「藍川京」の部屋

女流作家「藍川京」の花日記と、作品を紹介するブログです

2023年08月

横浜イングリッシュガーデン クリマチス、アメリカフヨウ、サルスベリ

暑さと台風の8月が終わる。とはいえ、台風は現在もやって来ていて、9月も大変な月になりそう。

1〜2枚目、クレマチスと線香花火のような種子。この種子の根元に種がつき、綿毛になって風に運ばれていく。
3〜5枚目、アメリカ芙蓉。顔のように大きな緋色の花が元気に咲いている。
6枚目、淡いピンク色の百日紅(サルスベリ)。

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横浜イングリッシュガーデン ヒマワリ、カンナ「プレトリア」

8月も明日まで。いつまで暑さは続くのだろう。この1週間、熱中症で運ばれた人が多いのは北海道で1000人近いとか。北海道は広いこともあるかもしれないけれど、暑さに慣れていない人も多いのだろう。私も救急車のお世話にならないように気をつけなければ。

1〜3枚目、向日葵(ヒマワリ)も様々。3種ともちがう種類。
4枚目、葉がきれいなカンナ「ブレトリア」。花は残念ながら折れ曲がっているけれど。

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横浜イングリッシュガーデン ジンジャー、シロバナモミジアオイ

1枚目、この炎天下でも、まだ白花紅葉葵(シロバナモミジアオイ)はきれいに咲いていた。
2枚目、花がうまく写っていないけれど、白花紅葉葵といっしょにジンジャーも咲きだしていた。買い物途中で近所のジンジャーが咲いていたので、ガーデンや鎌倉のジンジャーも咲いている頃かと思っていたので、会えてよかった。
3〜4枚目は白い鶏頭(ケイトウ)。その奥は白く可愛い薔薇たち。小輪の薔薇は、結構、この酷暑の中でも咲き続けている。

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横浜イングリッシュガーデン アサガオ(団十郎)、ヒガンバナ、アジサイ

毎日、窓の外は朝から1枚目のような入道雲。これではイングリッシュガーデンに行く気にもならない。それでも写真がなくなったので、ひとときでも厚い雲がやってくるのを待って飛び出した。徒歩10分。熱中症にならずにすんだ。
2枚目、大輪の朝顔の団十郎。午後3時過ぎにガーデンに出かけたので、酷暑の中、まだ朝顔が咲いているとは思いもしなかった。団十郎の鉢を見たときも、大方しぼんでいたので、朝でなければ見られないなと思ったものの、10時開園ではすでに30度越えで無理かもしれないとも思った。けれど、後ろの方に1輪だけ、まだしおれずに咲いていたこれを発見して、奇跡のように感じた。
何とみごとで粋な色だろう。
江戸時代、二代目市川団十郎が海老茶色の衣装を好んで着用し、その色をした朝顔なので「団十郎朝顔」と呼ばれている。 夜間、25度を越すと団十郎の種はできないようで、今年は種は採れないかもしれない。
3枚目、1本だけ、彼岸花が咲いていた。秋は少しずつ近づいているよう。これは嬉しかった。
4枚目からの6月の紫陽花も今日まで。ずいぶんと載せきれなかったものがあり、数日間、在庫一掃のようになってしまった。

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横浜イングリッシュガーデン 白いアジサイなど

紫陽花の頃も暑かったけれど、今に比べるとよかった。とはいえ、花だけ見ていると涼しげだけれど、5〜6月にかけて九州や京都に行ったときも、6月末の青森も、かなり暑かったのを今になって思い出した。すぐに過去を忘れてしまい、ときどき記憶が蘇っては、はっとする。
2枚目の白い紫陽花はピントが合っていないけれど、白い花はきれいなので載せてみた。

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横浜イングリッシュガーデン ウズアジサイ

1〜2枚目、萼片の縁が白くて美しい。
3〜4枚目、萼片が内側にまるまって渦を巻くように見える渦紫陽花(ウズアジサイ)。これもいい。
丸みのある装飾花がおたふく豆に似ていることからお多福紫陽花とも言い、初めて京都で目にしたとき、その名前がついていたので、私は渦紫陽花という名前は後で知った。それに、お多福というのは、お多福豆ではなく、お多福さんのことだと思っていた。

