「藍川京」の部屋

女流作家「藍川京」の花日記と、作品を紹介するブログです

2010年05月

静かな雨

bafb43e1.jpg昨日、我が家の肥後椿。
これが最後の花なので、飽きずに眺めている。どこか愛嬌のある下のお団子のようだったまん丸いつぼみが、上品なな女性に変身したという感じ。
これは中でも特に小さなつぼみのままで半年経っていたので、咲かないで終わると思っていただけに、余計に可愛い。
「小説NON」の連載1回目を出したので、次は読み切り短編。
連載は、すぐに担当が読んでくれ、次が楽しみと言ってもらえ、ほっとした。
スロースピードだけれど、まあ、これでいい。これがベストという感じ。
煙っているような雨。
静かでいい。

最後のつぼみ

eff204b4.jpg17日の我が家の肥後椿。
これが最後のつぼみ。
白の中に紅い縦の線。
これだけで、かなり可愛い。
イヤシンボのせいか、お団子に見える。
どんな花になるのか楽しみだった。
次の写真が、開いた昨日の写真。

これでよし

95ca82eb.jpg10日、鎌倉、長谷の収玄寺で緋合歓(ヒネム)。
今年はあまり咲いていない。まだこれからだろうか。
正式にはカリアンドラというけれど、私はどうも横文字は嫌いだし、なかなか覚えられない。それに日本語の方が花の様子をよく表している。合歓の木の紅いのと、すぐに覚えられても、カリアンドラの方は、たちまち忘れてしまう。
あまり期待していなかった我が家の肥後椿、最後のつぼみも昨日開いた。落ちると思っていた実が持ちこたえて、半年以上経って咲くとは、やはり感激もの。
仕事は予定より少し遅れているけれど、これでいいかなという感じ。
明日から、次の短編に入ることに。

山査子(サンザシ)

355d6496.jpg10日、長谷の収玄寺で山査子(サンザシ)。
昨日と同じ赤い花と寄り添って白いものも。
昨日は赤い方は何という名前の花だろうと思っていたけれど、草木様の書き込みで山査子とわかり、調べてみると「西洋山査子(セイヨウサンザシ)」と判明。
別名、紅花山査子(ベニバナサンザシ)とか、赤花山査子(アカバナサンザシ)とも。
白い方は、一般的な山査子だろうけれど、葉が両方、まったく形態が違っていて、西洋山査子の方は菊の葉のようで、白い山査子の方は、あまり裂けていない。白い方の山査子は、車輪梅(シャリンバイ)にも似ているけれど、この手の感じの花は多い。ともかく、名前がわかるとスッとする。花が終わって実になるのも楽しみ。

引き続き快調

4600e1ab.jpg13日、収玄寺で。
菊のような葉だけれど、身長以上の高さがある木。
一体何という木だろうと、そこに来た人達に訊いたけれど、誰もわかる人はいなかった。
私も忘れているのか、まったく知らない木なのか、それさえわからない。
この下の蝋梅の実の写真の後ろにもぼんやりと写っている花。盛りだった。

仕事が順調で、書いていて楽しいし、今は最高の精神状態。新聞をやっていたときの最悪の状態の正反対。やっぱり、こうでないと。
できるだけ、この状態が長く続くといいけれど。

蝋梅(ロウバイ)の実

27cfd76c.jpg蝋梅(ロウバイ)の実。
13日、鎌倉の長谷駅近くの収玄寺で。
このあたりで蝋梅の花が咲いていたのは1月。
それから3カ月以上経ち、こんなに大きな実になっている。
今が実としては、いちばん綺麗なときではないかと思う。
生け花に使うと面白そうな気がするけれど。
この実の左後ろに、うっすらとピンクの花が写っている。
それが、次の写真。

快調

7078a093.jpg10日、近くの川縁でジャーマンアイリス。
ここには3種類が咲いている。
今日載せたラベンダーと似た色。
このマンションには、最近、ジャーマンアイリスは1種類だけと書いたけれど、2種類咲いている。
そして、ここのラベンダーは、イングリッシュラベンダーだったと思う。
けっこうあれこれ植えてあって楽しい。
昨日までに終わるつもりだった作品が、まだ仕上がっていないけれど、順調。
とても楽しんで書いている。これが一番だ。続きを書きたくてたまらない状況がベスト。

