昨日は、同業者の蒼井凜花さんと午後の2時、北鎌倉で待ち合わせ。
21日に睦月堂でやっていた、とやまみーやさんのタイタニック展で、ばったりと出会い、小町通りを歩いてみたいという言葉に、だったら鎌倉散策を、となった次第。
DSCF1520_Rまずは円覚寺に向かい、大好きな松嶺院(しょうれいいん)に。
雲南萩(ウンナンハギ)が咲いていて嬉しかった。萩は秋の花のようだけれど、これは4月頃から咲き始める。淡い色が何とも上品で気高く、拝みたくなるほど。
背景に写っているのは仏殿。ここから、開高健氏や田中絹代さん、オームに殺害された坂本堤弁護士一家の眠る墓地に向かう小道は春の花で一杯だった。
DSCF1515_R苧環(オダマキ)もたくさん咲いていた。この色も優しい色をしている。
錦魚葉椿の白は、花がまだ少し咲いていたけれど、もう終わり。
唐種招霊(カラタネオガタマ)は、ここでは唐招霊となっている。開高健氏の墓の近くで咲き始めていて、バナナの香りが広がっていた。残念ながら、手が届かず、撮影には失敗。十月桜は去年の秋から咲き始めていたのに、何とまだ少し咲いていた。

DSCF1525_R何と言っても、今は牡丹の季節。この松嶺院も、入るとすぐに牡丹の花盛り。墓地への道も牡丹が一杯だった。一色ではなく、絞りの牡丹もあり、とてもきれいだった。緑も鮮やかで、大満足の鎌倉散策。
こんなにたくさんの盛りの花に出会えるとは、凜花さんも超がつくほどラッキーな人。
最後は小町通りで、ちょっと腹ごしらえ。地元の70歳の小母様に話しかけられ、3人で飲み食いしている感じになり、和気藹々。続きは明日。