「藍川京」の部屋

女流作家「藍川京」の花日記と、作品を紹介するブログです

2015年02月

ベランダの春

DSCF0995_RDSCF0992_R1枚目、我が家で芽が出てきているチューリップ。この写真を見て、側面に水滴がついているのに気づいた。撮る時は気づかなかった。
2枚目、ムスカリも頭を出して可愛い花がついている。

DSCF0999_RDSCF0987_Rムスカリは最初、1鉢買ってきて4〜5本しかなかった。今では何百本あるかわからないほど。どんどん球根が増えるけれど、生きているので処分できない。
2段目、室内からベランダに出した椿。まだ咲いている。残りのつぼみはあと少し。
DSCF1013_RDSCF1009_RDSCF1011_R2段目2枚目は、まだ色づいているベンジャミンの花。



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3〜4段目はベランダのクリスマスローズ。すでに載せたけれど、たくさんのつぼみがついていて咲き続けそうなので、また撮ってしまった。やはり我が家の花は可愛い。

昨日は暖かかったので、買い物の前に30分ばかり横浜イングリッシュガーデンに寄ってみた。仕事はスピードをあげなければと思うものの、やっぱり花を見たくてうずうずしてしまい、30分ならいいだろうと。いつもは最低でも1時間は見入ってしまう。
ガーデンの花は明日から。

我が家のクリスマスローズ、グラパラリーフ

DSCF0888_RDSCF0887_R我が家の元気なグラパラリーフ、葉の脇から花芽が出てきた。これから楽しみ。

2段目以下は、我が家で咲いているクリスマスローズの「ピンクラッフル」。
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DSCF0973_RDSCF0894_RDSCF0899_R横浜イングリッシュガーデンから戴いたもの。
戴いた翌年に咲き、今年もたくさんのつぼみがついている。

これから採った種も植えたけれど、まだ発芽はひとつのみ。
これと同じ鉢に植えている黒いカシスレッドの方は、まだつぼみなし。

仕事をさっと終わらせて花を見に行きたいと思うものの、最近はそう簡単には進まない。
馬の鼻先に人参というなら、スピードアップのためには、私の目の前に春の花々だろうか。

雪の長谷寺

DSCF9913_RDSCF9916_R去年の2月11日の鎌倉、長谷寺。
紅白梅は咲き競い、早咲きの河津桜(カワヅザクラ)も咲き始めていたのに、雪景色だった。

2段目、左が地蔵堂手前の良縁地蔵。
DSCF9910_RDSCF9912_RDSCF9917_R真ん中が海光庵前、経蔵横の竹林の良縁地蔵。
2段目、最後は放生池。
まだ載せていなかった写真5枚。
寒そうな写真を載せたけれど、実は我が家のベランダでは、昨日、たくさんのムスカリの中のひとつが咲き始め、浦島草までひとつ頭を出した。浦島草は去年は3月10日頃、頭を出したので、今年は2週間ほど早い。球根を植え替えたのが11日。それから半月して頭を出したのは、植え方が浅かったのではと心配も。浦島草が出てきたからには春だ。嬉しいけれど、まだこれから寒い日もあると思うので、どうなることか心配。

2月の横浜イングリッシュガーデン 5/坂東三津五郎さん

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DSCF0961_RDSCF0963_R横浜イングリッシュガーデンのクリスマスローズは今日まで。
実に様々な種類のクリスマスローズ、地植えあり、鉢植えあり。
今日の花は、ガーデンの売店で売っているもの。

21日に歌舞伎俳優十代目坂東三津五郎さんが膵臓ガンで亡くなった。
大好きな人だった。まだ59歳、惜しすぎる。
かつて明治座で近松心中物語を観たけれど、亀屋忠兵衛を演じた彼は、まだ八十助だった。
人形出遣いは辻村ジュサブロー。
最初に流れてくる歌は森進一の「それは恋」。切なさが胸を満たした。この歌を覚えて何回か歌った。舞台の何もかもが素晴らしかった。
降りしきる雪の中の遊女梅川(高橋恵子)と忠兵衛の心中場面の美しさと迫力は、今も脳裏に刻まれている。 
もういちど、三津五郎さんの舞台を見たかった。