ラベンダー 2

48c6deb5.jpg10日、近くの川縁で、ラベンダー。
昨日のラベンダーと同じ日に、ほぼ同じ場所で。
ラベンダーと言えば、昨日のフレンチラベンダーの種類より、こちらのレースラベンダー(と思う)や、イングリッシュラベンダーの種類が多く見られるかもしれない。
ここのマンションの庭のラベンダーは、イングリッシュラベンダーだったような気がする。

静かな日曜

030f19dd.jpg10日、近くの川縁で、ラベンダー。
ラベンダーの季節。
ラベンダーにも色々あるけれど、これはピンクというか薄紫というか、大きな苞葉がとても愛くるしい。
何となく静かな日曜日。
昨日の午前中は鎌倉を歩きまわったので、今日はそのエネルギーで仕事。
6回連載のラストまで、何となく映像が浮かんだ。やれやれ。
これで書きやすくなる。
決めて書く場合もあれば、時間切れになりそうで、何をどう書こうかと思いながら、ともかく書き始めることがあるので、かなりいい加減なモノカキ。書いていると、何か閃く。

自然の芸術

ccfee9f9.jpg8日、鎌倉の葛原ヶ岡ハイキングコースで。
コゴミとも違うし、ゼンマイともちょっと違うようで、一体何だろう。
春先のこんな感じの植物を見ると面白くて、ついつい撮ってしまう。
芸術だなあと思うひととき。

瑞泉寺へ

6deb288d.jpg今日の鎌倉、鶴岡八幡宮の太鼓橋近くの桜の木には、もうこんなに、さくらんぼが育っていた。久々に倒れた大イチョウの様子を見にいくと、びっしりと青い葉が。写真は後日、上手く撮れていたら。
今日は瑞泉寺(ずいせんじ)まで歩いた。地図を見たら、鎌倉から長谷までの1.5倍ぐらい。
久々の瑞泉寺は紫露草がたくさん咲いていた。昨日、テレビでやったばかりだったけれど、人は少なかった。藤棚の白藤が咲いていたけれど、あと数日早ければ盛りの頃ではなかったと残念。
瑞泉寺だけで引き返したものの、距離があったので1万4千歩。夕方までゆっくりできるなら、もっと歩いただろうけれど、仕事があるので1時には鎌倉を出て、2時前に帰宅。

庭石菖(ニワゼキショウ)

c84a6ae4.jpg庭石菖(ニワゼキショウ)。
今日、鎌倉の、とある家の前で。
庭石菖は1センチほどしかない小さな花。
亡くなった母が、父親(私の祖父)が入院していたとき、その病院に生えていて、この花を見ると思い出すと言っていた。
それを聞いてから、私も母の言葉を思い出し、私の生まれるずっと前になくなった祖父はどんな人だろうと思うことがある。
祖父は40代で亡くなったらしい。母の家系は短命だ。
この花は可愛くて好き。

癌萎縮の知らせ

063ebe0e.jpg10日、下と同じ苧環(オダマキ)。少しカメラ(ケイタイ)を引いて。
去年から飼っている赤魚とメダカに、布袋葵(ホテイアオイ)を買い換えてやりたかったけれど、まだ季節が早く、なかなか売っているところはなく、花屋があれば覗いていた。昨日、鎌倉の御成通りの端の花屋さんで見つかり、大きいのを3つ買ってきたので、魚も気持ちよさそう。メダカが卵を産んでくれるといいけれどと、それも楽しみにしている。
大腸癌から肺に転移した知り合いを心配していたら、昨日、肺の癌が、1〜2センチから、5ミリほどに萎縮していたと嬉しい知らせ。食事療法1カ月でこれだから、消えるかもしれない。ドクターも驚いていらっしゃるとか。
私も何冊か、本を送ったので、お礼に午後から蒲鉾が届くとか。「癌治療革命の先端 横内医院」「究極の癌治療」など横内正典氏のものや、安保徹氏のもの。
今日の仕事は進むだろう。

