「藍川京」の部屋

女流作家「藍川京」の花日記と、作品を紹介するブログです

2013年11月

鎌倉 英勝寺の秋 3

今日で11月も終わり。明日から12月とは……。
昨日のブログに、まだ暖房を入れていないと書いたけれど、ついに昨日の夜、リビングの床暖房を入れた。
夕方からみるみるうちに冷えてきた。
今朝の日の出は綺麗だった。とはいえ、ビルの谷間からお日様が顔を出す。早起きが苦手で滅多に見られない。富士山も綺麗。晴天のよう。毎日、冠雪の富士山が見える季節になった。
DSCF7212_RDSCF7211_R
写真は11日の鎌倉英勝寺。
1枚目は仏殿。2枚目の蝉は、この開いた両扉の下の方についている。
英勝寺は水戸光圀も訪れたお寺。
花が少なくなる季節、石蕗(ツワブキ)は、あちこちでよく目立つ。
DSCF7207_RDSCF7190_RDSCF7206_R
3段目の洞穴は、山門脇にある三霊社権現。閉所恐怖症なので、まだ入ったことはない。ひとりで入る勇気なし。中には仏像が置かれている。
DSCF7208_RDSCF7210_RDSCF7209_RDSCF7205_R10メートルぐらいで明かりがないので、目が慣れてからゆっくり進むこととか。
この三霊社権現のあたりには石蕗の花や、最後の写真の洋種山牛蒡(ヨウシュヤマゴボウ)の実が黒く色づいていた。

鎌倉 英勝寺の秋 2

DSCF7185_RDSCF7183_RDSCF7186_RDSCF7188_RDSCF7187_R11日の鎌倉、英勝寺。水戸徳川家の姫君が代々住職を勤めたお寺。
美味しい竹の子が採れる竹林が姫君達の住居跡。
下の吉祥草(キチジョウソウ)の盛りだった。吉事があると開花するという伝説からの名前とか。
DSCF7192_RDSCF7195_RDSCF7194_R




だいぶ寒くなってきた。福岡ではいつもより半月以上早い初雪だったとか。
暖房はいつからになるだろう。まだ、床暖房もエアコンも入れていない。

英勝寺の秋 1

しつこく11日の鎌倉の風景が続く。
DSCF7178_RDSCF7179_RDSCF7213_R1〜2枚目、鎌倉、英勝寺の門。入口はここではなく、ずっと右手の方から。
平安時代、源頼朝の父、義朝の屋敷が建っていたところ。それからの歴史は色々あるので省いて、今は鎌倉唯一の尼寺。
DSCF7215_RDSCF7217_RDSCF7218_R
上段3枚目、私の親指ほどしかない豆柿(マメガキ)がびっしりと生っていた。
下段1枚目、万両(マンリョウ)の実も輝くほどに美しかった。
2〜3枚目、八手(ヤツデ)の花。あちこちで今が美しい時。冬には黒い実になる。
鎌倉の紅葉は「獅子舞の谷」がいいと知った。何とも妖しい名前だ。
天園ハイキングコースの中にあり、ここは歩きたいと思っていたものの、どうも一か所、高所恐怖症の私には渡れない橋があるようで逡巡してしまう。
映像で見ると、川に掛かった細い板のような橋を渡るところがあり……。

鎌倉 海蔵寺の花 4

DSCF7256_RDSCF7254_RDSCF7228_Rまた1昨日に戻って、11日の鎌倉の海蔵寺。
すでにこの日から半月。
この気候の急激な変化で、昨日載せた5日前の円覚寺が紅葉していたように、ここもすっかり景色は変わっているはず。
DSCF7232_RDSCF7258_RDSCF7257_R紅葉は、今がいちばん綺麗な時だろうか。
これから花も少なくなる。
蜜蜂はせっせと働いている。


昨日はやけに暖かく、重ね着をしていたら汗が出て、昼間は半袖だった。
この秋に拾った無患子(ムクロジ)の実や、ドングリを植えた。来年、芽が出るだろうか。
マンション暮らしで植えるところなどないのに、すぐに植えてしまう。
2008年に近所で拾った姥目樫(ウバメガシ)の実は、翌年には芽を出し、今も成長中。
まだ小さいけれど、そろそろドングリが生らないかなと、毎年楽しみにしている。
昨日植えたものは、図鑑を調べないまま植えてしまったのに今になって気づいた。
ひとつは大きめで長く、木楢(コナラ)だったような気がする。
さて、2日続けて読者の方から美味しい果物が届いた。岐阜の方からは岐阜が発祥の地とされる富有柿。
青森の方からは親戚の家で採れたという林檎。
今年の私はかつてないほどの不作だったので、申し訳ない気持ち。
果物は毎食後戴くので、ありがたく頂戴している。作品を待っていて下さる人がいる限り書かなければ。
徐々にスピードが落ちていますが、気長にお待ち下さい(汗)。

