「藍川京」の部屋

女流作家「藍川京」の花日記と、作品を紹介するブログです

2025年02月

京都 龍安寺(2)油土塀、勅使門、鏡容池と大珠院など

方丈を出て、1枚目、この向こうが石庭になる。菜種油を混ぜて練り合わせた土で作られている「油土塀」で、白砂からの照り返しや長い風雪に耐えられるような造りとか。2022年に葺き替えが終わったよう。
2枚目、勅使門。いつもは閉じられているけれど、1979年のエリザベス夫妻がいらしたときは、この門から入られたとか。
3〜4枚目、西側の北山杉の林。
5〜8枚目、鏡容池(きょうようち)に出ると、池の周囲には葉を落とした冬の木々。季節が変わると、真っ白い雪柳がきれいだったり、菖蒲が咲いたり、夏は睡蓮がきれいだし、いろんな季節に訪れたことを思い出す。
池から見える建物は龍安寺塔頭大珠院(だいしゅいん)。豊臣秀吉の家臣で犬山城主だった石川貞清が、関ヶ原の戦いで敗れて家康から所領を没収されたものの、出家し大珠院に身を寄せた。石川貞清の妻おかねは真田幸村の七女で、鏡容池の小さな島に幸村夫妻の供養塔を建てた。

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京都 龍安寺(1)石庭、雲龍図襖絵、西の庭

仁和寺を出て二王門近くで食事して、きぬがけの道を歩いて龍安寺へ。
1枚目、石段の先は受付のある庫裏。
2〜7枚目、虎の児渡しの庭と呼ばれる有名な石庭には雪が少し残っていた。
7〜12枚目、前総理、細川護熙(もりひろ)氏による方丈の雲龍図襖絵。全40面の一部。2023年に完成したそうで、1昨年のこと。私は初めて拝見した。完成まで2年半かかったとか。
以前、建仁寺近くの建仁寺塔頭正伝永源院の特別拝観に行ったことがあるけれど、2013年に、細川護熙氏によって奉納された襖絵を拝見できた。特別拝観の時にしか入ることができない正伝永源院は細川家の菩提寺。そして、龍安寺は細川勝元が創建したということで、両方とも細川氏にもゆかりがある。
細川護熙氏は2019年には奈良薬師寺からの依頼で、慈恩殿の障壁画全66面、108枚を奉納されている。今年1月に87歳になられた細川護熙氏の剛健さには驚くばかり。
今回の龍安寺の10年ぶりの特別拝観は、仏殿と西の庭。仏殿の写真は撮れないので、13枚目からの西の庭に出て、写真は4枚のみ。
15〜16枚目、庭の細川勝元公廟の中も拝見できた。

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京都 仁和寺(3)宸殿など

仁和寺はぐるっとまわって、最後に二王門近くの御殿の方に。
1枚目、本坊表門を入り、御殿入口へ。ここで竜王戦が開かれるので、2枚目のような写真が。
3枚目、建物内部から二王門を。4枚目、雪の名残。
5枚目、南庭の勅使門。
7〜8枚目、この白書院は、約100年が経過し半解体修理中。屋根の葺替えや軒廻り木部の繕い、壁の塗り直し工事が必要となったからとか。修理中の白書院の壁には9〜10枚目の大きなビニールシート。さすがに粋な計らい。
11枚目から宸殿へ。13〜14枚目、宸殿から北庭の池と飛濤亭(ひとうてい)と五重塔。
21枚目、霊明殿。最後は霊明殿の方から宸殿を。

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京都 仁和寺(2) 五重塔など

1〜7枚目の五重塔も、今回の特別拝観の目的のひとつ。東寺五重塔の中は何回か拝見したけれど、ここは初めて。中に入れるかと思っていたけれど、扉の外より四方から。東寺の五重塔は以前は中まで入れたけれど、今は特別公開でも、ここと同じ外からしか見られない。観光客が多くなり、狭い空間に入れるのは問題になってきたのかもしれない。
五重塔を拝見した後、金堂近くの水掛不動へ。
9枚目、水掛不動の脇の北野天満宮から植樹された紅白梅の白紅の方のつぼみは、これを撮った2週間前はまだ堅く、紅梅の方は、もう少しというところだった。
10〜13枚目、水掛不動。私も水を掛けて祈ってきた。
水掛不動から14枚目の御影堂へ。そこから15枚目の観音堂へ。ここは過去に特別拝観で入ることができ、ここも外からは想像できない世界が広がった。今回は特別拝観外で中に入れず、外から眺めたのみ。

