「藍川京」の部屋

女流作家「藍川京」の花日記と、作品を紹介するブログです

2013年03月

英勝寺の竹林と周辺の花

DSCF0550_R昨日は横浜の桜も急遽、載せたけれど、今日からまた24日の鎌倉。英勝寺(えいしょうじ)の竹林。
竹の寺と言えば、鎌倉では報国寺が有名だけれど、英勝寺の竹林もよく手入れされている。
上等の竹の子が採れる。
運がよければ、「持っていきませんか」と、庭師の方に、採りたての竹の子を戴くことができる。
運がよければで、決して「下さい」と言わないようにお願いします(笑)。
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竹林と藪椿(ヤブツバキ)は、いい組み合わせだ。
報国寺の竹林脇でも咲いていたけれど、いいなあと見とれてしまう。


DSCF0561_R竹林横で咲いていた白雪芥子(シラユキゲシ)。
可憐な花だ。
竹林をバックに写せるといいけれど、素人には洒落たものは写せない。
春に最初にこの花と出会うのも嬉しい。

  
DSCF0556_RDSCF0611_R左は英勝寺の竹林脇の辛夷(コブシ)。
右は大巧寺(だいぎょうじ)で四手辛夷(シデコブシ)。
花びらの数や形を比べるのにいいかと、並べてみた。
今日で3月も終わり。寒すぎる。
そろそろ花冷えもおしまいにしてほしい。

盛りの桜と花筏

DSCF0670_RDSCF0671_R今朝、ブログは載せたけれど、運動不足解消のため、午後から掃部山(かもんやま)公園まで散歩したので、急遽、桜を載せることに。
ベランダから掃部山公園を眺め、まだ桜は大丈夫そうだと。
寒くてみんな冬物を着ていた。
花冷えといっても、この寒さには呆れる。
枝垂れ桜はいちばんいいときだった。

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日本庭園の池には桜の花びらが散り、花筏を見ることができた。
絵を描いている人、花見の宴の人、いろいろだった。
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左は大岡川沿いで鬱金桜(ウコンザクラ)。
掃部山公園でも私が知る限り、2本の鬱金桜があるけれど、1本は遠くてまともに写せず、もう1本はまだこれからでつぼみぱかりだった。
鬱金桜といえば、京都円山公園の鬱金桜が、私が初めて目にした鬱金桜の気がする。
もっと緑ががったものもあるけれど、これも鬱金でいいと思う。
そろそろ、このあたりの染井吉野は終わりそうだけれど、花筏の楽しみがある。でも、大岡川沿いの花筏は見られず残念だった。
いつか声を上げるほどみごとな花筏だったけれど。

海蔵寺から英勝寺へ

早いもので、今日は友人が亡くなって丸23年。
生きていてくれたら、色々と手助けしてくれただろうにと残念。
処女作を原稿で最初に読んでくれたのも、この読書好きの友人だった。
「これは商品になるよ。これはどこかに持っていった方がいいよ」そう友人は言った。
自分のために書いた小説だったので、その言葉に驚いた。そして、それが本になり、いまだに読まれている。友人に感謝したい。
東京では近所に住んでいたので、モノカキになる前の私の作品を、書くとすぐに読んでくれていた人だった。
亡くなる8時間前に、私の部屋で飲んでいたコーヒー。
元気な彼女が私の部屋を出て8時間後に旅立つなど、予想もできなかった。
あの日のことが忘れられない。
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24日の鎌倉の海蔵寺は雪柳が見事だった。
秋の萩も有名。
秋には、石段のところに、両側から萩がたわわに枝垂れる。
ガイドブックなどには、その写真が多く使われる。
花の寺なので、季節によって色々見られる。
すでに25日に載せたけれど、花海棠も今が見頃。
DSCF0534_R海蔵寺には椿も咲いていた。
構図が悪いけれど……。
黒椿は上手く写せなかった。
後日、円覚寺の方の黒椿を載せたい。

