「藍川京」の部屋

女流作家「藍川京」の花日記と、作品を紹介するブログです

2013年10月

北鎌倉 明月院 やぐらや雀

18日の明月院。
1、2枚目、やぐら。以前も載せたけれど、2枚目が「明月院やぐら」(羅漢洞)と呼ばれ、鎌倉時代のやぐらとしては最大。やぐらは鎌倉時代に多く造られた洞窟墳墓のことで、明月院やぐらは間口約7メートル、奥行き6メートル、高さ3メートル。やぐら中央の宝筴印塔は上杉憲方のもの(墓)と伝えられている。
3〜4枚目、芙蓉の実(種)。
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2段目、やぐら近くに、もの凄い数の雀がいた。私が行くと別の場所に移動。そこでもやけに賑やか。
覗いてみると、赤い水引(ミズヒキ)の花か実を食べているのがわかった。水引の群生から別の水引の群生へと移動したのだ。
今は水引の花が盛り。雀は水引が好みなのだと新発見。
最後はまたまた杜鵑(ホトトギス)。今日の写真はすべて開山堂のまわり。
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今日で10月も終わる。やけに早く過ぎ去った気がする。
仕事はぼつぼつ。やっと少し気力が出てきたような。

北鎌倉明月院 台湾リスと猫

今日の写真は非常に下手だけれど……。18日のもの。
北鎌倉の明月院は今どき観光客も少ないと思っていると、案の定。
けれどすぐに聞いたことがないような鳴き声と、盛りのついたような猫の声。見上げると1枚目の台湾リスと2枚目の猫が、上と下で互いに威嚇し合っているようだった。ここの猫は枯山水の砂ををメチャメチャにして自由に遊び回ったり、愉快で元気だ。台湾リスもよく見かける。
3枚目、終わってしまった萩の花の種。花を見ても、興味がない人には、その後の種にはなかなか気づかないものかもしれない。
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2段目の最初、この日の花想い地蔵の水盤には、白い菊の花。
2、3枚目は杜鵑(ホトトギス)。どこに行っても今の季節は杜鵑。
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昨日は小雨。寒かった。散歩には不向きでも、小雨は部屋にいると落ち着く。
最近は超怠け者になっているけれど、エネルギーを補充するのに時間がかかるようになり、仕方がない。
怠け者の時間も必要なよう。

寶戒寺と鶴岡八幡宮の白鳩

21日、北条高時の腹切りやぐらを見た後、寶戒寺(ほうかいじ)へ。平地に戻るとほっとした。
お地蔵さんも和ませてくれた。このお寺には白萩や白い彼岸花が多い。白は源氏の旗の色だからとか、血の色の赤を避けてと言われたりも。
『当寺は北條義時が小町邸を造って以来北條執権の屋敷となり、1333年5月22日北條九代滅亡後その霊を慰めるため、又、国宝的人材を養成修行せしめる道場として後醍醐天皇が足利尊氏に命じこの屋敷跡に建立させた寺である』と、寶戒寺のパンフレットにある。
見てきたばかりの腹切りやぐらとは、ここも繋がっている。高時もここにあった屋敷で暮らしたのだろう。
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萩の寺と言われているけれど、その萩はすっかり終わり、杜鵑(ホトトギス)が撓わに咲いていた。
上段2枚目は石蕗(ツワブキ)。これから石蕗の季節だ。
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2段目3〜4枚目は、無患子(ムクロジ)の実。本堂脇に大きな木がある。今は山ほど落ちてくる。
石鹸の木と呼ばれる木が何種もあるけれど、無患子も別名、石鹸の木。沢山のサポニンが含まれていて、泡立つ。外側を剥くと中に黒い実がひとつ入っている。これのまわりに白いのがついていて石鹸になる。
これは写すために洗ったので(4枚目)白いものはついていない。この黒い実は、昔、羽根突きの羽根の土台になっていた。
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3段目、以前も載せたけれど風変わりな形の樒(シキミ)の実。写せる高さのものはこれしかなかった。
最後は、帰りに鶴岡八幡宮を通るので、その中の旗上弁財天社に寄り、白い鳩を写した。
最後の1枚の木には何十羽も留まっているのがわかるだろうか。
源氏の白からか、ここの鳩も白ばかり。

