「藍川京」の部屋

女流作家「藍川京」の花日記と、作品を紹介するブログです

2009年11月

明日から12月

4d84da4a.jpg15日、西本願寺の大銀杏。あちこちから写してしまった。
昨日は問題小説「夕化粧」の連載3回目の原稿を出し、次に、やはり今日が締切の文芸家クラブの随筆、3枚を書いて出し、ヤレヤレだった。
今日は短編ゲラを2本見て出たら、ちょっとゆっくりしたい感じ。
旅行から帰ったときは綺麗だった書斎が、またメチャメチャだ。
旅行で写した花の写真の名前も、書き込まないといけないし、ゆっくりというわけにはいかないか……。

西本願寺の大銀杏

583c09f1.jpg15日、西本願寺の、樹齢400年と言われている大銀杏。
今回は、この銀杏の木にすっかり魅せられた。
「逆さ銀杏」とも呼ばれ、京都市の天然記念物。
本願寺に火災があったとき、この銀杏から水が噴き出して消し止めたという伝説から、「水吹き銀杏」とも呼ばれているとか。
今回の旅行は写真をたくさん撮ったので、なかなか花の写真に辿り着けない。

あらまァ

99ff4b23.jpg13日、東福寺で。
明日で11月も終わり。早く紅葉を載せておかないと……。とはいえ。紅葉を見るために、12月初めのホテル予約をした年もあった。まだまだしばらく紅葉も楽しめると思うけれど。
昨日は力尽きてなのか、やけに眠くて、昼寝。というわけで、原稿の仕上がり、今日に持ち越し。明日が締切なので、何としても今日中に仕上げたいけれど。
数日元気だと、どっと疲れる体質か……。
昨日は短いゲラ2本到着。それは月が変わってからにしよう。

清水寺

e1d6867c.jpg13日、女子校時代の友達と行った清水寺。
まだ紅葉には早かったけれど、今ごろは色づいているだろうか。
行きたいと言われなければ、最近はなかなか行くこともない清水寺。人が多すぎるため。それでも、そのとき、今年の観光客は極端に少ないと感じた。タクシーの運転手さんも、同じことを言っていた。

アドリアーナ・ノーヴェの店内

4b5345a8.jpg13日、CAFFE’アドリアーナ・ノーヴェの店内で、ママに写してもらった。
背後に宇治川があり、その向こう岸の左の方に写っている日本家屋は、昔、阿部定が勤めていた旅館だったとか。今は飲食店のような気がしたけれど。
いい天気。明日は天気が崩れるようなので、外出するなら今日だけれど、仕事があと少し。3日で40枚書いた。今日で50枚完成予定。このくらいのスピードでいい。
以前の手帳を見ていたら、恐るべき量を書いていた日々がわかり、もう真似できないと思った。

CAFFE’アドリアーナ・ノーヴェ

2cc46d56.jpg13日、平等院を出て、宇治橋を渡って右に歩いていくと、すぐに「CAFFE’アドリアーナ・ノーヴェ」の看板を発見。写真好きのおじさまが通っていらしたのはここだと、細い通路を通って奥へ。
写真は店のテラス。ここでもコーヒーをいただけるけれど、寒くなるとお客様は中だけになるよう。手の届くようなところに宇治川が流れている。川向こうの左手が平等院になる。
週末の木曜日〜日曜日のPM12:00〜PM6:00(夏季はPM8:00)までしかやっていない店。あとは「ふじごよみ」という1日限定1組(6人まで)の旅館が2階らしい。
Eメール cafe@fujigoyomi.org