DSCF0544_R海蔵寺を出て英勝寺に向かっているとき、木通(アケビ)の花を発見。
漢字では通草とも。これは五葉木通(ゴヨウアケビ)だろう。木通にも、ただの木通、三つ葉木通、五葉木通とあり、五葉木通は、木通と三つ葉木通の雑種。写真の上の方の濃い丸いのが雌花で、その下のくす玉のようなのが雄花。ひとときの花なので、木通の花を見つけると、とても興奮する。撮れていてよかった。

DSCF0547_RDSCF0546_R英勝寺に着くと、大きな猫柳が。
面白いというか、奇妙だなと、しみじみと眺めてしまった。
でも、これは猫柳ではなく、犬行李柳(イヌコリヤナギ)だろうか……?
柳にも色々あり、雪柳とは違うような気がしてきた。

DSCF0554_RDSCF0543_R最期の2枚は竹林前で著莪(シャガ)。
これからいくらでも見られるけれど、咲き始めは、やはり嬉しい。
明日も英勝寺の花。

浄智寺の椿と亀ヶ谷坂切通し

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24日、浄智寺の竹林の椿。
八重咲きの赤い縦絞りの入った花は優雅。
右のピンク一色の千重(せんえ)咲きの、おそらく乙女椿と思うけれど、これも清々しい。
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浄智寺を出て久々に亀ヶ谷坂切通し(かめがやつざかきりどおし)を通って海蔵寺へと。
その道すがら、黄色い花は草の王 (クサノオウ)、右は菫(スミレ)。
こういう草花が自然のままに一杯に咲いている景色は、とても嬉しい。
伸び伸びとした気分になる。

昨日は暖かく、買い物に行くと、近くの高校の桜がはらはらと散っていた。
東京、横浜は桜も終わりに近づいたけれど、散れば池や川の花筏が見事になる。
いい天気だと花を見に行きたくなるけれど、仕事も進めないと。
今月も明後日までしかない。

浄智寺で片栗も

DSCF0493_RDSCF0495_R24日、北鎌倉の東慶寺から浄智寺に向かった。
何と片栗(カタクリ)の花が咲き始めていて、とても嬉しかった。ただ、遠くて望遠で写しても、これが限界で近くから写せなかったのが残念。
これから花びらが上を向いていく。まだほんの咲き始め。

DSCF0496_RDSCF0442_R浄智寺のやぐらの前で、諸葛菜(ショカッサイ)も花盛り。
ここには横穴の「やぐら」の説明がしてあり、古くは住居、後に墓所、やがて倉庫に。大正から昭和初期にかけては薪や木炭が置かれていたと書いてある。
やぐらは墓所とばかり思っていたけれど、その前は住居だったらしい。
今、諸葛菜は鎌倉中に咲いている。
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花韮(ハナニラ)もあちこちに咲いていた。浄智寺では花韮とっいっしょに蓮華草(レンゲソウ)も咲いていた。
この花韮の中に混じっているのがわかるだろうか。
蓮華草は正式には 紫雲英(ゲンゲ)らしいけれど、そう呼ぶ人を聞いたことがない。
やはり春はいい。次々と花が開く。
花期が長い花はいいけれど、ひとときの花も多く、ちょっと待ってと言いたいほど、いっせいに咲き出して、見たいものが見れず、また来年となってしまうことも多い。でも、この花冷えで、しばし足踏みしているだろう。
暖かい方がいいけれど、花を長く見るには寒い日もないと、新幹線並みに一気に過ぎ去ってしまいそう。

東慶寺の春

DSCF0477_RDSCF0476_R4枚とも、24日の北鎌倉東慶寺で。
最初の2枚は貝母(バイモ)。
あちこちで咲き始めていた。
昨日の翁草(オキナグサ)同様、下向きに咲くので、お顔拝見と下からも写した。
内側は、とても綺麗な模様をしている。
数人の中年紳士組が、「これは珍しい、何だ」と言っているので、お節介で教えてあげた。

