「藍川京」の部屋

女流作家「藍川京」の花日記と、作品を紹介するブログです

2016年09月

京都 青蓮院

知恩院の隣にある青蓮院(しょうれんいん)。青蓮院門跡(しょうれんいんもんぜき)とも。
ここには京都の天然記念物、樹齢800年とも言われている大楠が5本ある。巨大な木の根が地上を這い、緑の苔がびっしりと生えている。ここでは多くの緑に癒される。
下段の写真は、女帝、明正天皇の旧殿の門を移築した長家門。手前の大楠は天然記念物。
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燃える彼岸花

今日まで福岡の彼岸花。
今回は慌ただしくて疲労困憊で、あまり写真がない。明日から京都の写真。とはいえ、1カ所しか行っていないけれど。
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彼岸花と飯盛山

昨日に続き、福岡の両親の墓参りの行き帰りに見た彼岸花。
彼岸花と言えば、4〜5日前に発売された「特選小説」11月号に掲載中の短篇、<火の花>には、鎌倉の英勝寺の彼岸花を入れている。女性に読んでもらいたいけれど、手にするには勇気がいる表紙だろう。残念。
まだ雑用が終わらない。動きが鈍くなっただけかもしれないけれど。
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彼岸花

23日の福岡西区で。一面の彼岸花は嬉しかった。背景は飯盛山。
今日から広島で田中修一郎氏の回顧展。
19日にも書いたものの、大事なギャラリーの名前が抜けていたのに昨日気づいた。
広島市中区上八丁堀4−1 アーバンビューグランドタワー 公開空地内 「gallery G」
電話 082−211−3260
9月27日(火)〜10月2日(日)。11時20分〜20時。最終日16時まで。
多くの方がいらっしゃるといいけれど。
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今時の北鎌倉

博多に着いた日は疲れすぎて、墓参りをして21時半にベッドに入ったのに、なぜか眠れず起きては室内をウロウロ。また横になっても眠れず、やっと早朝4時半に眠りに入った。2時間睡眠で6時半に起き、10時から昼過ぎまでの用を済ませ、すぐに博多駅に向かい、やっと14時過ぎの電車に乗って、京都に着いたのは17時過ぎ。
疲れすぎてほとんど食べられず、昨日も朝のトーストとコーヒーの後、お昼にコーヒーのみで、夜は新幹線で何とかおにぎりひとつ。
うんと痩せたかと思ったのに1キロしか痩せていないのも不思議。
京都の写真は後日にして、今日は用意しておいた去年9月16日の北鎌倉、円覚寺塔頭松嶺院の写真。萩に彼岸花。すっかり秋だ。今年もしばらく行っていないので様変わりしているだろう。
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岐阜大仏と五百羅漢

12日に1枚だけ載せたけれど、10日の岐阜大仏。本殿のまわりの壁には五百羅漢。
今日は京都。夜には帰宅予定なので、連日移動ばかりで疲れそう。もう1泊したいけれど無理。
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長良川 鵜飼 3

10日、長良川鵜飼い。船の客が飲み食いした後で、やっと鵜飼いとなる。しかし、鵜舟の速いこと。私も普通に写したので、ブレブレ。そんなスピードで駆け抜けて行くとは思わなかった。あとで、ぶれたとか、だめだった、と言う人が続出していて、素人なりにホッとした(笑)。この写真ではわからないだろうけれど、鵜舟は静止しているわけではない。
午前中から博多で用事。午後のできるだけ早い時間に京都に移りたいけれど、早くても夕方しか着かない。京都の夜も、食事が済んだらぐったりのよう。
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長良川 鵜飼 2

10日の長良川鵜飼いで、1枚目、私が乗った船。2枚目船の中から他の船を。後は私達の船の舵取りをした若い女性。まだ20歳くらいだろうか。頑張るなあと感心した。写していないけれど、船尾には男性。
今日から急遽、用があって博多。ブログは毎日更新。パソコンは置いていくことにした。
昨日は疲れすぎて、夕方にはぐったりだった。博多の夜は早めに休まなければ。
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長良川 鵜飼 1

