0ee963f8.jpg氷室椿庭園で「肥後旭の漆」。
今年の我が家の肥後椿は病気で今ひとつだった。

今日は上天気。
昨日は嵐のようだったのに。
それでも出かける頃からは風も収まり、雨も小降りに。
紬に雨コートで出かけた。
2時半に北鎌倉で沢登みよじ女史と睦月影郎氏と落ち合って長寿禅寺の小山渚書展へ。
素晴らしい庭で溜息が出た。
今は桜は終わっているものの新緑が目に痛いほど。
著莪(シャガ)の花は盛り。
雨上がりの竹林と著莪の群生はとても美しかった。
足利尊氏の墓もある。遺髪が納められていると言われているとか。
本堂や書院などに展示されている渚さんの書体は様々で飽きることがなかった。
渚さんに説明してもらいながら書と建物と風景を楽しみ、美味しいお茶を戴いた。

……と、ここまで書くと風流だけれど、実は、入ってすぐに芳名帳に名前を記入するとき、何と藍川京ではなく、藍川市と書いてしまい、アゼン。
私は悪筆で芳名帳に名前を書くのは大の苦手。
渚さんは知り合いだから住所なしで名前だけでいいなと思って油断したからいけなかったのか、話をしながら書いていたからか、思いもよらないことに。
ひゃ〜と思ったものの、受付の人には知らん振りして離れ、渚さんにこっそり、まちがっちゃった〜と報告。
今でも思い出すと吹きだしてしまう。
いくら何でもこんなことは初めて。
しかし、名前をまちがうより、酷すぎる字なのが恥ずかしいのだけれど。

時間が早いので藤沢の睦月さんの店でコーヒーを飲み、それから3人で「ひよく」で食事。さらに、クラブ「ラブシェル」へ。
睦月さんにすっかりご馳走になり、みよじ女史と9時半帰途に。

今日は乗ってきた短編の続き。