「藍川京」の部屋

女流作家「藍川京」の花日記と、作品を紹介するブログです

2010年05月

5月最終日

8c679236.jpg下と同じ、15日、鶴岡八幡宮の源氏池。
下の写真より池に向かってやや左手より。
藤の枝が相当に太いものの、巻きつかれている木の方も元気そう。
藤の花は最後のころだった。
ちょっと不思議な感じの写真と思うのは私だけ?
今日は晴天だけれど、何となく膚寒い。
昨日は何とか15枚書いた。今日は仕上げとゲラをやりたい。
明日は千葉時代の知り合いがやってくるので、仕事はできないかもしれない。
5月は今日まで。思ったより仕事が進まなかった……。



源氏池

8fd90f6d.jpg15日、鶴岡八幡宮の源氏池。
ここには、たくさんの白鳩がいる。
このあたりで観光客が餌をやるので、いつも集まっている。
餌をやっていいかどうかは知らないけれど。
藤の花の終わりのころで、木から下がっているのが藤の花。
湖面には蓮の葉が少し。
でも、これから蓮の葉が湖面一杯に広がってくる。

冷える

3ec2559f.jpg27日、下の東慶寺の満開のカルミアのアップ。
とても可憐。
ひとつひとつを見ると、上品なお嬢様という感じでは。
今日も冷える。
半袖になっていたのに、また長袖に逆戻り。半袖では過ごせない。
5月も明日まで。
早いなあ。
仕事が遅れ気味。
疲れやすくなっているので、スピードが鈍い。

満開のカルミア

f2350cb6.jpg27日、北鎌倉の東慶寺でカルミア。
8日に行ったときは、つぼみだった。
開花を見たいと思いつつ、寺を後にしたけれど、27日に行くとこの通り。
満開だった。
これまたラッキー。

膚寒い

8cdacb10.jpgこれも27日、円覚寺の松嶺院で花筏(ハナイカダ)の実。
花筏は不思議な形態で大好きなので、今日は2枚。

曇りで、やや膚寒い。
3月の気候になるとも言っていたような。
本当に今年はおかしな天候。
ただ、寒いと咲いている花が長持ちしてくれるのだけはいい。
仕事は何とか進んでいるものの、最近は乗ってくるまで時間がかかるようになった。
短編ゲラも2本届いているので、それも明日ぐらいには片づけないと。

花筏(ハナイカダ)の実

49de7bc5.jpg27日、北鎌倉。円覚寺の松嶺院で花筏(ハナイカダ)の実。
前回は花だったのに、あっというまに実になり、しかも、こんなに大きく育っている。
花は緑で目立たないけれど、これだけ大きな実になると、だいぶ目立つように。
大きさはこれが限界。
今度は徐々にに黒ずんでくる。
今が実としては、いちばんきれいなときかもしれない。
毎年、何度見ても飽きない。

赤花夕化粧と夕化粧

459e07eb.jpg昨日、北鎌倉の東慶寺でたわわに咲いていた赤花夕化粧(アカバナユウゲショウ)。
群生していると、可憐なのでとても癒される。
今日は6月刊行の徳間文庫「夕化粧」が、一足早く届いた。
本の題になっている夕化粧は白粉花(オシロイバナ)の別名で、オシロイバナ科。
今日の写真の赤花夕化粧はアカバナ科で、まったくの別物。
「夕化粧」は好きな作品なので、書店に並ぶのが待ち遠しい。
昨日、うんと歩いたので、今日は仕事、頑張れるといいけれど。
亡き母から、私は誕生日前に歩いたと言われた。足だけは丈夫で親に感謝している。

バラのようなツツジ

521f25f7.jpg昨日、北鎌倉の鎌倉街道沿いで、躑躅(ツツジ)。
花だけ見れば、まるで薔薇だ。
絞り、覆輪や桔梗咲き……と、躑躅にもいろいろあるようで、花というのは知れば知るほど複雑になってくる。
複雑になるほど面白くもなるのだけれど、実に不思議。
うちの近くにも素晴らしいピンクの八重の躑躅が植え込みの一部になっているところがあり、この時期は楽しみにしている。
ここの八重は、一重の躑躅より、やや開花が遅れる。

最高の北鎌倉

61f3a49b.jpg今日、明月院で夏蝋梅(ナツロウバイ)。
あまりの見事さに歓声を上げた。カメラで撮った方、写っているといいけれど。これはケイタイで。無数の夏蝋梅は圧巻だった。
夏椿もたくさん咲いていた。日本では沙羅の木ということになっているけれど。
友達の西蓮寺祐女史が、先週、神奈川県民になったので、北鎌倉で待ち合わせて散歩。
円覚寺の松嶺院では岩煙草(イワタバコ)が咲いていてびっくり。他のお寺ではまだで、ここだけ、それも1本だけ咲いていたのが不思議だった。黄梅院の花筏(ハナイカダ)の実も大きくなっていた。
北鎌倉から鶴岡八幡宮へと歩き、小町通りを通って鎌倉駅に着いたのが5時近かった。1万9千歩。よく歩いた。

祝賀会

30524690.jpg先月の鎌倉、長谷寺の緑。今はもっと濃くなっているだろう。写っている屋根は山門。
池の菖蒲は筏になっていて、風の吹くままにあちこちに移動する。それも風情があるもの。そろそろ咲き出すころだろう。
今夜は宝島社主催の「官能文庫大賞」を受賞した草凪優氏の祥伝社文庫「どうしようもない恋の唄」の祝賀会で新宿。
草凪君は筆力があり、体力があり、まだまだこれから、どんどんいいものが書ける人。頼もしい。
夕方まで仕事して出かけることに。

