「藍川京」の部屋

女流作家「藍川京」の花日記と、作品を紹介するブログです

2010年06月

サッカー無念だけれど

5b5f7339.jpg26日、早朝5時、栗駒山荘の大きな露天風呂。絶景なので写真に撮りたいと、人が入らないうちに、朝の苦手な私が頑張った。入浴中に立つと、遥か下の道からは丸見えのはず。まあ、おおらかでいい。
道路の右の方の薄緑色の部分はイワカガミ湿原。そこの写真は後日。部屋もイワカガミだった。
さて、サッカー、勝つと思っていたものの、最後にパラグアイに負けてしまった。でも、誰もがよくやったとしか言わないだろう。惜しかった。2時まで見てしまった。120分の大ドラマだった。PK戦は運と言うし、仕方がない。駒野選手、堂々と帰ってくればいい。
昨日は23日に発見したメダカの卵が孵化して、今のところ、3匹しかわからないけれど、ウキウキしていた。メダカも生まれたし、サッカーも勝つと思ったのだけれど。メダカの赤ちゃん用の餌を買ってきてやらなければ。
終わって消えたと思っていた烏柄杓(カラスビシャク)も、今朝、また伸びてきてびっくり。うちの生き物も植物も元気。私も頑張ろう。

裏白瓔珞(ウラジロヨウラク)か?

960b523c.jpg25日、秋田の栗駒山荘近くで、裏白瓔珞(ウラジロヨウラク)。
別名、ツリガネツツジ。
普通はもっと濃い色が多いと思うけれど、これも裏白瓔珞ではないかと。
更紗灯台(サラサドウダン)にも似ているけれど……。
というわけで、まだ確定できない。
あちこちで咲いていた。

郭公(かっこう)だんご

b06b238d.jpg25日、岩手県一関市の厳美渓(げんびけい)。磐井川中流の渓谷。岩手県の一関まで東北新幹線だった。そこから車で40分ぐらいのところ。
ここの郭公団子(かっこうだんご)は「空飛ぶだんご」として有名で、テレビの旅行番組で見たことがある。郭公だんごは、あん、ごま、みたらし団子の3種類で、それぞれ5つ刺してある。
籠に400円を入れて、木槌で板を叩くと、この籠が渓谷に貼られたロープによって、上の茶屋「かっこう屋」に渡っていく。そして、籠の400円が消え、郭公だんご3本と、紙コップに入ったお茶が戻ってくる。このお茶が、なぜかこぼれていないのが不思議でならない。
機械仕掛けと思っていたら、木槌が叩かれると茶屋の小父さんが引っ張り上げているのが見え、そうだったのか……と、おかしかった。観光客は、この空飛ぶだんごが面白くてお金を入れるので、私が見ていただけでも10皿は出た。1日何回引っ張り上げるのだろう。相当の力仕事だ。戻ってくるときはヒュ〜〜と滑ってくる。何故お茶はこぼれないのか……。
かっこう屋には地続きでも行け、店内でも戴ける。そこからは籠のだんごを注文する下の観光客が見え、下からでも上からでもけっこう楽しめるお団子注文になっている。
炎天下で早々に参った初日だった。
今日はふくらはぎの筋肉痛も癒え、昨日はあんなに痛かったのにと、思いの外、治りの早かったのに満足。まだまだ若い……カモ。
ゲラが届いているので、それを終わらせてから、次の短編。これが終わるまで鎌倉散歩も無理かもしれない。

小安峡大噴湯(おやすきょうだいふんとう) 3

e28cbe76.jpg26日、小安峡大噴湯でいちばん凄いところ。何しろ、この渓谷の岸壁のあちこちから、音を立ててもうもうと熱気と蒸気が噴き出していて、この道を歩くと、それが体にかかる。
1時間に約10トン、98度のお湯が噴き上がっているというのだから、凄いと言うより恐ろしい迫力。
ここを通り抜けるのが恐くて、どうしようかと足を止めた。
先に通ったふたりが死なずに歩いていったので、しばらく迷ったあげく、走って通り抜けた。通り抜けたのはいいけれど、また戻らなくてはならず、2度の恐怖。もう2度とここは通りたくない心境。
今日は体中の筋肉痛に溜息つきながら、1作仕上げて53枚を送り、買い物をして雑用をして、やっとブログを書くことができた。
今発売の「小説NON」7月号から、ユーモア官能「蜜せせり」連載開始。

