
この本箱は後ろの本箱を片づけたところで、完全に倒れた。ここに入っている本を出すには、車に使うジャッキを使って持ち上げないと無理だった。1冊3〜4キロもあるある美術書や大きめの本が入れてあり、ガラス戸がついていたので、本が出ず、人の力では持ち上がらなかった。地震のときに倒れたときは、まだガラスは割れていなかったかもしれないけれど、持ち上げるときの重みでも割れた。この本も、また廊下や他の部屋に積まれ、本箱を何とかしないと、引越前夜のまま。
いろいろ家具を取りつけてもらった家具屋さんに電話したところ、この地震でいろいろ作業が遅れていて、22日にしか来られないとのこと。来てもらっても、それからどうするかになり、今月中は元には戻らないだろう。
仕事のことを考えると憂鬱になるけれど、珍しく3日も外に出ていたのに、この日は家にいてラッキー。千葉や都内にいて帰宅難民にでもなっていたら悲惨だった。
マンションでは電気も水道も使えたし、多くの被災者を思うと、私ほど幸運な者はいないと思えるほど。
酷い状態の福島のいわき市や、青森、山形、仙台……。あちこちに知り合いがいるので心配だけれど、こんな時に連絡しても迷惑になるだけなので、まずは自分のことから。
ぞっとします。
心的なストレスは間違いなくたまっているかと存じます。
なにとぞ少しずつでも休憩をとるようにしてください。
取り急ぎお見舞いまで。
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