北鎌倉 円覚寺紅葉

DSCF7565_R22日の北鎌倉、円覚寺の紅葉。4日前の紅葉なので早い方がいいかと。
毎年、鎌倉では円覚寺の紅葉が一番目立つ気がする。もっとも私が他を知らないだけかもしれないけれど。
DSCF7604_RDSCF7603_RDSCF7605_RDSCF7606_R




DSCF7599_RDSCF7585_RDSCF7567_RDSCF7566_R




昨日は夕方から強風で、夜は風音が凄く、時々、窓硝子が破られるのではないかと思えるような音に、いつもながらはらはらした。強風の時はマンションの上の階は揺れる。
神奈川には竜巻注意報も出されていたし、夕方からの風は生ぬるく、災害が起こらなければいいけれどと思っていた。
この風で、せっかくの紅葉も台無しになるところもあるかもしれない。
マンションの敷地でも、イチョウの黄色い絨毯になっているところがありそう。

鎌倉 海蔵寺のリンドウ 3

DSCF7253_RDSCF7251_RDSCF7246_R




DSCF7244_RDSCF7245_R11日の鎌倉、海蔵寺は竜胆(リンドウ)が盛りで、目が覚めるような色の花が、これまた美しい杉苔(スギゴケ)の上に咲いていた。
海蔵寺に限らず、この季節はどこも竜胆が綺麗で、この日行った東慶寺でも、山門への石段のあたりから竜胆だらけだった。

11月最後の週になった。来週は12月というのが信じられない。
だいぶ書斎も綺麗になってきたし、前から書きたかったものを書き始められるといいけれど。

鎌倉 海蔵寺 2

11日に鎌倉、花の寺の海蔵寺。1枚目は本堂から庭園を。3枚目、本堂の前(庫裏の横)には、桔梗(キキョウ)と竜胆(リンドウ)と菊が一緒に咲き、秋の花も集まれば賑やかなもの。4枚目は真っ赤な実葛(サネカズラ)。ここの実葛は、私が知っている限り、他のお寺の実葛より色づきが早い。今はどこも真っ赤だったり、過ぎていたりするけれど。
DSCF7249_RDSCF7247_RDSCF7250_RDSCF7231_R




下段1枚目は本堂の左脇を入ったところの崖と、そこのやぐら。ここから次の3枚を写した。本堂の裏の庭園だけれど、公開されておらず、ここから眺めることしかできない。3枚目の石塔は上段、1枚目に写っているもの。DSCF7240_R
DSCF7236_RDSCF7242_RDSCF7237_R4枚目の大きな手前の岩の上にはカワセミが留まっている。わかるだろうか。
右の方に池があるので獲物を狙っているのだろう。
しばらく眺めていたけれど、動かなかった。

昨日は富山県の立山連峰・真砂岳の西側斜面で雪崩が発生し、7人が亡くなり、ひとりとは連絡が取れないとか。先月10日に室堂(ブログ写真は10月13日〜16日に掲載)に行ったばかり。夏のように暑い異常な秋の1日だった。室堂は標高2450メートルだけれど、真砂だけは標高2860メートルで、室堂から登山になるらしい。1カ月ちょっとですっかり姿を変えている山。自然は美しいけれど、恐い。

鎌倉 海蔵寺

DSCF7270_RDSCF7268_R11日の海蔵寺。まだ紅葉には早かった。鎌倉十井のひとつ、ここの底脱の井(そこぬけのい)の後ろの竹林で、こんな季節に竹の子が出てきていた。
DSCF7266_RDSCF7267_RDSCF7233_R




DSCF7262_RDSCF7260_RDSCF7264_R11日はせいぜいこのくらいしか色づいていなかったけれど、昨日、海蔵寺にいった人の写真を見ると、この10日の間に急に冷えたので、一気に色づいたようで見頃のよう。
明日から連休で人が多いだろう。
DSCF7568_R3段目は昨日の北鎌倉円覚寺で。
今日から人が多いと思って、昨日、昼からちょっと行ってみた。
円覚寺と建長寺のみで、巨福呂坂(こぶくろざか)トンネルを通って鶴岡八幡宮に行き、小町通りを歩いて帰路に。紅葉はよくないよう。去年か1昨年は塩害で色が悪かった。少ししか歩かなかったので、鎌倉全体はわからないけれど、今ひとつで残念。すでに茶色くなり始めていたり、まだまったく色づいていなかったり。
一番いい時に、あちこち歩いてみたいもの。