DSCF0481_R3枚目の大葉赤芽槲(オオバアカメガシワ)を写していたら、また中年紳士組がやってきた。
何を写してるんだという風なので、これは花だと言うと、へェ〜と眺め、名前を訊かれたのでアカメガシワと教え、後になって、大葉をつけ忘れたと思ったけれど、調べればわかるだろう。
このとき、また、さっきの何だっけ? と訊かれ、貝母と言うと、メモしていた。そして、新聞に載せられるかなと言っていたので、地域新聞か職場の新聞に花を載せるのだろう。
大葉赤芽槲は、大葉紅槲(オオバベニガシワ)とも言う。

DSCF0475_R東慶寺の入口には桜と桃の花と満開だった。
春は花が多いので、早く次を載せなければと焦る。
東慶寺は今日までで、明日は浄智寺を。
今回は円覚寺、東慶寺、浄智寺、海蔵寺、英勝寺、大巧寺を歩いた。
今年、初めて見る花も多く、嬉しかった。春は花との再会の季節だ。
毎日でも歩きたいけれど、いよいよ仕事が遅れ、最近はできるだけ早く休むようにしていたのに、午前2時過ぎまで仕事だった。

北鎌倉の花/「華宴」17刷

またたく間に桜が満開に近づき、昨日の雨を花散らしの雨になるかもしれないなどと言っていたものの、花冷えになり、関東の桜は意外と長持ちするかもしれないと言っている。
九州などの満開になった桜は雨や風で散ってしまうようだけれど、満開前なら大丈夫とか。
散る桜、散らない桜の色の変化をやっていた。
ピンクが濃くなると散ってしまうよう。常識的に考えると、色褪せて散るように思うけれど、薄い花びらの方が若いのだ。
またしても気温の変動が激しい。夏物を着たり、冬物になったり。
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1昨日、北鎌倉の東慶寺で木瓜(ボケ)。
この淡い色が好き。
木瓜は可愛い花に似合わぬ大きな実をつける。
林檎や梨や柿もそうだけれど。
DSCF0491_RDSCF0490_RDSCF0489_R同じく東慶寺で、翁草(オキナグサ)。
私はオキナソウと覚えていたけれど、オキナグサが正しい。つい、オキナソウと口に出てしまうけれど。
うつむいて咲くし、背が低いので、写すのが難しかった。私はこの濃い赤紫が好き。黒椿もこの色。
DSCF0504_Rこれは浄智寺で大輪の椿。どんなに大きいかは写真ではなかなかわからないので、手も写してみた。
椿の葉っぱと比べてもわかるかもしれないけれど。
赤ん坊の顔のように大きい。
毎年、浄智寺でこの大輪の椿に会うのも楽しみ。

デビュー丸24年を迎えてすぐに、「華宴」が17刷になったと幻冬舎より連絡があり、とても嬉しい。いいタイミングだ。
お求め戴いたみなさま、ありがとうございました。

博多から鎌倉の春へ

DSCF0287_RDSCF0294_R1枚目は、18日の太宰府天満宮で、楠(クス)の巨木。
大宰府天満宮には100本以上の楠の木があるとか。
本殿に向かって左手の誠心館建物脇のこの楠が、いちばん大きいらしい。やっぱり……と思った。
2枚目は本殿手前の狛犬。
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泊まった中洲のホテル裏手に猫がいた。可哀相に、大分脇のあたりを汚していたけれど、たくましく生きていくだろう。人慣れしていた。
春は花が多く、博多はここまでに。

                  ***

DSCF0482_R昨日は午前中、北鎌倉に出かけ、15000歩ほど歩いてきた。歩いてきたといっても、花を見てまわると歩くことになる。
今日は花散らしの雨が降るかもしれないと言っていたので、行くしかないと思った。
曇っていて空が白く、染井吉野はよく撮れなかった。
これは東慶寺で十月桜。10月頃からずっと咲き続けていて、春になり、また新たにたくさん咲いていた。
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最後の3枚は海蔵寺で海棠(カイドウ)。
すでにこんなに咲き始めていた。
海棠は長谷の光則寺が有名だけれど、今年は見られかどうか。
この時期は毎日でも通わないと、あっという間に次の花になる。
かといって、そう頻繁に行くわけにもいかないし。

