「藍川京」の部屋

女流作家「藍川京」の花日記と、作品を紹介するブログです

2015年09月

北鎌倉 円覚寺 松嶺院の木の実/常識になっている非常識

DSCF6110_RDSCF6032_RDSCF6031_R半月前の円覚寺、松嶺院で1枚目、まだ色づいていない真弓の実。雌株のみに実がつく。
3枚目、紅葉の翼果。
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2段目左、梅擬(ウメモドキ)の実。最後は不明。

九州から戻ってきたけれど、てんやわんやの1週間だった気がする。
田舎にも色々あるだろうけれど、告別式でおかしなことがあり、呆れたというより腹が立った。
告別式前に葬儀社から式の説明があったけれど、喪主の焼香の後、「肩書きのある」議員や地元有力者などの焼香になり、それが終わってから親族とのこと。「肩書きのある」とはっきりと言われ、いつの時代の話かと思った。
知り合いの議員ならともかく、故人とつき合いもないような人達だ。おまけに焼香の時、まずお坊さんに礼をして、次に列席者ではなく、肩書きのある議員や有力者達の席に礼をして焼香してくれとのこと。
私が喪主ならとんでもないと言うところ。喪主ではないし、そこに住んでいないので黙っていたけれど、それが非常識だということが、ここの人達にはわかっていないのか文句を言えないのかと、嘆かわしかった。
弔電も故人の知り合いからのものをまず読むべきなのに、議員関係ではなかったかと思う。おまけに安倍内閣○○などの名前まで読み上げ、冠婚葬祭で名前をアピールしているとわかる選挙のための売名行為に、いい加減にしたらと言いたくなった。
人の死を利用するなど、何と品性のない輩だろう。おかしな事に従う人達も情けない。
喪主が焼香した後、故人の兄弟、甥や姪を差し置いて、つき合いもない議員や地元の有力者なる人達が焼香し、やっと親族の焼香になった。
議員達は列席者の後に焼香すればいいのにと、故人とは遠く離れて暮らす縁者とは話した。
田舎の悪しき風習はどこにでもあるかもしれないけれど、そんなおかしなものがなくならない限り、政治の清き一票もなく、○○に入れろと言われれば、この地域の人達は、それに従うのかもしれない。

北鎌倉 円覚寺 松嶺院 老鴉柿

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DSCF6033_R中旬の円覚寺塔頭、松嶺院。
1〜2段目に写っているのは老鴉柿(ろうやがき)ではないかと。
小さい、小さい親指ほどの柿。
3段目、不明だけれど、本殿前に咲いていたので。

北鎌倉 円覚寺 龍隠庵と黄梅院

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DSCF6133_R中旬の北鎌倉、円覚寺。
上段1〜2枚目、龍隠庵入口の藪蘭。花だけのものも実がついたものも。
3枚目、お地蔵様と彼岸花。

2段目、ぱっくり開いた姫石榴が、顔のようでユーモラス。
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DSCF6156_R3〜4段目は黄梅院。
3段目、この日も、まだ実葛の花を見ることができた。
4段目、鈴虫草(スズムシグサ)。
8月10日に光則寺の鈴虫草を載せたけれど、情けない写真だったので、これの方が少しはまし。

北鎌倉 円覚寺 松嶺院 女郎花、萩、仙人草など

DSCF6101_RDSCF6094_RDSCF6093_R今月中旬の松嶺院>
上段1枚目、女郎花。
2枚目、バッタの子供のような。
3枚目、ススキ。
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2段目、萩。
萩は全体を眺めるもので、なかなかひとつずつの花は見ないものだけれど、
DSCF6099_RDSCF6089_RDSCF6087_R色にも違いがあって綺麗なもの。

3段目、仙人草(せんにんそう)。
ところが、牡丹蔓(ボタンヅル)と書いてあった。
花だけ見ると両方は区別がつかない。葉っぱが違う。
この花に限らず、植物園でも間違った名札が立ててあったりして、すべてを鵜呑みにすると危ない。

北鎌倉 円覚寺 松嶺院 遍路みちから墓所へ

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DSCF6084_RDSCF6083_R10日前の北鎌倉円覚寺、松嶺院。

