「藍川京」の部屋

女流作家「藍川京」の花日記と、作品を紹介するブログです

2009年10月

ちょっとお疲れぎみ

f7775f2e.jpg先月、北鎌倉の円覚寺、黄梅院で実葛(サネカズラ)の実。この実も毎年、楽しみになってきた。
最近の、ひやりとした空気は気持ちがいい。各地で紅葉が始まっているようだ。今どきは北海道が最高だ。2〜3年続けて、バースディのころに北海道に行ったことがある。湖に映った紅葉には目を見張った。
ちょっと疲れ気味。ゲラも原稿400枚分見ないといけないけれど、そろそろ送り返す時期というのに、束を見ただけで疲れるので、そのまま。今日か明日にはやらないと。

急げ急げ

87a64a43.jpg先月末、鎌倉の海蔵寺近くの民家で時計草。アメジストだろう。ここは白い壁一面に咲くこの時計草が素晴らしく、他の人達も足を止めて眺めていることが多い。
朝から涼しくていい感じ。
ほぼ書き終えた連載を見直して完成させ、今日は次の短編に移りたい。時間を作りたいので、私なりに仕事を急いでいる。いろんな人と飲み食いの約束をしているのに、すぐに今年が終わってしまいそうで、何とかしなければ。2年も3年も前から、飲みましょうと言っているのに、ずっと待たせている人達も。昨日、3日分の新聞をまとめて見ていたら、そのうちのひとりの本の書評が大きく載っていて、あっ、まずいと思った。今年中に何とか……と思っているうちに、忘年会シーズンに突入してしまう。

誕生日

856e3a9a.jpg先月、鎌倉の寶戒寺で。彼岸花と白花曼珠沙華と、少し黄色っぽいのは鍾馗水仙(ショウキズイセン)だろう。
今日は○回目の誕生日。
1輪のピンクの薔薇が、思ったとおり、今朝、おめでとうと言うように咲いてくれた。花は不思議で、こんなことがよくある。この薔薇は誕生日に咲いてくれるのではないかと、先週から思っていた。
お祝いメールも何人からか届いていて、2日ほど前からはプレゼントが届き始めて、今朝も宅急便が。
気持ちだけでありがたいので、お金を使わないでねというところ。
ゆったりとバースディを過ごしたいけれど、あと10枚で短編が終わるし、少し仕事。空気も澄んでいて涼しく、上天気。清々しい1日になりそう。

クタクタ

1c654e5a.jpg先月、北鎌倉、東慶寺の駐車場で烏瓜(カラスウリ)。オレンジ色になっているものもあったけれど、瓜坊状態の青い方が可愛かったので。
昨日は短編を書いていたけれど、アンソロのゲラも届いて急ぎなので、6時までに終わらせて速達でポストに。頭がボッとして、240円でいいのに400円も貼ってしまった。それで、速達にした。それでも50円多め。普通でも速達でも、到着は明日と思ったけれど、どうせならと速達に。こんなことは滅多にないこと。
それから、義妹が北海道旅行のときに頼んでおいてくれたらしい大きくて立派なタラバガニが午前中に届いていたので戴いたけれど、途中で倒れそうなほど疲れて、ソファで一休みして、夕食再開。クタクタになった。
今日は短編。いい天気だから、少しは歩きたいけれど。

今日も仕事

e6bb02c1.jpg先月、円覚寺で藪茗荷(ヤブミョウガ)の花。亀ヶ谷坂の途中にも群生しているところがある。
今は金木犀がどこもみごと。桜と一緒で、花が咲き始めると、あちこちにあるのに気づいて驚く。あと1週間もすれば散ってしまうのだろう。黒い地面に落ちた花が黄色い絨毯を作るのもみごとだけれど、これは地面が土で早朝でないと楽しめないかもしれない。
上天気。富士山にも数日前だったか初冠雪があり、景色もよくなってきた。やはり、雪を被っていない富士山は淋しい。
今日もおとなしく仕事しよう。世の中、昨日から3連休の人達が羨ましい。明日はゆっくりしたいけれど、先月買ったノートパソコンとケイタイ電話を繋げて使う方法なども学習しないといけない。ケイタイもパソコン用に買い換えたのに、まだパソコンを触る時間がない。すでにパソコンを買って1カ月が経過しているのに。仕事と雑用で、1日が24時間では足りない。困った、困った。

シクラメン復活!

