「藍川京」の部屋

女流作家「藍川京」の花日記と、作品を紹介するブログです

2011年06月

半年が終わる

c24523c0.jpg13日、北鎌倉、明月院の紫陽花と竹林。半月以上前の景色になってしまった。
今日で6月も終わり。半年など、またたく間。
この暑さで、今夏はどうなるかと、心配。エアコンはできるだけ使わないようにと思っていたけれど、熱中症で亡くなる人も出てきて、知らない間に死んでしまうのも困ったものと、29度を越したらつけることに。湿度は数日前まで高かったものの、エアコンを使うようになったら、何とか50%を切って46パーセントの書斎。28度設定にして冷やしすぎないようにして、仕事。予定では今日で終えるはずだった仕事が、まだまだ終わらない……。
この炎天下の中、今にも開きそうな薔薇のつぼみが可哀想。

6月も明日まで

2ed24272.jpg13日、北鎌倉、明月院方丈。この丸窓は有名。ここから裏庭の写真を撮る人が多く、後ろで待っている人がいるので、ゆっくりとカメラを構えてはいられない。
この丸窓の向こうが、昨日も載せた花菖蒲園のあるところ。秋は、この丸窓の緑が紅葉になり、ここから写真を撮る人がぐっと増える。ここに上がるには500円を払って抹茶を戴くこと。この代金はユニセフに寄付される。
6月も明日まで。7月になると同時に焦りが増すのは必至で、明日まで精一杯書きたいけれど、午後になると眠くなり、昼寝してしまう。起きていても眠気には勝てないのだから、さっさと寝てしまうしかない。ぼつぼつは進んでいるけれど。

長い夏

cff0c6fd.jpg昨日と同じく、13日の北鎌倉、明月院の花菖蒲。
我が家では、月下美人につぼみがついたと判明。咲いてくれるのかつぼみのままで落ちるのか……。大きめのつぼみがひとつで、7〜8つは、つぼみとやっとわかるほどの小さなもの。ひとつでも咲いてくれるといいけれど。
今日も暑い。3日後は7月。これからの長い夏が思いやられる。
九州南部は早くも梅雨明けで、観測史上、2番目に早いとか。異常ばかり。

蒸すけれど

d2c85843.jpg13日の明月院の花菖蒲を再び。
雨は止んでいるけれど、暗い。
今日は昨日より涼しい気がするけれど、やはり、だんだん蒸してきた。
書斎27度、湿度53パーセント。
九州、四国、東北では、明日にかけて大雨とか。
大雨も困るけれど、梅雨が終わってからの暑さも恐い。
文芸家クラブの「文芸随筆」のエッセイは3枚なので、昨日、ささっと終え、今日から次の短編。
蒸し暑くても、体調がまあまあなので助かる。

蒸し暑い

53a1a8f0.jpg13日、北鎌倉浄智寺の雪の下(ユキノシタ)。びっしりと花が咲いていて、これも今の時期が最高。石垣の間などによく咲いていて、円覚寺にも雪の下が一杯だった。鎌倉を歩くと、今はあちこちで見られる。明月院への道すがらも。
この暑いときに雪の下という名前は不思議だけれど、寒さに強く、雪が積もった下に、この緑の葉があるので「雪の下」とか。わかるようなわからないような説明だ。
それにしても暑い。7月まで相当暑く、8月は例年どおりの暑さというけれど、天気予報は長期が当たらなくなっているので、どうなるのか。これだけ湿度も高いと、命の危険から、除湿を入れないと危険かと思う。
電力の心配もあるけれど、原発は辞めたがいい。便利さと命と健康と、どっちを取るかと言われたら、命と健康だろう。チェルノブイリで人類は学ばなくてはならなかったのに、人ごとと思ってやってきたのだ。けれど、今回の福島は世界のフクシマになり、世の中を動かしている。
今日はゲラを少しやって、後は体力次第。