上段、遍路みちの白花曼珠沙華。
2段目、墓地の入口で、夏椿の実。
3段目、松嶺院山門を入ったすぐのところの秋明菊。
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昨日、親族に不幸があり、急遽、九州入り。
留守の間、ブログは予約投稿していきますが、コメントの返事は帰宅してからになります。

鎌倉 寶戒寺の白 

先週の鎌倉、寶戒寺。昨日の写真と似てしまうけれど、白花曼珠沙華は一瞬なので載せておきたくなる。もう終わっているだろう。
新田義貞の鎌倉攻めで滅ぼされた北条執権の屋敷跡に、滅亡した北条家の魂を慰めるために足利尊氏によって建てられたもので、白は源氏の旗印で、神聖な色ともされるので、萩も曼珠沙華も白い色が多い。
上段1枚目、灯籠前の角虎の尾。2枚目、本殿と酔芙蓉。3枚目、斑入り椿の葉4枚目、木瓜の実。
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DSCF6295_RDSCF6297_RDSCF6283_R2〜3段目は白萩と白花曼珠沙華。
これから散った萩の花が地面を覆うようになると、それもなかなかの風情になる。
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DSCF6304_R4段目、帰りに鶴岡八幡宮の東鳥居へと向かうと、石垣の赤い彼岸花はまだ一分咲き。それでも揚羽蝶が飛びまわり、蜜を吸っていた。今頃、満開か過ぎた頃だろうか。

3日程前までは今日は晴れのはずが、1昨日あたりから雨に変わり、朝から降っている。2〜3日先の天気予報も当たらないことがある。組んでいた予定を取りやめに。

鎌倉 寶戒寺の白花曼珠沙華と萩

1週間前の鎌倉、寶戒寺(ほうかいじ)。
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DSCF6272_RDSCF6274_RDSCF6277_R上段1〜2枚目、本堂の手前の白萩。
3枚目、ピンクの萩も少しだけ。
4枚目、水引(ミズヒキ)と白い彼岸花。

2段目の石灯籠の下は鍾馗水仙(ショウキズイセン)かもしれない。今日の写真の中で白花曼珠沙華とと呼べるのは3段目の最初だけのような気もする。リコリスはどれも似ていて難しい。
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ラグビーのワールドカップに期待していたけれど、スコットランド負けてしまった。簡単にはいかない。
見ていてもルールがさっぱりわからないけれど、ともかく次に期待しよう。

亀ヶ谷坂切通の萩と彼岸花

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DSCF6184_RDSCF6183_R先週の亀ヶ谷坂切通。
円覚寺を出て700メートル、建長寺を出てからなら400メートルほど、鎌倉街道を建長寺方面に向かって歩くと看板が立っているので右手に折れる。
切通入口の萩はいつも見事で、写真を撮っている人が多い。
2段目は、いちばん亀が谷戸切通らしいところ。

DSCF6186_RDSCF6187_R3段目、崖の上や岩の間にも彼岸花。
左の写真のように、ここもまだつぼみが多かったけれど、今はすっかり咲いているだろう。


昨日は室内、28度まで上がった。この暑さでは彼岸花はどうなるだろう。
シルバーウィークとやらは今日で終わり。車で遠出した人は渋滞で大変だろう。
今夜はラグビーワールドカップの視聴率が凄そう。勝つといいけれど。

鎌倉 英勝寺の竹林と彼岸花

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DSCF6236_R16日の鎌倉、英勝寺。上段、3枚目、萩。4枚目、白い彼岸花。
2段目は彼岸花がいちばん咲いていた山門脇。
彼岸花で有名だけれど、赤い方はまだ一分咲きで、下段のようにボツボツでつぼみばかり。何メートルか離れただけで、まったく咲き方が違う。
3段目、手入れされている竹林は竹の葉が触れ合う音だけ。静謐な時の流れ。
DSCF6204_RDSCF6200_RDSCF6198_Rこの竹林は姫御殿跡地で、水戸徳川家の姫君が代々住まわれた場所。「水戸御殿」と呼ばれていたらしい。