おじさまの写真

5d755372.jpgこれは5月に亡くなられた写真好きのおじさまが、去年の10月15日の夕方に写された「十五の紫式部像」。いいチャンスが狙えたものだ。
行きつけだったという喫茶店のママによると、この光景を見たおじさまが、慌ててカメラを取りに家に戻られたとか。間に合ってよかったなあと思った。いい雰囲気が出ている。下に載せた私の写したものは平凡なだけ。けれど、おじさまの写真でしか知らなかったこの像に会えて、角度を変えて数枚写してみた。
著作権があるだろうけれど、どうしても載せたかったし、プロのカメラマンが写したものではないので、許してもらえるような気が……。
仕事は予定どおり進んでいる。けれど、昨日は1時間のつもりが3時間も昼寝してしまった。だから、今日もちゃんと予定の枚数、進むのではないかと思っている。眠いときは寝ないと仕事は進まない。

十五の紫式部

2ece12e1.jpg13日、平等院を出て、いよいよ写真好きのおじさまの通っていた喫茶店を目指して、平等院表参道から宇治橋の袂へとやって来た。
そこで、十五の紫式部像が目に入り、「これだ!」と感激。
おじさまが送って下さった写真の中に、この像があり、いいシャッターチャンスが狙えたんだなと思った。
写真が多くなるので、2枚一緒にしたけれど、左写真が宇治川と紅葉。これは宇治橋から写したもので、式部像は右隅に小さく写っている。
右の紫式部は、像の傍らから写したもの。あまりいい写真ではないけれど、次のおじさまの写真のために載せてみた。

「黒い館」発売

5a73b037.jpg今日か明日発売の「黒い館」。
無双舎という、新しくできた会社から。
これは、最初、1990年7月に二見書房、マドンナメイトより「秘密倶楽部」という題で出たもので、以後、太田出版から「黒い館」と改題して新書で発売された。それが今回、同題の文庫になって、女性にも手に取りやすい表紙で出たので、まだお求めになっていない人はどうぞ。とはいえ、かなりハードな内容、SMも入っているので、苦手な人はお気をつけ下さい。
今日、載せようと思っていたのに、すっかり忘れていて、慌ててブログに追加。

食欲の秋

5e67d9a9.jpg13日、平等院の表門を出ると、紅葉した蔦の絡まっている木があり、大好きな景色なのでパチリ。
今月も、あと5日。次の仕事は開始しているので、今週中には終わり、月末締切には間に合うだろうという気持ちでやっている。
昨日は大食いで、どうしたのだろうと呆れた。夕方お腹が空いて焼きそばを食べたのに、いつもなら多すぎる1人前を食べてももの足りず、お餅をひとつ焼いて食べた。それでも、もう少し……という気がして、またひとつ焼いて食べた。これで気分が悪くなるのでは……と思ったのに、異常なし。おまけに零時前からは豚シャブを開始。100グラムほどの肉とお野菜。これで朝は胃が痛いだろうと思ったのに、異常なし。
なるほど、食欲の秋だった。こんなに食べられるということは、健康な証拠か。でも、コブタになりませんように……。

平等院にて

b5ad4a6c.jpg13日、平等院。
鳳翔館側の南西から写した気がする。
花の終わった萩とススキの風情。
水面に映った建物がきれい。
静けさがいい。

唐津からの電話

927a5ec6.jpg平等院を藤棚の方から。空はあいにく曇っていたけれど、紅葉した木が1本あるだけで景色もちがってくる。
昨日は思いがけず、佐賀の唐津の窯元から電話。何か悪いことでも……と不安が掠めたけれど、掛けている本人がくも膜下で倒れ、今年は闘病生活だったらしい。退院して電話を掛けてきてくれ、私に会いたいと言われた。知っていたら、先週、無理をしてでも唐津に足を伸ばしたのに。今度はいつ来るのかと言われ、たいてい博多は6月だけれど、できるだけ早く行くようにするからと言った。
20代の前半、給料のすべてを焼き物に使い、窯元通いしているときからの知り合い。彼女は窯元の息子さんと結婚して新たな窯を築いて独立しているけれど、その旦那様の父上の窯元に、私は週末になると泊まり込んでいた。だから、旦那さんとも馴染みだ。会いたいと電話してもらえて嬉しかった。もう4〜5年、ご無沙汰している。電話が掛かってきたことで、また唐津焼を入れた作品を書きたくなった。

