1日、北鎌倉円覚寺の奥、黄梅院で、実葛(サネカズラ)。
美男葛(ビナンカズラ)とも。
ここの実葛も、いつも楽しみ。低い生け垣になっていて、青い実の時までは、あまり皆さん気づかないけれど、さすがにこれだけ紅い実がついていると、目を留める人も多くなる。
2枚目と3枚目は、可愛い果実が綺麗な形でついている。
「あら、実がたくさん。これは何かしら」と、やはり眺める人が。
「何かしら」と別のグループも。そこでさっと教えたい私。けれど、ビナンカズラしか出てこない。一般的なサネカズラが、どうしても思い出せずに、ああ、焦れったい……と思った。
けれど、やむなく「ビナンカズラですよ。他の呼び方もあるんですが」と言うしかなかった。「どんな字を書くんですか」と訊かれ、ああ、知っている漢字でよかったとホッとした。
「まあ、美男ですって」と中年女性。これで覚えてくれただろう。サネカズラよりよかったかなと思った。
サネカズラを思い出したのは黄梅院を出てから。
この分では、数年のうちに植物の名前は全部忘れてしまうのかもしれない。トホホの心境。
4枚目は果実がひとつ落ちて、中の花托(かたく)が見えている。
5枚目はほとんどの実が落ちて、紅くて大きな花托が剥き出しになっている。
熟した果実を細かくして日干しにして乾燥させたものを南五味子(なんごみし)といい、滋養強壮、咳止めになるとか。
日差しはあるけれど、昨夜から強風。
富士山全体が、一気に白くなった。
ぼっとしていたけれど、今月は年賀状書きもあった。慌てなければ。
美男葛(ビナンカズラ)とも。
ここの実葛も、いつも楽しみ。低い生け垣になっていて、青い実の時までは、あまり皆さん気づかないけれど、さすがにこれだけ紅い実がついていると、目を留める人も多くなる。
2枚目と3枚目は、可愛い果実が綺麗な形でついている。
「あら、実がたくさん。これは何かしら」と、やはり眺める人が。
「何かしら」と別のグループも。そこでさっと教えたい私。けれど、ビナンカズラしか出てこない。一般的なサネカズラが、どうしても思い出せずに、ああ、焦れったい……と思った。
けれど、やむなく「ビナンカズラですよ。他の呼び方もあるんですが」と言うしかなかった。「どんな字を書くんですか」と訊かれ、ああ、知っている漢字でよかったとホッとした。
「まあ、美男ですって」と中年女性。これで覚えてくれただろう。サネカズラよりよかったかなと思った。
サネカズラを思い出したのは黄梅院を出てから。
この分では、数年のうちに植物の名前は全部忘れてしまうのかもしれない。トホホの心境。
4枚目は果実がひとつ落ちて、中の花托(かたく)が見えている。
5枚目はほとんどの実が落ちて、紅くて大きな花托が剥き出しになっている。
熟した果実を細かくして日干しにして乾燥させたものを南五味子(なんごみし)といい、滋養強壮、咳止めになるとか。
日差しはあるけれど、昨夜から強風。
富士山全体が、一気に白くなった。
ぼっとしていたけれど、今月は年賀状書きもあった。慌てなければ。