小安峡大噴湯(おやすきょうだいふんとう) 2

6eabdf41.jpg26日、 下の赤い河原湯橋から、下の渓谷を覗いたところ。
高所恐怖症の私にとっては、この写真を写すのは大恐怖だった。
約8kmにわたる渓谷で、下の大噴湯まで標高差60m。
下に降りるには、階段を何度も曲がりながら歩いて800メートル。
30度以上のバカ熱い中を歩き、ヘトヘトに。
上がってくると、アイスクリーム売りの小母さんに話しかけられ、「美味しいから買ってよ」と言われ、戴いた。200円。
この階段を歩いたせいと思うけれど、何年かぶりの筋肉痛で、今もふくらはぎが痛い。腰も痛い。体中痛い。参った。

小安峡大噴湯 (おやすきょうだいふんとう) 1

1fb8b86a.jpg26日、秋田の南端、湯沢市皆瀬の小安峡大噴湯 (おやすきょうだいふんとう)。赤い橋は川原湯橋。
2年前の6月と7月に大地震があり、岩手・宮城内陸地震と名づけられた。栗駒山麓(さんろく)を挟んだ秋田県も大きく揺れて、このあたりは震度5強から5弱の強震で、温泉街には大きな被害が出た。
地震直後にここに行き、小安奥山の日本の秘湯を守る会の阿部旅館に泊まったので、ここにも来たものの、地震の影響で下に行く道は通行止めで、河原湯橋から下を眺めるだけだった。
今回は下りてみた。

くたくた

bde4dfc7.jpg帰宅すると、ベランダの布袋葵(ホテイアオイ)が咲いていて嬉しかった。さっそくケイタイで撮った。
東北というのに、25日も26日も真夏だった。
北海道は37度だったとニュースで聞いたし、暑さに参ってしまった。
昨日の夜はバテてしまい、9時には眠ってしまい、夜中の1時に目が覚めて、しばらくサッカーを見て、また休んだ。
今朝は起き上がるのも怠いほどで、これまた参った。昨日は暑い中を歩いたので、後で堪えたよう。
留守の間の宅配便をこれから届けてもらい、手紙を読んで、後は休みたいというほどぐったり。
仕事が溜まっているのに、疲れて帰ってくるとは。トホホ。

栗駒山荘より

fb40a92e.jpg秋田と岩手の県境、栗駒国定公園にある栗駒山荘に宿泊中。
昨日の夕食がおわるころ、窓の外の夕日の中に鳥海山が浮かび上がり、見とれてしまった。
これから朝食。
5時に起きて広々とした露天風呂に入った。お腹がぺこぺこ。

秋田へ

3157f574.jpg横浜駅西口の紫陽花。
とても大きな、素晴らしい紫陽花。
サッカーは3−1で日本がデンマークに勝ち、今日は1日、その話題だろう。
1時過ぎに休んだので、試合の終わる10分前に目が覚めて、3−1にビックリ。3点も取っているとは思わなかった。
ラストがリアルタイムで見られてよかった。
これから秋田へ。
パソコン持参。ブログはやってみないとどうなるかわからない。
では、行ってきます。

メダカの産卵

7ce3c47d.jpg今日のベランダの花蔓草(ハナツルソウ)。数日前から咲き始めた。またの名を「サンローズ」とか「アプテニア」とか。放っておいても冬を越し、毎年この時期に咲いてくれる。友達が千切ったものを郵便で送ってくれ、鉢に挿したら、以後、ずっと生き続けている。3〜4年になる。
昨日は睡蓮鉢の布袋葵(ホテイアオイ)を観察していたら、やっとメダカが卵を産んでいるのを発見。孵るものかどうか、ちょっとわからない。生まれてくれるといいけれど。楽しみが一杯だ。
今朝は3時まで仕事したけれど、終わらなかった。昨日、気圧のせいなのか午後から頭痛で、鎮痛剤も効かず、寝たり起きたり。治ったのが夜の9時か10時だったので、すっかり予定が狂ってしまった。
というわけで、今日はゆったり旅の準備をするはずが、仕事。夕方までに終わらなかったら、続きは帰ってから。根を詰めると、明日、秋田行きの途中で具合が悪くなりそう。