a5b845fd.jpg先月21日、北鎌倉、東慶寺の萩。過ぎてしまったけれど、あまりに上品な色だったので、まだアップしていなかったなと。
いかにも秋という空気。散歩しながら花を見るには最高の天気だと思うものの、スケジュールより遅れてきた仕事のために、部屋ごもり。
朝日新聞の声欄で知り合った女性とはふたつ違いとわかり、より身近になった。うちで採れた朝顔の種を送ったら、喜んでくれた。長いつき合いになるといいけれど。
何年かぶりに久々に植え替えた20年もののシクラメン、もう寿命でだめかなと諦めかけていたけれど、何と、植え替えて8日目の台風が過ぎた後に芽を出していた。一昨日に発見して、強風の中で赤ちゃんが耐えていたんだなと感激。この鉢は大きいし、飛ばないだろうと思ったことと、芽(葉)も出ないかもしれないと、ベランダの隅に起きっぱなしにした。それが、風がやんで覗いてみると……。
凄いシクラメンだ。20何年になるのか、そのうち戴いた日を調べてみたい。戴いたときにプラス2〜3年すれば、ほぼ正しい年齢になると思う。20年は確実に過ぎているのだけれど。
仕事、うんと進むといいけれど。でも、今朝、11月に出る本の分厚いゲラも届いた。

右親指

6e9e6718.jpg先月、鎌倉の大巧寺(だいぎょうじ)で、紅虎杖(ベニイタドリ)の実。全体がたわわなピンクに覆われていて、遠くから見たとき、これは何だと思ってしまった。花が終わって果実のよう。
台風一過で、昨夜の富士山はみごとだった。愛知の姉は、昨日は朝から、庭に散乱したものを片づけるのが大変だったよう。いろいろ吹き飛んでしまったり、飛んできたりだったようだ。
台風の前、近所の金木犀がたくさんのつぼみをつけていたので心配だったけれど、今日はいい匂いを漂わせているだろう。金木犀も一瞬だ。
ここ半月以上、右の親指がおかしくて、ペットボトルの蓋も開けられない状態だった。開けようとすると凄い痛みで声を上げるほど。でも、パソコンも使えるし文字も書けるので助かっていた。腱鞘炎にしてはおかしいし、今まで体験したことのない痛みだった。数日前から、もしかして、先月の9日に左右で10キロの土を持ち帰ったときにおかしくしたのではと思うようになっていた。手に荷物が食い込みそうだったので。
1昨日、浦野先生に親指がおかしいと言ったら、「これはどこからきているのか……肘だ。肘から来てる。右肘を捻ってる。何をしたんだ」と言われ、10キロの土を10分間運んだと言ったら、「ペンより重いものを持たない人が」と呆れられた。やはり、原因はそれだった。「ああ、大丈夫、これなら治る」と言われ、やっぱり浦野先生はレントゲンなどなくても、躰がどう不自然になっているか、即座にわかるんだなと頼もしかった。それも、たった10分で痛みもなく施術は終わるのだから。
今日も短編。

台風18号

ccf27a7d.jpg先月、北鎌倉の浄智寺で玉紫陽花(タマアジサイ)。玉紫陽花の咲き始めるこのときが好きで、毎年写してしまう。玉紫陽花には悪いけれど、咲いてしまうと面白くない。
午前3時、凄い雨音で目覚めた。今は雨はやみ、強風のみ。
台風18号の勢力は、まだ落ちていないらしい。早く去ってほしい。
食事していたら、頭の上の吊り照明がゆらゆら揺れたりして、まるで地震のときのよう。風の強さがよくわかる。玄関側はいいけれど、ベランダの方の風が強い。
今も風の音が凄すぎて不気味で、不安と恐怖でストレスになりそう。もう少し静かにならないと仕事する気にもならず、テレビのニュースを見てしまいそう。


福島からのFAX

48b61bbf.jpg2週間前、北鎌倉の円覚寺で酔芙蓉(スイフヨウ)。円覚寺には酔芙蓉がたくさんある。白い花がその日咲いたもので、ピンクに染まってしぼんでいるのは、前日咲いた花だろう。芙蓉は1日花なので。
ここ10年で一番の威力という台風が来ているのが気になる。今日中に、ベランダの鉢植えを部屋に入れる作業がある。大風の時は、いつも新聞紙をリビングに敷いて、鉢入れとなる。大変だ。ともかく風は恐い。
午後から浦野整体院行きもある。でも、今日は朝から眠い。
昨夜は覚えのない人からFAXかと思ったら、福島県の女性から。先月末の朝日新聞の読者の「声」欄に、朝顔のことが載っていて、「何時ごろ開くのか見届けようと午前2時に外に出て……2時45分に開いた」というものだった。
それで、いつもながらお節介な私は黙っていることができず、朝顔の開花は日没から10時間後位ですとハガキを書き、切手も貼り、封筒に入れて、投稿者に送ってほしいとメモをして新聞社に送った。それが届いたらしく、長いお礼の手紙だった。花が好きなこと、また手紙を下さいのようなものだった。
花友達は嬉しいものだ。また新しい知り合いができて、楽しいつき合いが始まりそうだ。

紫と白い実

dfb1192b.jpg先月、北鎌倉の円覚寺、黄梅院。
紫の玉が小紫式部(シロシキブ)。
どちらもピントが合っていないけれど、せっかくなので2枚一緒にスキャンして取り入れてみた。