お抹茶のよう

c71781d0.jpgタイトルのように、お抹茶のよう。13日、宇治の平等院で。
宇治といえばお茶。平等院の表門をくぐってすぐのところで、これを見つけ、抹茶碗のお抹茶を思い浮かべた。
睡蓮鉢の小さな小さな浮き草が繁殖し、一面を覆っていたのだ。実に見事。
昨日の朱塗りの門を載せた後に、これを並べるとどうだろうと思って載せてみた。

あと1週間

206a4a4b.jpg平等院表門。
こうして、中に入っても、すぐに写真を撮ってしまい、鳳凰堂まで、なかなか進まなかった。
昨日は展示会に行くのはやめにしたものの、どうも仕事気分が今ひとつで、旅行の写真をアルバムに入れた。それは片付いたものの、植物の名前を書き込まなくてはならないので、まだひと仕事残っている。それはボチボチと。それより、あと1編、早く書き終えないと、今月は1週間しか残っていない。文芸家クラブの「文芸随筆」のエッセイも今月が締切だ。3枚なので最後に。これは、必ず書くようにしている。タダとはいえ、どうも原稿の集まりが悪いようだ。

平等院表門

9bf75d9d.jpg14日、平等院の宇治駅側の表門。
中に入って、参道側の紅葉を写してみた。
初めて平等院に足を踏み入れ、心ウキウキ状態。
初めての所は新鮮だし、期待感でいっぱい。

真っ赤っか

ae888a1b.jpg14日、東福寺の通天橋を渡りながら。
この木は紅く色づいていた。お休みなのに紅葉狩りできない人のために。
今回はというか、今回も写真をたくさん写してきたので、毎日2枚ずつ載せても1カ月はかかりそう……。
今日は勤労感謝なので休んでいいかもしれないけれど、昨日、雑用を山ほどこなしたので、今日は仕事しないと来週は12月だ! けれど、今日までの展示会の案内も届いていた。電車で近い場所だけれど、悩むところ。
熟睡してしまい、宅急便屋さんに起こされる10時まで寝てしまった!!!

色づき半ば

065e85ae.jpg14日、京都、東福寺。
通天橋を渡りながらの紅葉。
まだまだこんなに緑が多かった。
急にそれから冷え込んだので、もっと色づいているのか、いつもより色が悪いのか気にかかる。

雑用も、だいぶ片付き

56dac7f2.jpg西本願寺の御影堂門で、姉に写してもらった1枚。
イチョウにはそれほど興味はなかったけれど、ここの大銀杏は凄い。魅せられて何枚も写真を撮った。凄いオーラがあるようだ。後日、また、その写真は。
昨日は最終回の「蜜競い」の原稿を送って、焼き増しの写真を送るための手紙書きなど。大方、片付いてほっとした。200枚の焼き増し写真も、あと20枚弱になった。やれやれだ。
今日はゆっくりして、次の短編に。

西本願寺 御影堂門

f9eb8a6d.jpg西本願寺の御影堂門。
大銀杏の左奥にちらりと見える屋根が御影堂で、右が阿弥陀堂。
平成大修復で、1999年から去年の12月まで10年間も見られなかった。NHKの番組で修復の様子を見たりしていたので、やっと行けて感激一入だった。

写真の仕分け

93f409c8.jpg13日、平等院鳳凰堂を、左後ろから紅い反橋を入れて写した。
昨日は焼き増しの写真ができてきたので、友達の分、姉の分、その前の鉄の彫刻展のときのものなど200枚を、今日に移る前から仕分けはじめたのに、午前2時過ぎになってしまい、大口の3人分をアルバムに順に入れて送ったのみ。
細かいのはあと10人分以上ある……。アゼン、ボーゼン。
昨日仕上げる予定の作品が、あと5枚残っているので、それが済んでから雑用。
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