10日、長良川の鵜飼い。乗船前に立ち寄った無料待合所や鵜匠の滑り止めの施された長靴など。
説明して下さっているのはベテラン鵜匠、80歳近い山下純司さん。「宮内庁式部職鵜匠」が正式職名だそうで、この方達は宮内省の人なのだ。現在6名。今の天皇制と同じで、鵜匠の家に生まれた人が後を継ぐのだそうで男性だけ。ある家では5人目にやっと男の子が生まれたとか。今年テレビで女性の鵜匠を見たけれど、ここでは女性は無理なよう。
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郡上八幡 慈恩禅寺 2

昨日書いた、豪雨の直後で直に音色を聞けなかった岐阜の郡上八幡、慈恩禅寺の水琴窟。私が寺を訪ねた直前の豪雨のために、筧(かけい)から蹲へ流れる水が、途中、木の葉やゴミなどで詰まって流れなくなってしまったためと言われた。心洗われるような澄み渡った音色が聞けなかったのは、本当に残念だった。ただ、すでに書いたように、玄関で音色を録音したものが流されていたので、それが素晴らしく、なおさら聞いてみたいと思った。
下段は庭園の石や杉苔。ひととき目を奪われた。
台風16号は、昨夜、温帯低気圧に変わり、ここは強風は免れたけれど、各地の被害はまたも甚大。今まで降った雨のために、これからもしばらく油断できないよう。被災地の方はくれぐれもお気をつけて。
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郡上八幡 慈恩禅寺 1

9日の豪雨の直後で、名勝庭園の慈恩寺の池の水は泥色になっていた。それでも雨後の緑は美しかった。紅葉の時期もいいだろう。残念だったのは豪雨の影響で水琴窟の音色が直に聞けなかったこと。しかし、玄関で録音された涼やかな水琴窟の音色を聞くことができた。

台風16号で、また強風と大雨。昨日は九州では広範囲で避難するように呼びかけていたけれど、熊本地震も治まっていないのに次々とやってくる災害。熊本の従姉も歯が痛み、何カ月も治らず、ついに口腔外科に行って、腕のいい先生に診てもらい、やっと原因がわかったらしい。疲労やストレスのために弱いところに痛みが出ているらしく、体調がよくなったら隠れていた親知らずを抜くことになったとか。別の熊本の友達も、地震直後から長く口内炎に悩まされ、ストレスのためだろうと言っていた。
岩手や北海道で台風10号の被害に遭った人達も、まだ辛い日々だろう。北海道の畑もずいぶん水に浸かったけれど、土が乾いて収穫が進んでいるという。ジャガ芋は強いらしい。タマネギも駄目になったものはあっても、形が大きいものが多いとか。少しはほっとできるニュースというものの、今現在、台風16号が被害をもたらしている最中。昨夜からの九州全域での大雨だけでなく、日本各地に大雨が降っている。四国の四万十川の水位も相当上がっている。水は恐い。災害列島はこれからどうなるのだろう。
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郡上八幡城/田中修一郎回顧展お知らせ

9日の岐阜郡上八幡城。岐阜家庭裁判所八幡出張所の前を歩いていた時に、手前に写っている安養寺の向こうに、いい感じでお城が見えた。
今日は敬老の日で、世の中、3連休の人も多いらしい。私は両親が存命だった時、敬老に日に何かしたことはなく、毎年、誕生日にプレゼントしていた。
岐阜に行ったばかりというのに、その途中で電話が入り、今度は週末に九州に行かねばならず、何だかんだと慌ただしく、1日があっという間に終わってしまう。あれもこれもしなければならないと思うのに体ひとつではどうしようもなく、プログだけは休まずに何とかしたいと思っている。だんだん動きが鈍くなっている。何をやるにしても若いピチピチの頃の何分の一かのスピード。
来週27日からは、私の文庫の表紙を数多く描いて下さった亡きイラストレーター田中修一郎氏の回顧展。彼の住んでいた広島で開かれるので顔を出したい気持ちはあるものの、九州帰りには京都取材も少しと思い、だんだん難しくなってきた。急用がもう少しずれていたら、帰りに広島に寄れたのにと思ったり。ともかく、目の前のことを片づけて行くのみ。
◎田中修一郎回顧展は9月27日(火)〜10月2日(日)。11時20分〜20時。最終日16時まで。
広島市中区上八丁堀4−1 アーバンビューグランドタワー 公開空地内
 電話 082−211−3260
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郡上八幡城の秋海棠