なぜか秋までは仕事が一杯で、書くのがのろくなっている現状で焦る。
もうちょっと頑張らないとまずい……。
いつもこればかり。

太宰府天満宮

DSCF0433_R手紙に梅の文香を入れていたのに、桜が瞬く間に満開になり、慌てた。
昨日、取り急ぎ、30ばかり、桜の文香を作った。
梅と牡丹も間違ってひとつずつ潜り込んでしまった。
北国の人には、まだ梅の文香も送れる。

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昨日載せた光明禅寺を出て引き返し、1枚目は太宰府駅から表参道をまっすぐに進んだ突き当たりにある延寿王院(えんじゅおういん)の前で御神牛。
延寿王院に向かって左に、心字池に架かる太鼓橋があり、そこを渡っていく。
渡ると、下の左端の立派な楼門が見えてくる。
下の2枚目、楼門から本殿が見える。
3枚目、池で泳いでいた鯉。
最後に本殿。
この頃も頭痛で、この後、また薬を飲んだので、写真もいい加減で、今思うと残念。
最後に太宰府に行ったのはいつだったか覚えていないほど昔のことで、初めて訪れた感覚だった。
次は、もっと天満宮の周囲を訪ねてみたいもの。
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太宰府 光明禅寺

福岡に着いた18日は、すぐに中洲のホテルにチェックインして、またすぐに外出。
西鉄福岡駅(天神)まで花の写真を写したりしながら歩き、電車で二日市乗り換えで太宰府へ。
福岡駅から待ち時間など入れて30分ほど。
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太宰府駅から参道のお土産屋さんを眺めながら歩き、天満宮の心字池に掛かる朱の太鼓橋はまだ渡らず、まずは逆方向の
浮殿へ。

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浮殿を過ぎ、その奥の光明禅寺へ。
門の向こうに紅梅が見えた。


DSCF0250_RDSCF0252_R門を入ると、外から見えた梅の木が実に立派。苔梅だ。
白緑色の苔だけでなく、緑の苔もびっしり。
幹に直接咲いている梅だけでなく、苔にも感心した。
本堂脇のモミジの新緑も綺麗だった。
すでに赤い花のつぼみもついていて、もうじき開花。
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左は本堂。
下の2枚は、本堂前の前庭。
七・五・三の十五石で光の字に配石された仏光石庭とか。

DSCF0253_RDSCF0255_R裏庭の「青苔は大陸と島、白砂は水と大海を現し、長汀曲浦の見事な線で画出された枯山水の一滴海庭となっている」とのことだけれど、月曜で拝観できず残念。
今回は前庭だけの目の保養で終わった。
次の楽しみがあるということ。
太宰府に苔寺があるとは知らなかった。
この日、頭痛が続く中、何とか太宰府まで出かけてよかった。

あんなに寒い日々だったのに一気に気温も上がり、窓から見下ろす景色は、あちらもこちらも桜の花。
予想できない展開だ。
今日はどこも花見客で賑わうだろう。

24年前の今日、1冊目の本が出た。
今もその本(「華宴」・幻冬舎アウトロー文庫)が書店に並び、読まれているのは嬉しい。
本になるなど考えもせずに書いていた作品が、私をモノカキにしてくれた。
書き直したいところが一杯の未熟名作品だけれど、やはり私の原点だと思う。

アッと驚いた浦島草

DSCF0063_R福岡の写真はまたにして、今日は帰宅して驚いた浦島草(ウラシマソウ)の成長の速さ。
ええっ!!! と声を上げてしまった。
9日に発芽に気づき、それは10日に載せた。
1枚目は芽が出て2日目。

下の1枚目と2枚目は、15日の浦島草。
早くも黒い紐のような付属体が現れた。
毎年見ているのに、実に摩訶不思議な植物。
3枚目は16日のもの。発芽して1週間でこんなに成長。
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左は17日の浦島草。
葉が開き始めた。

