1f2ddb7c.jpg2日、長谷寺で三葉躑躅(ミツバツツジ)が咲きはじめていた。
次々と花が咲きはじめるいい季節なのに、今回の大震災はあまりにも被害甚大で、原子力発電所まで大変なことになっている。まだまだ物資が行き届いていないようで、昼食はなく、夜はバナナ1本と蜜柑のこともあると言っている人も。恐らく、1日1食の人達も大勢いるだろう。
そんな中、うちには買い物に行かなくても2〜3週間どころか、1カ月は持つかもしれない食料や水があるのに、今日はパンや果物が姉から宅急便で届き、どうやって食べればいいんだ……と思うほど。これを被災地に送ることができればいいけれど、送れないのが無念。
都内と埼玉に姉の子がいて、パンも米も店にないので送ってほしいと言ってきたので、私も困っていると思ったよう。こちらにはいくらでも食料はある。ここから甥と姪に送れるほど。
熊本の従姉妹には、都内の息子夫婦から、懐中電灯とトイレットペーパーを送ってほしいと言ってきたので買いに行ったら、近所をまわってもなく、遠くまで足を運んで買ってきて送ったという手紙が届いた。日本全国で、こういうことになっているとは……。
電池など、みんながいつもの2倍どころか、6倍も7倍も買っているという。無知と欲に呆れる。いつもどおりに生活していれば、こんなことにはならないのに。
今朝は二ュースに、石巻市の鹿妻小学校に避難している人達が出ていた。手紙を送ってくれる私の読者は鹿妻北の人。A・紀子さん、ご無事で。他にも多くの読者が太平洋沿岸に住んでいる。無事のたよりを待つのみ。