26dcc468.jpg博多駅の改札を入ってすぐ左手に本屋さんがあり、熊本行きまで少し時間があったので、ちょっと偵察して出ようとしたら、弟が、ほら、と指さした。ん? と思って見上げると、睦月さん、館さん、草凪君とともに、私の名前もあった。
こういうのを見ると、どうして私の名前があるのだろうと、信じられない気持ちになる。ミーハーなので、店員さんに隠れるようにして写真を撮ってしまった。書店で自著を宣伝する人もいるけれど、私にはそんなことはできない。どの書店でもコソコソと眺めて出ることにしている。
ときどき友達から、ブックオフにちゃんと名前が出ていてコーナーがあったなどと知らせてくれる。買った人が売りに行くと、それを買う人がいても印税は入ってこないんだなあと、ケチなことを考え、喜んでいいのかどうかわからない。と言いつつ、私も大震災後、倒れた本箱を軽くするために、だいぶ売ってしまった。本はひとりでも多くの人に読んでもらうのがいい。
昨日の、新宿での睦月さんとの対談は、いつもの呑みながらの話の延長のようになり、気楽に2時間近くが過ぎ、あっという間に終わってしまった。どこをカットしてくれるのか……。12月10日発売とか。
終わってからの飲み会も10人でこじんまりしていてみんなと話せ、他社の人も担当や知り合いばかりで、和気藹々。2次会の2丁目「いれーぬ」にも久々に顔を出した。電車の都合で私は10時半においとました。楽しい時間だった。