文芸家クラブ懇親会

7f864e05.jpg梔子(クチナシ)の花が咲きはじめた。これはマンションの敷地のもの。一重だけれど、うちのベランダの梔子のつぼみもふくらみ始めていて、八重。私は八重の方が好き。つぼみが途中で落ちませんようにと祈るのみ。
昨日は5時から文芸家クラブの理事会の後、6時〜8時まで懇親会。人数は40人ちょっとで少なかったけれど、賑やかだった。18階の会場の窓からは、左に東京タワー、右にスカイツリー。
いつものことで、初めましてと挨拶した2〜3人が、すでに私と名刺交換して、かつて話もしている人だった。人の顔を覚えられない特技は、一生、続きそうだ。
懇親会には文壇クラブで有名な銀座の「数寄屋橋」と、文壇バーの「花暦」のママやチーママやホステスさん達がいつも手伝いに来てくれるので、今回は、2次会15人ほどで、まず「数寄屋橋」に。3次会は12人で「花暦」に。ここではひとり分の席が足りなくなったので、私がカウンターに入ってホステスになった(笑)。
4次会には行かず、帰宅零時。
みんなと話していて食べる暇がなく、6時のパーティから帰宅まで、ほとんどウーロン茶のみ。珍しく体力があって元気だった。これが毎日続けばいいのだけれど。それにしても暑かった。2時から着物を着ていたので、帰宅して着物を脱ぐと、さすがにほっとした。
写真は、早ければ明日。

午後より懇親会

83cd6e98.jpg13日、北鎌倉の東慶寺で、盛りだった蕺草(ドクダミ)の花。「毒痛み」と書くことも多いけれど、やぱっり「蕺草」だろう。これは八重で、実に美しく、眺めていて飽きないし、ドクダミを植えるなら、絶対にこの八重だと思う。
東慶寺のドクダミは、八重ばかり。一見の価値あり。カメラがいいなら、これをアップで真横から移すと素晴らしいはず。
昨日から強風。リビング側のベランダの風は台風並で、ストレスになるので、リビングに近づかないようにしている。太陽を当てて育てていた浦島草の大きな葉も倒れ、これで今年の成長は終わりになるかもしれない。球根を大きくして雌株にしたいので、せっせと水をやって、栄養と太陽の光を与えていたのに。薔薇のつぼみも危ない。ジャックと豆の木は、相当、しなっている。椿の枝も折れそう。溜息だ。
午後から新橋で、文芸家クラブの理事会と懇親会。団鬼六賞の花房観音さん、特別賞の深志美由紀(みゆきみゆき)さん、宝島社で日本官能文庫大賞受賞のうかみ綾乃さんや、元スッチーの官能作家、蒼井凜花さんに声をかけたら、全員来てくれるというので楽しみ。
昨日は団鬼六氏の四十九日だった。今日までこっちにいて、会場に来て下さいと言ったけれど……。
しかし、暑い。着物は大変だ。できるなら、短パンとランニングで行きたい心境。

リンゴ、20分の1ずつ

86527a9b.jpg13日、北鎌倉の円覚寺で紫陽花。松嶺院と選仏場の間。ここでは、紫陽花の後、芙蓉も咲きはじめる。
去年買い換えたスキャナーの質が悪いのか、写真と同じ色に出ない。思うように扱えないし、買い換えたい気持ち。載せるものが、ついケイタイの写真の方になってしまう。
昨夜、石巻より、早くも蝿取りリボン300個の方も届いたと電話があった。
そのとき、まだ見渡す限り目の前は瓦礫の山で、いつになったらその瓦礫がなくなるのかわからないと言っていた。そして、震災の後、初めてリンゴが1個手に入ったと持ってきた人がいて、それを薄く薄く切って20人で分けて食べたけれど、その味が忘れられないということだった。姉からのイチゴも、そんなときだったので、果物が貴重で、その味も忘れられないと言ってくれた。
震災直後、食べ物は2〜3日すると援助物資として届くと思っていたけれど、とんでもない思いだった。だから、必ず水と食料は2〜3日分でも保存しておくことや、壊れたものなどで足元が悪いので、靴下や靴を用意しておくこと、電気のない真っ暗闇では何もできないので、懐中電灯も用意しておくなど、被災経験者として、色々話してくれた。
今回の震災は酷すぎたし、広範囲だったし、被災地に援助の手が伸びるまで、どんなに苦労されたかと思った。そして、苦労は続いている。長く被災地を忘れないで、何かしていかなければと思った。
一方、猫が心配だった猫島として有名な石巻市の牡鹿(おしか)半島の西側の、人口100人ほどの田代島でも、復興プロジェクト「田代島にゃんこ・ザ・プロジェクト」を立ち上げ、1口1万円。
「三陸牡蛎復興支援プロジェクト」にも参加したけれど、田代島のプロジェクトに参加しないわけにはいかない大の猫好き。こちらも参加した。
友達も田代島の猫を心配していたので知らせた。110匹いた猫達の9割は助かり、元気なよう。

