



17日の鎌倉、長谷寺で。
藤袴(フジバカマ)の蜜を、立羽蝶(タテハチョウ)が夢中になって吸っていた。
褄黒豹紋(ツマグロヒョウモン)の雄だろう。雌のほうが綺麗だけれど、雄しかいなかった。
長谷寺でいちばん大きな「なごみ地蔵」の手前の藤袴には、ひっきりなしに蝶や蜂が訪れていた。
褄黒豹紋がクルクル回りながら蜜を吸うのが面白くて、しばらく眺めていた。
昨日はゲラだけですっかり疲れてしまった。
何と3次文庫になる作品。最初書いたのが17年も前のことで、今と書き方がちがう。直したいけれど直しようがないところも。しかし、元気があったなあと、作品の勢いで、ひしひしと感じた。
十年ひと昔と言いますが、今は半年でもいろいろ変わって…お仕事がサクサク進みますように