なぜ眠い

d18de843.jpgベランダでたくさん咲き始めているゼラニウム。
これは匂うので、匂天竺葵(ニオイテンジクアオイ)だろう。ローズ・ゼラニウムとも。
昨日は午後からやけに眠かった。
その眠さがどこから来るのか、原因を探ろうとしてもわからない。
睡眠以外では食べ物が悪いのかと考えたり。
食べ物というのは固形物だけでなく、飲み物が合わないのかと思ったり、いろいろ。
コーヒーにお砂糖を入れて飲むといいかなと思っても、コーヒーは胃を壊すかもしれないので、薄いのを1杯にしておこうとか。
考えてもキリがないし、眠いときはいくらでも眠ればいいのだろうけれど、そろそろそんな余裕がなくなってきた。

キソケイ

3bd469a9.jpg10日、近くの黄素馨(キソケイ)。
素馨(ソケイ)とはジャスミンのことらしいけれど、これはほとんど香りはない。
花の散った景色がきれい。
今は、花はすっかり終わっているだろう。

季節外れの大雨

77e595bb.jpgまた咲き始めたリビングの時計草。
アップで写すと、まるで蛇の目傘。
自然は素晴らしい。
暖かいので、2月の時のように2日も3日も咲き続けることはなく、たいてい1日で終わるようになった。
各地で季節外れの大雨で、被害も。
確実に天気はおかしくなっている。
296メートル、70階のランドマークタワーも、一時は真っ白になって消えてしまったけれど、今は雨が止んで、上の方が隠れているだけで姿を表してきた。
今日の仕事は何とか進みそう。

ベニバナトチノキ

da3a85f1.jpg15日、鎌倉の鶴岡八幡宮の東鳥居近くの店で、紅花栃(ベニバナトチノキ)。栃は橡とも書くし、どちらが正式だろう。「栃の木」「橡の木」という書き方も。植物はこんなことが多いので統一してもらいたいもの。今さら無理だろうけれど。
去年か1昨年、たまたま同じところを通って発見。
一見、まっすぐに上向きに立っている花は桐の花のよう。
桐の花は薄紫。これとは花の形もまったく違うし、ひとつひとつは下向きなのだけれど、花房が天を向いているところが似ているので、遠くから見るとまちがいそう。桐と言えば、近くの桐の木はいつも刈り込み過ぎで、花が咲かなくなってがっかりしている。

雨の日のバラ

f350c3b4.jpgベランダの今朝のバラ。雨が降っているので、しっとりと咲いている。
切り花を戴くと、花が終わってから、3〜4センチに切って、葉をつけたものを植える。根づくものがあって、こうして何年かは花をつけてくれる。この花も、終わったら下から40センチばかりにして切って、それをさらにいくつかに短く切って植える。だから、またそれが根づいて、ベランダのバラが絶えることはない。秋や冬のバラは根づきやすいけれど、夏に植えたものはほとんと根づかない。
仕事は頑張らないと、また遅れている。今書いているものではなく、後で書くものの方が頭に浮かんでいるのは困ったもの。

イモカタバミとコバンソウ

a6ecf44f.jpg8日、鎌倉のちょっとした土手で。
ピンク色の花は芋片喰(イモカタバミ)。
グリーンの楕円形のものは小判草(コバンソウ)。
よく日の照っていた日だった。

ゆっくりと

d350ddf8.jpg先月、松の花。雄雌の知識はなかったけれど、これは雄花らしい。
この季節の松の花を見ると、毎年、ついつい撮ってしまう。
同じものを何度見ても新鮮で感動するので得。
何を見ても無関心で感動しない人ってどんな心なのかと、不思議でならない。勿体ないことだ。
近くのポルノ映画館だったところは、中がすっかり取り払われて、道のこちらからあちらが見える状況。工事が始まっていて、今度は何になるのやら。ここの猫は元気で、みんなに可愛がられ、私もいくらでも撫でられるようになった。
猫が問題になっているところもあるけれど、1匹もいないのも淋しいもの。ここの猫は迷惑がられていないようでほっとする。
ゆったりと短編。ゆっくりとしか進まないのだけれど。

胡蝶蘭

5b611d30.jpg2005年に姉から貰った胡蝶蘭。
毎年毎年、よく咲いてくれる。
これは、今咲いている一部。
咲いている花が多すぎて、全部入れると小さくなるので。
まだまだ花茎は伸びているし、つぼみも一杯。

いい知らせ

28ca4a76.jpg10日、長谷の収玄寺で木瓜(ボケ)の実。
ボケの実も、色といい、大きさといい、直径2〜3センチの今どきが、いちばん絵になるのでは。これからどんどん大きくなっていく。
我が家では、時計草も、今年第三弾で2月からの部、4月からの部のに続き、17日から咲き始めている。いくつか咲いたらつぼみがなくなり、しばらくして、また毎日のように咲くのが面白い。今回は5つほど咲いたら、またお休みのよう。
去年の7月末から飼っている赤魚。メダカと同じ大きさだったのに、今や10センチ近くでは。メダカの何十倍かの大きさになって泳いでいる。どこまで大きくなるのか……。
団鬼六氏の奥さまより手紙が届き、糸のように細かった団氏の食道も、少し広くなってきたとか。最近の、知り合いの肺ガンの萎縮にしろ、団さんの目に見える癌は退治できたようだという知らせにしろ、喜ばしい。

今日の肥後椿

4d6a96b1.jpg昨日載せた最後の肥後椿の花。今日はこんなに開いている。
同じ花なのに、昨日とは、また違った風情。
今日は30度近くまで気温が上がるようで、寿命はせいぜい明日か明後日までだろう。
Profile
      わたしです

日本ペンクラブ会員
日本文芸家協会会員
日本文芸家クラブ理事
サーチする:
Amazon.co.jp のロゴ
Archives
Categories