「藍川京」の部屋

女流作家「藍川京」の花日記と、作品を紹介するブログです

2013年08月

朝顔が咲いた

DSCF4847_R日本の朝顔の方も、昨日、一気に4つ咲いた。今日は3つ。
つぼみがあるのはわかっていたものの、まだだろうと思っていたのでびっくり。
命の朝顔だ。
しかし、昨日は今年最高の猛暑だったし、10時頃にはかなり萎えていた。
琉球朝顔はもっと淡い色なので、濃い色がやけに鮮やかに見えた。
DSCF4849_R
昨日は40度越えも何カ所かあったそうで、毎年そうなっていくのだろう。
いつか50度というのも現実になるかもしれない。
作品で東北の集中豪雨場面を書いていたら、現実にそちら方面がかつて経験したことのないという記録的豪雨になって驚いた。
稲が倒れて水浸しになっていたり、農家はどうしたらいいのだろう。

外に出るとサウナ状態。玄関を空けると熱風が入ってくる感じがする。
これで、一気に秋になってくれるのだろうか。

たくましいサンセベリア

DSCF4340_RDSCF4338_RDSCF4337_R我が家の15年ものか20年もののサンセベリア。
買ったときは40センチ丈ぐらいだったのに、今では私より背が高くなってしまった。
毎年新しい芽が出てきて増えるけれど、今年はなぜか鉢に体当たり。
DSCF4826_RDSCF4341_Rどうなるかと思ったけれど、1枚目のように蛇のように曲がって何とか垂直方向に頭を持ってきてくれた。
上の3枚は7月24日。
下は約2週間後の今月6日。最後の1枚は普通に育っている今年の新しい葉。
出てきたすぐは、やっぱり初々しい色をしている。
花も咲くけれど、ここ何年か見ていない。咲く年と咲かない年があるようだ。

昨日は黒田整体院に行ったけれど、最近は体調がよくなっている。
目はときどき痙攣するけれど、使い過ぎなので仕方がない。休めるしかないのだ。
行ったとき、肩がバリバリになっていた。こんなに凝っていたかなと思ってびっくりするほど。
15分ほどの治療が終わって帰り際、「肩どうですか」と言われ、初めて気づいた。すっかり治っていた。
そこで、「具合が悪いときは気になるのに、治ると気づかないで、それがいつも通りと思っていたりするんですよね」と、笑い話のように。
ギックリ腰で杖をついて治療院にきて、杖を忘れて帰る人もいるとか。
治ると、悪かったところをすぐに忘れてしまうのは面白いと常々思っていたけれど、昨日はそういうことを話せて面白かった。人間は単純。でも、当たり前のありがたさには、いつも感謝しなければと思っている。

緊急地震速報が……

DSCF4329_Rこの猛暑なのに、ベランダの花は頑張っている。
今、ちょっと花が少なくなったけれど、琉球朝顔も元気。
5枚目の花蔓草(ハナツルソウ)も、毎日いくつも咲いている。

昨日は参った。
DSCF4312_Rここは郵便の配達時間が遅いので、いつも5時前後に下まで取りに行く。
5時ちょっと前に郵便物を取ってエレベーターに乗ると、急に12階で無気味な音。
ドキリとした。
すぐには何かわからず、エレベーターの故障を知らせる音かと思ったものの、その後、ケイタイの地震速報と気づいた。
DSCF4278_R閉じ込められたくないと13階を押したものの手遅れ。
14階を押してもまた手遅れかと、その上の15階を押したら停まり、飛び降りた。
ケイタイを見ると「奈良で地震発生。強い揺れに備えて下さい」とある。
向かいのビルを見ると揺れているような気もして、大地震が起きたのかと思った。
さてどうするかと思案し、エレベーターに乗るわけにはいかないので、やむなく非常階段を上がることに。
DSCF4327_R最近運動不足なので、9階上に行くのに最後は膝がガクガクになりそうだった。