それが18日に帰省して20日に帰宅したら下のようになっていたのだから、ウッソ〜と言うほど驚いた。
上の状態の赤ちゃんが、3日で成人したという感じ。
それでも、まだ20歳という感じで若々しい。これから恐いというほど雄々しくなっていく。
葉も状態がよく、くるりとまわっている葉の数が13枚とか14枚とか。
若葉は数が少なく、仏炎苞も出ない。
下の中2枚の仏炎苞は、浦島太郎の釣り糸に見立てられる吊り糸のような付属体にまだ絡みついている。
仏炎苞は、仏像の後ろの光背に見立てられている。
仏炎苞これからどんどん広がっていく。
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帰宅すると宅急便の再配達の連絡やら、メール、手紙の返信やら、慌ただしいこと。
わずか3日留守にしただけで、翌日は半日以上、雑用の時間になる。
しばらく花見はベランダから。
あちこちがピンク色に染まっている。
この陽気では、すぐに葉桜になりそう。

博多も花盛り

DSCF0242_R博多に着いた18日、中洲のホテルを出てすぐに天神に向かい、太宰府に。
そのときの天神までの10分ほどの間の公園などは桜が咲き始めていて、辛夷(こぶし)は満開。
1〜2枚目は18日の辛夷。
3枚目は19日の桜。
4枚目は19日の桜と辛夷。
DSCF0241_R帰りの20日は予想外の雨。天気予報が外れた。

到着した18日は新幹線に乗ってから、ずっと頭痛。鎮痛剤も効かなかった。
太宰府に行っても頭痛で、あまり歩かずに戻った。それでも10000歩、歩いていた。
頭痛が治まったのは、夜。ともかくヤレヤレだった。
DSCF0348_R夜になって、父が入院したと緊急連絡が入ったので、翌20日は父が入居している施設に顔を出し、それから入院中の病院に父を見舞いに。随分痩せていた。ちょうど目を覚ましているときでよかった。
母の墓参りにも行った。弟が休みで車で動いてくれて助かった。
30年来の同人誌仲間とも会えた。彼女も18日は具合が悪かったとのことで、私の頭痛も気圧せいだろうということに。
DSCF0349_Rホテルに帰宅22時半。朝の9時半にホテルを出て、ずっと動いていた大多忙の1日だった。

高校のクラスメイトふたりにも会えたけれど、忙しすぎて、とうとう母校の福岡女子高校には寄れなかった。
いつも帰省すると動きまわっていて、ゆっくりすることができない。それでも今回は初日に太宰府に行けた。太宰府は何十年ぶりかで、まったく記憶になかった。
後2〜3日ゆっくりしたかったものの、仕事を急がないと大変。
父には、またそのうち会いに行こう。

イングリッシュガーデンのヒアシンス

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今日も12日の横浜イングリッシュガーデン。
ヒヤシンスが、たくさん咲き始めていた。
上の3枚は、土から出てくるところから、咲き始める順になるように写してみた。
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イングリッシュガーデンの花も、次々と変わっていく。
花はひとときだけ咲いて終わる。そして、また来年の楽しみになる。
今夜は帰宅が遅いので、福岡での写真は明日にでも。

イングリッシュガーデンの春 3

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12日の横浜イングリッシュガーデン。
1、2枚目は、グレビレア ロスマリニフォリア。
ローズマリーの葉に似ているので、ローズマリー グレビレアとも。
去年の5月の中旬にも咲いていたので、花期が長いのだろうか。
3、4枚目の白い木の花は名前がわからない。わかり次第、載せることに。
花のつきかた、花そのものも、私にとっては興味深く。
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下段の左はアネモネ。綺麗な朱色だ。
2枚目はアヤメ科のミニアイリス。名前のとおり、とても可愛い。
3枚目は名前がわからず、今度調べてくることに。以前も載せたかもしれない。
4枚目はピンクが濃いエリカ。