日中は部屋にいると暑い。外に出ると少し寒いけれど、室内では半袖。でも、足だけは冷えるので、今月半ば過ぎより靴下を履いている。12月1月は例年より寒いかもしれないとか。もうじき、足元だけのホットカーペットがいるようになる。

北条高時腹切やぐら

21日、雨の後の悪路だったけれど、祇園山ハイキングコースの最終目的、北条高時の腹切りやぐらにようやく到着。
霊気に満ちていた。
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腹切りやぐらという名前から、1333年の新田義貞による鎌倉攻めに遭い、ここで高時が自害したように思ってしまうけれど、今は平地になっている東勝寺の裏手のここに、北条一門を弔うために作られたもののよう。
DSCF7049_RDSCF7051_R実際に北条高時が切腹したのは東勝寺の境内。寺に火を放ち、一族郎党870人ほどと最期を迎えた。そして、鎌倉幕府は滅亡した。
霊感の強い人は近づけないともいうけれど、私は頭痛もなくやぐらを見ることができた。
ここのことを調べていると、まだこのやぐら中は発掘調査されたことがないようで、自害した人達の骨が埋葬されているのではないかと考えている人も。それは正しいような気がする。
祇園山ハイキングコースを歩いている途中、2度と歩くもんかと考えたものの、帰宅して色々調べていたら、このハイキングコースは遺構だらけとか。考古学をやっている人は歩いているだけで、ちょっとした土の盛り上がりなどの地形でもわかるらしい。初めて歩いて驚き、感激している考古学者(?)のブログがあり、祇園山ハイキングコースに俄然、興味が湧いてきた。私も単純だ。
1週間経っても、腹切りやぐらのことは気になっている。何か強い力が働いているのだろう。
それにしても、歴史に対して無知蒙昧なのが残念でならない。

蛇も出た恐怖の祇園山ハイキングコース

21日、昼前から3時間ばかり鎌倉散歩。運動不足が気になってならず。
今まで辿ったことがなかった祇園山ハイキングコースはショートコースで45分というので、よし、ここだと思った。
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しかし、この散歩を安易に考え、大失敗。
八雲神社は鎌倉最古の厄除け神社。
手玉石は力石といわれることも。各地の神社に置いてあったり。
新羅三郎(しんらさぶろう)は源頼義の三男、 源義光のこと。
3段目の八雲神社本殿脇の石段のところに、ハイキングコースの道標。
DSCF7041_RDSCF7040_RDSCF7042_R今まで気づかなかった。石段を登り切ったところで、さらに左に曲がって上る石段を見て心細くなり、引き返そうと思って立ち止まっていたら、子供がふたり登ってきたので、よし、頑張ろうと進んだのが大失敗。私は祇園山山頂に向かったけれど、後についてくるものはなく、人影なし。3枚目が狭い山頂。ここで蛇が目の前に現れ、固まった。むろん今年初めての蛇。
誰か来たら一緒に動こうと待ったのに、誰も来ない。じっとしていても時間が経つばかりで進むしかなくなった。前日、鎌倉は大雨だったというのを知らなかった。道は滑り、悪路。引き返すわけにもいかないものの、進むのも恐い初めての道。先がわからないのは恐怖だ。散歩を気楽に楽しむつもりが、蛇を見た恐怖心は抜けず、足場の悪い道を上ったり下ったりの繰り返し。道中、写真を撮る余裕はなかった。
DSCF7046_RDSCF7045_R2度とここは歩きたくないと後悔。全身汗。
人家が見えてきたとほっとしたのも束の間、またも上ったり下ったり。
手軽なコースと書いてあったけれど、とんでもなかった。
帰宅して調べたら、やはり、こんなはずじゃなかったという人のコメントがあった。
ハイキングの最終目的は「北条高時腹切りやぐら」だった。
4段目、これかなと思って写したけれど、ここを下ったところだった。
腹切りやぐらは明日に。