岐阜の郡上八幡城で、秋海棠(シュウカイドウ)。
秋の花、秋海棠があちこちで見られるようになった。この花を知ったのはずいぶん歳を重ねてからにも拘わらず、とても懐かしい気がしてしまう。一時期、京都の大原に、秋海棠を見るためだけに訪れていた。大原の川縁の群生も綺麗だし、実光院の手水のあたりの秋海棠もみごとで。ただ、実光院の秋海棠はだいぶ手入れされてしまって淋しい年もあったので、今年はどうだろう。
大きな写真の黄色い球体は雌しべのようだけれど、雄しべ。雌しべは最後の写真の左下にぼんやりと写っているけれど、これではよくわからないだろう。雌しべもアップで写してくればよかったと、今になって思うこと。あちこちにあるので、また写せばいいけれど。
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DSCF3804_R近くの友達と熊本の従姉に熊本の美味しいフルーツコーンを送ったら、虫食いがあったとのことで、友達の方は1〜2本ならいいけれど、もっと傷んでいたようで、やむなく業者に連絡。友達には6本、新しいものを送ると言ってくれた。無農薬だし、大変そうだ。従姉は、「これでいい。今年の熊本は雨と高温で大変だからねと、弁償などとんでもない」と言ってくれたけれど、業者に連絡だけはしておいた。
昨日、いつものお米屋さんに行き、熊本のとうもろこしの虫食いのことを話した。自然農法の米などを扱っているところなので。すかさず、自分から熊本の高温多湿の状況を口にされ、「虫が湧きやすくなるんですよ。うちなんか、農家から貰ってくるのは虫がついてるから、取って食べますけどね」と言われた。無農薬のお米も扱っていらっしゃるだけに、それぞれの土地の状況を把握していらっしゃると、感心した。
友達は業者が新しいものを送ってくれるのに対して恐縮している。状況を伝えるだけでいいということだったので。今朝、こんなメールが届いた。
『阿蘇の業者さんは、あの大きな地震の被災者で、さらに大きな台風、大雨にも遭われたわけで、それでも復興したいという強靱な意志のもとに、なんとか商売を再建されたのです。それは並の苦労ではなかったことでしょう。だからといって、間違いはよくないですが、そこに至ってしまった理由や原因を想像すると、胸が苦しくなるのです。弁償なんて眼中になかったです。今回、新たに6本のコーンを再配達したら、赤字になってしまうでしょう。それはすごく心苦しいことです。工場製品ではないので、色々あって当然です。』
と、土を相手にしている職種への配慮をしてくれていて、涙が出るほど嬉しかった。
頑張れ、熊本。農家の人達。また我が故郷を応援したい。

神明温泉 すず嶋

緑が美しいもみじ。もみじは紅葉を愛でるものだけれど、私は青々としている時も、新芽の時も好き。
8日に泊まった岐阜県関市板取の神明温泉「すぎ嶋」の入口。日本秘湯を守る会の宿。
前回は大雪の中で白銀の世界だったので、緑の木々の間を露天風呂に向かいながら、こんな感じだったかしらと、初めての所に来たような気がしてしまった。元々、物忘れは威張れるほどだけれど。
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和風 モネの睡蓮

10日に会った友達が、私が岐阜に行く前、8日に泊まる旅館の近くにモネの睡蓮の池があると教えてくれ、9日に寄ってみた。もう時期は過ぎていて睡蓮は少なくて残念だったけれど、ナルホドと納得だった。
根道神社近くの名もなき池は、通称・モネの池となっている。池の写真がインターネットで広まり、注目を浴びるようになったのは、まだ去年の秋からとか。それが、1年で市内有数の観光名所になり、錦鯉が放流されたのも、それかららしい。純白の鯉には目を見張った。
友達が車で行き来するのに、そこら辺で渋滞になるので、何だろうと思っていたら、この名もなき池を目指す人達だとわかったとか。睡蓮がたくさん咲いている時に、また訪れてみたいもの。このあたりは友達の旦那様の故郷で、近くの「すぎのこキャンプ場」を何人かで経営。緑と水の綺麗なところだった。
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郡上八幡 いがわの小径と宗祇水