ひとときの初除湿

becd728b.jpg先週から、ベランダの花蔓草(ハナツルソウ)が咲きはじめた。サンローズとも。
天草の友達が庭先にあったものと言って、封筒に入れて送ってくれたひとつで、4〜5センチに切ったのものだったと思うけれど、植えてみたら、強いこと、強いこと。増えてきて、すでに3〜4年は生き延びていると思う。
どうも室内の月下美人に、花芽がつき始めたのではないかという気が。もう少ししないとはっきりしないけれど、もしそうなら、今年は、たくさん花がつくかもしれない。ワクワク。咲いた後に食べる花も、ご馳走で楽しみ。
今日は今年最高に暑いとか。書斎は午前中から28度で湿度53パーセントなので、このくらいなら、冷房なしで。でも、今朝、この夏初めて、少しだけリビングの除湿を入れた。湿度72%だったので、危ないかと。真夏より、今時が熱中症の危険があるとか。温度と湿度を睨みながら、体の調子も見ながら除湿は使おうと思うけれど、今はリビングの除湿も切っている。体は鍛えないと弱くなるのみ。それに、今年は節電だ。

支援、続々

b411f5d9.jpg13日、北鎌倉、円覚寺の松嶺院で風露草(フウロソウ)。風露草にもたくさんあって、これは何風露なのかわからない。現の証拠(ゲンノショウコ)にもそっくり。現の証拠はフウロソウ科フウロソウ属なので、似ているのは当然だけれど。
昨日は、文通で知り合った長年の友人からの支援品、蝿取りリボンが、早くも石巻に到着したと、現地から連絡があった。
私が頼んだので全額払うつもりが、被災地の直接支援をしていなかったので、自分で寄付したいと、全額支援してくれることになった。嬉しい。
現地のAさんと電話で話したら、福岡の私のクラスメイトから送られた長袖Tシャツも肌触りもよく、動きやすく、現地で、やけに好評とのこと。70枚送ってもらったけれど、まだあるはずではとクラスメイトに問い合わせ、昨日の時点で、新たに残り80枚が博多を出発した。明日には現地到着ではないかと思う。
このブログの読者が注文してくれた蝿取りリボンも、合計300個、手に入れることができ、今週中には現地に到着と思う。この人も一部を支援してくれると言うので、みなさんの好意に感謝。
被災地は頑張っている。
先月、三陸の牡蛎支援プロジェクトの1口オーナーにもなった。海のものは大好き。早く美味しい牡蛎を食べたい。
昨日は、「小説NON」連載3回目を書き終え、今日から次に。

遅れすぎ

0b723c7e.jpg昨日と同じく、北鎌倉、円覚寺の黄梅院で花筏(ハナイカダ)。
1枚の葉っぱに3つも実がついていた。
カメラで撮った方は、できが悪くてがっかり。
仕事は何とかなるだろうと思っているものの、ちょっとスピードが遅すぎる。
今日から次の短編の予定が、今日も昨日の続き。参った。
今日中にできあがるといいけれど。

蝿取りリボン入手

9236f137.jpg13日、北鎌倉、円覚寺の黄梅院で花筏(ハナイカダ)の実。この実を見るのも嬉しいもの。
去年は実の数が少なかったけれど、今年はまあまあ、ついている。ほとんどの人が、これに気づかないのが残念。
さて、これを書いていたら、今、中学1年生からの文通相手が、ホームセンターで蝿取りリボンを25個見つけて買ったから送ると、電話を掛けてきてくれた。。岐阜の山県市から。手紙で問い合わせていた相手のひとり。あるところにはある。ないところにはない。当たり前のことだけれど。値段を訊いたら、インターネットで売り切れとなっているものとほぼ同じ。助かるなあ。友達は多いほどいい。何かのときに助けてもらえる。読者にも感謝。
仕事は遅れ気味だけれど、何とかなるだろう。

蝿取りリボン

c0c812d6.jpg13日の北鎌倉、明月院本堂裏庭園の花菖蒲。正面の山法師(ヤマボウシ)の樹には、白い花がびっしりと咲いていた。実際に見ると、もっともっと綺麗だったのに……。
何度も訪れているのに、このとき初めて、山法師と花菖蒲の間のこんもりした石積みのものは何だろうと思った。口もあり、焼き物の窯のようにも見えるけれど、今度、尋ねてみよう……。
と思ったものの、ここで、しばし書き込みを中断して調べていたら、炭焼きの窯ではないかと。なるほど。確かではないので、今度、やはり、確認してみよう。
さて、1昨日、東北の被災地の人に蝿取りリボンを送りたいとブログに書いたけれど、さっそく読んでくれている読者のひとりからメールが届き、会社から注文できるし、その人も寄付したいと。どこに売っているだろうと思い、友達や姉にも問い合わせていたところだったので、やや安く大量に手に入るとわかり、さっそくお言葉に甘えて注文してもらうことにした。
いろいろ手助けしてくれる人がいて、本当にありがたいし、助かる。けれど、これを書いていたら、たった今、愛知の田舎に住んでいる姉から、近所に、今は蝿取りリボンは売っていないし、被災地の方に行ってしまうのかしらと。そこで、読者の人も注文してくれたとしても、今、在庫なしと言われる可能性もあるなと思ってしまった。月曜まで結果を待とう。心遣いだけでも嬉しい。