大町温泉郷の自然 2/夜中の地震

台風27号の大雨は、横浜はそう酷くはなく、気抜けするほど夜も静かだった。
ただ、夜中2時10分の福島沖の地震では目が覚めた。テレビをつけると相当広範囲で揺れたようで、福島は津波警報も出ていた。30分ばかり起きていた。1時間後も揺れたようだけれど、それは気づかず眠っていた。
夜中や台風などの時に地震が来たらどうなるだろうと心配していたことがあったけれど、まさにそれ。4とのことだったけれど、5や6でなくてよかった。

1枚目、11日の宿の近くの景色。2枚目から、昨日に続いて林の中の自然。3、4枚目、姫女菀(ヒメジョオン)。
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下段1枚目は現の証拠(ゲンノショウコ)の種。花は知っていても、種は知らない人がいるかもしれない。こんなに面白い形をしている。2枚目のバッタは嬉しかった。3枚目のキノコもあったけれど、名前はさっぱりわからない。4枚目は小さなリンゴ。これは林の外で。
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8日〜11日の黒部立山から大町温泉郷までの旅の写真は今日まで。15日間もかかってしまった。

大町温泉郷の自然 1/台風27号

台風27号の影響で九州から四国へと豪雨が移動していて、夕方には関東も大降りになるだろう。
心配な地域が多い。農家も大変だ。被害がないといいけれど。
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2週間前になった旅行最後の11日に、宿を出て近所をぶらぶら。
ウォーキングコースの林もあり、中に入ると、まずは黒部峡谷の欅平で見た蔓竜胆(ツルリンドウ)の赤い実を発見。
上段2枚目。どうしてこんなに艶々として美しいのだろう。
3枚目の実は熟れて落ちそうだけれど、鈴蘭の気がする。4枚目は鬼胡桃(オニグルミ)では。
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2段目1枚目、秋の麒麟草(アキノキリンソウ)に似ているけれど、少し違うような。菊科は多すぎて難しい。
2枚目の赤とんぼは目の前まで近づいても逃げなかった。
4枚目、南蛮繁縷(ナンバンハコベ)の実ではないだろうか。
秋は草や木の実が楽しい。

大町温泉郷

10日、富山の宇奈月温泉を出発して、すでに載せた立山黒部アルペンルートを通って、長野県大町市の大町温泉郷の宿、「界アルプス」に到着したのは4時半頃。稲穂や囲炉裏が玄関前で迎えてくれた。
DSCF6751_RDSCF6753_RDSCF6827_R2段目、2階で食事の時、外の緑が雨上がりで綺麗だった。
夕食は、最初に八寸。お皿に載っているのは、季節果実の白和え、胡桃豆腐茶巾揚げ、鶏と干し葡萄の松風、からすみ風味の白玉、花びら大根椎茸挟み。そんなに載っているかと言いたいけれど(笑)。ここでも次は松茸の土瓶蒸しが出てきた。
できるだけ全部は食べないようにしていた。食が細くなり、初日は控え目に食べたつもりが、夜中に2回も胃液が逆流して目覚めた。最後の食事(炊き込みなど)も、ほとんど食べないようにしていた3日間だった。
美味しいものが少しだけあればいい。満腹は体に悪い。20時半からもちつき。無料配布のようだけれど、私は遠慮した。
DSCF6748_RDSCF6738_RDSCF6749_R食事の時からソワソワして貰いに行こうとしている人がいて、大食漢だなあと、その元気さに唖然。正月でなくても餅つきをする宿は意外とある。食後なのに胃がおかしくならないのかと不思議。

