「藍川京」の部屋

女流作家「藍川京」の花日記と、作品を紹介するブログです

2016年04月

黒花蝋梅/大手鞠

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DSCF0915_R今週25日の横浜イングリッシュガーデン。
1〜2段、黒花蝋梅(クロバナロウバイ)。2週間前はまだ開いているものはなかったのに、この日は、すでに過ぎている花もあり、間に合ったと嬉しかった。大好きな色。

下段、大手鞠(オオデマリ)も、あっという間にたくさん咲いていた。
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昨日は5つ年下の末の弟が熊本の従姉宅まで行ってくれ、2回目の支援物資配達をしてくれた。
まだガスが来ていないし漏水しているし、温水器は壊れたままだし、電気がつくのはいいけれど、風呂に入れるのはいつになることやらというところらしい。卓上コンロでしか使えないので、料理らしい料理もできないと。そして、続く地震の揺れ。
それだけでも大変なのに、隣接した倉庫会社の倉庫の取り壊しをしていて、その音と揺れが凄まじく、地震と間違うほどで、揺れと音で心身ともになおさら疲れると。従姉宅前の大きな家の御主人も、初めて弱音を吐かれていたと。
昨日は15時過ぎ、大分の湯布院で震度5強の地震もあり、震源地が九州内であちこちに広がっている気がして心配。いつ終わるのだろうと、また思った。
ちなみに、上に「湯布院」と書いたけれど、入力の時に先にそう出たので。正しくは湯平町を含む場合は湯布院で、含まない場合は由布院。今は「ゆふいん」と、ひらがなで書いたりも。どちらでもいいらしいけれど。駅は由布院。観光地は湯布院と言うことが多いとか。
熊本地震であたふたしているうちに、今日で4月も終わる。
昨日は北海道や1月に行った青森の酸ヶ湯などだけでなく、関東の群馬、草津でも雪。何だ、これはと思っている。
何だこれはと言えば、舛添都知事のお殿様気分。一体この人、どうなってしまったのだろう。税金を自分のために呆れ返るほど使い、問題ないと言い切る神経の異常さ。他の県の知事達も、桁違いと呆れている。こんなに庶民感覚とずれてしまい、大切な血税を自分のために使って平気な人など、もはや政治家失格。落胆した。というより、東京都民でなくても怒っている人は多いだろう。言い訳も聞いていて恥ずかしい。

鴛鴦桜、鬱金、御殿場桜/熊本地震の揺れは続く

上段1枚目、昨日の富士桜と似ているけれど、同じ9日の鴛鴦(おしどり)という桜。
2枚目、鬱金、3枚目、御殿場桜。
4枚目も御殿場桜と思うけれど、これは今週の25日のもの。まだ最後の花が咲いていた。
もう桜を載せるには遅いかと考えたりしたものの、北海道は例年より早く、今、咲き始めている。これからのところもあり、何とか今月中に載せればいいかと。こちらでも、4枚目のように、今咲いているものもあり。
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下段、順に、クラブアップル、水仙、アネモネ、もみじの新緑。8枚とも横浜イングリッシュガーデン。
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今日から世の中、大型連休。熊本、大分の被災地にボランティもたくさん駆けつけるだろうけれど、ボランティア受付時間は9時〜11時までと聞いたような気がする。自分の食料持参、宿泊先も決めて行かなくてはならないし、大変。
また現地の人達に感情移入して、苦しくなったり哀しくなったりする時は、ボランティアは辞めたがいいとも言っていた。これは意外だった。被災者と気持ちを同じくするのはいいことだと思っていたけれど、ボランティアする人のストレスになるといけないということだろうか。でも、平常心でいられる人がいるとは思えない。一緒に笑い、一緒に泣いていいじゃないかと思う。
1昨日から熊本はまた揺れが多く、昨日も50回以上。14日から1000回以上になり、よほどの建物でないと持ちこたえられないだろう。
昨日の有明海が震源地の地震では、亡き両親の故郷がいちばん揺れた。大腿部骨折した知り合いや従兄弟、叔父の住んでいるところ。毎日心配するしかない。
今日は末の弟が現地に行ってくれるので、後で話が聞ける。