苧環(オダマキ)

938fc902.jpg苧環(オダマキ)。10日、近くの川沿いで。
日本の深山苧環ではない西洋苧環が山ほど見られるようになって、色も形も豊富で楽しい。今が盛りの花だ。

まあ順調

4923085b.jpg先月、長谷寺で著莪(シャガ)。射干とも書く。
この時期、あちこちに咲いている。この花を見ると、夏になったという感じがするものの、4〜5月の花。山では遅くまで咲いているけれど。
今日は午前中から鎌倉。鎌倉から徒歩で、いつものコースのひとつになった長谷方面へ徒歩で。長谷寺にも光則寺にも寄らず、御霊神社に初めて詣で、大銀杏にびっくり。江ノ電の線路を渡り、虚空地蔵に寄り、紫陽花で有名な成就院を歩いて、また鎌倉まで歩いて戻った。昼までに戻ってくるつもりが1時になったけれど、歩くと気持ちがよくて爽快。今日の運動は終わり。うんと歩いたつもりが、わずか1万歩ちょっと。京都で姉と2万歩歩いたことがあったのに。
仕事は、まあ順調。鎌倉散歩の効果かもしれない。

十二単(ジュウニヒトエ)

d069aa51.jpg3日、北鎌倉の東慶寺で十二単(ジュウニヒトエ)。
この時期、あちこちで見かけるけれど、東慶寺の十二単の群生はみごと。
一面、薄紫色。

雨上がり

0af0f27e.jpg先月21日、鎌倉、長谷寺で木蓮(モクレン)。
後ろの建物は、立派な山門。
ついこないだ写したと思っていたのに、すでに3週間も前のことに。
今はモクレンの姿はどこにもない。このときも、他では終わっていたころなので、これが最後だろうと思って見ていた。
今日は午後から月に1度となった整体。
それまで仕事。昨日の続き。
今日は雨上がりの清々しい空気が流れていて、いい気持ち。

大手毬(オオデマリ)

f6fd3018.jpg大手毬(オオデマリ)。
4月21日、鎌倉の長谷寺で。
大手毬の季節で、あちこちで見かけるけれど、長谷寺の花は特に大きく感じる。
山門脇の寺務所の前のものを、いつも写してしまう。

花が次々に

87b9ec78.jpg昨日載せた浄妙寺の猫。
せっかく寝ていたのに、起こしてしまってごめんなさい、という感じ。
今日は雨。外に出る用もないし、買い物にも行かなくていいし、仕事に集中できるといいけれど。
昨日まで4つ咲いていた黄色いチューリップのジョンキルが、今朝はひとつになっていた。一夜にして3つの花びらが散ってしまうとは……。
そのかわり、薔薇のつぼみがいくつかふくらんできているし、山梔子(クチナシ)のつぼみもできてきた。
3月末から咲き始めた紋豹は、いまだに咲き続け、胡蝶蘭も3月から咲いているもの、先日、また花茎が1本伸びてきて驚いた。これで花茎6本。秋まで咲き続けるかもしれない。凄い。しばらく咲いていない時計草も、またつぼみが次々とできている。これだから、家にいても飽きない。と言いつつ、外の花も見たくてたまらない。

ジャーマンアイリス

a73e3cd3.jpg昨日、ジャーマンアイリス。
買い物に行く途中、実に久々に、近くの石崎川沿いに植えられている花を見た。
ジャーマンアイリスはマンションの庭でも盛りだけれど、一色のみ。
石崎川沿いの方は、私の大好きなこの色と、黄色、薄紫など咲いていた。
何と唐種招霊(カラタネオガタマ)の大きな木があり、たくさん花が咲いていた。今まで気づかなかった。葉だけのときはなかなか気づかない。今まで花の時期に見に行かなかったのだろうかと不思議……。バナナの匂いはするけれど、昨日は淡い香りでしかなかった。
ラベンダー、苧環(オダマキ)、カラー、紅空木(ベニウツギ)……。
この他にも、いろいろ咲いていた。
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