月夜の月下美人

今年の秋、2回目の月下美人が昨夜から今朝にかけて開いた。前回は9月17日だった。
今までと違い、19時になっても口は開かず、つぼみが膨らんできた。
1〜2枚目は夕方4時。3〜4枚目は19時50分。そんな時間になってもまだ口は開いていない。
DSCF7491_RDSCF7492_RDSCF7504_RDSCF7503_R




姉に手紙を書いていて、今夜、月下美人が開くの、と書こうとして、あっと慌ててリビングへ。
21時に咲いていた。8時半頃開いたのではないかと。開くところを見逃して残念。
DSCF7496_RDSCF7511_RDSCF7513_RDSCF7523_R




せっかくなので後ろ姿も。
DSCF7514_RDSCF7525_RDSCF7526_RDSCF7539_R




DSCF7521_RDSCF7536_RDSCF7533_RDSCF7531_R




たくさん写したけれど、花はひとつだけ。
芳香が強く、書斎や玄関まで香っている。
DSCF7557_RDSCF7551_R最後の2枚は、21時50分。そうだ、月下美人という名前なら、月が出ていないとおかしいなどと思い、慌てて外を見ると、月下美人の背後に月。
この時間に気づいてよかった。もう少し遅くなると西側に移動して月下美人と一緒に撮るのは無理だった。カメラがカメラなので、こんなふうにしか撮れないけれど、それでも、月と一緒に撮れてよかった。
実際の月はもっと大きいけれど、私のカメラではこんなに小さなお月様になってしまって残念。
カメラマンなら、大きな月と綺麗な月下美人を一緒に撮ることができるだろう。

昨日はアルバムの整理をしようと思って開いたけれど、処分するのは無理と諦めた。他人からさっと捨ててもらわないと、つい見入ってしまうし、思い切って捨てるのは難しい。フィルムしかなかった時代の写真の整理は大変だ。

北鎌倉 円覚寺 秋景色

1枚目、11日の北鎌倉円覚寺の方丈と、うっすら色づいた木。
2枚目、妙香池の亀はひなたぼっこしていた。
3〜4枚目、妙香池を通って奥の黄梅院に行く途中の紅葉と銀杏の葉の絨毯。
DSCF7410_RDSCF7408_RDSCF7387_RDSCF7388_R




2段目は黄梅院で、お茶の花と真っ赤になっていた実葛(サネカズラ)の実と犬枇杷(イヌビワ)。
DSCF7398_RDSCF7405_RDSCF7406_RDSCF7407_R




3段目の3枚は方丈前で。
1枚目、満天星の紅葉。2枚目、万両(マンリョウ)と石仏。3枚目は山梔子(クチナシ)の実。この日、ついに黒椿の実が弾けていて、最後のひとつが落ちていた。ベランダで育ってくれるといいけれど、種が小さいので芽が出るかどうか。
4枚目は仏殿裏のみごとな姫蔓蕎麦(ヒメツルソバ)の群生。
DSCF7412_RDSCF7415_RDSCF7417_RDSCF7423_R




昨日は書斎の片付けは中断してしまった。今日は何とかやらなければ。

北鎌倉円覚寺 龍隠庵の花

すっかり気に入った龍隠庵。11日の花。
1枚目の黄色い花は石蕗(ツワブキ)。
2枚目は楽しみにしていた(仏手柑)ブッシュカン。こんなに大きくなっていた。
3枚目は、これまた楽しみな「炉開き(ロビラキ)」。この日はつぼみだった。
円覚寺に行くたびに春まで、これを見るのが楽しみになる。お茶とユキツバキの自然交配種。
DSCF7383_RDSCF7384_RDSCF7373_R




DSCF7378_RDSCF7380_RDSCF7381_R下段1枚目は上の黄色と似ているけれど、石蕗ではなく菊。2〜3枚目は姫石榴(ヒメザクロ)と、その脇のお地蔵様。

昨日は書斎の片づけ。まだ終わらない。腰が痛くなった。書斎は片づけるとすっきりするものの、すぐにデスクや周辺がゴタゴタになる。手紙はなかなか捨てられない。少しは処分しているつもりでも、すぐに山になる。今日も書斎の片づけの続き。