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北鎌倉 円覚寺塔頭 松嶺院 萩とお地蔵様

DSCF6053_RDSCF6054_R北鎌倉円覚寺の松嶺院(しょうれいいん)は秋の花が一杯だった。
山門をくぐって左手に向かうと、上段、萩の花。

突き当たって右に向かうと2段目の景色。
DSCF6057_RDSCF6060_R1枚目は左に赤い(サルスベリ)、右手にぼやけているけれど紫苑(シオン)。
2枚目、先の方にお地蔵様。手前に萩。
3段目、そのお地蔵様の前に行くと、背後には萩の花。これからもっと咲き誇って、お地蔵様を包んでくれるだろう。
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DSCF6070_R4段目、お地蔵様を通り過ぎて遍路みちへと。
けれど、また振り返ってお地蔵様を見てしまう。
遍路みちの入口には白い彼岸花も咲いていた。
お地蔵様の手前に写っているのは白式部の実。

ラグビーのルールはさっぱりわからないけれど、日本はラグビーW杯で優勝候補の南アフリカに勝利し、歴史的とも言える凄いことをやったらしい。
最後の最後に逆転勝ち。私も何度も見てしまった。
暗いニュースが多い中、世界も驚いた快挙に嬉しくなる。
頑張れ、日本。

北鎌倉 円覚寺塔頭 松嶺院 炉開き、雁草など

DSCF6026大好きな北鎌倉円覚寺の松嶺院(しょうれいいん)。
いつも開かれているわけではないものの、これから12月半ばまでは開いているので安心。ただし、法事などの時に入れない場合もある。
1〜2段目、南京櫨(ナンキンハゼ)が少しだけ色づき始めていた。

DSCF6029DSCF60303段目、炉開き(ロビラキ)。この一重咲き、極小輪のピンクの椿が咲き始めると、早くもツバキの季節。
ありえないようだけれど、ユキツバキとお茶の自然交配雑種とされていて、椿にはないカフェインが葉に含まれているらしい。
DSCF6103_RDSCF6020_R確かに右の写真など、お茶の葉に似ている。
炉開きという名前は、11月に行われる風炉をしまって炉を開く「炉開き」の茶道の行事にちなんで。
その頃に花が満開になるので命名されたとか。早々に炉開きを見られて嬉しかった。
DSCF6049_RDSCF6048_RDSCF6046_R4段目、雁草/雁金草(カリガネソウ)。
別名、帆掛草( ホカケソウ)。
綺麗な色。

昨日届いた手紙に、今年の私のブログには去年と違って嘆きが多いと書かれていて、これでも随分と控え気味なのだけどと思った(笑)。その人も、ニュースを見ていて憂鬱になるか腹が立つことが多いらしい。
別の友人からの手紙には、冒頭から「いろんな事があり、考えていたら訳がわからなくなりそうです。自分の事でも悩むのに、世の中、信じられない事件、事故ばかりで」と。
昨日はこれだけだったけれど、最近の知りあい達からの手紙には、この種のことが書かれていることが多い。
日々の思いをブログに書くとキリがない。せっかくの綺麗な花が霞んでしまう気がする。それでも、時にはやむにやまれず書いてしまう。私の考える「常識」と何もかも隔たってきているのが恐い。
今の政治に心から怒っている人達がどれだけいるだろう。次の当選の為にトップに従うだけの、国民や国より自分の立場が大事という、おおよそ議員にはふさわしくない人達。嘆かわしい。それに対し、声を上げ始めた若者達が頼もしい。未来に希望を託したい。

鎌倉 鶴岡八幡宮 流鏑馬 2

DSCF6341_RDSCF6345_RDSCF6347_R昨日の続き。
16日の鶴岡八幡宮の流鏑馬(やぶさめ)。4月の流鏑馬は武田流、9月と10月は小笠原流とか。
DSCF6350_RDSCF6352_RDSCF6353_Rそんなことより、250メートルの馬場を駆け抜ける姿を見たのは一瞬だけで、神事は終わった。

DSCF6355_RDSCF6357_RDSCF6358_Rというわけで、今日は馬場をゆっくり戻って行く姿と、みなさんの退陣の写真のみ。
人馬も立派なら、衣装も素晴らしい。
DSCF6359_RDSCF6362_RDSCF6365_R写せただけでよしとしよう。
この時、神事の終わりを待っていたかのように雨が降りだし、偶然ではないような気がして驚いた。

