはり、暴力はなかった。
DSCF9162_Rそれでも中学3年の時の担任は、同じひとりの生徒ばかり殴っていた。
母と父に殴られたことはない。
殴るのは暴力だということが、暴力をふるわれて育った人にはわからない。完全に感覚が麻痺してしまう。そして負の連鎖は続く。これが恐い。
園田氏も、暴力という認識はなかったと言っている。感覚が麻痺しているのだ。彼も稽古のとき、殴られたことがあるのかもしれない。
親から暴力をふるわれた子は、やがて連れ合いや自分の子を殴ってしまう。そして、その子もまた、手を上げるようになる……。
殴られたことで、自分は手を上げたくないと思い、断ち切る人もいるかもしれないけれど、自分がされたことを受け継いでしまう人も多い。
負の連鎖が続いている今、徹底的に対処しないといけない。けれど、理不尽なことは続くだろう。そう思うと、哀しみより怒りが大きい。