みなとみらい

DSCF0980_RDSCF0981_RDSCF0979_R昨日は夕方、みなとみらいに税申告書を出しに行った。
いつもベランダから眺めているランドマークタワーにはなかなか行かない。近くに行くのは久々だった。
帰りに野毛の方まで歩いて行き、鷹一さんで、泳いでいる生け簀のイカの刺身やシラスの沖漬け、黒ムツの煮付けなどを戴いた。予約で一杯。早かったので何とか入れた。
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行きは歩いたのに、近いので1万歩にはならなかった。
それにしても、賑やかなところというか、ビル群は好きではなく、久しぶりに行くと、こんな建物あったかしらとか、こんなお店はなかったのでは……と、ここでも浦島太郎の心境に。

2月の横浜イングリッシュガーデン 4(クリスマスローズ)

DSCF0922_RDSCF0942_R引き続き、横浜イングリッシュガーデンのクリスマスローズ。
1枚目の花は、我が家で今咲いているものの同じように見える。我が家のものは2〜3年前、横浜イングリッシュガーデンで戴いたもの。後日掲載。
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2段目、黄色いクリスマスローズも。
クリスマスローズも花びらの数から色から様々で、奥深いよう。

DSCF0936_R下段、クリスマスローズだけではと、よく撮れていないけれど、今が盛りの蛇の目エリカ(ジャノメエリカ)も。
12月〜4月頃まで咲いているので春の花というより冬の花かもしれない。
これも可憐な花。

2月の横浜イングリッシュガーデン 3(クリスマスローズ)

DSCF0951_RDSCF0945_RDSCF0949_R1週間前になってしまった横浜イングリッシュガーデンの花。
薔薇のアーチの下にもクリスマスローズが一杯。
DSCF0927_RDSCF0931_Rチューリップもたくさん咲いていたけれど、なぜかすべて撮影失敗で載せられるものがない。

2段目、クリスマスローズの原種、ヘレボレス・フェティダス。1月13日にも載せているけれど、その頃に行った状態とほとんど変わっていないつぼみ。
とうに咲いていると思ったのにこれからのよう。

ここ1週間か10日ぐらいか、右下腹部が痛いので、盲腸だろうと思っていた。2〜3日前から病院に行かないとまずいと思っていて、ついに昨日行ったけれど、血液検査も異常なし。2回手術しているので引っ張られるのだろうと。お腹も切っているし、胆嚢も取っているし、やむなしだろう。胆嚢全摘の後は胆嚢のあった右ではなく左下が引っ張られて不思議だなと思った。今も腹筋をするとそこからプチッと切れてしまいそうで、やらないようにしている。ともかく、白血球も異常なしでよかった。違和感はあるけれど、おつき合いするしかなさそうだ。

2月の横浜イングリッシュガーデン 2 (スノードロップなど)

DSCF0924_RDSCF0925_R昨日に続き、今週初めの横浜イングリッシュガーデン。可愛らしいスノードロップがたくさん咲き始めていた。
名前のとおり、まさに雪のしずく。


DSCF0934_RDSCF0933_R2段目、スノードロップと一緒に頭を出してきている紫の可愛い花も。深いブルーと言った方がいいのだろうか。シラー・シビリカ(ステラ)だろう。
これからもっと背が伸びてくる。

DSCF0926_R下段、スノードロップの近くにクリスマスローズも。
スノードロップが小指の先ほどしかない花なので、クリスマスローズが巨大に見える。綺麗な色のクリスマスローズだ。
我が家の黒いクリスマスローズ、カシスレッドは、まだ花芽がついていない。楽しみにしているのに。
2月もあと1週間。光陰矢のごとし。

2月の横浜イングリッシュガーデン 1(ミツマタなど)

DSCF0939_R15日の横浜イングリッシュガーデン。
今回、いちばん嬉しかったのは、この三椏(ミツマタ)。
どの花にしろ、開花の時期、いちばん最初に目にする時は心弾むもの。集合している中のたったひとつだけ咲き始めていた。とはいえ、30〜50の花が集まってひとつの花に見えるものの、この黄色いのは花弁ではなく萼(がく)とか。不思議。
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紅梅は盛りだった。
まだまだつぼみは多いものの、一気に過ぎてしまいそう。

下段、黄色い水仙のテータテイトと、最後は、これから伸びて咲くヒヤシンス。
DSCF0943_RDSCF0932_R今は花が少ない時で、全体的には淋しいけれど、これから一気にたくさんの花が咲く。それはそれで、分散して咲き始めてくれないかなと贅沢なことを考えてしまう。