富士桜/八重藤

DSCF0752_R9日の横浜イングリッシュガーデンで、1〜2段目、富士桜。
富士桜でも琳宝だろうか。
ティッシュで作った花のよう。
染井吉野などが終わろうとする中、この桜は遅咲きでいい時期だった。
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3〜4段目は、3日前、25日のガーデンの藤。
3段目は八重の野田藤。4段目は、やや薄い色で、これは鉢植え。どちらもいい時期に見られたけれど、藤も花期は短い。来週いっぱい見られるかどうか。

熊本地震、少しは収束してきたかと思いたいけれど、昨日の地震だけでも50回ぐらい。いくら小さな地震でも、まだ活動は活発というし、いつになったら落ち着くだろう。
明日はまた末の弟が支援物資を熊本まで持って行ってくれる。私もこちらから段ボールに主に衛生用品を詰めて、この弟宅に送った。宅配もやり始めているものの、いつ着くかはわからないと言われ、いっしょに持って行ってもらうことにした。
国境なき医師団も現地に入っていると活動報告のメールが届いた。これからは被災者の心の問題も大切になる。ストレスが溜まっている被災者の人達が心配。それなのに、従姉の町内でも不審者に対するパトロールが始まった。こんな時に人の物を盗むような悪党がどうして生まれるのだろうと、いつも思う。
ともあれ、新幹線が復旧した。2週間で凄いことだ。現地は本当によく頑張っていると思う。

桜・須磨浦普賢象の変化/立ち上がる人達

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DSCF0692_RDSCF0697_R1〜2段、昨日載せた、9日の横浜イングリッシュガーデンの八重桜、須磨浦普賢象。
黄色い桜のままで終わるのではなく、3段目のように2週間経った2日前は満開になり、こんな色に染まっていた。知らない人は別物と思うだろう。今年は両方見られてよかった。
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DSCF0808_R昨日載せた咲き始めの黄色とも比べてほしい。不思議不思議だ。
下段、地面に散り敷かれた須磨浦普賢象。

熊本地震の恐怖から川崎にやって来ていた同人誌時代の友達と21日に会ったけれど、無事帰宅とのメール。
途中、大阪に寄り、高校時代の友達に40数年ぶりに会ってきたと。
その人は21年前の阪神淡路震災で家が全壊し、危機一髪で助かったとか。それから、復興し、今、お店をやっているようで、震災で命拾いしたからか、この先の人生は人の役に立つことをやっていきたいと言っていたとか。
そうだ、あの阪神淡路大震災の中から、こうしてみんな立ち上がってきたのだと思うと、熊本地震の人達は今は悲惨でも、立ち上がっていくのだと勇気をもらった。
友人は、「今回の避難旅行はけっこう有意義でした」と書いていた。
人生、無駄はない。改めてそう思った。

須磨浦普賢象

9日、横浜イングリッシュガーデンで、鬱金に似た黄緑色の八重桜、須磨浦普賢象が咲き始めていて嬉しかった。
これが昨日は、すっかり色が変わっていた。それは明日に。
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買い物に行くスーパーに寄る前、1時間ばかり、2週間ぶりに横浜イングリッシュガーデンに入ってみたけれど、花はすっかり様変わり。春の花は次々とほころぶので、毎年のことながら驚く。
熊本地震で、それ以前に写したものも、まだ載せ切れていない。この黄色い桜はどうしても載せたかった。

24日、福島県会津若松市の会津鉄道芦ノ牧温泉駅の名誉駅長の「ばす」が亡くなった。
推定年齢18歳。人間なら100歳超え。
私が会いに行ったときも、よく眠っていた。2012年1月2日のブログに載せている。
芦ノ牧温泉駅では「ばす」の切手をたくさん買った。今も使っている。
ばす、安らかに。