久々の友人と

3fd1c697.jpg13日、北鎌倉、明月院の花菖蒲。
花菖蒲に似合いの、雨の後だった。とはいえ、夜に激しく降り過ぎたので、ちょっと心配だったけれど。
今日は、午前中に、同人誌で20代で知り合った友人から、「まだ東京にいるの」と電話があって、びっくり。3日に娘さんの子供が生まれ、手伝いに来ていたものの、疲れ果てて、今月いっぱいの予定を繰り上げて、14日には帰ると、13日に連絡があり、とうに福岡だと思っていた。
何とか、あと1週間頑張るということで、今日は時間があるからと言われ、さっそく、彼女のいる中目黒まで行き、昼食を食べながら1時間半、お喋りしてきた。
何年ぶりだろう。いつ会っても変わらない美人さんだ。けれど、話となると、お互いに、体のどこが悪いとか、整体や病院に通っているとか、健康食品は何を食べているとか、そんなことも多くなった。何とか、もう少し頑張ろうということで、お別れ。
というわけで、もう少し、頑張ろう。

東慶寺の岩煙草

bc707177.jpg13日の東慶寺の岩煙草。今が最高の時。少し日にちが早かったらつぼみ。もう少ししたら、花が過ぎたものなど混じってくる。ともかく、今が最高の時。ちょうどいいときで幸せだった。
この岩肌の先の右の階段を上ったところの岩煙草の葉は、驚くほど大きくて、やはり、びっしりと張りついている。浄智寺の竹藪近くの岩煙草も大きい。
東慶寺のカルミアの花は終わっていて、それは残念だった。期間限定、本堂裏の巨大な岩絡(イワガラミ)の特別拝観も、この日の午後2時までで間に合わなかった。これまた残念。来年を目指そう。
女子校のときのクラスメイトが、石巻の私の読者の大震災の被災者に支援物資を送ってくれたけれど、やっと手に入れた蝿取りリボンも入れてくれたようで、被災地から、とても助かると手紙が届いた。やはり、大量の蝿には困っているのだ。私も都会では手に入れにくい蝿取りリボンを、姉や都会ではないところに住んでいる友達に問い合わせ中。手に入れられるなら送ってあげたい。被災地は異臭に蝿。大変な夏になると思う。
仕事は何とか進んでいる。


岩煙草

47061c88.jpg13日、北鎌倉、東慶寺の岩煙草(イワタバコ)。
徳間文庫から「鴇色の喘ぎ」という本を出しているけれど、それに、6月のこの季節、岩煙草の咲いている東慶寺の、この場所で、主人公の鷹峰と、和服の桔梗との出会いが出てくる。
「境内の奥のまっすぐに切り立った岩肌にびっしりと生えている紅紫色の岩煙草が満開で、巨大でみごとなタペストリーになっていた。」と書いた。
岩肌にこびりついて生えている岩煙草の緑の葉と可憐な花は素晴らしいのだけれど、何せ、バカチョンカメラなので、下から上に向かって撮ったのに、ちっともそういう感じがなく、平面に咲いているよう……。まあ、仕方がない。横から取るといいのかもしれないけれど、それでは花のよさがわからず……。