八重の梔子(クチナシ)

3357131b.jpg昨日から、ベランダで八重の梔子(クチナシ)が咲き始めた。
マンションの梔子は一重。
うちの梔子の方がきれいだと思っている。
これも買ってきて10年以上経っているはず。
去年の花は少なかったけれど、今年はたくさんのつぼみが順調。
昨日の咲き始めはひとつだったのが、今日もひとつ咲き、旅行中にたくさん咲きそうでもったいない。
甘い上品な香りを、日に何度もベランダに出て楽しんでいる。

フランス料理

e85d3cc1.jpg5月の姉のバースディに贈った花。私に似て花好きの姉なので、最近のプレゼントは花が多い。贈るとこうして写真に撮って送ってくれる。そのうち薔薇を100本贈りたい。
今日は梅雨独特の暗さ。
昨日は雨が降らなくてよかったものの、やけに蒸し暑かった。日本橋のフランス料理店に出かけるのにふさわしいような洋服は持っていないので、やはり最後は着物に落ち着く。
どこかの国の国宝の豚肉なども戴いた。説明されても右から左。ヘェ、国宝になっている豚があるのかと驚いた。(調べたら、ハンガリー産の「マンガリッツァ」)。それが出る頃はお腹いっぱいで、編集者に、三切れのうちの一切れを食べてもらった。「うまい!」と編集者。食欲旺盛な編集者は体力があるはずだと納得。
私は「必死に」食べたのに、コースが終わってデザート前に、いかがですかと持ってこられた10種ばかりのチーズからも、編集者は3種選んで食べていた。凄いな〜と感心。私は当分お茶漬けでいい(笑)。
今日中に終えたい仕事が20枚。無理だろうなァ……。明日は体力保持のために、仕事したくないのだけれど。

木沢の光(乙女の舞)

555b5512.jpg6日、鎌倉の長谷、光則寺で山紫陽花。
この木沢の光(乙女の舞)は、光則寺でずいぶんと増やされている紫陽花。
ピンク、紫など、色違いがずらりと並んでいると、キラキラと輝く光のようで、名前そのもの。とてもきれい。

フランス料理

5b85b2b1.jpg先月末の鎌倉、海蔵寺の石斛(セッコク)の全体像。
白い花が盛りも盛りで、いいときに足を運んだ。二段なので華やか。でも、純白なので気づかない人がいる。単に花に興味がないだけかもしれないけれど、勿体ないことだ。
このとき、大好きな黒花蝋梅(クロバナロウバイ)も盛りだったし、花との巡り会いはチャンスも大切。
今夜は1年ぶりに会う某社の担当と、フランス料理のフルコース。ワインは頭痛になるので少ししか呑めないし、和食が好みだし、フランス料理か……と、やや大変な気持ち。
和食、天麩羅専門店にイタリア料理のフルコースと、あちこち連れて行ってくれる人だけれど、そうたくさんは食べられないし、安い居酒屋が一番。今日は今後のために、簡単なものがいいと、さり気なく言ってみよう。私のブログを読んでいないとわかるので書けること(笑)。

石斛(セッコク)

4f6dbe01.jpg先月末、鎌倉の海蔵寺で石斛(セッコク)。
ラン科の植物で、古い木や岩壁に根を張って花を咲かせる。
竹の寺の報国寺や円覚寺の黄梅院でも見かけるけれど、ここのは巨大で驚いた。二段になっている。
次の写真で全体を。