セリンヨ・マヨールとボリジ

DSCF0669_RDSCF0668_R上段、横浜イングリッシュガーデンのセリンヨ・マヨール。
不思議と魅せられる花。
色が好きだからかもしれない。


DSCF0517_R2段目、白のボリジ。別名、瑠璃萵苣(ルリチシャ)。
瑠璃萵苣と、瑠璃の字が入っているだけにブルーが多いのだけれど、これは白。
ブルーを写したら、また載せることに。


熊本の漏水は深刻な問題らしい。水が出なかったり少しずつでは困るはず。
いとこの家はどこが漏水しているかわからず、ほぼ元栓を閉めておき、1日2回、ちょろちょろの水を出しているとか。
元に戻るには大変だ。これから先が長い。
1昨日は震度3以上が1回しかなかった熊本。それなのに昨日は3以上が8回以上。まだ地震活動は活発とのこと。
車中泊、テント生活の人達には、雨も無情。
昨夜は10時半頃に鹿児島県でも4の地震があり、どきりとした。熊本地震と関係ないならいいけれど。

鯛釣り草/震度7で知り合いの骨折

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DSCF0674_RDSCF0675_Rこの横浜イングリッシュガーデンでの、鯛釣り草(タイツリソウ)の盛りも2週間前。
華鬘草(ケマンソウ)とも。鯛釣り草の方が、いかにもという感じ。何匹もの鯛が釣れたように見える。

昨日あたりから、熊本、大分、大きな地震が少なくなってきているようで、このまま収束するといいけれどと思っているものの、まだ油断できないとのこと。
昨日の夜、20日にバースディだった熊本の宇城市の遠い親戚にあたる小母様から電話が入った。いつもバースデーカードを送っている。今回は最悪の状況の時だった。で、従姉から15日に無事と連絡が入っていたので安心していたし、その上で、「大変でしたね」と言うと、入院中と言われ、びっくり。
本震と言われる16日未明の震度7で、避難していた弟宅の大きな家具が倒れて下敷きになり、頭は打たなかったものの骨折して、歩けなくなっていると。
病院はエレベーターは使えなくなっているようで、心臓の悪い弟は4階まで見舞いに来られないでいるとか。
あの16日未明の2回目の震度7は、多くの被害をもたらした。小母様、また歩けるようになるといいけれど。
数日後、末の弟が再度、従姉宅に支援物資を持って行く。従姉宅の近くにはその弟もいて、生まれて1カ月にもならない孫もいる。大変な状況のところが多い。熊本までの道が渋滞しないといいけれど。その前に、大きい地震が来ないようにと祈るのみ。
そういえば、従姉の家の近くにやっと自衛隊が来て支援物資が配られたけれど、数が足りず、殺気立っている人達の間で取り合いがあったとか。切ない話だ。みんな助け合っているという話が多く聞かれるけれど、現実には、過酷な状況の中、こういう場面はここだけではないのかもしれない。

モッコウバラと栃の木のつぼみ

先週、近くの住宅展示場では、1枚目、栃の木の花のつぼみもこんなに大きくふくらんでいた。もう咲いているかもしれない。
2〜3枚目、ここに限らず、あちこちで可愛い木香薔薇(モッコウバラ)が盛り。
鎌倉の鶴岡八幡宮の白藤も最盛期を過ぎつつあるかもしれない。今年の花は早い。というか、温暖化のせいか、毎年早くなっている気がする。北海道の桜も、今年は連休前に咲きそうとのたより。
いつもなら、気になる花の多い今、鎌倉に花を見に行くところだけれど、熊本地震の続く中、後ろめたい気も。
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昨夜、従姉は車中泊ではなく、8日ぶりに家のソファと机の間で休んだとか。でも、体中痛いし、眠れなかったらしい。体が痛いと言う被災者は多い。車中泊、避難先の床の硬さなどで。それでも家の中より外で休んだ方がましと。そして、車中泊より、足の伸ばせるテント生活が、もっといいらしい。被災地の悲惨さがわかる。
テニスの錦織圭は、熊本に1000枚のマットレスを寄付。
彼に限らず、いろんな人が多くの支援。畳の寄付も何千枚かだと思う。こちらまで嬉しくなる。
早く地震が終息しますように。

