「藍川京」の部屋

女流作家「藍川京」の花日記と、作品を紹介するブログです

2016年03月

3.11から5年/鎌倉 大巧寺 利休梅など

あの大地震から丸5年。立っていられない揺れと、天井まである大型書棚の倒壊。
テレビに映る現実とは思えない大津波に流されていく車や建物。繰り返し繰り返し流れる画像。
何度も鳴る緊急地震速報……。
ガスは止まり、私は頭が真っ白になっていて、元に戻すことも忘れていた。
ただ呆然として、朝までリビングでテレビを見つめていた。
未だに原発の後始末も進んでいない。酷いものだと思う。
原発事故後、希望を失い自殺した農家の父親の仕事を継いだ息子さんが、心から憤っていた。
「この国はおかしい」と。未だに何万人もの人が元に戻れないでいるのに、原発を再稼働させようとする政府。本当におかしいと思う。学ばない無知な人達は恐ろしい。
高浜原発3、4号機の運転差し止めを求める仮処分決定はよかった。そして、止まった。けれど、このまますんなりとはいかないだろう。また再稼働を訴えるに違いない。いい加減にしてと言いたい。原発に絶対安心は、それこそ絶対にないとわかったのだ。
原発事故を起こしたこともないドイツは4年後には原発を廃止する。イタリアも1度も事故を起こしていないけれど、国民投票で廃止が決まった。賢明だ。日本の政治家は何と愚かだろう。国民も……。
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DSCF9416_RDSCF9420_R鎌倉、大巧寺で、上段2枚目、ロゼフローラ。4枚目、届かない所に見えたピンクの唐子。唐子は大好きなので、近くで見たかっただけに残念。
2段目最初、利休梅。2枚目、喜望峰蛭筵(キボウホウヒルムシロ) 。別名、水山査子(ミズサンザシ)。

鎌倉 大巧寺 白い椿

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DSCF9392_R鎌倉駅近くの大巧寺(だいぎょうじ)の椿。
2段目最初、オランダ紅。
いい名前だ。いかにも異国の椿という感じ。
ところが手元にある1千種の椿を載せた図鑑を開いてみると、オランダクレナイと読むのではなく、オランダコウと読むのがわかり、江戸中期からの古典品種とわかった。
DSCF9403_Rあれれ……だった。
下段の絞りの椿もみごと。

今日、明日と冷えるとか。
昨日は長野の善光寺あたり、ずいぶんと雪が降ったよう。
もう寒くならないだろうと何度思ったことか。上がったり下がったりの激しさは相変わらず。来週からは春だろうか……?

鎌倉大巧寺 蕗の薹など

DSCF9388_RDSCF9391_R鎌倉駅近くの大巧寺(だいぎょうじ)。
1枚目、山門。
2枚目、カーネーションのような唐子咲きの椿。


DSCF9401_R2段目最初、ヒマラヤ雪の下。
鎌倉や、お寺のイメージからは遠い気もするけれど、あちこちに咲いている。

3段目、咲き始めの蕗の薹(フキノトウ)。
食するにはちょっと過ぎている。
DSCF9423_RDSCF9422_R今年は蕗の薹を口にしていない。
天麩羅、蕗味噌、味噌汁にちょっと……と、素敵な春の味覚だけれど。
また冷えるとか。
昨日は室内、22度まで上がった。

鎌倉 光則寺 椿

DSCF9361_RDSCF9362_R鎌倉の光則寺。
上段、門前に咲いていたやさしい色の椿。
これはいい時期だった。


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DSCF9378_R2段目最初の椿は胡蝶侘助(コチョウワビスケ)。
2枚目は数寄屋侘助。
3〜4枚目の斑入りの椿の名前は不明。
下段は、光則寺で飼われている孔雀。羽を広げているところも、1度見たことがある。
昨日は、やっとサッカーなでしこが勝った。
これからまた出直しだなと思う。
終わったら佐々木則夫監督も退任とか。残念。お疲れ様でした。
今朝は関東に濃霧注意報。
横浜も白いけれど、昨日の朝も霧だったのかと、今になって。
昨日はもっと白かった。

鎌倉 光則寺 白梅や山茱萸

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DSCF9364_RDSCF9376_R鎌倉の光則寺。
上段、白梅。
2段目、1枚目の椿は崑崙黒(コンロンクロ)。
2枚目、肥後椿だけれど、名前不明。

DSCF9384_RDSCF9383_R3段目最初、山茱萸(サンシュユ)も咲き始めた。
2枚目、雪割草(ユキワリソウ)も見つけた。
雪割草は、三角草(ミスミソウ)とも。
けなげな感じの花。

卓球の世界選手権団体戦、男女とも日本は銀。よくやった。ともかく中国は強い。

鎌倉 光則寺 玉の浦

DSCF9385_R上段、鎌倉の花の寺のひとつ、長谷寺近くの光則寺山門。
2段目、実にみごとな椿の玉の浦。
いちばんいい時期の花という感じ。
早くもなく、遅くもなく。