DSCF6758_RDSCF6767_RDSCF6818_R翌日の11日、帰る日は本当に楽しかった。
宿は12時までいられるので、荷物を預けて10時頃に出て、近所の散策。
道路脇にはドングリだらけ。それだけでも嬉しいのに、栗がたくさん落ちていた。
DSCF6771_RDSCF6777_RDSCF6775_R栗拾いに夢中になり、袋詰め。このあと、林の中でも見つけたけれど、もう食べきれないと思って、収穫断念。帰宅してから、栗御飯になった。
やっぱり海より山だ。
最後の1枚は何の実だろう。

宇奈月温泉 

9日の富山県黒部市、宇奈月温泉の2日目。1枚目、欅平から乗ってきたトロッコ列車を降りてパチリ。
2枚目は黒部峡谷鉄道の前身、黒部専用鉄道で活躍していた電気機関車EB5とか。
私は格好をつけているわけではなく、強風だったので髪を押さえて。暑いので1枚脱いでしまった。
3、4枚目、宿の近くで真弓の実かと思ったけれど、吊花(ツリバナ)の実の方が正しいかもしれない。
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2段目、宿に戻って温泉に。総檜造りの新露天風呂、「華の湯」。外は緑とコバルトブルーの黒部川。
3枚目の板のところに両肘を着くとお尻がプカプカと浮き上がり、いい気持ち。
誰もいないのをいいことに、プカプカ浮きながら、しばらくゆっくりとお湯と景色を楽しんだ。
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夕食は今の時期の白海老中心の料理を頼んでおいた。左上は国産松茸炙りをポン酢で。真ん中の木の葉型の茶色い器に入っているのは、白海老造りと白海老の昆布〆。さすがに最高の味だった。この後、白海老の蒸し物や白海老の吹き寄せ、富山牛、白海老御飯なども。
この時期はどこに泊まっても松茸が出てくるけれど、私はそう食べたいとは思わない。松茸が美味しいと思ったことはなく、食べ物は各人の好みがあるといつも思う。
最近は台風27号のことが気になっている。伊豆大島だけでなく、あちこち心配。今年の災害は酷い。
3.11から、特に災害が多くなっている気がする。どこも安全なところはないと、読者の3.11の被災者がたよりに書いてきた。最後は運だなと思ってしまう。
姉もイチゴ農家でハウスが心配。26号の時は、近所で張り替えたばかりのハウスをやられた人がいるとか。何ごともなく過ぎることを祈るのみ。

黒部峡谷 欅平 4

昨日載せた赤い奥鐘橋(おくかねばし)を渡ると、1枚目の人喰岩がある。
岩壁がえぐれて大きな口のようなのでこの名前。この岩壁を過ぎると、2枚目の赤い橋。
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2段目、橋を渡ったところで七竈(ナナカマド)の紅い実が揺れていた。
ずっと歩いていくと名剣(めいけん)温泉や祖母谷(ばばだに)温泉に至るらしい。ここで引き返した。
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紅葉には早かったけれど、秋の景色を満喫しながら欅平駅に戻った。
リュックは嫌いだったので、今まで背負ったことはなかった。成人して初めてのリュックだった。たまにはいいかもしれない。
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運動不足が心配なこの頃、昨日は45分のショートハイキングコースで簡単そうな鎌倉散歩を試みたら、とんでもない恐怖だった。
蛇は出る、人はいないで、固まってしまったものの、初めての道を進むしかなかった。
そのことは後日。1週間ほど後になるかもしれない。