円覚寺 松嶺院のお地蔵様と野草

しばらく11日の鎌倉が続く。
しょっちゅう行っていると思われそうだけれど1回で200枚前後は写真を撮るので、1回行けばしばらく写真には困らない。この日は260枚撮った。もちろん、素人写真で全部載せられるようなものではないけれど。
1枚目、北鎌倉円覚寺、松嶺院のお地蔵様。足元には白い小菊が咲いている。季節によって色々な花がお地蔵様を囲む。
2〜4枚目はネリネ。徳間文庫の「夕化粧」に出したことで覚えた花。
DSCF7357_RDSCF7363_RDSCF7361_RDSCF7362_R




DSCF7368_RDSCF7367_RDSCF7369_R今日の写真、すべて松嶺院で。
2段目は筒咲き野紺菊(ツツザキノコンギク)。昨日載せた野紺菊と見比べてほしい。違いがわかると思うので。

DSCF7365_RDSCF7359_RDSCF7358_RDSCF7364_R




3段目左の黒い実は白山吹(シロヤマブキ)。2枚目、紫式部、3枚目は白式部。
最後の1枚は開高健氏の墓の前に咲いている十月桜。来年の春まで咲き続ける。
相変わらず、氏の墓にはアルコールの供え物が絶えない。
知り合いの藤本恵子さんは文学界新人賞を取った後、芥川賞候補にもなり、その後、開高健賞も取ったけれど、私は開高氏のことは釣りやお酒が好きな人ということは知っているけれど、文学方面のことはほとんど知らない。楽しそうに釣りをしていたテレビの開高氏が脳裏に残っている。

円覚寺 松嶺院の野草/和服の整理

11日の円覚寺松嶺院。
1〜2枚目、南京櫨(ナンキンハゼ)。3〜4枚目、野紺菊。
DSCF7337_RDSCF7339_RDSCF7354_RDSCF7355_R




DSCF7353_RDSCF7344_RDSCF7342_RDSCF7334_R




2段目1枚目、狸豆(タヌキマメ)。
2〜3枚目は源平釣船草(ゲンペイツリフネソウ)。4枚目は白釣船(シロツリフネ)。
DSCF7474_R
明日、19日発売予定のコスミック文庫「禁色 したたる」。
6人によるアンソロジーで50枚ずつ。
私は<叔母の時計>。

昨日は朝から夜まで着物の整理。箪笥に入れずにずっと放っておいたものを畳紙を替えて入れ直したり、帯の整理をしたり。
着物は数えていないけれど100枚ほどあるはずで、帯も50本ほど。帯締めも50本ほどあるとわかって唖然。箪笥は3棹あるのに、どうしても入りきれないものが……。
昨日中に整理が終わらないかもしれないと思った。腰が痛くなって参ったけれど、ふっと、全部、原稿を書いて稼いで買ったのだと思い、頑張ったなあとも思った。しかし、まあ、よくもこれだけ買ったものだ。
今月はやっと着物を着る気になり、昨日は整理もできて、少しずつエネルギーを取り戻しつつあるのならいいけれどと思った。
帯は締めていないものが何本も。やはり気に入ったものばかり着たり締めたりしてしまう。帯も全部締めないともったいない。
着物1枚に帯3本という言葉があるけれど、私は逆だ。帯は気に入りの柄の締めやすいものばかりになってしまう。

能の鑑賞

DSCF7469_RDSCF7453_RDSCF7448_RDSCF7446_R昨日はタクシーで10分ほどのところにある横浜能楽堂で「横浜かもんやま能」の鑑賞。
2時〜4時半まで。
狂言「千鳥」と能は「楊貴妃」。

上段2枚目、能楽堂2階で。3枚目、能楽堂の外で。4枚目、能楽堂前からのランドマークタワー。雲ひとつない上天気だった。
DSCF7451_RDSCF7460_RDSCF7458_RDSCF7457_R




