e00a9259.jpg29日に胆嚢全摘手術が終わり、何とか退院。

手術の翌日は全身の痛みも激しく、少しでも動こうとすると息ができなくなったり、そんなときは息を吸えずに出すのみとなり、正直いって、生きて帰れるかと思ったほど不調だった。
昨夜は食事も普通にとれるようになった。
1カ月以上、ほとんど食べられない状態だったので、量も普通に食べられるのが不思議。

腹腔鏡手術のために空けた4カ所の傷口は術後からまったく痛まないのに、なぜか、お臍の左側あたりが腫れていて痛む。
臓器が垂れ下がっていくような感覚で、そこを押さえて歩いている。
咳をするととんでもないことになると警戒しているが、風邪気味で何度も咳が出そうになり、全身に汗。
そんなときは何とか堪えて、のど飴を口に入れる。
というわけで、各部屋に、いざというときの、のど飴配置。
外では咳の風邪がはやっているとか。
左下腹部の痛みがあるうちは絶対に風邪をひけないので、外に出るのもできるだけ控えなければ。

仕事せずにゆっくりしたいと思うものの、年末進行で、今週の締切もあり、今から仕事というのが情けないような気も。
手術の翌日の最悪のときは、死ねば締切もなくなるなァと、もう仕事のことは考えなくていいとホッとしていたり。
水も飲む気がしなかったし、退院は絶対に遅れると思っていた。
手術前の日も食べる気がしなくて、1週間入院したのに、その間に食べたのは丸2日分のみ。その量も半分以下。
病院では、ついに発作前より4キロ減になっていた。

愛知から来てくれた姉も、手術日と翌日の私の顔は青白くて酷かったと言っていたので、相当哀れな様相だったのだろう。
手術前は、心電図や点滴やいろんな物がついている全身を写しておいてね、と頼んでおいたし、姉も撮っておこうかと楽しそうに言っていたのに、とうていそんな気にはなれない酷さだったとか。
残念ながら入院中の姿は1枚もなし。
お見舞いお断りは正解だった。

私の胆嚢は体に比べて大きかったようで、それなら、胆嚢がなくなった分、その空間が埋まるまで、人より多少時間がかかるのかもしれないと思ったり。
胆石は正露丸と間違いそうなまん丸のもの10個。
正露丸より一回り大きい。
これはそのうちブログで公開できるかもしれない。
真っ黒かと思っていたら、よく見ると、少しグリーンがかっている。
ルビー、サファイヤの類が入っていなくて残念。

写真は10月末、北鎌倉で。
1度載せたことがあるだろうか……?