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京都 仁和寺(1) 経蔵

2日目は御室仁和寺から。
1枚目、徳川三代将軍家光の寄進によって建立された二王門。2〜3枚目、門の左右の金剛力士像。
4枚目、仁和寺内から二王門。
5〜6枚目、二王門をまっすぐに進んで、5〜6枚目、中門。この階段を上って、さらにまっすぐに進むと、7枚目、金堂。金堂の中はまだ拝見したことがない。
8〜10枚目、今回の目的のひとつ、ふだんは非公開の経蔵の特別公開。もちろん撮影禁止なので残念だけれど、外から想像するものとはまったくちがう空間が広がっていた。
巨大な回転式の輪蔵。その正面には釈迦如来、文殊菩薩、普賢菩薩など6体が安置されている。四方の菩薩や羅漢図などが描かれていて、溜息が出た。

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横浜イングリッシュガーデン サクラ、ウメ

今日は京都をお休みして、横浜イングリッシュガーデンの桜と梅を。
2週間ぶりにガーデンに行くと、1枚目の河津桜(カワヅザクラ)が咲き始めていて、2枚目はそのすぐ近くで、玉縄桜(タマナワザクラ)だろうか。2月中旬から3月中旬に咲く早咲きで、鎌倉の神奈川県立大船フラワーセンターで、ソメイヨシノとオオカンザクラの自然交配によって生まれた桜。
3枚目、手前の河津桜の向こうに、色の濃い紅梅。4枚目と5枚目は種類がちがう紅梅。
6枚目と7〜8枚目の白梅も種類がちがう。7〜8枚目は金獅子(きんじし)。
これからガーデンも少しずつ華やかになってくる。冬は淋しい景色だけれど、人が少ないのがいい。
こちらは毎日のように晴天だけれど、大雪に見舞われている地域では、こんな景色はまだまだ先で、花より雪掻き、雪下ろししか考えられない毎日だろう。申し訳ない気持ち。

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京都 随心院(2)庭、ピンクの襖絵など

1〜4枚目、本堂脇からお庭を。
6枚目は、「能の間」を彩る襖絵「極彩色梅匂小町絵図」。
2009年に収められたもので、初めてこれを眺めたときは、ここの襖絵にはどうかと思った。
小町の生涯を描いた「生誕の図」「饗宴の図」「伝承の図」「夢幻の図」の4つから構成されている。
これはこれは……と思っていたら、今や日本のみならず世界中から、これを見に来る人がいるほどの人気の襖絵になっているそうで、人の感覚もさまざま。当初は撮影不可だったけれど、写したいという人が多く、その要望に応えて、今ではフラッシュなしなら写せるようになった。ともかく意表を衝いたきらびやかな襖絵。
9〜10枚目、小町堂とそのあたり。
最後は、今は淋しいけれど、4月になれば中心の石南花(シャクナゲ)にはいっぱいの花が咲いて明るくなる。

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京都 随心院(1)薬医門、絵馬、歌碑など

醍醐寺より10分歩いて、1枚目、随心院に到着。とはいえ、去年の6月から総門改修工事中で総門は3月頃まで見ることができない。2枚目、薬医門。
3枚目を入ると、4枚目の庫裏が見えてくる。その手前に5〜6枚目のような願い事を書いた絵馬が下がっている。ピンク色で可愛い。描かれているのはもちろん、小野小町。
7枚目、小野小町の歌碑。「 花のいろは うつりにけりな いたづらに わがみよにふる ながめせしまに」と刻まれている。
8枚目、奥が本堂。9〜10枚目、庭の山茶花。

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京都 醍醐寺(5)弁天堂、寿庵、観音堂、仁王門、総門

観音堂を過ぎると、1〜4枚目、弁天池に映る弁天堂が見えてくる。風もない日の冬景色に、しばし、見とれた。
5〜6枚目、弁天堂の手前にお休み処の寿庵。かつて高僧が宿舎としていた阿闍梨寮だったとか。
7枚目、寿庵でいただいた昼食代わりの可愛いケーキと紅茶。歩き回っても、このくらいお腹に入れておけば、後は夕食で何とかなる少食の体。この日も2万歩以上歩いたけれど。
8〜10枚目、寿庵から見える観音堂と池。
11枚目、また仁王門に向かい、12枚目、仁王門の裏側に。
13枚目、国宝の唐門を再び過ぎて、14枚目、総門を出て、次は随心院へ。

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京都 醍醐寺(4)仁王門、清瀧宮拝殿、五重塔、日月門、観音堂

