3bd9e3c8.jpg鎌倉駅の近くで風船唐綿(フウセントウワタ)の実。いつ見ても面白い。この実は熟すると裂けて、白い絹糸のような毛をつけた種子が出てくる。すでに落ちそうな種があったので、ふたついただいてきた。今年はベランダで栽培してみる予定。
昨夜の大雪にははしゃいだ。部屋の中でだけれど……。ついに横浜にも降ったと。しかも綿飴を千切ったような大きな雪が舞い、下に降るのではなく、上に横へと流れ、真っ白い世界が現れ、ランドマークタワーもすっかり消えた。あっと言う間に銀世界になったものの、今朝はほとんど溶けてしまい、ちょっと残念。外に出ないでいいから、呑気なことを言っていられるわけだけれど。
さて、昨日は買い物ついでに、ちょっとデパートの催しもの会場を覗き、思いがけない買い物をしてしまった。見慣れない帯だと思って眺めていると話しかけられ、最終日と言われ、ついに買ってしまった。
何と、神代杉を繊維にして織り込んだ帯で、こんなものは初めて見たし、神代杉が織り込まれているというだけで、もの凄いパワーと魅力を感じてしまった。
神代杉とは、太古の樹木(杉)が、火山噴火活動などで地中や湖沼に埋まり、腐敗することなく時を越えて掘り出されたもの。1000年どころか、2000年も2500年年も前の杉なのだ。
この繊維を緯糸として織り上げたというから凄い。上品で重みもある色で、軽い。
たくさん神代杉が使ってあるものは、もちろん品物はいいものの、似た雰囲気の帯を持っているし、少ししか神代杉が使ってない方を選んだ。おしゃれだ。
また買ってしまったと思ったものの、この帯は手に入れられて嬉しい。私は前世、神代杉だったことがあっということにして、呼ばれたことにしよう(笑)。