「藍川京」の部屋

女流作家「藍川京」の花日記と、作品を紹介するブログです

2010年10月

「悦」3号

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明日、23日発売の「悦」3号。
季刊、秋号。
私は「凌霄花(ノウゼンカズラ)」の50枚の作品掲載。

もって菊の季節

c718b536.jpg「もって菊」の美味しい季節になった。やはり黄色より、この色の菊が美味しい。私は黄色は買わない。こちらの色の方が高いはずが、最近、とても安く手に入る。これで150円! 花びらをほぐし、酢を少し入れた熱湯にくぐらせて、すぐ冷水で冷やし、後は、ポン酢などで戴く。
後ろの青いところを引き抜くようにして取れば、簡単に花びらがばらける。
昨日は、「小説NON」連載原稿終了(掲載は12月号まで)の打ち上げで、銀座6丁目で美味しい馬刺しやお魚を戴き、4カ月ぶりぐらいに8丁目の「花暦」へ。楽しい時間だった。ママからお土産をもらい、開けてみると文香。あらまあと嬉しかった。
帰宅は午前様になり、届いていたメールや手紙も読むだけで、お風呂に入って休んでしまった。
今朝は雑用を終え、やっと書斎に。
昨日はテレビを見ていないので、今朝になって奄美の豪雨を知った。自然はどうなっているのだろう……。

白粉花(オシロイバナ) 2

0de0111f.jpg18日、横浜駅に近い道すがら。
ここの白粉花は黄色が多かった。
こういう線の入ったものから、吹っ掛け絞りなども様々で、改めて白粉花の魅力を堪能した。
種がたくさんついていたけれど、こればかりは鉢植えは無理。
広い土地がないと……。
やはり、じっくり見ると魅せられる花だ。

葉の雫

15141068.jpg今日の5本立ての胡蝶蘭の写真に比べると地味だけれど、ちょうど胡蝶蘭のバックに、これの小さな木も写っているので。ハナアナナスの右側のがこれ。
これは花は咲かないけれど、いつもこうして葉の脇にきれいな雫ができて、これが甘いので、ときどき指に取って舐めてしまう。蜜と同じ成分の気がする。
20年以上前、伊豆の方に旅行したとき買ってきたものと思うけれど、トックリランのように根元がふくらんでいる。葉が出てきて横に長く伸び、やがて枯れると切り取る。するとまた伸びてくる。高さわずか25センチほど。いま伸びている枝(?)は、ほんの3〜4センチだけれど、もっと横に伸びていく。
いつしか名前を忘れてしまった……。うちの植物は長生きが多い。
今日はやや寒いようだけれど、私は室内で相変わらずノースリーブ。服を着るのが嫌でならない。それでも、今夜は連載終了の打ち上げで、銀座で食事会なので着物。
雨になりそう。

胡蝶蘭

ee0e06e2.jpg今朝、高さ1メートルもの大きな段ボール箱が届いた。
中から出てきたのが、この胡蝶蘭。鉢が高さ30センチほど。上まで90センチ。
5本立ての大きな胡蝶蘭に、姉からもらって毎年花を咲かせている純白の胡蝶蘭が、やけに小さく見えるほど。
さて、こんな花を、毎年咲かせることができるだろうか。こんな花をもらうと、5年、10年と長期戦だ。
これも、しばらくは咲いていてくれるだろう。
まだ義妹からもらった花も元気なのに、花いっぱいで、花の精が飛び跳ねている感じ。

夕化粧の香り

37e5ed97.jpg昨日、近くで白粉花(オシロイバナ)。近くの線路沿いには、この色しかない。いつか、色々な色が咲くようになればいい。
電車に乗るときも楽しみに見ているけれど、何メートルかにわたって処分されてしまった。せっかく咲いているのだから、花が終わってから切ればいいものをと思った。それでも、まだまだたくさん咲いている。
徳間文庫から出した「夕化粧」という大好きな作品があるので、今では「白粉花」より「夕化粧」の別名の方がすんなりと出てくるようになってしまった。
昼間は閉じているけれど、夕方近くから咲きだし、夜になると、甘い独特の香りを漂わせている。数が多いと、見た目も圧巻。夜のホームに立っているとき、風に運ばれてくる甘い香りもいい。
エンジン切れで、仕事はボツボツやっている。

デュランタの実

a2de9a8f.jpg白いデユランタの花と実。
昨日、近くの川縁で。
今の時期は、花から実へと変わるところを、一緒にこうして見ることができるので楽しい。
この花に限らず、花から実へと変化するのを見るのは、今の時期がいちばんではないかと思う。
デュランタの実は、小さいものから、ときにはびっくりするほど大きいものまであったりする。

カサブランカ 3

6e02bdc6.jpgこんな写真が撮れた。ケイタイで、やや残念だけれど。
雌しべの先に雫が。
雄しべを取られている最初から開いていたカサブランカ。
妖しい光景だ。
この盛り花は非常に楽しめる。毎日、何回も見に行っては、何か新しい発見がないかと目をこらしてしまう。
今日は3枚載せてしまった。
昨日は週刊誌を11月の8日締切分まで送った。ヤレヤレ。
今日から短編。とはいえ、まずは雑用から。