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横浜イングリッシュガーデン アジサイの道

紫陽花がたくさん咲いていた2カ月前、平年より夏が暑くなるとは言っていたけれど、今のように酷暑なるとは。冬が待ち遠しくなるほど。
秋は短いだろう。11月まで暑いと言っていたりして、秋はいつ来るのだろう。

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横浜イングリッシュガーデン 6月のアジサイ

酷暑続く日本列島。昨日の昼過ぎに、札幌で36.3度。北国のイメージが薄れていく。暑さで休校の学校も出ているそうで、エアコンがほとんど付いていない北海道の学校なら、それが賢明な判断だと思う。

買い物以外、外に出たくないので、まだ載せていなかった6月の紫陽花を数日、載せてみたい。
イングリッシュガーデンの紫陽花はおよそ300種。約2800株の薔薇といっしょに楽しめる。
今年もずいぶんと載せたつもりだったけれど、まだまだ載せていないものがあった。毎年、以前はなかったものが増えてくる。

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パンパスリーフ、モッコク、パンパスグラス

1階の郵便受けに手紙を取りに行くとき、まず外に出てマンションを1周してみた。
1〜4枚目、凌霄花(ノウゼンカズラ)には太陽がよく似合う。元気に咲いていた。
5枚目、木斛(モッコク)の実が、いつしかこんなに大きくなっていた。
6枚目、パンパスグラスも風にそよいでいた。真夏の凌霄花と、秋を連想させるパンパスグラスに、こんなに酷暑の続く毎日でも、やはり秋は近づいているのかと思ったものの、秋らしい秋はいつ訪れてくれるのだろう。まだまだ酷暑は続きそう。

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ミニパイナップルの花や実

台風7号は西に逸れたけれど、こちらも影響するかもしれないと思っていたとき、ベランダの植物を:玄関外の花台に移したりしてそのまま。
今日のミニパイナップルもそのひとつ。
1〜2枚目、パイナップルの花が咲き始めている。紫色で筒のよう長く、先が尖っている。花が咲く頃には、こうして頭の方に可愛い葉も出てくる。実はまだオレンジ色。
3枚目の花はこれから。まだ頭の葉は出ていない。
4枚目の手前の実は、花も終わってしばらく経ち、頭の葉が成長し始めている。実の色も赤みは消えている。もう切って植えた方がいいのだけれど、うちのパイナップルは植えれば元気に成長するので、室内にも2鉢あり、どうしたものかと思案中。すでに何人かにはお裾分けしている。
5枚目、鉢の全体像。これから花が咲く実と、咲いている実、終わっ実が、たまたま一緒になった。

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横浜イングリッシュガーデン ムラサキバレンギ(エキナセア)

朝起きると、窓を開けないとまずいだろうと、一応開けるものの、早朝から熱風が入ってくる。生温かいどころではない。10〜20分、何とか開けておくけれど、空気の入れ替えどころか具合が悪くなりそうで、早々に閉めてしまう。24時間、エアコンは入れっぱなし。今年の暑さは異常。これが普通になると困るどころか恐怖だ。

イングリッシュガーデンの出口付近で、1枚目、黄色い花は女郎花(オミナエシ)、白い方は男郎花(オトコエシ)だろうか。
2枚目、立葵(タチアオイ)の1種だろう。小さい種類。ホリホックとも。 
3枚目、紫馬簾菊(ムラサキバレンギク)。エキナセアとも。

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横浜イングリッシュガーデン ハマナスの実、ツバキの実

いよいよ写真がなくなってきた。あまりに暑いので外に出る気がしない。困った。最低限、買い物にだけは行っているけれど。
1〜2枚目、浜茄子(ハマナス)の実。
3枚目、椿の実。まだ8月の暑い盛りなので椿の花とは縁遠いようだけれど、9月になれば早咲きの椿が咲き始める。荒獅子(アラジシ)や西王母(セイオウボ)、炉開き(ロビラキ)など。
秋が待ち遠しいけれど、夏が長くなり、秋の期間がどんどん短くなっていく。