花は次々と

7e8e7c02.jpg昨日、北鎌倉の浄智寺を出たところで渦紫陽花(ウズアジサイ)。お多福紫陽花とも。好きな紫陽花。これから色づいていく。でも、こんな薄い色のときもいい。
実は、鎌倉は岩煙草(イワタバコ)が最高の時で、ヤッタァ! と声を上げたいほどだった。「今です。今、見に行ける人は行って下さい」と言いたい。どの寺にも咲いていたけれど、やはり東慶寺の岸壁に、びっしりと咲いている景色が最高。
1昨日の夜にはでき上がっていた写真を、まだ取りに行っていないし、ケイタイで撮ったものは今ひとつで、今日の掲載はやめてしまった。昨日は外に出なかったので、今日は取りに行きたいもの。
円覚寺の黄梅院の花筏(ハナイカダ)の実も見ごろだった。誰ひとり気づく人はいなかったけれど……。
明月院では夏椿(日本ではシャラというけれど)も咲きはじめていたし、これは朝に咲いて夕方には散ってしまう一日花なので、咲き終わる前に、また見にいきたいもの。北鎌倉は、建長寺以外には夏椿が植えてある。夏椿といえば、京都の東林院が有名だけれど、なぜか、いつもその時期は他ばかりまわってしまい、まだお目に掛かったことがない。
花がどんどん咲いて終わってしまうと思うと、焦ること、焦ること……。仕事も焦らないと見に行けない。

梅雨の北鎌倉

2674c5f9.jpg昨日、北鎌倉、円覚寺の松嶺院で、常緑山法師(ジョウリョクヤマボウシ)。
エネルギーを貰おうと、午後から北鎌倉へ。乗り継ぎが上手くいき、部屋を出て35分後の1時18分に北鎌倉着。本当に近い。毎日、鎌倉散歩してから仕事しようかと思ったこともあったのに、いつも思うだけ。
今の季節は花の宝庫。どこから行こうかと順番を考えていたけれど、まずは円覚寺から。松嶺院が開いていたのでラッキーと、花を見ながら、墓地まで上がり、いつものように坂本堤弁護士一家と開高健さんの墓にお線香を手向けて、また花巡り。松嶺院でも錦魚葉椿発見。実が生っていた。
今日の写真は、松嶺院に行ってすぐの所に置かれていた鉢植えだけれど、とても綺麗な山法師だと思った。札にもヤマボウシと書いてあったものの、普通の山法師と葉っぱがちがう。調べてみると、常緑山法師とわかった。割と最近の新樹種とか。
花びらのような白いものは苞で、中のものが花だけれど、これはまだつぼみ。花が咲いていても、よく見ないと、花もつぼみも同じに見える人が多いと思う。
明月院は、この季節は観光客が多いので、私は避けるようにしているけれど、本堂の後庭園の花菖蒲を見たいと拝観。来週、発売されるはずの「特選小説」8月号の短編「梅雨の花」に、花菖蒲を見る場面を書いているので、後になったけれど、見ておきたいと思い。ちょうどいいときだった。京都の平安神宮の花菖蒲も、今が盛りだろうなと思いながら。
明月院の後庭園は今しか入れない場所で、別料金500円かかる。
さあ、仕事。

何だか怠い

b3b5c8e4.jpg今日の我が家の時計草。
何枚撮っても上手くいかない。実際は、もっと綺麗なのに残念。
日によって香りの違いもあり、今日は強い。
毎日のように咲いていたのに、ちょっとつぼみが途絶えそう。
大雨だったらしいけれど、熟睡していたのか、わからなかった。
そう仕事はしていないのに、何だか怠い。いくらでも眠れる。季節のせいだろうか。
まずい、まずい……と思いながら1日が過ぎるので、困ったもの。
いざとなったら、無理してでもやらなければならなくなるけれど。

冷蔵庫届く

3c6ebe03.jpgマンションの宮城野萩(ミヤギノハギ)。秋ではなく、今ごろ咲くので、夏萩(ナツハギ)とも。マンションを1周すると、けっこういろいろ咲いている。
今朝は8時半から冷蔵庫がやってきた。その1時間前に連絡がきたので、慌てて中のものを出し、段ボールやクーラーに入れる作業を始めた。
キッチンが狭いので、運送屋さんも大変だと思った。
昔は冷蔵庫などなかったのに、便利になったらなったで、故障すると大変。
私の記憶では、実家での電化製品は、まずテレビ。それから洗濯機、冷蔵庫の順ではなかったかと思う。テレビは早い方だったので、近所の子達が夕食時になると見に来ていた。正座してみんなが見ていたのを覚えている。モノクロテレビで画面も小さかったけれど。
今は、生まれたときから何でも揃っている。私の小さいころにはなかったパソコンや携帯も。電話さえ各家庭にはなく、うちに電話が引かれたのは中学校の頃ではなかったかと思う。当時は、よほどの用がない限り、電話など掛けなかった。今は便利な時代でも、それがいいこととは思えない。
6月も中旬。どんどん仕事しなければ、また間に合わなくなってしまう。でも、昨日は怠くて怠くて、夕方は倒れそうなほど眠くなり、7時まで1時間半、熟睡してしまった。
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