すぐにテレビをつけたけれど、地震のことはやっておらず、誤報とわかった。おいおいおい……。
何もない方がいいけれど、私にとっては大変な10分間だった。
エレベーターの中で地震速報が鳴ると、いかに焦るかわかった。
DSCF4252_Rそれに、向かいのビルが少し揺れているかなあと錯覚してしまった!
私はエレベターのトラブルが多い。2度閉じこめられているので、3回目はごめんだ。いつもひとりのとき。
冷静になると、地震の揺れを感じたら、ここのエレベーターは一番近い階で停止するはずだと気づいた。
つまり、揺れを感じずに昇り続けていたのだ。
まあ、何かあるより誤報で何もない方がいい。階段を駆け上る運動もしたし、めでたしとしよう。

近所の果実と花

DSCF4274_RDSCF4272_R昨日の続き。
21日の選挙が終わると川沿いの花を見て、その川沿いを歩いて横浜駅へと向かった。
ミカンの花と小さな実が一緒につく季節。
金柑(キンカン)かな……?

DSCF4276_RDSCF4277_R2段目は、たくさん実が生っていたので写したものの、よく見る木なのに花が浮かんでこない。どんな花だっただろう。
というわけで、残念ながら名前がわからない。
何だ……というものだろうけれど、おわかりの方はご一報を。

DSCF3884_RDSCF3876_R上の4枚ではあまりに地味なので、7月初めのマンションのアガパンサスもたくさん撮っていたので、7月30日に載せたけれど、別の写真でもういちど。

昨日も相当暑かった。
各地での大雨の後は、これからしばらく猛暑が続くよう。
DSCF3883_RDSCF3882_R5年か10年後には、夏は40度越えが当たり前になるのではないかと心配。
中国では40度越えのよう。
この暑さの中で薔薇は次々とつぼみを出し、いつになく元気。
風船蔓(フウセンカズラ)は、まだ風船の赤ちゃん。
これから膨らんでくるのが毎日の楽しみになる。
元同人誌仲間の82歳になる河辺リツさんが、18年かけて書いた本、北方領土を題材にしたノンフェクション「北のふるさと」を送ってくれた。
400字詰原稿500〜600枚はあるような分厚いもの。
書くのが好きな人の執念は凄いと思う。
私は82歳でそれほどのエネルギーが残っているだろうか……と考えてしまった。

近所の花

DSCF4269_RDSCF4268_R先月21日、選挙を終え、久々に近くの川沿いの花を見に行った。
投票所の脇だ。
1〜2枚目は紅葉葵(モミジアオイ)。紅蜀葵(コウショッキ)とも。
葉っぱは深く切れて紅葉に似ているけれど、ハイビスカスとそっくりの花。
同じアオイ科なので。
DSCF4266_R2段目はブルーエルフィン。
バタフライブッシュとも。
見るからに蝶々だ。
少し過ぎていたけれど。

DSCF4264_R最後は鬼百合(オニユリ)。
これを見ると、いかにも夏だと思う。
今書いている作品には、白い山百合を使った。白と言っても黄色い筋が入っているけれど。
バテずに何とかやっている。もう少し頑張ろう。

緑がかった白薔薇

DSCF4309_RDSCF4362_R7月23日に載せたベランダの朱色の薔薇の後は、少し緑がかった白い薔薇が咲いた。
今も咲いている。
そして、23日の花と同じ色の薔薇のつぼみが、また大きく膨らんでいて、そろそろ開きそう。
最後の朱色(ピンクに見えるけれど……)の薔薇は先月23日のもの。
DSCF4350_RDSCF4345_Rこのとき、白薔薇も咲きそうだった。
一緒に写っているのが、今日の白薔薇。
明日あたり、ピンクが開きそう。