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横浜イングリッシュガーデン ヒャクニチソウ

初夏から晩秋まで咲き続ける百日草(ヒャクニチソウ)。
たまたまビンク色だけになったけれど、他に赤、白、黄色と様々。
百日草の花は面白い。3〜4枚目あたりがわかりやすいだろうか。外側のピンクの花びらは舌状花で、1枚1枚がすべて花で、しかも雌花。
舌状花の中央には、小さくて黄色い花が咲いていて、これは筒状花。この黄色い花は外側から中央に向かって開いていく両性花。この黄色い両性花はとても可愛い。
気づいていなかった人は、今の時期、じっくりと眺めて見ると面白いかと。

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シマトネリコ、ドングリ

1〜2枚目、シマトネリコ。島梣、または島秦皮と書く。
翅果(しか)がいっぱい。翅果とはモミジなどの実と同じで、風によって運ばれていく。
沖縄や東南アジアなど熱帯から亜熱帯の山地に自生している樹木。比較的寒さに強いそうで、このあたりにでは、けっこう庭木として植えられている。
数日前、たまたまテレビをつけていたら、このシマトネリコにはクワガタがたくさん寄ってくるというのをやっていて、庭木に恐ろしいほどやってきて樹液を吸っているのを見た。それで、近所のシマトネリコを見ているけれど、まだクワガタは発見できない。

3〜4枚目のどんぐりは、楢柏(ナラガシワ)だろうか。
5枚目、樫(カシ)のどんぐりだろう。まだまだ赤ちゃん。
どんぐりの実も私には嬉しい。いくつになっても子供に戻れる。

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横浜イングリッシュガーデン トウゴマの花

台風は去っても大雨で新幹線が止まったりしていて、朝から東京駅や新大阪駅の大混乱をテレビでやっている。何時間も待つには体力も必要。見ているだけで疲れてしまう。
昨日は無事に京都五山送り火が灯った。台風の影響で無理かもしれないと思っていたので、テレビで生中継を見ながら、よかった……と思った。
去年、知り合いのイラストレーターが「窓から大文字が見える所に越したから見にいらっしゃいよ」と言ってくれた。そのうちに行けるといいけれど。ただ、この時期、京都は盆地で暑いので、やはり夏以外がいいかなと思ってしまう。

1〜8枚目、すべて唐胡麻(トウゴマ)。種子から採れるひまし油が、工業用の潤滑油や化粧品の材料として広く利用されている。日本の一部の地域で野生化しているところもあるとか。
とても大きくなるので、イングリッシュガーデンでは別々の場所に数本だけ植えられている。
4枚目はつぼみで、これから赤い花が開花。5枚目は花の後の実。
6枚目の実の間に咲いている赤いものが雌花。7枚目の黄色いものが雄花。
最後の8枚目でわかるかどうか、花序の上部が雌花、下部に雄花と分かれて咲く。

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ウラシマソウの実、チョウメイソウ、マユハケオモト子株、ヒメパイナップル

台風7号は広範囲に被害をもたらしていて、直撃かと思っていたここはまったく何ごともなく、西へ西へと移動して、鳥取も線状降水帯で大変なことになっている。これから各地の被害全体がわかってくるだろう。それに、まだしばらくは大雨をもたらすかもしれないとも言っていて、こんな長く大きな台風は記憶にない。自然災害は大きくなる一方で恐い。