黒部峡谷 欅平 3

9日の黒部峡谷、欅平(けやきだいら)の花や実。景色もいいけれど、私はやっぱり草花を見るのがいちばん嬉しい。
1、2枚目、蔓竜胆(ツルリンドウ)の実。花は見られなかったけれど、艶々とした紅い実を見たときはとても嬉しかった。
歩いているとき、これだけしか見られなかったので、見つけただけラッキー。
3枚目竜胆のつぼみ。4枚目、野紺菊でいいだろうか。今どき、どこに行ってもこの花はよく目立ち、心を弾ませてくれる。
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下段1枚目、欅平駅の屋上展望台から奥鐘橋(おくかねばし)。渡れるけれど、工事中で写真撮影には少々残念。
3、4枚目は橋を渡っていったところ。ここは祖母谷川(ばばだにがわ)になるのでは。緑と水はどこまでも美しい。
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急に寒くなり、やっと衣替え。でも、また今日は暑くなるとか。朝から太陽の光が眩しい。
いざという時は着物と思っていたので、ましな服はなく、安物のジーンズやTシャツの類ばかり。
今年は何だか気力がなく、着物もほとんど着ていない。着物はすべて処分して、ワンピースなどにしたら楽だろうなと考えたり、面倒臭がり病の最中。そのうち治るといいけれど。来月は着物を着なければ……。

黒部峡谷 欅平 2

9日の欅平(けやきだいら)はとても綺麗だった。欅平の写真は4回掲載。
黒部川沿いを猿飛峡展望台に向かって歩いた。水の色はコバルトブルー。
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2段目左は「ふくろうの木」。2枚目の説明の看板の文字は消えているところがあるけれど、杉の木株が自然のままにフクロウの形に。川の向こうなので私のカメラでは、これが精いっぱい。アップで中央あたりをご覧下さい。
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フクロウの木の看板の後は、猿飛峡展望台から。実際はもっともっと綺麗で空気が澄んでいた。
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10月も、後10日ほど。
信じられないスピードで毎日が過ぎていく。
あれもこれもしなければ……と思うのに、10のうちのひとつかふたつしか進まない。
衣替えもまだ。先週は30度だったのに……と思う。
布団だけは昨夜から薄い羽毛布団を追加。それまで真夏と同じだった。
またも猛烈な台風27号がやってきている。逸れてくれるといいけれど。

椿も咲き出し

DSCF7005_R昨日、3時間ばかり、鎌倉散歩した。
最後に大巧寺(だいぎょうじ)に寄ってみると、みごとな椿「荒獅子」が咲いていた。
山茶花の季節になったなあと、明月院近くを歩きながら思ったのに、椿も咲いていた。早咲きの椿は9月頃から咲き始める。
種類によって早咲き、遅咲きがあるので、9月から5月頃まで9カ月ぐらいは楽しめる。
早い時期の椿は見損なってしまうことが多い。
黒部立山の写真が後1週間は続きそうで、待ちきれずに今日2回目のブログ掲載。

トロッコに乗って欅平へ 1

9日、宇奈月温泉、黒部峡谷トロッコ電車の旅に出発。
1枚目、ホームで飲み物や食べ物を売る売り子さん。4枚目、うなづき湖。
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上段の3枚目から2段目まで、すべて動いているトロッコからの写真。
2段目2枚目、宇奈月ダム。ダムも川も宇奈月の水はコバルトブルーで、初めて見たときは南の海の色のようで驚いた。
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3段目、宇奈月駅から1時間18分かかって、終点の欅平(けやきだいら)に到着。
猿飛峡への遊歩道を歩き出すと、すぐさま深山大文字草(ミヤマダイモンジソウ)の群生が迎えてくれた。
この花の最高の時期に出会えて万歳だった。遊歩道のどこ彼処に咲いていた。
川に沿って歩いていくのが気持ちがよかったものの、北陸は30度の暑い日だった。ここの風景の続きは明日。
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急に涼しくなったものの、まだ夏の肌布団1枚で休んでいる。
暑がりなので日中も半袖でいい。でも、そろそろ衣替えをしないと……。