クラブアップル/九州の友人

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DSCF0531_R10日ほど前の横浜イングリッシュガーデンで、クラブアップルの花。
鬱金の桜などと一緒に、あっという間にほころんだ花。

昨日は、熊本地震のストレスで、娘のいる川崎に来ている同人誌時代の友人と会った。
14日の地震の後の16日未明の震度7と言われる2度目の大きい地震で、メンタル面で耐えられないと思ったと。友人は福岡の久留米だけれど、実家は熊本市。両親は亡くなり、誰も住んでいないけれど、酷いことになっているのではと。
明後日は帰るつもりとのことで、今日、急遽会いに行ったけれど、いつ終息するかもわからない状況で、また娘さん宅に戻ってくるのではと思ったり。3時間、おおいに話した。
被災地では、まだ続きそうな地震に復興もできない。仮設住宅も作れないのだと、暗澹たる気持ちになる。
昨日は大雨だった。
車中泊は危険なので、せめてテント村を作るべきという声も。
今日からボランティアの受付もはじまるとか。家の片づけ、仕分け、いくらでも仕事があるだろう。
遠くからもやってくる。頼もしい。
こんな時は健康な体の持ち主がおおいに役に立つ。私など足は丈夫でも、20代前半で腰をやられてからは、癖になったのか、何度も繰り返し、実家に帰宅した途端にやられたこともあり、力仕事は気をつけないといけない。腰をやられて人の足を引っ張ることになってはという思いしかない。せいぜい後方支援。最前線でボランティアする人には頭が下がる。

鎌倉の教会と桜/熊本地震は続く/損なわれる報道の自由

DSCF0402_RDSCF0400_R上段、先々週の鎌倉、新しくなった鶴岡八幡宮への段葛から、カトリック雪ノ下教会。
3月11日に東日本大震災の追悼・復興祈願祭が宗教を越えて行われたところ。
段葛の桜の木も植え替えられ、まだ若い。

2段目、9日の横浜イングリッシュガーデンで、楚々とした色の シラー・カンパニュラータ。
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春の最中、次々と花は咲き、新緑の美しい季節になったというのに、花を見に行くのも熊本地震の被災者達に申し訳ない気がして、もう少し地震の経過を見守っていようかと。
地震が終息したのなら、これから復興となるのだけれど、いつ終息するかもわからないという最悪の状況。災害関連死が、これからますます心配になる。

国境なき記者団によると、日本の報道の独立性は損なわれる一方で、「日本の報道の自由」は世界で72番目になった。つまり政府の圧力が大きくなっているということ。去年は62位だった。安倍政権になって最悪。世界の人々は日本が危うくなっていると感じている。日本人がもっと危機に気がつかなければ。
鳩山さんは世間を知らないお坊ちゃんで好きではないけれど、彼が首相の時は、報道の自由度は世界で11番だった。それが今や72位に転落。恐ろしいことだ。

被災地での悪辣行為

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熊本地震で被災者は、ただそれだけで心身ともに疲労しているというのに、またも空き巣が出ているようで、なんという卑劣な人間かと怒っている。
職員や被災者の知り合いを装って、車に連れ込もうとする者まで出ているとか。これは被災者がインタビューで話していたこと。
まともな人間には想像もできない神経の人達がいる。
みんな助け合って生きている時に、被災地ではいつもこんなことがある。呪わしい。極悪人はこの世の中から消えてほしい。