1〜2枚目、三宝院を出て豊臣秀頼が再建した仁王門(西大門)の方へ。
3枚目、清瀧宮拝殿。
4〜5枚目、拝殿の前方には国宝の五重塔。京都府下最古の木造建築物で951年完成の塔。 
6枚目、金堂。
7〜9枚目の日月門をくぐって、10〜11枚目の観音堂へ。

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京都 醍醐寺(3)三宝院庭園

2枚目の表書院の襖絵を背にすると広がる三宝寺庭園の景色は、感動するほど美しかった。
眺めていると、いちじ雪が降ってきて、ひとときでも嬉しかった。
今日は時間がなく、説明は失礼することに。

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京都 醍醐寺(2)秋草の間、勅使の間、唐門

玄関から右手に進むと、1〜2枚の庫裏が廊下の左手に見える。
その先に進むと、3枚目の建物にはみごとな襖絵があり、4〜6枚目は「秋草の間」と「勅使の間」。長谷川等伯一派による襖絵。
襖絵を背にすると、7枚目の国宝の唐門。
8枚目の唐門は、7枚目を表の桜馬場から写したもの。

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京都 醍醐寺(1) 三宝院大玄関

11日、まずは冬の特別拝観ができる醍醐寺へ久々に。
山科で乗り換え、地下鉄で醍醐まで行き、歩いて1〜2枚目の醍醐寺山門に辿り着いた。
3枚目、山門の向こうに西大門(仁王門)が見える。
4枚目、三宝院の大玄関。
5枚目から、大玄関を入ってすぐの正面に見える浜田泰介氏の襖絵。圧倒される美しさ。その前の生け花もみごと。
浜田氏は前衛的な抽象画から日本画に転向した人。
撮影可で嬉しい。

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富士山、花束

雑用が多く、京都の写真は間に合わなかったので、1〜2枚目、新幹線からの行きの写真。今冬、まだ雪を見ていなかったので、大雪に苦労している人達には悪いけれど、きれいだと思い、嬉しかった。
3〜4枚目は帰りの富士山。行きは少し雲がかかっていたので、これも嬉しかった。
5〜7枚目、先週末に届いた贈り物のお花。旅行があるので枯れたらどうしようと不安だったけれど、水をたっぷり与えていったら、冬でもあり、元気でいてくれてほっとした。

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横浜イングリッシュガーデン 冬バラ

11日朝から3日間、京都に行っていて、昨夜、帰宅。
今日まで先週のイングリッシュガーデンの薔薇の写真を。

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横浜イングリッシュガーデン スイセン、フウリンソウなど

1〜2枚目、水仙。
3枚目、なぜか季節外れの風鈴草(フウリンソウ)が、この真冬に1輪、きれいに咲いていた。カンパニュラとも。
4〜5枚目、相変わらず、真っ赤な薔薇は咲き続け、つぼみもこうして元気。

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横浜イングリッシュガーデン レンテンローズ、ツバキ

1〜2枚目、レンテンローズ(クリスマスローズ)が咲くのが遅い。去年の今頃はもっと咲いていたのに、先週はこれしか写せなかった。
3〜4枚目、椿も咲き始めているものの、大輪の椿はまだつぼみで、これからの楽しみ。

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横浜イングリッシュガーデン パープルシードリンクなど

1〜3枚目、入口近くで早咲き万作(満作)のパープルシードリンク。まだこんなにきれいに咲いている。
4枚目は遠目に見たパープルシードリンクの木。近くでよく見ないと枯れ葉だけのようにしか見えない。
5枚目、ガーデンの入口で。6枚目、すっかり剪定されて春を待つ裸の蔓薔。
7枚目、園内を散策中、目の前を歩いていたのは鶫(ツグミ)だろうか。鳥の名前はさっぱりわからない。
8枚目、ヨーロッパブドウ プルプレア。収穫しないでそのままだったようで、干し葡萄の時季も過ぎてカラカラになっている。

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横浜イングリッシュガーデン ギョリュウバイ、ボケ

1〜3枚目、これから御柳梅(ギョリュウバイ)の花の数が増してくる。
4枚目、御柳梅と同じような色の木瓜(ボケ)の花も、そのすぐ近くで咲き始めた。つぼみがいっぱい。

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横浜イングリッシュガーデン ミモザ、バラ、ビオラ

1枚目、ミモザ(銀葉アカシアとも)のつぼみの黄色が、少しずつ、少しずつ、色を濃くしていく。
2枚目、一重の小さな薔薇と、その背後には黄色い蝋梅(ロウバイ)や赤い藪椿(ヤブツバキ)。
3枚目からガーデンの建物入口前でビオラ。
7〜8枚目には、ほぼ黒に近いビオラも。

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