富山県 宇奈月温泉初日

昨日載せた黒部ダムに50分滞在して、関電トンネルトロリーバスで扇沢に行き、そこから路線バスに乗り換えて、大町温泉郷に、やっと4時過ぎに到着。宿は「延楽」。普通の部屋のつもりが特別室になっていて、部屋に入ると井戸をかたどった空間も。同じ階に6室あり、そのうちの1室が4枚目の貴賓室の玄関で、昭和天皇や今の天皇なども宿泊されたところと判明。
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登山客のチェックインが遅いためか、食事は7時半と言われ、お腹が空きそうだと思ったものの、時間があるので、翌日乗るトロッコ電車の駅など確認がてらブラブラ。
2段目の1枚目、宿の近くでエゴノキの実だろうか。2枚目、黒部峡谷鉄道、宇奈月駅。3枚目、記念写真用の小さな模型だけれど、言わなければ写真では本物に見えるかもしれない。4枚目、トロッコ列車で帰ってきた人達。
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2段目の紅い素敵な橋は新山彦橋。トロッコが走る。明日はトロッコに乗って渡るのだと思いながら、やまびこ遊歩道を通って旧敷道トンネルに。以前のトロッコ電車が通っていたところらしい。4枚目は振り返ってトンネルの中から外を。少し赤い橋が写っている。これが山彦橋。旧山彦橋と言うべきか。その向こうに見えるのが黒部峡谷鉄道、宇奈月駅。
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3段目はやまびこ遊歩道になっている旧敷道トンネルの隙間から新山彦橋を写した。
4枚目、トンネルを抜けると盛んに鳥の声。近いので見まわすと木の上で鳴いていた。
5枚目、ホップのような形の実を下げている熊四手(クマシデ)。
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下段1枚目、ドングリも生っていた。樫(カシ)の実だろう。
2枚目、宿の浴衣で食事前。温泉にも入った後。
3枚目は夜の8時頃、窓の外に不思議な形の光が。UFOか? と思ったり、そうでなくても何だろうと不思議でならなかった。後日、仲居さんに聞くと、大原台山頂の平和の像で、月夜に光るらしいと聞いた。どう見ても空に浮いているとしか見えなかった光だけれど、日本一標高の高い場所に立つブロンズ観音像で、宇奈月町出身の日展作家、佐々木大樹氏による高さ12.7メートルの大作と判明。昼間、窓からそれを見たけれど、闇に光っていた雰囲気が不思議でならなかった。2日目の夜は見えなかったので。私のカメラではこれが最大限の大きさ。兎の形にも見えたけれど、片手を上げているのだ。拡大してご覧下さい。
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台風26号の各地での被害の大きさがわかってきている中、すでに27号が発生している。また同じコースを辿るかもしれないと言っている。今から不安だ。

台風26号/黒部ダム

台風26号は強力だったというのに、いつになくここは静かで不思議だったものの、各地で凄い被害が出ている。伊豆大島の雨量など、過去の日本の記録を更新したと言っていたような。死者も出ていて、まだ行方不明者が多く気の毒。生存者がたくさん出てくるといいけれど。今救出中の女性も助かってほしい。
災害が多すぎる。日本だけでなく世界中で。
自然の中で人間は小さい。小さいけれど、大きい。黒部ダムを見てそう思った。
     *****
10日、大展望から立山ロープウェイで7分。黒部平に到着。
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13分後、黒部平から、今度は黒部ケーブルカーに乗って5分、黒部湖に到着。
2段目、1〜2枚が黒部湖。黒部湖駅から10分ほど、ダムえん堤を歩いて行く。1枚目の曲線を描いたコンクリートの上。
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殉職者171名の慰霊碑の前で手を合わせた。171名という数は凄い。なおさら胸が熱くなった。
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台風26号と虹/立山 大観峰