鎌倉 鶴岡八幡宮 流鏑馬 1

16日、寶戒寺(ほうかいじ)を出て、鶴岡八幡宮の東鳥居あたりの石垣上の彼岸花を観察し(まだ一分咲きだった)、そこから八幡宮を抜けて帰ろうとすると通行止め。
昨日、少し書いたけれど、何ごとかと思ったら、流鏑馬(やぶさめ)の最中だった。
DSCF6337_R上段、垣根の隙間から覗く人達に、私も覗いた。ここが馬の駆け出す出発地点。ほとんど見えないので、鯨幕よりずっと右手に行ってみた。白黒縦縞の鯨幕と気づいたのは帰ってから。どうして紅白ではなく鯨幕なのか……。まだ調べていない。

2段目、ほとんど人のいない鯨幕の右手に移動して、そこの木々の間から覗き見。
DSCF6316_RDSCF6325_RDSCF6324_Rこちらからの方が順番を待つ人の姿はよく見えた。
かっこいい姿に女心が疼いた(笑)。
やはり、雄々しい姿はいい。
DSCF6314_RDSCF6334_R3段目、いよいよ次に走る馬がスタート地点に向かった。
何とか走る姿を写してみたいと、西鳥居に向かって駆け出した馬にシャッターを切ったものの、2枚目のようにブレブレ。思い出なので、愛嬌で載せることに。

DSCF6339_Rもっと愛嬌は4段目。まともに流鏑馬を見てみたいと、東鳥居を離れてぐるっと八幡宮の外をまわって正面から入り、見物することに。しかし、もちろん人だかりがしていて前列になど行けそうにない。カメラを頭の上に掲げて勘での撮影。
馬が走ってきた。速い! というわけで、シャッターを押したものの、写っていたのはご覧の通り、左端の尻尾だけだった。後で見て、大笑い。これが最後の走りだった。尻尾だけでも、写っていないよりましということに。
流鏑馬の続きは明日。

世の中は自然災害、人災、政治と慌しい。静かな世の中は戻って来ないのだろうか。

鎌倉 円覚寺 彼岸花と十月桜

DSCF6080_RDSCF6081_R昨日の北鎌倉、円覚寺塔頭、松嶺院。
上段、墓地の入口、開高健氏の墓の前にも、墓から下りる階段のところにも、早くもたくさんの十月桜(ジュウガツザクラ)が咲いていて驚いた。

DSCF6074_RDSCF6079_R白い彼岸花は赤より早く、今が盛り。来週は遅いかもしれない。これは純白ではなく、黄色みがかっている。ピンクががったものなど、色は多様。
赤い彼岸花は盛りのところと、英勝寺のように一分咲きのところも。赤に関しては、来週はどこも盛りでは。
北鎌倉から鎌倉へと歩き、最後に寶戒寺に行ったので、鶴岡八幡宮の東鳥居を通って帰ろうとしたら、通行止め。大勢が中を覗いていた。私も覗くと、何と流鏑馬(やぶさめ)の最中。東鳥居はスタート地点なのだ。流鏑馬を見るのは初めてのことで隙間から眺めていたけれど、よく見えない。ぐるっとまわって三の鳥居から舞殿へ向かったものの、人が多くて、肝心の矢を射るところは見えなかったけれど、何とか撮れた写真は、また後日。

安保法案、凄いことになっている。
阿倍内閣は愚かで恐ろしい。民主主義の危機。
国民が何と言おうと憲法違反だろうと、自分が決めたことは推し進めるというタイプ。独裁者のようで恐い。二度とこんな人を首相にしてはならないと思う。野党が弱すぎる。もう少し人数が増えなければ。公明党は自民党のコバンザメでしかないし、日本はどうなっていくのだろう。

今年の彼岸花は?

DSCF5298_R9月も半ばを過ぎてしまった。
去年の今頃の写真を見ていたら、18日に神奈川の大和市の彼岸花を見に行っていた。
小田急江ノ島線の大和駅に下り、ふれあいの森から泉の森まで歩いたのを思い出した。
その時の彼岸花。
彼岸花だけは絶対に見たい。

鎌倉の英勝寺の彼岸花はいつが盛りだろう。鎌倉のあちこちの彼岸花を見に行きたいもの。
DSCF5292_Rここ数日は災害が多く、自分の身に起こったことではないのに、気分的に慌ただしかった。
何もない普通の生活がいちばん。
そういえば、熊本の天草の友達が300坪の土地と家で300万円。別荘にどう? と嘘のような話を電話してきた。300坪で300万円とは。ただし、海が一望に見渡せる山の上で景色は絶景だけど不便と。別荘代わりに家を建てた人が、ひとりでたまに来ていたくらいなので、築20年ちょっとの日本家屋も、とても綺麗なよう。残念ながら、とてつもなく不便では生活できないので断ったけれど。
マンションに住んでいると土地が欲しくなる。とはいえ、私が欲しい土地は花を植えるためのちょっとした土地。
そういえば、親が亡くなってまだ誰も相続していない阿蘇の山林があるけれど、放っているので草ぼうぼうだろう。買う人がいないなら阿蘇市に寄付するのもいいかもしれない。