カサブランカ 2

39127454.jpg「カサブランカ 1」のアップ。
ようするに、なかったものがどうして生えたのだとドキドキしたものの、つぼみが開花したと判明。それで、自然のままに、雄しべの花粉の部分もそのままなのだ。
ひゃ〜、わかってよかったけれど、本当にびっくりした。
しかし、大きな雄しべだ。切り取るのは可哀相で迷う。
今朝は3つも新たに開いた。しばらく楽しめそう。

カサブランカ 1

7b1f28a5.jpg13日に義妹からもらったバースデーの花は、それから5日経ってもこんなに元気。
で、昨日は盛り花を見て、何だか昨夜までとちがう……と、首を傾げた。
何がちがうかよく見ると、前夜までなかったものを発見。
カサブランカの雄しべの焦茶色の花粉のところ。
ええっ! ウッソ〜とびっくり。
左のカサブランカと比べてみるとわかる。
花粉が落ちないように、雄しべの先は処分されていたはず。
なかったものがどうして生えたのだ!! と心臓がドキドキ。
次の写真「カサブランカ2」もどうぞ。

187e9f80.jpg今日、マンションの庭で薔薇の実。
薔薇の季節だけれど、実もけっこう面白い。
いつもここの薔薇の実を写してしまう。
マンションを1周すると、凌霄花(ノウゼンカズラ)がすっかり終わり、木斛(モッコク)の実は紅くなって、ますます大きくなって弾けているものも。
落ち葉も多くなり、今さらだけれど、秋だなという感じ。夏が長かったけれど、猛暑のことも忘れてしまいそう。
仕事は、週刊誌連載続き。

ブラシノキ

ae5ab3b2.jpg12日、近くの川縁でブラシノキ。
金宝樹(キンポウジュ)とも。
ブラシのような紅いのが雄しべ。
春の花となっているけれど、今も咲いている。

シクラメン、今年もまた

72013f05.jpg下と同じく、12日の、サルビア・コッキネア・コーラルニンフ(Salvia coccinea Coral Nymph' )。本当に美しい。純粋な乙女の心というイメージの花だ。名前がわかり、また見に行きたくなった。今度はケイタイではなく、カメラでも撮ってみたい。歩いて5分ほどの所に咲いている。
週刊誌を少しまとめて書きたいけれど、スロースピード。短編も書かないといけないけれど、明日までは週刊誌。
20数年もののシクラメンの水やりを3日に始めたら、12日に葉が出てきた。今、3センチほど。今夏は異常な暑さだったし、ベランダに置きっぱなしなので、球根がダメになったかもしれないと思い、いよいよ寿命かなと思ったりもしたけれど、また伸びてきて、本当に凄いシクラメンだ。この生命力には驚くしかない。こうなると、ただの植物とは思えなくなる。

コーラルニンフ

3ec15577.jpg12日、近くの川縁で、サルビア・コッキネア・コーラルニンフ(Salvia coccinea Coral Nymph' )。
シソ科サルビア族の「コーラルニンフ」ということらしい。珊瑚色の妖精という意味があるようで、本当に妖精そのものだ。
昨日載せた珊瑚花(サンゴバナ)の美しい色にも感動したけれど、これを見たときも、何と楚々とした色だろうとうっとりした。
名前がわからないので図鑑を開いたけれど、てっきりゴマノハグサ科と思って探していた。なかなか見つからず、何としても名前を知りたいと図鑑を探すこと4冊目か5冊目。サルビアの所で発見して嬉しかった。サルビアはどうしても濃い色を頭に描いてしまう。コーラルニンフのイメージとは、サルビアよりトレニアだ。
真っ白なスノーニンフ(雪の妖精)もあるというけれど、私はこの色が気に入った。花との新しい出会いは尽きない。1000年生きても、すべての花に会うのは難しいだろう。花があれば人生、飽きない。

ドジかボケの始まりか

5ae54606.jpg12日、近くの川縁で珊瑚花(サンゴバナ)。フラミンゴプランツの名前でも出回っているとか。でも、珊瑚花の方が好き。実にきれいな色合い。まだこれが、湧き出すように咲いて増え、珊瑚というより花火のようになってくる。もう少ししたら、また観察に行ってみたい。
メダカの水替えで、こないだのバケツには170匹ぐらい入っていたけれど、今回のバケツには130匹入っていた。これで300匹。後ひとつのガラスの器の水替えもそろそろ。さて、何匹か……。50匹ぐらいのつもりだけれど70匹ぐらいいるかもしれない。
さて、最近、ボケボケでエントランスホールのガラスのドアにぶつかってみたり、そのあと切手を買いに行って、1万5千円分も買っておきながら、郵便局のデスクに置き忘れ、別のところで買い物をしていて財布を出すときに気づいたり。40分も前だからなくなっているかもしれないと、諦めの境地で戻ってみると、誰かが窓口に届けてくれたようで、無事回収。
帰宅してデスクに座り、ときおり、用を思い出して書斎から出て、またデスクに戻ってきてから、肝心のことをしてこなかったのに気づいて、またキッチンやリビングに。これが3回はあった。恐ろしいことだ。それなのに、まだ締切は忘れたことがない……。