昨日から今年最強という台風26号が心配だった。夜のうちは嵐の前の静けさなのか、実に静かだった。どうなるかと不安だったものの、朝までぐっすり。被害も出ているけれど、思っていたより、ここはよかったよう。風向きによって、まったく違ってくる。もう1棟の方が風当たりが酷かったのではと思う。
7時過ぎに目覚めて、いつものように富士山方向を見ると、何やら七色に見える太いものが。ぼんやりしていたものの気のなってちょこちょこ眺めていたら、だんだん伸びてきてはっきりした虹になってきた。かなり太い。
1枚目は7時56分。4枚目は8時半。虹は東に移りながら9時前には消えた。虹が移動するのに初めて気づいた。
台風はまだ移動中。被害が少ないことを祈っている。
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               ******
10日、室堂から立山トンネルトロリーバスに乗って10分。大観峰に到着。標高2316メートル。
あまりの晴天に露出オーバー。掲載するときに補正できるならいいけれど機械オンチでそのまま掲載。
パソコンを正面や上から見下ろすのではなく、下の方から目線を上に向けて覗けば少しはましな色になるよう。実は、今回、そうすれば色が変わって立体的に見えるのを発見。知らなかったのは私だけ……?
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立山 室堂にて

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立山、室堂の続き。
2段目左の建物は、らいちょう温泉、雷鳥荘。
室堂には1時間半ばかりの滞在だった。
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また台風が近づいている。風が強いのは恐い。
昔の家はどこも雨戸があったけれど、今どきのマンションにそんなものがあるはずもなく、ガラス1枚は恐い。
強風に耐えても、ものが飛んできたりして割れたら一気に風が入り込む。逸れてくれるといいけれど……。

立山 室堂

昨日に続き、10日の立山、標高2450メートルの室堂。
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1枚目の山は雲に隠れている。
鮮明すぎる白い雲。

2段目はミドリガ池。
DSCF6554_RDSCF6555_RDSCF6556_Rゆっくり歩いて一周。
ここで、駅で買ったおこわのおにぎりを食べた。
3枚目、秘湯を守る会にも入っている「みくりが池温泉」が見えた。
DSCF6561_RDSCF6562_RDSCF6563_R日本でいちばん高所の温泉宿。

3段目も同じくミドリガ池周辺。
このあたりは寒かった。

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4段目はミクリガ池。(ミドリガ池とミクリガ池が逆かもしれない……)。

昨日も忙しく、ブログに慌ただしく写真を載せている。
8日からの旅行だったのに、10日が先になってしまった。立山を載せてから宇奈月温泉に戻ることに。
明日も室堂の写真。振り返ってみると、やはり慌しい旅だった。

立山黒部アルペンルートへ出発

今日で、またひとつ歳を重ねた。1年が早い。こんなに暑い日の誕生日は初めてではないかと思う。
旅の順番が色々になるかもしれないけれど、昨日は届いたすぐのゲラチェックをして返し、原稿を書き、旅行の後の雑用もして大忙しだったので、写真の整理もできない。
それにしても、昨日は午後からとうとうブログのコメントが書き込めない状態のままで困った。さて、今日は?
DSCF6512_RDSCF6520_R3日目の10日、早起きの苦手な私が6時前に起き、7時過ぎの朝食を戴き、9時に写真の特急アルペン号に乗って富山の宇奈月温泉から1時間半で立山に到着。12分後の10時40分に、すぐに立山ケーブルカーに乗り換えて500メートル上の美女平までわずか7分で到着。
13分後の立山高原バスに乗り換えて室堂へ。お客様は中国人が大半。
台風の後の晴天で、バスの窓からみごとな雲海が見え、歓声が上がった。
DSCF6524_RDSCF6525_RDSCF6537_Rこんな雲海を見たのは初めての気がするけれど、忘れっぽいので……。
それにしても停まらないバスが恨めしかった。走るバスの中から、やっとこれだけ撮れた。

DSCF6545_RDSCF6541_Rバスに乗って50分後の11時50分、室堂着。
標高2450メートル。今回の旅行で初めて少し寒いと感じた。
それにしても、こんなところにどうしてこれほど人がいるのかとアゼン。立山玉殿の湧き水のところ。
最後の1枚、奥の方の山頂は綺麗に雲に隠れている。
続きはまた。それにしても長野の大町温泉郷に行くまでバス、電車、ケーブルカーと10回近く乗り換えた。凄い。またちがう季節に行ってみたい。
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