下段1枚目、能舞台を2階から。2枚目、私の座った1階の正面席から。
3枚目、2階より1階ロビーの見えるところで。4枚目、廊下の素敵な休憩用の椅子。
席は発売日から予約しておいた。すぐに完売になったらしい。
着物と決めていたものの、さて、何を着ていこうかと迷い、能には紬や小紋が妥当らしく、大島の片身寄せにした。片身替わりとも言うだろうか。
道行きは能装束で作った布地なので、さすがに中にまでは着ていく勇気はなく、帰りに外に出て羽織った。
始まると最初は眠く、朗々とした声を聞きながら昼寝すると気持ちがいいだろうと、能のファンには叱られそうなことを考えていた。
11月になって、やっと少し外に出るようになった。
今月は着物もすでに4回着ている。春に洗いに出した着物が10枚ほどできあがってきて何カ月も経つのに、何もしたくないという感じで、紐も解かないままだった。今日の着物、箪笥の中も見たけれど、どうも気に入るものがなく、洗いに出したものをやっと解いて、中の1枚を選んだ。
これから少しずつ外に出たいと思うようになるといいけれど……。

富士山の二蓋笠/円覚寺 松嶺院

昨日の夕焼けの赤い色は凄かった。書斎で富士山は背後になる。立ち上がって振り向いたときの夕焼けに驚いた。
あと10分ほど早く気づいていたら、ずっと眺められたのにと残念。
富士山には雲が掛かっていて残念だけれど、赤い色を写しておこうと写真を撮った。すると、その直後のニュースで、まさにこの写真とほぼ同じものを映していて、この雲は笠雲でも二蓋笠(にがいがさ)という笠が二段になった珍しいものとか。この写真ではわかりづらいだろうけれど……。
DSCF7441_Rすぐに手持ちの雲の本を3冊見てみたけれど、二蓋笠は載っていなかった。
テレビで偶然、知識を得ることができてラッキーだった。

2段目、11日の円覚寺。1枚目、総門への石段には、少し色づいた紅葉が。
2枚目は山門左側の大好きな松嶺院(しょうれいいん)。いつも真っ先にここに向かう。閉じているとがっかりするけれど開いていた。3枚目、松嶺院入口。4枚目、中に入ると、すぐに不閑軒が。有島武郎はこの松嶺院で『『或る女』の後編を書き始めているというけれど、ここで書き終えたのかどうかは知らない。
DSCF7327_RDSCF7425_RDSCF7370_RDSCF7338_R




DSCF7348_RDSCF7350_RDSCF7351_R下段1枚目、不閑軒の前の椿。「中国四川 ゴールデンニア」と札が掛かっていたけれど、「ゴードニア」の間違いではないかと思う。
2〜3枚目の紅葉も不閑軒にはよく似合う。

先日出した短篇が気に入らず心配だったけれど、編集者から丁寧な感想が送られてきてほっとした。
気に入らないと不安になるものだ。

鎌倉秋景色

DSCF7180_RDSCF7181_R11日の鎌倉。
歩いた順に載せたいけれど、数枚ずつ載せても半月以上掛かってしまうかもしれず、まずは今の紅葉状況から大まかに。
上段2枚は英勝寺。
手水鉢に絡まった蔦(ツタ)も、まだまだ色づき始めたばかり。
DSCF7428_RDSCF7426_R
2段目は円覚寺。
ほとんど紅葉しておらず、山門までの石段脇の紅葉も、ほんの部分的に真っ赤に色づいているだけで、他は青かった。
ここの蔦も、真っ赤になるにはもう少し日にちがかかりそう。
DSCF7265_R最後は海蔵寺。
ここも色づき始めたばかり。
それでも、この日の午後から急激に気温が下がって冬のようになったので、紅葉は一気に進むのかもしれない。
京都に行きたいと思っていたけれど、京都の紅葉も遅れているとか。見頃は月末から12月にかけてだろうか。
秋になると、紅葉をちょこちょこ見に行かないと気になる。少し場所が違うだけで紅葉も変わるので、あちこち歩いて見ておきたくなる。
真っ赤に紅葉した頃に見に行きたいけれど、よく盛りを過ぎてからになる。さて、次は……?
昨日は今年初めて藤沢へ。睦月影郎氏と二見書房の編集者と食べて呑んで楽しく話した。
何度も行っている最後のクラブでは、まだまだ盛り上がっていたけれど、私は先に失礼した。帰宅23時前。
今年は飲み会に出る気力がなく、すでに11月も半ばというのに、東京駅、銀座、新宿、横浜、藤沢に各1回ずつしか出かけていない。エネルギー補充の時ということに……。

野葡萄 2

DSCF7300_RDSCF7302_RDSCF7304_RDSCF7309_R




昨日と同じ東慶寺での野葡萄なので似たり寄ったりだけれど、私が好きなので。
秋の実を見ると楽しくてならない。
それにしても寒い。1カ月前は30度の真夏で、1カ月後には各地で雪も降る冬になり、本当にどうなっているのと言いたい。秋の短かいこと。
暑がりだけれど足元だけ冷えるので、靴下だけでは間に合わず、足元だけぬくぬくの小さなマットを出した。暖かくなって、これ以上頭がぼっとしたら困るけれど……。
午後、編集者や同業者と、ちょっとおしゃべりの予定。

