
今回、これも嬉しかったひとつ。
実光院で、まさかの黄蓮華升麻(キレンゲショウマ)だけでなく、ついに、たわわについている衝羽根の実も見ることができた。
かつて楽しみにして訪れたときは、実がなく、がっかりしたことも。

雌雄異株の半寄生植物。

マツやツガなどの針葉樹の根に寄生して養分を吸収しているとか。
実にばかり目がいき、何の木に寄生しているのかわからなかったけれど、帰って写真を見ても、それらしい大きな木はなく、独立した木に見えた。

4枚の羽根のように見えるのは包。
最後の1枚は実のところが瓢箪のようになっている。
面白いなと思って載せてみた。
この衝羽根は、本当に嬉しかった。
それなのに、さっさと歩いていく人達ばかり。

今年はよく実がついているとのこと。見ないで帰る人はもったいない。
出会いの嬉しかった植物を載せてからでないと、旅のことはゆっくり書けないので、今日も植物のことでおしまい。