私のパソコンのメール、昨日から、サーバーの不具合で、受信できても返信できない状態で困っている。昨日はパソコンからまったく送れなかった。ケイタイでメールするのは入力に時間がかかって、旅行中くらいしか使わない。困った。今日はどうだろう。
熊本の幼友達からケイタイに無事とのメールが入った。市内の西区だから、激しく揺れているところのひとつ。阿蘇市の両親は避難所とか。無事でよかった。
いつ地震は終息するのか。被災者ではないのに疲れる私。昨日は朝の9時まで寝てしまい、しかも頭痛と吐き気で参った。薬を飲み、おでこやうなじを冷やして鎮痛剤で何とか昼には治まったけれど、精神的に疲れるなあとは思っている。
福岡の友人は揺れの恐怖に耐えきれず、この近くの娘の所に来ているとか。いる間に会えるといいけれど。
熊本在住でなくても揺れるとストレスなのだ。気持ちはわかる。

木瓜と利休梅/熊本地震

今月上旬の鎌倉、長谷寺の、上段、木瓜(ボケ)。
2段目最初、なごみ地蔵さま、2〜3枚目、利休梅(リキュウバイ)。
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昨夜は8時42分頃、また九州で震度5強の地震。その時間、NHKニュースを見ていた時で、震度がわかった時は、思わず「あっ」と口にしてしまった。1昨日も昨日も、その時間までは震度4までしかなく、少しだけはましになったと思っていた矢先だった。それに、震源地が阿蘇地方とのことで、生まれ故郷も震度5強。
地震が近くの活断層を刺激しあって、もっと深刻になるかもしれないとも言われるようになってきた。この先どうなるのだろうと、先が見えない地震に、被災地の人達の体だけでなく、精神的な疲労はどれほどのものかと思う。
遠くにいる者には後方支援しかできない。支援物資もいいし、赤十字、ユニセフなどへの寄付もいい。私は自然災害の時は、国内では赤十字が多く、国外なら、赤十字かユニセフか国境なき医師団などにしている。
被災者に必要なものは刻々と変わり、支援物資は送っても、届け先で配給が滞ったりすると、余ってしまったり、難しいよう。けれど、今はまだ水も足りないというし、食料も足りないという。
物資は足りない、届いたその物資の仕分けや配達の人まで足りないとか。つまり、届いている物資がスムーズに動いていないのだ。もどかしい。
下着も足りないとか。着の身着のままで風呂にも入れず、着替えたいだろう。
小さな車で夜を過ごす従姉には血栓に気をつけるように電話し、ふくらはぎを下から上にマッサージするように伝えた。すでに今回の地震で20人ほどがエコノミークラス症候群になり、ふたりは意識不明の重態という。まだまだこれから増えるだろう。
避難所での死者も出ている。何とかならないのだろうか。

花筏、石楠花/熊本の従姉宅/恐怖の風

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DSCF0302DSCF0303上段、10日前の鎌倉長谷寺で花筏(ハナイカダ)。開く寸前のつぼみ。今頃咲いているだろう。
2段目、長谷寺の石楠花(シャクナゲ)。


昨日の朝9時半に末の弟から電話があり、すぐに熊本の従姉に替わったので、危険だからと止めたものの、きっと行くだろうなと思っていたら、やっぱりだった。早朝5時半頃から出発したという。思っていたよりスムーズに着いたらしいけれど、やはり渋滞していたらしい。
従姉には断水しているので水が届いて助かったと言われた。1昨日は閉まっていた近所の店が開いたとかで、そこでの買い物も手伝ったようで、私まで、とても感謝された。、
驚いたのは千葉の従兄が息子と一緒に来ていたこと。千葉から車を運転して九州入りしたのだ。
私の亡き母は末っ子で、熊本の従姉は母の姉の子。千葉の従兄は母の兄の子。いとこ同士は仲がいい。
千葉の従兄が、テレビで見る以上に、あちこち悲惨だと言っていた。それでも「熊本の人達は温かい。熊本はいい」と。みんな助け合っているらしい。
この従兄の生家は熊本駅から近いけれど、ほとんど全壊とのこと。誰も住んでいなかったものの、年に1度は従兄達が帰宅して、大事にしていた家だった。落胆しているとは思うけれど、声は明るくてホッとした。
従姉の所は断水していてガスも使えないけれど、電気が使えることだけは幸運だ。
末の弟の持っていった水のペットボトルは、従姉の息子宅にも分けられ、とても喜んでいたとのこと。
他の全ての被災者に水や食べ物が行き渡るといいけれど、まだ困っている人の方が多いだろう。
従姉はあの日から、夜は公園や近くの店の前の駐車場で過ごしている。1昨夜も昨夜も、朝まで、帰ってきている娘の車の中で過ごしている。これからしばらく夜は外で過ごすらしい。夜中の揺れは不安で危険だからだ。エコノミークラス症候群に気をつけるように伝えた。