では、明日は博多を発ち、夜遅く帰宅予定です。

横浜イングリッシュガーデンの春 2

朝から博多に向かって出発。
到着は午後。
新幹線の旅なので……。
雨が止んでいるといいけれど。
強風で朝まで煩かった。寝不足。
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帰省中は、12日の横浜イングリッシュガーデンの花を。
上の3枚はクリスマスローズ。
右の黒いクリスマスローズは花が終わって結実しているように見える。
前も書いたけれど、花びらに見える大きな外側のものは、花ではなく萼。
この日もクリスマスローズの苗を戴いたけれど、咲くのは1年後だろう。
去年の秋に戴いたものも、今年は葉っぱだけで、まだ咲きそうにない。
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2段目の左端は山茱萸(サンシュユ)。
うまく撮れずに載せなかったけれど、7日、竹の寺、報国寺でも満開だった。
同じ黄色だけれど、最後の2枚は土佐水木(トサミズキ)。
春先は菜の花を初めとして、蝋梅、福寿草など、黄色い花が多い。

明日「艶文」発売/横浜イングリッシュガーデンの春 1

DSCF0204明日、18日、コスミック文庫より「艶文(つやぶみ)」発売。これで140冊目になる。
雑誌「悦」に載せた6編の短篇集。表紙がとても綺麗なので、女性も手に取りやすいだろう。ただ、本屋さんで探しにくいのではと心配。
最近は以前より官能が片隅に追いやられて、なかなか探せないことがある。置かないところも。ちょっと残念。
ネットでの購入が多くなるだろうか……。
DSCF0107_RDSCF0122_R12日の横浜イングリッシュガーデン。
この日、13〜15時まで電気の点検でトイレもパソコンも使えなくなり、久々に非常階段で下り、イングリッシュガーデンへ。
1枚目、紅花三椏(ベニバナミツマタ)。
2枚目、ネコヤナギの花穂もこんなに。
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ピンクの花2枚は、苺(イチゴ)の花。
名前がついていたけれど、写さなかったし、メモもしなかったので、イチゴとのいうだけで……。

DSCF0136_RDSCF0137_R最後の2枚は色が綺麗で何だろうと思っていると、シラー・シベリカ。
ユリ科ツルボ属の多年草とか。
うまく撮れていないので残念だけれど載せてみた。

明日から急遽、20日まで帰省。
父の見舞いや友人と会ったりで、スケジュールはあっという間に、帰りまで目一杯になってしまった。
着いた日は桜見物ぐらいしたいものだけれど、天気予報は雨。
数日ゆっくり滞在して、熊本の親戚や友達にも会いたいけれど、それがなかなか……。
母の生まれ育ったところにも、また行きたいのに残念。

※毎日、花のブログは掲載しますが、コメントの返事は帰宅してからにさせていただきます。

寶戒寺の椿

相変わらず、気温の変動が激しい。
買い物に行くだけでも、みんなどんな服を着ているのだろうかと観察してしまう。
厚着、薄着、色々だ。
昨日は雑用が多かったので、今日は仕事に集中したいもの。
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昨日に続き、鎌倉、寶戒寺の椿。
本堂のまわりには椿が一杯。
4枚目は肥後椿。小型にするとお茶の花にそっくりの形。
お茶はツバキ科なので、似ていておかしくないけれど。
我が家の肥後椿、去年と同じく、蕾で落ちてしまって悔しい。虫ではなく病気になってしまうよう。
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下の左端の椿の花を見つけたときは、ええっ? とびっくり。
最初は、誰かがそこに花を置いたのではないかと思ったほど。
よく目を凝らすと、幹から細い枝が出て、1輪だけ咲いているとわかった。
桜ではよくあるけれど、 ひととき楽しませてくれた咲き方だった。

鎌倉、寶戒寺の樒と椿

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7日、鎌倉の寶戒寺。
先日、真っ先にここの梅を載せたけれど、やっとまた戻ってこられた。
明日まで寶戒寺。
1〜2枚目、樒(シキミ)が咲いているのを発見。この花を見つけると、毎年、嬉しい。
黒く熟した果実は「八角」とそっくりで、猛毒とか。最悪死に至るのでご注意を。
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寶戒寺には沢山の椿が咲いている。
載せきれないので、続きの椿は、また明日。
この日、和服の女性が墓参りに着ていた。
着慣れた女性で、椿の木々の間を歩いている姿に、しばし見とれてしまった。

