de0e7142.jpg先月18日、長谷の収玄寺で緋合歓(ヒネム)。合歓木(ネムノキ)の淡いピンクしか知らなかったとき、この緋色には驚いた。毎年、光則寺や長谷寺に行くとき、江ノ電の長谷駅近くのここにも寄っている。
昨日は人々の無関心に怒り心頭だった。
昼前、買い物に行った帰り、交差点の信号で止まった車から男が降り、後ろの車に難癖つけているのがわかった。男は車に戻って傘を持ち出したりしてきたので危険だなと思った。大きな交差点での異常は誰が見てもわかるはず。それ以上のことは思い出すだけでも反吐が出そうなので書かないが、みんな見ているだけ。傍らの学生らしい男性が「まずいな」と言ったので、大きな警察署はすぐ近くにあるし、電話を掛けてくれればと声を掛けたが、両手が空いているのに何もしないだけでなく、そのまま立ち去った。クズとしか思えない車の男の横暴は続いた。誰もが見ているだけ。
私は電話を掛けて場所や理由を言うより警察に行った方が早いと、50メートルばかり先の警察に駆け込んでトラブルだと言うと、すぐに私服の警察の人が、5人ばかり一緒に走ってくれた。すでにおぞましい光景はなく、車は走り去っていた。後ろの車の人も消えていた。その人は外に出されていたし、私がいない間に怪我などしていなかったらいいけれど。
これが今の日本の現状かと、怒りと寒々とした気持ち。きっと私が大勢の前で殺されかけても誰も助けてくれないのだろう。見ているだけで何もしようとしなかった人達は、自分が被害者になった時の想像もできないのだろうか。今の子は想像力がないと言われるけれど大人も同じだ。見ているだけの人達も加害者だと憤懣遣る方無い。ずっと激怒していて、一夜明けて、少しだけ落ち着いたけれど、まだ怒りが収まったわけではない。
最近、沖縄で捕まった殺人、連れ去り犯がいたけれど、あのときも、女性が連れ去られるのを見ても、警察にも届けない人達がいた。ああ、こういうことかとわかった。
恐ろしい時代になった。見て見ぬふりの人達には恥を知れと言いたい。その人達も加害者と同じレベルだ。危険な目に遭いたくなくても、電話ぐらいできるだろうに。