ベランダのチューリップ、3つ芽が出てきた。
花が咲くのも嬉しいものの、こうして芽が出てきた時や成長過程も、とても楽しい。
山梔子(クチナシ)や姥目樫(ウバメガシ)の木は窮屈そうで、そろそろ大きな鉢に植え替えなければと思うものの、大きくなりすぎるのも困るし、思案中。

鶴岡八幡宮 神苑ぼたん庭園 3

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DSCF0848_R鎌倉は今日でひとまず終わり。
もういちど、載せきれなかった鎌倉、鶴岡八幡宮、神苑ぼたん庭園の牡丹。
1昨日の夜9時前のNHKのニュースで、この神苑ぼたん庭園を映していた。
3月上旬まで見られると言っていたので、入場券には今月中旬までと書いてあったけれど、その時々の気候によって、開園時期は多少変わるのかもしれない。
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花の少ないこの時期に咲くように藁の中で丹精込めて育てられる冬牡丹。これが終わると、次の牡丹の花は、4月から、また見ることができる。

鎌倉 冬の寶戒寺 3 椿

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DSCF0818_R鎌倉、寶戒寺(ほうかいじ)の椿。上段2枚目、斑入りの葉もいい。
2段目、樒(しきみ)の花を見つけた。まだ咲き始めで開ききっていなかった。
ここで、この樒の花を見るのも毎年の楽しみ。そして、奇妙な形の種も楽しみ。
ただし、この実は猛毒で、日本の植物の中では唯一、劇毒物に指定されているとか。面白い種と思っていたけれど、猛毒と知ってからは、ちょっと複雑。
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寶戒寺を出て鶴岡八幡宮へと戻っている時、ある店の前で見かけたもの。この針葉樹(?)の名前は何かわからないけれど、目立たない花が咲いていて、面白いと思って撮ってみた。
目立つ花、見過ごしてしまうような目立たない花と、花も色々で、春は植え込みの木々に、米粒ほどもない花がたくさん咲き始めたりして、その気になって見ないと見過ごしてしまう。気づかないで歩いている人達を見ると、もったいないなと思ってしまう。

昨日は東北で震度4の地震の後、5強もあり、揺れたところは不安だっただろう。
あと3週間で3.11から丸4年というのに、その余震とは。
まだ余震は続くようで、別の大きな地震も近々来ると言っているのに、安全な場所がどこもない。
こうなると、何があっても運命と思うしかない。

冬の寶戒寺 2 椿

DSCF0829_RDSCF0827_R鎌倉、寶戒寺(ほうかいじ)の椿。
萩の寺として有名だけれど、椿の種類も多く、けっこう楽しめる。
青空が綺麗だったので、椿もまた際立っていた。
これから椿の季節になる。
DSCF0832_RDSCF0825_RDSCF0824_R早咲きは9月頃から咲き始めるものの、いちばんたくさん咲くのは関東では3月。これから楽しみな季節になる。
それにしても、昨日は暖かかった。
最近は、春と冬の交互の繰り返し。本当の春はもうすぐなので楽しみにしていよう。

冬の寶戒寺 1

DSCF0831_RDSCF0815_R2週間前の鎌倉、寶戒寺。
上段1枚目、鐘楼を背景に藪椿(ヤブツバキ)。
冬の空気に包まれて、つぼみは凛としている。
2枚目、白梅も咲き始めていた。

DSCF0835_R2段目、素心蝋梅(ソシンロウバイ)もいちばん綺麗な時だった。
何度見ても、蝋細工のような不思議で可憐な花。

3段目、お地蔵様には境内に咲いている水仙の花が供えられていた。

DSCF0813_RDSCF0816_R昨日はぽかぽか陽気に誘われて、我慢できずに横浜イングリッシュガーデンに行ってクリスマスローズをたくさん見てきたけれど、鎌倉の写真が終わってからでないと落ち着かない。
あと数日、鎌倉の写真を。

鶴岡八幡宮 神苑ぼたん庭園 2

1〜2枚目、鶴岡八幡宮、三ノ鳥居の先の太鼓橋。
橋の右手が3枚目の源氏池。
DSCF0880_RDSCF0881_RDSCF0857_R源氏池に沿って神苑ぼたん庭園がある。
牡丹の写真は上手く撮れない。