1〜3枚目、初夏の横浜イングリッシュガーデンでテンナンショウ属の実。
4〜5枚目、我が家の浦島草の実は赤く色づく前。
6〜7枚目、長命草(チョウメイソウ)の花。名前のように葉を天麩羅などにして戴くと体にいいので何年も育てていたけれど、12日に大きなプランターごと処分した。残念だけれど、台風(強風)の恐怖には勝てず。今回の台風は逸れてくれたけれど、まだ次々とやってくるだろうし。
8〜10枚目、ひと株からどんどん増えて、鉢からはみ出して増殖していくミニパイナップル。触れると棘に刺されるのでそのまま。今は3つも生っていて、頭を出しているのも2本。ともかく勢いがいい。知り合い4人にも実を送ったけれど、まだパイナップルが生ったという人はおらず、みんなのパイナップルも早く生ってくれないかなと思っている。1〜2カ月前、茂りすぎて風で2株落下。それには2つのパイナップルが生っていたけれど処分した。他にも2鉢あり、室内で育てている。
30年物のシクラメンをずいぶんと大きくなって鉢も重く、これも葉が出てきていないときにと、思い切って処分した。そのシクラメンの実から育てた10年物くらいにはなるシクラメン1鉢も処分し、1鉢だけ取っておくことにした。

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横浜イングリッシュガーデン シュウカイドウ、ミズヒキなど

明日が盆の送り火のところも多いかもしれないけれど、今日のところも。
こんなときに台風7号の影響で、近畿、東海は苛酷な状況になるのでは。関東からは逸れ、私は安定剤を飲まなくて済んだけれど、姉や友人たちが心配。
明日の各地の催しや、京都、五山送り火はどうなるだろう。

1〜2枚目、秋海棠(シュウカイドウ)。この花は7月下旬〜10月にかけて咲く花となっているけれど、私にとっては秋の花。秋に見た京都の花がみごとだったからだろう。わざわざ秋に京都大原まで出かけて眺めていたこともあった。今年のイングリッシュガーデンでの咲き始めは7月上旬。今年の花はすべてが早い。
北鎌倉の明月院の秋海棠も、ずいぶんと群生して咲くようになっている。今夏は暑すぎて近場の鎌倉にもなかなか行く気にならない。何と今年最後の鎌倉行きは3月。何もかもが億劫になってきた。
3枚目、粟(アワ)でいいだろうか。 
4枚目、斑入りの葉がきれいな水引(ミズヒキ)。
5枚目、梅のように小さいけれど、花桃の実だろうか。6枚目、クラブアップル(姫リンゴ)。

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横浜イングリッシュガーデン カンナ、パイナップルリリー

1〜2枚目、銅葉のカンナ。1枚目の手前には花が終わった後の果実。
3〜5枚目、今年は見損なってしまうかもしれないと思っていたパイナップルリリーの花に何とか出会えた。倒れていたものが大部分。雨が降らない日が続いていたときのものなので、ちょっと傷んでいるような気がしないでもない。
パイナップルリリーには、他に、白、緑、ピンク、薄紫などがある。今のところ、イングリッシュガーデンにはこの1色のみのよう。

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お彼岸 ミソハギ、キキョウ、サルスベリなど

お盆。
今年は台風の影響による交通機関が不安定で、帰省や旅行を断念した人達も多いのでは。

1〜2枚目は盆花の禊萩(ミソハギ)。まだこんなに咲いている。お盆に咲いていないと盆花にはならないだろうけれど
3〜4枚目、2色の百日紅(サルスベリ)。
5枚目、桔梗(キキョウ)。6枚目、藪蘭(ヤブラン)。

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横浜イングリッシュガーデン ユリ、ルリヤナギと空蝉

台風7号は西寄りになっているけれど確定ではなく、お盆に帰省する人や旅行の人は、移動中も気になるだろう。旅館やホテルのキャンセルも多いよう。お祭りを楽しみにしている各地の人も気が抜けないだろう。私もベランだにある多くの植物を処分する予定。ヒヤヒヤしてパニックが出るといやなので。
このところ、立て続けに災害を受けているのは日本だけではなく、各国の水害やハワイの山火事も酷いもの。死者も何人になるかわからないと言っている。穏やかな日々はいつ戻るのだろう。

1枚目、そこに1輪だけ咲いていた百合。この茎の最後の花のよう。
2枚目から瑠璃柳(ルリヤナギ)と、その葉についていた空蝉。
ここから飛び立った蝉はどれだけいるだろう。ガーデンの夏は蝉の声で賑やか。

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