愛しの朝顔

7c7954e9.jpgベランダで私の目を楽しませてくれた朝顔が終わった。1本だけだったのに、ずいぶんと蔓を伸ばし、枝分かれして、毎日開いては、たくさんの花を咲かせてくれた。まだまだ青い種が多いけれど、茶色くなったものは落ちない前にと種を採っている。封筒に入れて送れるので、何人かの友達に分けてあげようと思っている。来年、あちこちで咲いてくれると嬉しい。
この色が時間が経つと、ややピンクになったり、観察していて楽しかった。
70枚の予定が74枚になったアンソロジーの短編。昨日までの1週間で終わったけれど、今日、送る予定。冒頭の視点をちょっと変えたいため。

秋明菊・貴船菊

bafc2483.jpg1週間前、北鎌倉の東慶寺で、コスモスと秋明菊(シュウメイギク)。秋明菊は、京都では貴船菊(キブネギク)と言うので、私はまず貴船菊の名前から先に覚えた。
曇り。涼しくて過ごしやすい。
ベランダの花も、今は白雪姫と花蔓草(ハナツルソウ)のみ。
さて、仕事は、今日はどこまで進むだろう。短編を終わらせて、すぐ、次の短編に移りたいけれど。

稲刈り前

a5e9d735.jpg先月、白川郷に行った帰りの電車から眺めた風景。
ひと月前になってしまった。
今ごろ、稲刈りも終わっているだろう。
私も新米を戴いている。

明月院の熟睡猫

3fcd0cf7.jpg1週間前、明月院の枯山水。望遠でニャンコを狙ったのに、残念ながらぼけてしまった。この行儀の悪さ。熟睡のニャンコ。明月院の猫はやり放題でも怒られず、むしろ、観光客のアイドル的存在で幸せものだ。この枯山水は猫にとって、遊び場としても、昼寝の場所としても最高のよう。
昨夜の十五夜。よく見えて、何度も眺めてしまった。そして、お月見団子は自分で作っていただいた。団子の粉を買っていたのを思い出してよかった。久々にお団子を作った気がする。
明日までに何とか70枚を仕上げたいと思っているけれど、どうなるやら。

明月院の秋

bcc39e53.jpg26日、北鎌倉の明月院で。
肥後紫苑(ヒゴシオン)かネバリノギクか、そのあたりでは。
名前がよくわからないけれど、紫苑の仲間だろう。
背が低い。

十五夜

c4fa5004.jpg下と同じ26日、東慶寺で紫苑(シオン)と大毛蓼(オオケタデ)。紫苑も大毛蓼も、毎年、もの凄く背が高い。
今日は十五夜。この天気では月見も無理なよう。でも、お月見団子は食べたいので、外に出たら買ってくるかもしれない。
うっかりしていて、ウサギやススキや月のスタンプを手紙に使うのを忘れていた。シールもスタンプも一杯なので、油断すると、また1年先の使用になってしまう。
ちょっと右の首筋が凝っているようで、軽い頭痛だったけれど、だいぶ治まってきて、薬なしで仕事できそう。あと3日は休みなしで頑張らなくては。

スズランの実

9729329c.jpg9月27日、北鎌倉の東慶寺で鈴蘭(スズラン)の実。
鈴蘭には実が生るのが当たり前と思っている人もいるらしい。
けれど、今まで私の周囲で、実が生るのを知っていた人はいない。
東慶寺に行くたびに、この季節、何かしら……? と、この実の前で首を傾げている人ばかり。
お節介で教えると、みんなびっくりする。
こないだは、「ここに来てよかったわ」とまで言ったオバサマも。

神の業

5a3a2453.jpg下と同じく、その日の東慶寺の萩。こんなものを見つけて、萩も面白いなあと思った。今まで、全体ばかり眺めていたけれど、来年からは細部の観察に夢中になりそう。こういうのを見ると、神の業としか言いようがない。
朝から雨。一気に涼しさが増した。
芸術の秋、勉学の秋、読書の秋、食欲の秋……。
つまり、秋はそれだけ生きる気力が湧いてくる季節ということだろう。
私の頭も回転がよくなるといいけれど……。

東慶寺の萩

6e237e0f.jpg10日前の、北鎌倉、東慶寺の萩。
萩もそろそろ終わりだろうし、春も秋も多くの花が一気に開くので、毎日1〜2枚ずつブログに載せていても、すぐに季節外れになってしまう。
他にもいろいろ載せたい花や実があるけれど。

今日から10月

7ff5cec7.jpg下の仙人草のアップ。ちゃんと撮れてよかった。
昨日も、ここ5日で3本目のゲラが届き、すぐに返し、短編の続き。
今日から10月とは早すぎる。
そろそろ朝顔も終わりそうだ。
昨日、20年もののシクラメンを数年ぶりに植え替えたけれど、そろそろ寿命なのか、株が以前は赤ん坊の頭のように大きかったのに、スカスカになっていた。今月、芽が出てくるのか、ちょっと不安。寿命になっても仕方ない年月、咲いてくれたわけだけれど、やはり、来春も咲いてほしい。
今日も短篇続き。
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