昨日は寒かった。
長野など、前日と20度差だったとか。
急に暖かくなり、桜の開花宣言があちこちで出ていたのに、この温暖さがあまりにも激しすぎる。
みなさん、体調にご注意を。

竹の寺、報国寺

DSCF9862_R昨日も1日、台風並みの強風が吹き荒れ、ベランダにも出られないほどだった。
雨戸はガタガタ音を立てるし、吹き飛んでいかないかと心配になった。
強風のたびに命が縮む思い。今朝は今のところ、静か。

今日は7日の鎌倉、報国寺。
DSCF9863_R別名、竹の寺。この方が馴染みがあるかもしれない。
1枚目は、拝観料を払って入ってすぐ。
この本堂の手前に写っている杉は、なぜか北山杉。
北山杉と言えば京都。
なぜここに北山杉があるのか訊いたことはなく、今度、訊いてみたいもの。
DSCF9870_R2枚目は、ここからほんの数歩進んだところの竹林前の藪椿。

3枚目は、やはり入口近くで艶やかな宝石発見。
蛇の髭(ジャノヒゲ)の実。
よく残ったもの。
DSCF9895_R小鳥たちについばまれずにすんだらしい。

4枚目は、竹林のそばで一重の白椿。
蝶千鳥という椿に似ているけれど、椿は種類が多すぎて名前が書いてない限り断定できない。

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竹林に入ると、初めてらしい観光客達が、凄い、凄いと連発していた。
私は何度もここに足を運んでいるので、清々しいけれどこんなものと思っているけれど、やはり初めての人は大感激するらしい。
奥の茶席、休耕庵でお抹茶を戴いた。
拝観料を払うときに、お抹茶を戴きたいときは、一緒にプラス500円を払う。
私がお抹茶をいただいていると、次々とやって来た3組ほどの観光客が、お抹茶を下さいと言ったにも拘わらず、券は受付でだけと言われてがっかりしていた。受付でお抹茶のことを訊かれず、気がつかずにここまで進んできたのだ。ここで支払ってもらって、お抹茶を出してあげればいいのにと思ってしまった。
受付で、お抹茶はどうしますかと尋ねられるときと、そうでないときがあり、知らない人は拝観料の200円だけしか払わないだろう。
お抹茶を戴けなかった人達、ちょっと可哀相だった。
写真はなかなか上手く撮れないものの、こうして何枚か見ると、やはり癒される。
足利尊氏の祖父家時をはじめ、足利一族の墓(やぐら)がある。
四代鎌倉公方持氏の子、足利義久は永享の乱に於いて、この報国寺で割腹自害。足利終焉の地。
歴史はとんとわからない。歴史に興味がある人は鎌倉は宝の山だろう。
私にとっては花が宝の山。
竹林近くから裏山のやぐらが見えるものの、何度挑戦しても上手く撮れない。
まあ、そのうちに……。

浄妙寺のモモちゃんと椿

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7日、鎌倉、浄妙寺の石窯ガーデンテラスから本堂へと降りていくとき、まだモモちゃんは昨日の写真と同じところで昼寝の最中だった。
今日はモモちゃんの写真6枚と、浄妙寺で咲いていた花。
ピンクの椿は、そろそろ落花しそう。
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モモちゃんのお昼寝しているところは喜泉庵の庭の近くだけれど、植え込みで日光椿(ジッコウツバキ)を発見。
光が入って、上手く撮れなくて残念。唐子とも。
受付にいたボクちゃんとモモちゃんの違いは、この尻尾とか。
1枚目の写真は仔猫のように可愛いのに、同じモモちゃんとはいえ、3枚目は、あれ……? という顔(笑)。
顔の真ん前にカメラを持っていっても、びくともしない。
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黄色い花は立金花(リュウキンカ)。白菊も綺麗だった。
これで浄妙寺はおいとまして、次は歩いて5分の竹の寺、報国寺へ向かった。
報国寺は、また明日。

昨日から強風。煩くて目が覚めるほど。ここは台風のよう。
今朝も風が唸っている。ベランダに出られない。植木の植物が可哀相。
日曜完成予定だった仕事が、やっと今日終わりそう。のろいこと……。
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