DSCF0845_RDSCF0865_RDSCF0847_Rデジカメでも上手な人がいるだろうに、薄い和紙で出来たような花びらの質感は素人の私には写せない。

DSCF0843_RDSCF0844_RDSCF0846_R牡丹に限らず、自分で見た花や景色がいちばん美しい。けれど、見た目よりもっと綺麗に写すのがプロの感性と技。プロは凄い。

あと2週間で3月。もうじき春。植物のことを思うとウキウキしてしまい、ホームセンターで腐葉土や土、敷石など4袋買ってきた。小さいのではすぐになくなるので、どれも10〜20ℓ入り。部屋まで運ぶのが大変だった。
マンション暮らし32年となり、その間、鉢植えやプランターの植物のために、どれだけの土を買ってきただろう。トラック1台にはならないだろうけれど、塵も積もれば山となるで、相当の量になっているのは間違いない。
そういえば、初めて東京でマンション暮らしを初めた時、まだモノカキになれず、小説の新人賞だけでなく、詩も書いていた。ベランダで植物を育てるのに土を買うことになるとは思いもしなかったという「十階」という詩が掲載されたことがあった。あれはどの雑誌だっただろう。記憶も曖昧になってきた。

昨日の空/「ふた夜妻」

DSCF0903昨日午後3時過ぎの雲の変化には驚いた。
午前中はぽかぽか陽気で日が照っていたのに、急に気温が下がってきて、低い雲が間近に迫ってきた。
凄い雲だと恐怖を感じたほど。
1〜2段は午後3時48分。
DSCF09023枚目は上から1分後の富士山方向。
明るい部分と黒い雲の対比が凄い。
この頃、神奈川県には竜巻注意情報が出た。
厚木では竜巻発生。
雪もちらほらと舞い出したもののすぐに止み、富士山方向には日が照り始めた。
DSCF0901窓から眺める西の黒い空と東で輝く太陽の差に、どうなっているの? という気がした。
4段目は2時間後の5時45分。日没は見ることができたけれど、上空の雲は厚かった。それだけに朱い色が綺麗だった。右端に富士山。

DSCF0906今日発売の実業之日本社、「ジェイ・ノベル」3月号掲載の<ふた夜妻>は気に入りの作品になった。
ただ、書いた本人が気に入っても読者もそうとは限らないのが難しいところ。
去年11月から始まった3カ月に1度のシリーズもの。
6〜7回掲載して短編集になるのは来年。

鶴岡八幡宮 神苑ぼたん庭園 1

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DSCF0802_Rこの日は1月31日だったこともあり、受験シーズンで、鶴岡八幡宮の境内はお詣り、祈祷をしてもらう人達で賑わっていた。
2段目最初、お焚上げというのだろうか。
3段目は、元旦から今月中旬までの神苑ぼたん庭園では寒ぼたんが見られる。入場料500円。
DSCF0856_RDSCF0858_RDSCF0867_R春は「鎌倉ぼたん」として4月上旬から5月上旬までの開園。
その他は閉園。

昨日は北国の現状が想像できないような暖かさだった。寒暖の差の激しいこと。しかし、もう2月も中旬で、来月は春らしくなるというのに、とうとう書斎には今冬、2〜3日しかエアコンを入れなかった。最低温度が15度か16度だった。日当たりがいいので室温に恵まれていることもある。しかし、こんなにエアコンを使わなかったのは初めて。原発事故などなかった時は脳天気に贅沢をしていた。原発事故の悲惨さ、将来に渡る影響を考えると、原発反対なので、少しは生活を考えなければと思っている。

鶴岡八幡宮のカワセミと梅/浦島草の植え替え

DSCF0796_R2週間前、上段1枚目は、昼食をとった店から鶴岡八幡宮の木々を眺めて。
2段目、鶴岡八幡宮境内の源氏池の袂では白梅が咲き誇っていた。
3枚目、宝物館前小川の魚を狙って、写真中央の翡翠(カワセミ)が猟の最中。
しばらく眺めていたけれど、狩の様子は見られず残念。
他に鎌倉では、円覚寺、海蔵寺でも翡翠を見かけたことがある。
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DSCF1309_R3段目の緑は、去年4月末の浦島草の写真。こんな時期にオバカと言われそうだけれど、昨日はぽかぽか陽気だったので、浦島草の球根を大きな鉢に植え替えた。
2年も前から、窮屈そうで可哀相なので植え替えなければと思っていたのに、去年の秋も植え替えないままに過ぎて、今年の春はどうなることかと、とても気になっていた。
買った時はひとつだけの花だったのに、こんなにたくさんになってしまった。
球根はさぞ大きいだろうと思っていたのに、小さくてびっくり。
そんな小さな球根から写真のような大きな葉が出てきて花が咲くのかと意外だった。
こんな時期に植え替えて無事に芽が出てくるか心配だけれど、もう植え替えたので考えても仕方がない。

