002191b2.jpgパソコンでちょっと検索ついでに私の所も見てみると、偶然、下のようなものがあった。8月8日の書き込みらしい。

『下記の掲載条件しか覚えておらず(うろ覚えですが)、作品名も掲載号も分からないのですが、もしご存じの方がいらしたら教えてください。
どうしても、もう一度読みたいので、困っています。
・1993年から1995年の「週刊新潮」
・その号は官能小説特集でした
・藍川京名義の作品
・「花」という文字がタイトルに入っていました。
・登場人物は「彩子」、「おじ様」、「手島」、「藤沢」
内容はしっかり覚えているのですが、タイトルが分かりません。
藍川先生の短編集も読み漁りましたが、収録されている様子もありません。』

というわけで、誰か知らないかとのことで質問されているけれど、「この質問に対する回答は締め切られました」とあり、何人か書き込んでらっしゃるけれど、わかった人はいなかったらしい。

Saki rieuさんは、「小説新潮」に載った私の作品を週刊新潮と勘違いして質問されたようで、回答は得られないはず。
正しくは1995年5月号の「小説新潮」掲載の「妖しの花」です。
これは官能特集の最初だったために、あっと言う間に完売。
どの店にもなく、すぐに担当に問い合わせたものの、出版社にも在庫がないと、私さえ献本の1冊しか手に入らず、欲しいと言ってきた兄弟にも送れなかった。凄い売れ行きだったらしい。
今年7月に発売された双葉文庫「爪紅(つまくれない)」という短編集に入っています。
これをお読みになっていたら、ぜひ、手に取ってみて下さい。