従姉のことがわかってほっとしていたら、我が家は強風。横浜には竜巻注意報が出ていた。
風が恐い高層階。音だけでもストレスになるほどの恐怖だったのに、午後2時頃、まず東側の網戸が吹き飛んだ。幸運にも南側のベランダに飛んで突き当たって止まった時、室内に回収できた。次に南側の、その倍以上の2メートル半ほどあるリビングの網戸も飛んだ。これは隣のベランダとの境で止まり、ベランダの外に飛んでいかないうちに、これも何とか室内に入れることができた。
11年住んでいるけれど、網戸が自然に風で移動することはあっても、吹き飛んだのは初めて。風の恐怖のないところに引っ越したくなった。
ともかく、ベランダを越えて飛んでいかず、その前に回収でき、怪我をする人もなくよかった。普通はこれだけの風だとベランダに出るのは不可能なのだけれど、いざという時は何とかやってしまうものらしい

熊本地震の被害拡大するのみ

横浜イングリッシュガーデンのチューリップ。
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熊本地震は範囲も大分の方に広がっており、終息に向かうどころか、強い地震は次々とやってきて、何とも言えない惨状になっている。
九州全土が揺れ続けているよう。
家屋の倒壊、道路の寸断、土砂崩れ、阿蘇大橋崩落と、被害は書き切れないほど。
郵便、宅配便も受けつけない地域が広がっているのでは。
仕事をしなければと思ってもニュースが気になり、まったく集中できない。
自然には勝てない。人間は何と小さく無力なのだろう。けれど、こんな時、自衛隊や警察、消防、医療関係者が頑張り、人々は協力し合い、忍耐強く礼儀正しい。こんな時は、世界に誇れる礼儀正しい日本人だと胸を張って言える。いじらしくてならない。
ボランティアの受け入れが危険なので延期になった。日曜なので手伝いに行きたいと思っていた人も多いだろう。何とももどかしい日々。
銀座にあるアンテナショップ「銀座熊本館」は長蛇の列で、熊本の品物を買って協力したいという人達で一杯とか。私は昨日買い物に行き、熊本産のトマトを買った。人の気持ちはそういうものかもしれない
地震の終息と被災地の人達の無事や健康を祈るのみ。

震源地拡大/阿蘇神社 日本三大楼門倒壊

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去年6月に行って写した生まれ故郷の阿蘇神社。
この日本三大楼門と言われるものが、今日、倒壊している映像をニュースで見て唖然とした。今日未明の倒壊だろうか。この近くの生家あたりも、相当に酷い被害に遭っているということ。
地震は収まるどころか、今回の地震が本震で、14日の震度7は前震だったとか。
震源地が大分の方へと広がっている。
酷いものだ。