鎌倉 海蔵寺脇

DSCF5868_R先々週の鎌倉。
上段、亀が谷戸切通から海蔵寺へと歩いて行く途中、民家の百日紅(サルスベリ)。
道路に散っている景色も綺麗だった。

2段目、海蔵寺脇の竹林のところで痰切豆(タンキリマメ)。
DSCF5913_RDSCF5914_RDSCF5915_R赤い豆のサヤらしいのは何だろうと、帰ってから調べて痰切豆とわかった。
ぼけて写っている2段目の最後が痰切豆の花。
DSCF5905_Rああ、この花がこんな赤いサヤになるのかと納得。

3段目は同じ黄色い花でも草の王(クサノオウ)。

昨日の午前中、阿蘇山の中岳第一火口が噴火。
3カ月前に行った時も警戒レベルでケーブルカーには乗れなかったし、火口には行けなかったけれど、草千里の方には行けた。今は草千里の方にも行けないようで、土産物店など困るだろう。
6月初めに私が立った場所も何か所かニュースに出ていたけれど、噴火した直後は火山灰が迫ってきて夜のように暗くなっていた。そこにいた人は恐かっただろう。
火山も次々と警戒しなければならないところが出てきて、これ以上、被害が出ないようにと祈るしかない。
稲刈りを前に農家の人達が可哀相でならない。火山灰が降って雨が降ったら台無しだろう。野菜も売れなくなるだろう。これは台風後の豪雨被害に遭った関東や東北の農家も同じ。
昨日は、私の生家の斜め前の家に住んでいたたったひとりの幼な友達から、阿蘇神社の載った記事が送られてきたばかりだった。彼女は今は熊本市内に住んでいるけれど、阿蘇の実家には今もご両親が健在。そちらは大丈夫だろうと思うものの、いつも何かあると、そこに住んでいる知りあい達の顔が脳裏に浮かぶ。

鬼怒川決壊で鉄筋2階建の白い家が頑丈で、流れてきた家も受け止め、その結果、救われた命がいくつもある。ここの主が、1昨日だったか、「ヘーベルハウスの人から、家に留まった方がいいと言われた」と、インタビューされて話していたので、その瞬間からヘーベルハウスは注文が多くなって大変だろうと思った。やはり話題になっている。私も一戸建てを建てるならヘーベルハウスがいい。感謝状を贈っていいほどだと思う。

鎌倉 海蔵寺

DSCF5886_R先々週の鎌倉。
浄智寺の後は花の寺、海蔵寺へ。
パンフレットの置かれたところに、いつも赤い和傘が差してある。
和傘の向こうは質素な仏殿。

DSCF5901_RDSCF5882_R2段目、山門と、鐘楼近くの芙蓉、凌霄花(ノウゼンカズラ)。

3段目最初、蓮の花托と本堂。
2枚目、本堂脇で山吹。3枚目、庫裏前で桔梗。
DSCF5896_RDSCF5894_RDSCF5890_R萩で有名な寺なので、これからは山門に咲き乱れる萩を狙って、カメラマンが大勢詰めかけるだろう。

台風18号の豪雨の被害は凄まじい。行方不明の親族を探す人達の姿をテレビで見ると、言葉がない。濁流に呑まれて家々が消えた景色は、まるで3.11の津波の後のよう。復旧には時間が掛かるだろう。
そんな中、避難所暮らしで留守宅になっているところに空き巣が入っているという。
3.11の時もそうだった。
人間の心を完全になくしている悪人に災いあれと言いたくなる。ボランティで被災者に力を貸す人と、被災者のものを今とばかりに盗む輩。どうしてこれほど人間に違いが出てくるのだろう。嘆かわしい。