鎌倉 長谷寺 蛇の髭の実/「溺れて」明日発売

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宝石より美しい自然界の蛇の髭(ジャノヒゲ)の種子。大好きな色だ。
10日ほど前、長谷寺の経蔵横の竹林で。
たくさん実が残っているものがあって嬉しかった。
            *****
DSCF0886_R明日、12日発売予定、双葉文庫、5人によるアンソロジー「溺れて」。
これには「龍の玉」という題の短篇を書いている。龍の玉とは蛇の髭の実のこと。
この表紙では、か弱い男性や女性は手に取れないだろうなと、ちょっと心配。
女性は、表紙がおとなしくて美しいものを手に取ることが多い。
読みたくても買えない人はネットなどで注文しているのだろうか。

鎌倉 光則寺の椿と檸檬

DSCF0778_R10日前の鎌倉、光則寺の本堂。
この右手前の裸の木が、樹齢160年の海棠(カイドウ)。
この時期は淋しいけれど、春先は実に見事だ。
ここに来ると、また花を見にこれたことを感謝して手を合わせる。

DSCF0772_RDSCF0773_R2段目、本堂の真ん前と言っていい所に咲く日の丸のような肥後椿。
これに似た椿も多いのではっきりとは言えないけれどずばりその、「日の丸」かもしれない。
茅ヶ崎の氷室椿庭園には「日の丸」が咲く。
DSCF0784_Rそちらでは名前が書いてあったので間違いないけれど、光則寺のこれは不明。機会があったら尋ねてみよう。

3段目のつぼみは西王母(セイオウボ)。残念ながら、咲いているものでちょうどいいものがなく、盛りを過ぎていた。
DSCF0785_R9月頃から咲き始める早咲きの椿で、来月頃まで咲き続ける。

4段目は大檸檬。ジャンボレモンと言われたりもするよう。
これでは大きさがわからないけれど、普通の檸檬よりずっと大きく、夏みかんのような大きさ。
2月は完熟期のようで光則寺の方のお口に入るだろうか。それとも、鳥達がついばむことになるだろうか。
鎌倉の寺社では色々な鳥達がよくさえずっている。

今冬最強の寒波がやってきているよう。
寒いといっても、ここはほとんど雪が降らないからいいものの、大雪の地域は気の毒。そこに住む人達はたくましいなと軟弱な私は思う。

鎌倉 光則寺 素心蝋梅と椿

DSCF0788_R10日前の鎌倉。長谷寺を出て光則寺へ。
ここは花の寺。樹齢160年の海棠は有名。

2段目、今まで載せてきた長谷寺の素心蝋梅(ソシンロウバイ)とは違い、中心部分が暗い蝋梅(ロウバイ)。
DSCF0771_Rけれど、蝋梅の中心はもっと濃い紫色になることが多いのに、これは薄め。
満月蝋梅(マンゲツロウバイ)もあるけれど、花びらが丸くない。このごろは素心蝋梅との区別が難しくなっているよう。満月蝋梅と素心蝋梅の違いは何かと、あちこちで論議されているほど。花びらが丸いのが満月蝋梅と言うなら、この写真のものは若干違う。しかし、やはり、蝋梅より中の黒っぽい色が淡すぎる。
DSCF0768_R蝋梅と素心蝋梅の中間に見えるものの、和蝋梅(ワロウバイ)と呼ばれているものがいちばん近いだろうか。なかなか難しい。単に蝋梅でいいのだろうけれど。

3段目のピンクの椿は数寄屋侘助(スキヤワビスケ)。我が家でも鉢植えで何年も咲いていたけれど、不思議と数年前、枯れてしまった。
DSCF0779_R何か私の身代わりになってくれたのかもしれない。

4段目はつぼみを多数つけている緑の葉の艶やかな錦魚葉椿(キンギョバツバキ)。これには赤い花が咲く。
長谷寺の錦魚葉椿は白い花だけれど、不思議なことに、今年はひとつも実をつけていなかった。
光則寺の錦魚葉椿の花が咲く頃、また訪れてみたいもの。
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