昨日は午後から従姉とも話せた。地震の時に廊下で滑って、もう少しでタイル貼りの玄関に落ちそうになり、そこで体を打ったら大変だと踏ん張り、腰をやられたらしい。
打撲だから氷で冷やしていると言うので、骨にヒビでも入っていたらいけないので、少し落ち着いたら病院に行くようにと伝えた。
姉からの又聞きで、水道管でも破裂したのかと思っていたら、温水器の室外機が壊れて水が噴き出したらしい。
今日の熊本は雨というし、屋根も調べて貰ったがいいと言っておいたけれど、そう簡単には来てもらえないだろう。ともかく、従姉と話し、気になっていた親戚達の安全は確認でき、ひとまずほっとしたものの、従姉だけでなく、被災者の人達が元に戻るには時間がかかるだろう。健康に気をつけてほしい。被災すると脳梗塞の確立が上がるというし、それも心配。従姉も激しい揺れの所にいるので、自宅にいるのは危険ではないかと思うようになった。
叔父のいる宇城市も今日は震源地になった。普通の地震と違う。犠牲者が増えている。
昨日、明日は従姉に支援物資を持っていくと言っていた末の弟に、行かないようにと止めた。
巨大地震にならないように祈るのみ。

熊本地震

蔓日日草(ツルニチニチソウ)。
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昨夜9時26分の地震は、「熊本地震」と名づけられた。
大きな余震の多さが気になる。
朝、従姉に連絡したら、私からは繋がらなかったけれど、愛知の姉から連絡したら繋がったようで、姉から連絡がきた。まずは無事でよかった。
従姉は地震の時か逃げる時か腰をいためたよう。地震の後、家に入らないように言われ、公園で一夜を明かし、帰宅したものの、テレビは割れているし家の中はメチャメチャとか。むろん、皿など割れてしまっているよう。何かが噴出していたので近所の人に助けて貰ったようで、水道管だろうか。
熊本城の頑丈なはずの石垣さえ壊れたのだ。被害は拡大するのみだろう。
福岡の末の弟は2〜3日中に手伝いに行こうかと言っているけれど、車は邪魔になるだけかもしれず。
また夜にでも従姉に連絡してみたい。こんな時は電話も邪魔なだけだろう。近くですぐに走って行けるほどならいいけれど、遠いと何もできない。もどかしい。
3.11の時の、立っていられないほどの長い長周期振動と、次々とやってきた余震の恐怖を思い出した。

    *************

2016.4.14 22:56(間違って消去につき、再生)

<熊本で震度7の大地震>

熊本で震度7の地震。
益城町が7とのこと。亡き両親が生まれたところ。
5や6のところに、従姉や従弟、叔父、幼友達などが住んでいる。
掛けてはいけないと思いながらも、1回だけ従姉に掛けてみた。思ったとおり、連絡は取れない。

私の生まれた阿蘇市は5弱とか。
連絡が取れたところで何もできないし、電話は邪魔になるので掛けない方がいいのだけれど、また2〜3時間したら掛けてみようかと思ったり。明日になっての方がいいかもしれない。

一人暮らしの従姉や来週91歳になる一人暮らしの亡き母の友達が特に心配。
近所の人達と助け合っているだろうけれど。
次々と強い余震。どんなに不安かと思う。
倒壊した家屋も多いようで、明日の朝には被害の大きさがはっきりとわかるだろろう。
火事も起こっている。

震度4までなら心配しないけれど、阪神淡路大震災級とのこと。深さも10キロと浅い。
みんなが無事でありますように。

(※ コメント、再生できず、書き込んで下った方達、ごめんなさい)

伊豆のシャボテン公園の鳥

2週間前になってしまった伊豆シャボテン公園。
上段1〜2枚目、乙女椿。3枚目、姉羽鶴(アネハヅル)、4枚目、アフリカ黒鴇(クロトキ)。
2段目最初、美しくて惚れ惚れする鴛鴦(オシドリ)のオス。2〜3枚目、紅フラミンゴ。
ケージの中と外ではなく、入園者は手の届くところで見られるのがいい。
3段目、同じ頃の横浜イングリッシュガーデン。1〜3枚目、スノーフレーク。4枚目、水仙。
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    *****
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伊東 丸山公園