北鎌倉 浄智寺/東京湾を震源とする地震

DSCF5855_RDSCF5852_R10日程前になってしまった北鎌倉。
昨日の東慶寺から浄智寺へ。
上段1枚目、惣門(高麗門)手前の甘露の井のところにある池で、ほころび始めていた玉紫陽花。
2枚目、この日の池は透きとおっていた。
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2段目、惣門をくぐると、前方に情緒ある石段。その先に鐘楼門(山門)があり、ススキが揺れ始めていた。
完全に秋の景色。

DSCF5865_RDSCF5858_R3段目最初、犬菊芋(イヌキクイモ)でいいだろうか。似たもので菊芋や菊芋擬(キクイモモドキ)もあるけれど。
拝観料を払うすぐ前で、毎年咲いている。
2枚目、ここの錦漁葉椿はあまり大きくないけれど、こんなに立派な梵天(ぼんてん)が出ている。梵天とは、中央の漏斗状の葉。以前、光則寺の人と話している時、、古い木にしか出ないと言われたけれど。

台風18号による水害は甚大で、まだ大変な時だというのに、昨日の早朝、6時前には地震の揺れで目が覚めたし、次々と何がやってくるかわからない。昨日の東京湾を震源とするの調布の震度5弱の地震の威力は、たまっているエネルギーの1000分の1以下というので、巨大地震のことは想像もつかない。来るものは来る。心配しているだけでは仕方ないけれど。
『たとえ明日が世界の終わりだとしても、私は今日、林檎の木を植える』
この言葉はいつ知ったのだろう。随分と昔だけれど、妙に心に焼きついている。微妙に違う言葉もあるものの、私はこれが好き。
たとえ巨大地震が来ても世界の終わりではないけれど、この言葉を思い出すと、いつも未来への希望を思う。
そして、すでに今回の水害の後片づけのボランティアをしている人達に、尊敬と感謝を。

北鎌倉 東慶寺 鈴蘭の実など/見事な救出

DSCF5836_RDSCF5821_RDSCF5841_R先週、北鎌倉、東慶寺で。
1枚目、お茶の実。
2枚目、野葡萄。
3枚目、朝顔。

DSCF5844_RDSCF5842_RDSCF5843_R2段目、鈴蘭の実が、今年はたくさんだった。
初めての鎌倉という札幌からの母娘に声を掛けると、鈴蘭の実を見るのは初めてと。
DSCF5813_RDSCF5814_R娘さんが写真に撮っていた。その時の降りしきる蝉の声も初めてとのことだった。
今週は蝉の声もほとんど聞かれなくなった。
3段目、仙人草の季節になった。

台風18号による水の被害は甚大で、ゴムボートでの救助、ヘリコプターでの救助には目を見張る。
警察、自衛隊、消防、海上保安庁などが救助に当たっている。自衛隊は航空自衛隊だけでなく、海上自衛隊のヘリも救出に当たっているという。
災害の時の救出劇には感動する。災害時に助けられたり、そのようすを見て自衛隊に入った人も多い。こんな立派な働きをする人達を戦争関連の仕事にはつかせたくないと、今回、また強く思った。
自衛隊は日本と世界の救出隊であってほしい。

北鎌倉 東慶寺/鬼怒川決壊

DSCF5819_RDSCF5810_RDSCF5808_R先週の北鎌倉、東慶寺。
上段1枚目、本殿の山門と緑。
2〜3枚目は、今が盛りの角虎の尾(カクトラノオ)。
DSCF5806_RDSCF5807_Rバックのぼやけた黄色い花は女郎花(オミナエシ)。

2段目、まだ元気に咲いていた紫陽花。
3段目、洋種山牛蒡(ヨウシュヤマゴボウ)の実もこんなに熟してきた。
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1昨日、台風18号が愛知の知多半島に上陸し、姉の顔が浮かんで心配したけれど、大雨は東海、中国や近畿から関東、そして、東北など広い範囲で広がり、昨日の関東は予想外の被害。
鬼怒川が決壊して住居に取り残された人達の救助は時間との闘い。急流に削られていく家の屋根や、電柱につかまって救助を待つ人達を見ていると、自衛隊、頑張ってと祈るしかなかった。涙が出た。
危機一髪で助けられた人が何人もいた。見ているだけでも動悸がした。
水は本当に恐ろしい。
今日は東北が大雨のようで、避難できる人は早めの避難をしてほしい。
皆さんのご無事を祈ります。
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