短編を書き始めるまでの土台作りに時間がかかる。
書かないことでも自分の頭の中にきちんと入っていないと、後がうまく書けない。
今書いているものは、そこまで行くのに高速で何時間かかるか。どこのインターチェンジを降りてどう行くか……。
いい加減には書けない。調べるのに何時間もかかって、結局、その中の数行しか書かないことも多い。それでも、空想だけで書いていては軽くなるので、できるだけリアルになるように努力する。
お屋敷などを書くときも、外壁はどうなっていて、どんな建物の造りで、庭にはどんな木があり、どんな花が咲いているか……。
住宅雑誌などを見てイメージをふくらませ、すべて決めてから書いていく。
たとえ私の頭の中だけにしかない情景でも、それがないとリアルさに欠ける。
たかが官能小説と言われても、私にとっては頭の中での土台作りは大事なことだ。

韮に似た花

DSCF3773_RDSCF3756_R1カ月ほど前に戴いて食べたものだけれど、花も咲いていたので、少し花瓶に挿しておいた。韮(ニラ)だと思うものの、韮の花は白い。
ネットで調べても、韮は白以外に行き当たらず、何かなあと思っていたら、やっと昨日、ネットで発見。
チャイブ。西洋浅葱(セイヨウアサツキ)とか、 蝦夷葱(エゾネギ)とも言うらしい。
DSCF3771_Rほぼ間違いないと思うけれど、わかるとスッとする。
このチャイブとやらが出まわる地域もあるのだろう。
それとも、私が野菜屋さんで気づかないだけだろうか。
野菜や魚は旅行するとよくわかるけれど、見たことのないものに出くわすことも多い。

DSCF3769_R昨日は仕事をしていたら少し揺れたので、地震だと思い、すぐにリビングに移動。
3.11では、本の下敷きになる一歩手前だったので、以後、少しでも揺れるとリビングに移動する。
テレビをつけると石巻が5月18日に続き、震度5強と出ていた。石巻にも読者がいるので心配になる。
自分が生きている間だけ、家が持ちこたえてくれるといいと手紙に書いてきたけれど、土台も相当弱っているのではないかと心配になる。
DSCF3811_R3.11の余震とのことだけれど、本当に現地の人達は気の毒。

豪雨も相変わらずで、またも生まれ故郷の阿蘇や親戚のいる熊本市内などでも酷く降ったとニュースで知った。
水は恐い。平和な四季の移り変わりは、これからはなかなか望めないのだろうか。

時計草の雄しべの変化

DSCF4472_R1日、9時10分の時計草。
8時59分にはまだ開いていなかったのに、10分間だけベランダに出ている間に、もう黄色い5つの雄しべのうちひとつはひっくり返ってしまっていた。
向こう側がひっくり返っている。

DSCF4486_RDSCF4487_R上から4分後の9時14分。
雄しべがふたつひっくり返っている。
濃い黄色いのは、まだひっくり返る前。
トンボの目玉のような頂点の3つが雌しべ。

DSCF4489_R上から1分後の9時15分。
雄しべは3つ、ひっくり返った。
その場面を見たことがある人は少ないと思うけれど、機械仕掛けのようにクルンと180度まわり、何度見ても面白い。自然はよくできているなあと感心するひととき。

DSCF4502_RDSCF4495_Rさらに3分後の9時18分、雄しべは4つひっくり返り、残りひとつに。
右の写真は少し下側の横から撮ったけれど、さっきまで上向きだった雄しべの濃い黄色が下向きになっているのがよくわかる。
薄紫色の糸状のものは副花冠。

DSCF4504_RDSCF4505_R最後の2枚は、雄しべが全部ひっくり返ってしまったもの。この状態をほとんどの人は眺めていることになる。
実は、雄しべがひっくり返る前の咲き開いてすぐが、黄色い雄しべが上向きなので濃くて綺麗。上段の1枚目と比べてどうだろう。
時計草の花びらは内側5枚。外側5枚は萼。昨日も咲いたけれど、花数が少ない。
ここ数日、全身の怠さが少なく、助かっている。
このまま、体調まあまあの日々が続くといいけれど。