上段、豪雨の後で濁ってしまっているけれど、郡上八幡の「いがわの小径」で、順に紫式部、鯉、秋海棠(シュウカイドウ)。
2段目、名水百選の第一号に選ばれた「宗祇水」の湧水。
岐阜から戻って、雑用に追われている。肝心の仕事ができないので困ったもの。
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郡上八幡 豪雨のあと

上段、8日、豪雨が少し弱まった岐阜の郡上八幡、安養寺の鐘楼と緑。
下段、1枚目、雨が止んだ後の吉田川は濁っていたけれど、まだ静か。それから1時間も経たないうちに3枚目の泥色の濁流になり、雨が止んでから水かさが一気に増していく情景に、水の恐怖をまざまざと見せつけられ、台風10号で被害を受けた岩手県を思い出していた。
さて、カメラに対してド素人の私は、昨日になって、どうもここに載せる写真がおかしいなあと思い、やっと縦横比が変わっていたのに気づいた。ショック。3対2にしていたつもりが、いつの間にか正方形近い形になっていた。知らない間にどこかに触れてしまい、訳がわからなくなるのは今回に限ったことではない。説明書を見ながら元に戻したけれど、一体いつからこの比率の写真になっていたのだろう。機械オンチで情けない。
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信長と濃姫

信長と濃姫。信長は顔出し部分が小さくてラッキー。私でもぴったりだった。
顔出し好きな私のことがわかっている読者のMさん、ちゃんとつき合ってくれた。ボカシを入れないといけないのが惜しい。色白の可愛い濃姫だった。
せっかくなので逆バージョンで、私が濃姫、Mさんが信長のものも(笑)。
撮影は姉。姉にも顔出しをさせたいものの、まだ1度も乗ってこないので残念。
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岐阜大仏

まだ落ち着かないので、10日に拝見した岐阜大仏1枚のみ。
岐阜の読者がホテルまで車で駆けつけてくれ、ここにも案内してくれたので本当に助かった。
岐阜大仏については、市観光情報より。
『日本三大仏の一つに数えられるこの大仏は乾漆仏としては日本一の大きさを誇ります。
天保3年4月(1832年)に、実に38年の歳月を費やして完成しました。
堂の高さ25.15メートル、廻り19.39メートル、仏像は坐像で、高さ13.7メートル、耳の長さ2.1メートル、鼻の高さ0.4メートル。大イチョウを直柱として、骨格は木材で組み外部は良質の竹材と粘土で造られ、その上を一切経で糊張りし漆を塗り金箔を置いたものです。胎内には薬師如来がまつられています。
私たちに微笑みかけられているようなそのやさしい表情と荘厳さ、そして静寂な大仏殿の中はまさに癒しの空間です。』
当時、門徒が少なく、和尚が托鉢して資金集めをされたらしいが、25年で歿し、次の和尚があと13年掛け、合計38年の年月で完成したらしく、その苦労を思うと、いっそう手を合わせたくなる。ストロボを焚かなければ撮影もできる。また後日、色々な方向からの岐阜大仏を載せてみたい。
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郡上八幡城

9日、郡上八幡城に。岐阜に行くとなると奥飛騨が方面が多く、郡上に行ったのは始めて。前日の豪雨が嘘のように、この日は晴れ渡っていた。
昨夜帰ってから雑用をしていたので、写真は、またボツボツと。
昨日は10時に愛知の姉と読者の方がやって来たので、岐阜在住のその人に岐阜大仏まで案内してもらった。拝見したかっ大仏様だったので嬉しかった。
昼前には長年の友人も山県市からやって来て、4人で昼食。終わると別に移って喫茶。気が合う人達とはいくらでも話が尽きない。帰るまでおしゃべり三昧。楽しい時間だった。
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