鎌倉市場近くで

8831d29c.jpg先月、鎌倉は小町の「市場のケーキ屋さん」で、シフォンケーキを買って満足顔。これで1万5千歩ほど鎌倉を歩きまわった後。
新鮮な野菜を並べている市場があるのは知っていたものの、行ったことはなかったので、この日、初めて行ってみた。焼鳥屋さんやケーキ屋さんまであった。鎌倉駅の東口を出て、目の前の若宮大路を鶴岡八幡宮と逆の右に進み、大きな鎌倉郵便局のもう少し向こう。駅から歩いて3分位。朝の8時〜6時半まで、農家の人が、その日か前日に採った鎌倉野菜を売っている。
写真は市場ではなく、若宮大路を挟んで市場と向かい合ったあたり。やけに巨大なボタンが並んでいる店が面白くて、ここで記念撮影。
今日も頑張って仕事。何とか明後日までに仕上がるといいけれど。

日朗上人

29180492.jpg下と同じ6日の長谷の光則寺で常磐露草。こちらはアップで。
前日が雨だったので、花も実にきれい。
光則寺には樹齢160年の海棠(カイドウ)の木があって素晴らしい花を咲かせてくれる。その木の手前、庫裡の脇に階段があり、石段を上りつめたところに群生していた。そこには、日朗上人(にちろうしょうにん)を幽閉していた土牢が今も残っていて、土牢から群生が一望できる。けれど、昭和初期に入ってきた常磐露草は、日朗上人が幽閉されていたときはなかったわけで、その頃、土牢からは一体何が見えただろう。
光則寺や日朗上人のことを調べると以下の通り。
『光則寺は日蓮宗の寺院で、日蓮上人が佐渡へ流された時、高弟・日朗が捕らえられて鎌倉幕府第五代執権・北条時頼の重臣・宿屋左衛門尉光則の邸内の土牢に監禁された。しかし光則は日蓮上人が自らの不運を嘆くことなく、弟子の身の上を案じる心に打たれ、次第に日蓮宗に心を寄せる様になり、日蓮上人放免後は、邸を寺として日朗を開山と仰ぎ文永十一年(1274)に創建された。1260年(文応1)日蓮上人が「立正安国論」を幕府に差し出した場所として知られている』
私は何度もここに通っているものの、花にしか興味がなく、他のことは見ても聞いても忘れてしまう。
今日も焦って仕事。
昨夜のサッカーは1−0で負けたものの、よく健闘したと思う。次に期待しよう。

常磐露草の群生

3f3a9599.jpg6日、長谷の光則寺の山腹には、常磐露草(トキワツユクサ)の見事な群生が広がっていて歓声を上げた。
元々、観賞用として昭和初期に南アメリカから持ち込まれたものらしい。
普通の青い露草は花びらが2枚で、白い花の白花露草もあるけれど、これは花びらが3枚。何度かブログに載せている。
常磐露草と似た大常磐露草などもあり、あまり調べると訳がわからなくなる。

曇り

470cfa9e.jpg6日の長谷寺のカルミアを、下の写真より少しカメラを引いて写した。なかなか可憐。色っぽい花もあるけれど、これは華やかで可愛いという感じがする。
今日は曇り。昨日に続き、雨が降り続くと思っていたけれど、そう暗くもない。大雨の地方も多かったよう。最近は、何でも、どっとくるのが恐い。「ゲリラ雨」など、いつから使われるようになったのだったか。
やる気があっても体力のない今日この頃。何とか頑張って書きましょうというところ。

ピンクのカルミア

bb51ca51.jpg鎌倉の長谷寺で6日、カルミア。アメリカ石楠花(アメリカシャクナゲ)とも。
5月30日には、ブログに北鎌倉の白いカルミアを載せた。その時もいちばんいい時期で最高だったけれど、このカルミアもいい時期だった。
ピンク色のこれは、ピンクチャームという名前かもしれない。
傍らを歩く多くの人達が、紫陽花をたくさん見た後で、紫陽花とまちがっていた。
「これは紫陽花じゃありません……」ついつい口にしてしまう私。
どう見ても紫陽花とは思えないけれど、何人もの人が「変わった紫陽花」などと言っていた。
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