野葡萄/フィリピン台風

11日から急激に寒くなり、1カ月前は30度だったのにと呆れる。
DSCF7307_RDSCF7320_R11日の北鎌倉東慶寺で野葡萄(ノブドウ)。
色とりどりの色で、毎年見ても飽きないし、楽しみ。
これまた最高にいいときだった気がする。
ブルーの実は、まるでトルコ石のよう。明日もまた載せたい。

DSCF7306_RDSCF7310_Rフィリピンの台風30号による被害は甚大で、3.11を思い浮かべた人も多いだろう。けれど、日本ではあんな中でも略奪など起こらなかった。阪神淡路大震災のときもそうだった。世界が賞賛した。日本人であれば、そんなことをしようとも思わないだろう。それが、フィリピンでは略奪も起こっているようで、日本人の礼儀正しさをあらためて感じた。
ユニセフや国境なき医師団から支援要請のメールが届いている。どちらも災害後、すぐに動き出した。
資金援助なら赤十字も呼びかけを始めている。
最近の災害は、世界が強力して援助しなければならないような大きなものが多くなった。
地球温暖化も被害を大きくしているのだろう。私達にも責任があることになる。

北鎌倉 東慶寺の十月桜

DSCF7297_RDSCF7314_RDSCF7317_RDSCF7316_R




昨日の北鎌倉。上段1枚目は東慶寺の宝形造りの本堂。
2〜4枚目は今年初秋初めて目にした十月桜。誰も気づかないで通り過ぎていく。勿体ないと思いながらも、お節介はよした。
DSCF7325_RDSCF7324_R今は竜胆(リンドウ)が最高の時で、寺への石段のあたりからたくさん咲いていた。実に瑞々しい。
海蔵寺の竜胆もみごとだったけれど、それは、後日また。
下段の、竜胆とよく似た色の桔梗(キキョウ)も、まだ少し咲いていた。
散歩にいい気温と思って歩いていたら、日が照って暑くなった。
DSCF7326_RDSCF7322_R他の観光客も暑いと言っていた。ところが、3時頃になると急激に冷えてきて、冬のようになって驚いた。
帰ると秋田や青森の、去年より1週間早い初雪のニュースをやっていた。ずいぶん降っているなと驚いた。
掛け布団に、今夜より毛布も追加。

OB会、余りの若さにアゼン!

福岡女子高校の関東支部同窓会、横浜ベイシェラトンホテルで昨日の正午より。
DSCF7177_R私も少しは若く見られる方だけれど、皆さんの異常な若さには、心底驚いた。
何とここに写っている半数以上の方が70代。それも80歳に近い人が何人も。
タレントより若くて、アゼンだった。
女子校は被服科や食物科、保育科などあり、被服科ではウェディングドレスや着物も縫っていた。
食物関係も保育関係も半端ではない。
DSCF7171_Rそんな人達が、60歳など何のそので、70歳を過ぎても現役で活躍していらっしゃる。
見るからに芸術関係という感じの髪型と服装の人がいらして同じテーブルになったけれど、ムックから着物リフォームの本が出ている人だった。
支部長も主婦の友社からスモッキング刺繍の本を出されていて、全国のスモッキング刺繍教室の教科書的な本になっているとか。
被服科の人は着物を縫えるのだから、着つけできる人もいるはずだと思っていた。帯が気に入らないので最後に直してもらったけれど、その人は着物も縫うし、美容師で着つけもやっているとのことだった。
ともかく、集まった人達、みんな只者ではなく、パワーと見かけの若さに驚いている間に3時間が終わってしまった。
年相応には絶対に見えない皆さんの若さは、オバケと言っていいほど。
それにしても、女子校で勉強せずに、授業中にこっそり詩を書いたり、夜更かしして眠気と闘っていたのは私だけだろう。
しっかり学んで活躍している皆さん達、ただただ凄い。
下段の写真は、現校長、同窓会会長、関東支部支部長と一緒に。全員の中で現校長が一番年下だった。
Profile
      わたしです

日本ペンクラブ会員
日本文芸家協会会員
日本文芸家クラブ理事
サーチする:
Amazon.co.jp のロゴ
Archives
Categories