2015年12月


先週でもこの通り。
6日後は新しい年になるというのに。そして、そんな中、私はまだ何も新年の準備をしていない。



千葉がんセンターが30代と50代の検体を間違い、切除の必要のない30代女性の右乳房を切除してしまったというニュースには驚いた。驚いたというより、胸が痛んだ。
今年は知り合いがふたりも乳ガンで片方を全摘している。絶対に間違ってはならないミスだ。
30代の女性のショックはどれほどだろう。
時々この種のミスがある。信じられない。謝罪でどうにかなるような問題ではない。
手術が必要なら諦めるしかないが、切除の必要がなかったものを全摘され、精神面でも、この女性の今後が心配だ。


世界が平和になりますように。
上段1枚目、横浜イングリッシュガーデンの外のチューリップ。
2枚目も外の樹木への飾りつけ。

3段目最初はガゼボ前のチューリップ。
高校生の時はクリスマスイブからクリスマスにかけては福岡の天神に近い教会で徹夜だったけれど、最近は徹夜はしないだろう。
ミサには使わなくなっていた赤レンガの旧聖堂の方は明治の洋風建築として貴重だとマスコミでも取り上げられ、今は久留米聖マリア病院構内に、雪の聖母聖堂として復原移築されている。


それほど貴重な建物だと知らずに過ごしていた。
屋根裏部屋と言っていた狭い空間に、ひととき下宿していた大学生もいた。
懐かしい思い出だ。
あの頃徹夜した人達は、今は、みんないい歳になっているはず。
どうしているだろう。





横浜イングリッシュガーデンの飾りつけを拝借。
サンタクロースだけは月初めのもので、今は白いガゼボの中。他は先週の写真。
ガーデン入口では、すでに真っ赤なチューリップ。
でも、今時のガーデンは淋しい。
ベランダから見る限り、昨日は雨でほとんど人影なし。
今日はどうだろう。
姉の娘が小さい時は、私がサンタクロースということで手紙を書いていた。
ある日、「サンタさんの住所を教えて下さい」という手紙が姉を介して送られてきて、はたと困った(笑)。
サンタさんの住所は教えられずにごめんね、みたいなことを書き、私の住所に送れば届けてもらえると書いたような(笑)。
姪は小学校6年生か中学に上がった頃までサンタクロースの存在を信じていたそうで、素直だなあとびっくり。
今年、私の友達が姪に会ったこともないのに、息子の嫁にどうだろうと言うのでびっくりした。
とても倹約家だと言ったので、そんな人を息子の嫁にしたいと。
さて、未来はどうなるやら。


この薔薇の色は何とも言えず上品で慎ましやか。
上段の2枚は同じ種類だけれど、2段目も3段目も別の種類。
色だけはそっくりだけれど。

薔薇も綺麗に咲き続けるはずだと思ってしまう。
我が家のベランダでは、ようやく立ち枯れていたホトトギスを綺麗に刈り取り、可愛い山椒の木も剪定。

けれど、今年は年が明けてから植え替えたのに花は咲いたし、雌株もできて実もできたし、来年でいいかと、今年中にやる気はなくなってきている。
クリスマス前で、世の中は賑やかなのだろうか。最近は静かな方が好みで、人混みも疲れ、家にいるのがいちばん。歩いてわずか10分の横浜駅にも、用がある時のみ、10日に1回というところだろうか。
それでも今夜は中華街で忘年会がひとつ。




わからないままに下を見ると、2段目の葉っぱ。そこで秋明菊と判明。散々、秋明菊を見てきていながら、植えたことはなく、花が終わると処分されるのか、ここまでは見た記憶がない。単に見逃してきたのかもしれないけれど。ともかく嬉しくて仕方がなかった。
綿毛の中には胡麻粒のような種子がたくさんあって、風にのって次の地に着地して発芽だろうか。新発見は、いつも感動もの。

冬は花は少なくても、必ず近くに花はあり、木々の装いも楽しい。
今日の写真のように、咲いている花がない景色でも、私の気持ちは十分すぎるほど浮き立つ。
もちろん、今日は花を載せなかっただけで、また明日には周囲にあった花でも。

「ジョウザンアジサイ×ヤマアジサイ」と立て札に。
冬にこんな色の花を見つけると嬉しくてならない。
いつもこの時期に咲くのか、今年はずれているのか。一体どちらだろう。


十月桜ががびっしりと花をつけて咲いていたけれど、それの枝伐りも最中だった。
小さい時から、「桜伐る馬鹿、梅伐らぬ馬鹿」と教えられてきたので、一杯の花をつけた桜を今の時期に伐っているのに驚いた。
生け花に使うのかなと思ったり、形を整えているのかなと思ったり。

4段目は時期的には十月桜と一緒だけれど、子福桜(コブクザクラ)。枝伐りされていた木とは別の木。上手く撮れていないけれど、どれも今年はよく咲いている。
ガーデンで伐られていた桜、とても綺麗だったので、それも写真に撮ればよかったと後になって思った。十月桜はガーデンには2本。子福桜も2本だったような。
鎌倉の円覚寺の十月桜は今年は9月半ばには咲き出していた。
桜を見られない時期はほんのひとときのような気がしている。染井吉野は短いけれど。
さて、「梅伐らぬ馬鹿」については、京都の大谷廟の中を通って清水寺に行く途中のお寺で、塀の上まである背の高い大きな木に花が咲いているのを見て、「今時、あれは何だろう」と姉と見上げたことがあった。
近くで墓掃除していた業者の人が私達の話を聞いていたようで、「梅の木は伐らないとあんなになるんです」と教えてくれ、こんな梅の木見たことがないと思ったものだった。梅の木とは思えない姿だった(笑)。
それでも好奇心から、また見てみたいと思って翌年も行ってみると消えていた。手入れされたのか、伐られてしまったのかまでは調べていない。


1枚目、百合もこんな姿に。
2枚目、アナベルは今月初めのものを先週も載せたけれど、まだこんなに綺麗な咲いていた。

黒い土の上に枯れ葉。
そこから顔を出している純白の花は本当に美しい。

急に寒くなったと言っているけれど、横浜は暖かい。暖房は相変わらずいらない。昨日の日中は書斎が22度になった。九州の方が寒いよう。
今のうちに大掃除をすれば楽だろうけれど、思うだけ。年末は寒くなるだろうか。








11月末のフィギュアスケートのグランプリシリーズで、羽生結弦が合わせて322・40点で優勝。300点超えは史上初で、300点を22点以上も超したと驚いていたのに、今度はバルセロナで330・43点の、更なる世界最高得点。神業的な滑りだ。神が宿ったと言いたいほど。そうかもしれない。
そして、音楽がいい。陰陽師、安倍晴明の音楽を聴いているだけでも不思議な世界に入り込んでしまう。まして、それに合わせて羽生結弦のあの滑り。感動で言葉にならない。もはや、美しさを通り越して崇高な領域。
宇野昌磨も3位。完璧な滑りに見えた。女子も宮原知子が2位。努力の人は凄い。ふたりとも17歳の若さでと思う。
他の人達も、以前なら優勝でおかしくないような演技。どこまで高度になっていくのだろう。
それにしても日本のスケートは凄すぎる。かつて、日本のスケートがこんなになるとは想像もできなかった。
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