DSCF7163_R今日は何回目かの誕生日(笑)。
歳を書けないのが残念。でも、書かない方がいい。ヒミツ。
同じ歳の友人達と、よく生き延びてきたね、などと話すことも。
そんなに長く生きてきた。
今は、私より少しでも年上の人達は凄いと尊敬してしまう。
DSCF7166_R同業者として、まだ現役で書いている人達は凄いと、素直に、これまた尊敬できる。
その人達の歳まで書けるだろうか、生きているだろうかと思うようになった。体に気をつけて寝たきりにならないように、ボケないようにしなくちゃね、などと話すようにもなった。
DSCF7164_R健康問題は切実だ。
こうして、若い頃は考えなかったようなことを考えるようになり、若い頃には想像もできなかったことを現実として経験し、ようやく、ナルホド、こういうことか……と思ったり。
そういう意味では、歳を重ねるのも面白い。
DSCF7187_R歳を取らないと体験できないことが山ほどある。

今日の写真は、9月28日、京都嵐山の天龍寺塔頭、宝厳院(ほうごんいん)。
ここは紅葉の名所。
DSCF7170_Rあまり知られていなかったけれど、いつからか宣伝するようになり、テレビでも放映されたりして、ある時から、あっというまに観光客が増えた。これからは大勢の人が訪れるだろう。
もう何度も訪れているけれど、今回は緑が美しいのではないかと思って訪ねてみた。
DSCF7177_R人はほとんど見当たらず、またもひとり占めできた庭で、ゆっくりと散歩したり休憩したり。我が儘とはいえ、いくら紅葉が美しくても人だらけでは落胆してしまう。
紅葉がなくても、ひとりの庭を満喫する方が楽しい。
ススキ、赤萩、白萩……。こういう美しい季節に生んででもらって幸せだ。
最後の写真は、ここでは有名な撮影スポット、細い竹を束ねて作られた豊丸垣(ほうがんがき)。
ここは昔は個人所有だったらしい。
中も外も、時代劇の必殺仕事人、長七郎江戸日記、暴れん坊将軍など、実に多くの舞台に使われてきたところ。
これからの紅葉の時期は、人人人で大変なことになる。この日の静寂は貴重だった。とても得をした感じ。

今日は、数日前から届いている誕生日カードやプレゼントのお礼書き。
メールでも数日前からお祝いが届いている。
皆さん、過分なお祝いのお言葉など、ありがとうございます。