3月29日の伊豆の伊東、丸山公園。
1枚目、公園の途中から海を。2枚目、近くの山には萌え出た黄緑の新芽が一杯だった。
3枚目公園入口近くの雪柳と民家。何ともいい感じ。
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2段目、丸山公園入口の小川と落ち椿と、4枚目は紫華鬘(ムラサキケマン)。

*** 下段は6日の鎌倉。順に、バッタの赤ちゃんの留まった白花蒲公英、花韮(ハナニラ)、碇草(イカリソウ)。
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嫌なニュースが多いこの頃、ムカヒ氏の来日は光だったけれど、フジテレビの某番組が招待したらしく、他の局で全く出演がなかったのは惜しくてならない。これほど偉大な人が日本まで来てくれたのに。
多くの人にムカヒ氏を紹介してほしかった。せっかくの機会だったのに、おおいなる損失だとさえ思った。

伊豆四季の花公園/素晴らしきムカヒ氏、帰国の途へ

3月30日、10日ほど前になってしまったけれど、伊豆の四季の丘公園の写真。
この時期、花が多くて、先に載せたいものが出てくるのでこんなことに。
上段3枚目、「支え愛の木」という枝と枝が接ぎ木のように自然にくっついている椨(タブ)の木の前には、願い札が一杯。4枚目、バンクシア エリキフォリア。遠目には松ぼっくりのような、茶色い筒型の花がちょうど咲いていた。
2段の3枚目は、早咲きの紫陽花。
下段1〜2枚はパボニア・インテルメディア。温室によくあるけれど、私はいつも花の時期の前後ばかりで、これはラッキーだった。最後は、近くの道端にもたくさん生えているけれど、小海老草(コエビソウ)。
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5日来日し、今日帰国するウルグアイ元大統領ムヒカ氏のことを1週間、ずいぶんとテレビで拝見。
「世界で最も貧しい大統領」として有名なのでも知っている人も多いだろう。
こういう人が日本の政治家にひとりでもいたらと思う。
本当に人々の幸福を祈り、考えている人。ひとつひとつの言葉に重みがあり、感動する。それに比べ、我が国の政治家達の言葉の軽いこと。心がこもっておらず、上っ面だけ。底辺層の幸福など考えていない。
ムカヒ氏は大統領時代、給料の9割を寄付していた。国のトップの生活は、その国の平均層と同じくらいでないといけないと仰っていた。日本の政治家はムヒカ氏の言葉を聞いて恥じるべきだ。
「お金が好きなら商売をしたらいい。政治家になるべきでない」の言葉。その通り。
金持ちの経済的に苦労知らずのお坊ちゃん、お嬢ちゃんに政治家は向かない。
日本の有権者よ、目覚めよと言いたい。
現実を見据え、未来を思い、人々の幸福を願っているムカヒ氏に比べると、日本の政治家は品格がない。
トップをムカヒ氏と交代させると、どんなにいいだろう。ムカヒ氏のような人が日本にも出てくることを祈りたい。若い人に期待したい。

鎌倉大巧寺のムベなど

6日、鎌倉大巧寺の花。
上段、郁子(ムベ)が咲き始めている。
2段目の椿は順に「南蛮紅(ナンバンコウ)」、「黒椿」。3枚目、実に気品溢れるピンクの唐子は遠くからしか見られないので、これがアップのギリギリ。洋風の名前だったと思う。
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DSCF0383_RDSCF0388_R下段1枚目、ここも利休梅(リキュウバイ)が満開。
2枚目、野花菖蒲(ノハナショウブ)が綺麗に咲いていた。
もう菖蒲の季節かと、この時期は花が競って咲き始めるので、毎年のことながら驚く。
いずれアヤメかカキツバタ、と言うけれど、この写真のように黄色い線が入っていると花ショウブ。白い線だとカキツバタ。アヤメは黄色と紫の網目になっている……と書いても、実際、迷うことがある。

昨夜の世界男子カーリング3位決定戦、逆転勝ちと信じていたら、最後の一投がわずかに弱く、負けてしまった。勝敗のかかった一投は緊張するだろうけれど、残念無念。
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