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昨夜の卓球の世界選手権団体戦クアラルンプール大会の男子、これまた手に汗握る闘いだった。
イングランドに勝ち、39年ぶりの決勝進出。
男女決勝進出は45年ぶりとか。
今日の午後3時過ぎからの女子決勝が気になる。
卓球がこれほど面白いとは。勝ったからこそだろうけれど。

鎌倉長谷寺 河津桜と本堂

DSCF9349_RDSCF9348_R鎌倉の長谷寺。上段、河津桜。
下段1〜2枚目の奥に、新しい観音ミュージアム。
3枚目、本堂(観音堂)。中に木造としては国内最大級の10メートルほどの十一面観世音菩薩が祀られている。
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昨日のニュースで、福島のいわき市で染井吉野が咲いたと言っていた。
最近の天気も花も予想が難しくなっている。
ベランダのムスカリの葉をカットしたら、日当たりがよくなったのか、あっという間にたくさんの花が顔を出した。
植え替えなければと思っていたサンセベリアも、やっと大きな鉢に移した。
10年以上経つもので、最初は30〜40センチだったのに、今では1メートル越えでずいぶんと増えた。ひとりでは絶対に運べない重さになってしまった。
これからは頭を出している浦島草の成長が楽しみになる。雌株は去年のまま2株なのか、増えているのか。 

昨夜の卓球の世界選手権団体戦クアラルンプール大会の6日目、女子は勝ち、決勝進出が決まった。みんな凄いものの、特に15歳の伊藤美誠は言葉にならないほど凄い。技術も精神面も、ただ凄いとしかいいようがなく、今後が楽しみ。手に汗握る北朝鮮戦だった。

鎌倉長谷寺 三椏

DSCF9351_RDSCF9350_R鎌倉、長谷寺の本殿前。
三椏(ミツマタ)がこれから美しくなる。
上段、ミツマタの背後に写っているピンクの花は、頭上に咲く満開の河津桜。
この光景は春も春。
DSCF9352_RDSCF9347_Rそれでも、同じ日本なのに、まだまだ雪のところが。
雪掻きをしなければならない北国には住めないと思っていたら、北海道生まれの札幌在住の読者から、つい先日、東京には住めないという手紙が届いた。寒い分には服を着込めばいいけれど、暑いとどうすればいいんだと。確かに、都会の酷暑は酷い。裸で歩くわけにはいかないし、裸になってもなお暑い。それでも、冬の毎日の雪掻きに比べるとましだと思うけれど、雪国の人の雪掻きは冬の日常になっている。北国の人はたくましい。それに比べ、雪掻きしないで生きてきた者にとっては、毎日の雪掻きは非日常。そんな労働は勘弁、無理……となる。
昨夜は女子卓球、ドイツに勝った。よかった。

鎌倉長谷寺 木瓜、万作、杉苔

DSCF9325_RDSCF9324_RDSCF9343_R上段、長谷寺の木瓜(ボケ)の黒光。花期が長い。
今日のひな祭りの桃の花の代わりにはならないけれど。

DSCF9328_RDSCF9327_R2段目、満作・万作(マンサク)の花も終わりに近づいて、何とかこれだけ撮れた。

下段、経蔵右脇の庭には白砂と緑の杉苔。
杉苔が美しいと嬉しくなる。花もいいけれど、緑も好き。
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サッカーなでしこ、先日は負けたし、昨夜の韓国戦は1点入れて、やっと……と喜んだのに、すぐに返され、ガックリ。
1対1の引き分け。最悪だなあ……。
女子卓球も負けてしまった。
どちらも、次に頑張ってほしい。勝負の世界は厳しいもの。世界を相手だから。

鎌倉長谷寺 白梅、柊南天、大葉蛇の髭

DSCF9339_R上段、長谷寺の経蔵と竹林。
2段目、経蔵前の海光庵をバックに、白梅。
3枚目の黄色い花は柊南天(ヒイラギナンテン)。
3段目、経蔵脇の竹林では、大葉蛇の髭(オオバジャノヒゲ)の実が艶々と輝いて、まだこんなに残っている。自然の色は宝石より美しい。
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日射しは暖かそうでも、外に出ると風が冷たい。
それでも、もうじき、最低気温もぐっと上がりそう。

鎌倉長谷寺 なごみ地蔵と椿

DSCF9355_RDSCF9356_R今日から3月。
3月という響きだけで春という感じがする。
鎌倉、長谷寺の「なごみ地蔵」さまは、年中、癒やしの笑みをたたえている。
ピンクの椿もやさしい色をしている。
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長谷寺では、2段目のように、木蓮がもうじきほころびそう。もしかして今週中に開いてくれるかもしれない。


DSCF9316_RDSCF9315_RDSCF9358_R3段目1〜2枚目の福寿草は、観賞にはやや遅すぎだけど、今年、まだ載せていなかった気がして。
最後の馬酔木(アセビ)もこれから。

これからは天気もまあまあかと思っていたのに、昨日の北海道は大雪。今日にかけても、東北、北海道は猛吹雪とか。他の地域でも荒れるようで、春はすんなりとはやってこないよう。
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