33人全員救出

d1e90107.jpg昨日のバースデーに届いた義妹からの花。カサブランカがきれい。
今、10時前、チリの落盤事故で70日間も地下642メートルの所にいた人達が、全員救出された。意外に早い救出となった。大感激。世界中を感動させた救出劇だ。
昨日は、この救出が始まり、最高のバースデーとなり、忘れられない日となった。
世界中が感激し、色々と教えられたことが多かったと思う。よかった。ただ、まだレスキュー隊が残っている。
昨日はこの救出劇にテレビの前で釘付けになり、バースデーのプレゼントが届いては礼状書き。書き忘れがあったりして失礼はないかと心配。メールやカードのお祝いだけでも嬉しいのに、プレゼントまで贈ってくれる人がいて、そう気を使わないで下さいというところ。
お心遣い、ありがとうございました。
昨日は仕事にならなかったので、今日は……。

西洋風蝶草(セイヨウフウチョウソウ)/クレオメ

f935550d.jpg12日、近くの川沿いで、西洋風蝶草(セイヨウフウチョウソウ)。
蝶が飛んでいる姿にたとえて。
クレオメとも。
2本のうちの手前の方にピントを合わせたつもりが、後ろの花に合ってしまった……。

誕生日

f160c2c7.jpg8日、ランドマークタワー69階で、福岡から来た弟に写してもらったもの。ハロウィンの飾りがしてあった。
今日は私の誕生日。数日前から、お祝いのカードやプレゼントやメールが届いていて、日付が変わると同時に送ってくれた人達も。みなさん、ありがとうございます! これからもプレゼントが届くという連絡が。メールやカードだけで十分。本当に本当に、お気遣いなく。私が、あれこれ、あちこちに送るのは趣味なだけ。お返し無用ということに。
何歳になったか書くと、びっくりする人達がいるかもしれず、やめておこう。
今日嬉しいのは、チリの落盤事故で70日間も地下に閉じ込められていた人達の救出が始まること。今日は何人の人が地上に出てこられるだろう。記念すべき誕生日になった。凄い精神力だ。私なら2日目には狂っているだろう。閉所恐怖症だし。尊敬すべき人達だ。
先日のノーベル平和賞では、アムネスティでも問題にしていた劉暁波(リウ・シアオポー)氏が受賞。民主化の進まないところが世界にはまだまだ多い。1991年に受賞したミャンマーの非暴力民主化運動の指導者、アウンサンスーチー女史もいまだに自由がない。
1977年にノーベル平和賞を受賞したアムネスティ・インターナショナルの会員になったのは、1980年代の始め。恐らく、それから今までの間に、世界各国の要人達に千通以上の手紙は出してきたはず。塵も積もれば……だ。多くの人が解放され、多くの人が、いまだ開放を待っている。手紙をきっかけに、トルコ大使館に呼ばれたことも懐かしい思い出だ。大使館からの手紙には、正直言ってぎょっとしたものの、友好的なお招きだった。
今日から、また1年のスタート。亡くなった母や知り合い達に感謝。

数珠玉(ジュズダマ)

404e6019.jpg昨日は、まだ青い数珠玉を載せたけれど、これは少し熟してきたもの。
青い実と黒い実が混ざっていて、こういうときがいちばん面白いと思っている。
もう何十年も眺めるだけで、実を取って首飾り作りなどはしていない。
子供達は機械相手に遊ぶのではなく、こういうもので遊んでほしいもの。

低血圧

6b4411dd.jpg先月14日、鎌倉の浄妙寺近くで数珠玉(ジュズダマ)。まだ青い玉が多かったけれど、今頃は黒くなっているだろう。緑と黒いのと混じっているときが、いちばん見ごたえがあると思う。
昨日は日中、暑かった。何となく疲れていて、グータラ過ごしてしまったような。日中、倒れるほど急激に眠くなることがあって、睡魔には叶わない。疲れていたのかもしれない。
それにしても、怠いなあと思うときや頭痛のときは、体温と血圧を計って異常がないか調べてみるけれど、ここ、2〜3日、血圧が低くてどうしたことかと思っている。しばらく普通だったのに、また上が100あるかないかで、これじゃ、元気が出ないなと思ってしまう。
運動不足なので歩かないとと思うけれど、10日も前に書き上げている短編を読み直していないので、それを出すのが先かと。
今月末締切を早々に終わらせていた。何とか数日の時間を作って旅行に行きたいと必死なところもある私……。
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