みなとみらいの花火

1昨日、1日は、みなとみらいで花火が揚がり、15000発。
写真を撮りたいのでベランダに出て眺めたけれど、1日はいつになく蒸し暑い日で、すぐに肌がべっとりとなった。
花火はデジカメではうまく撮れないもので、さんざ写したのにご覧の通り……。
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2段目はUFOやにっこりマーク。
2段目3枚目のにっこりマークが撮れていたのには、これでもやったァと思ってしまった。かなり単純な人間だ。
4枚目は鳥にも見えるけれど、何だったのだろう。位置によって形が変わるので。UFOかもしれない。
DSCF4554_RDSCF4549_RDSCF4537_RDSCF4516_R




3段目は笑ってしまうしかなかったけれど、ここのベランダは風下方面になり、たちまち花火の煙で肝心の花火が半分どころか、ほんの一部しか見えなくなってしまい、せっかくの大玉もこんなふうに肝心の真ん中が見えず、端っこが少し。
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こういう煙で見えない花火を延々と見ていて笑うしかなかった。
ランドマークタワーなどには花火を見るためにわざわざ泊まっている人もいるだろうに、すっぽりと煙に包まれていて、何も見えなかっただろうなと、気の毒というより、やっぱり何だかおかしかった。

メダカの赤ちゃん2匹、何とかまだ無事。
猛暑で根っこが疲れているのか琉球朝顔がお休み。
でも、小さい蕾があるのでまたもう少しして咲き始めるだろう。

時計草が咲いた/メダカ誕生

DSCF4458_R今年はなかなかつぼみがつかないとやきもきしていた時計草も、やっと昨日の朝、8時59分、こうして開き始めた。
開く前に気づいてよかったと、写真を1枚写して、ベランダの風船葛(フウセンカズラ)が毎日たくさん花開くので、ちょっと写しておこうと外に出た。それが2〜3枚目。
とても小さな花で、直径3ミリぐらいだろうか。
9時6分に写した風船葛だ。
DSCF4462_R
さて、時計草はと楽しみに中に入ったのが9時7分。
何と、もう4枚目の状態で開いていた。そりゃないでしょ……とがっくり。
5つある黄色い雄しべのひとつだけがひっくり返っているので、開いて1〜2分だろうか。
ともかく、意地悪なことに、開くところを観察しようと思っていたのに、私がベランダに出て間もなく開いたとわかった。
DSCF4464_R1度だけ、時計草の花が開くときの音も聞いている。
なかなか音はしないけれど2度目もあるはずと、いつも開くときは、つきっきりで眺めている。
今年初めてというのに、たった数分待ってくれなくて悔しい。でも、油断した私が悪い。

もうひとつ嬉しいことが。
DSCF4466_R卵をいくつか別にしたものの、なかなか孵らず、いつしか消滅してしまったかと諦めかけていたメダカが、やはり昨日、2匹孵った。すぐにメダカ用のベビーフードを与えた。育ってくれるといいけれど。

私も自然にエネルギーをもらって頑張りたいもの。
昨日、久々にというほど、やけに元気だったのは、時計草開花とメダカ孵化のパワーかもしれない。

半夏生

DSCF3821_Rひと月も前の半夏生(ハンゲショウ)の写真になってしまったけれど、今も元気で、ついに、ひと回り大きな鉢を買ってきて植え替えた。
今年は呆れるほど成長し、根が一杯になって全体が鉢から盛り上がってきた。
それで、秋まで待てないなと植え替えることに。
ドクダミ科だけあって元気。
DSCF3692これ以上増やすわけにはいかない。

いよいよ8月。
7月には150以上の琉球朝顔が咲いてくれたけれど、ここ3日ばかり、ひとつかふたつずつ。
どっと咲くときと少ないときがある。
DSCF3822_RDSCF3690今は花アナナスがいつ咲くか楽しみ。
でも、来月になるのでは。

仕事は猛スピードでしないといけない状態だけれど、なかなかそうはいかずに困ってしまう。
それでも、昨夜は15回、半月分の新聞連載を出した。
今日から短編を書いて、それからまた新聞。短い連載はまとめて書かないと、どうもいやだ。
ともかく、夏バテしないように気をつけなければ。
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