
ここ数日で、つぼみが急激に大きくなり、昨日も朝から、そろそろ咲きそうだと思って観察していたけれど、正午ごろもほころびそうになく、明日以降……などと思っていた。
それが、23時頃、お風呂から上がってリビングの明かりをつけたとき、「わっ!」と、もの凄い大声を上げてしまった。それほど月下美人の開花は驚きだった。
昨日は、ほとんど書斎で仕事していてリビングには行かず、何か匂う…とは思っていたけれど、まさか咲いているとは思わなかった。ドジだ。けれど、直径20センチほどの月下美人が開ききるのは23時頃なので、最高のときに気づいてよかった。午前2時半まで、一夜だけの花を何度も眺めてつきあったけれど、そこで仕事も終わって眠くなり、寝室へ。
今朝は閉じていて、さっと茹でてポン酢で戴き、私のお腹に収まった。月下美人と一体になったところで、4時間半の睡眠不足だけれど元気。昼寝したいけれど、お歳暮の時期で宅急便が多くなり、日中は落ち着かない日々になる。
「たまゆら」を読むつもりが、華宴が気に入って何度も読んでます。
この作品は、藍川文学を象徴するいろんなモチーフが入っています。
私は、上条が一番好きですね。彼の薔薇を、どんな女性がいれるのか、番外編で読めればいいのにと思うほどです。