「藍川京」の部屋

女流作家「藍川京」の花日記と、作品を紹介するブログです

2009年08月

日の出

e48688e1.jpg1昨日、5時過ぎの日の出。朝が苦手なので、なかなか日の出は見られない。こんな都会でも空気が澄んでいて涼しく、20分ばかりベランダに立っていた。
政治も日の出だ。今回の衆院選で政権交代が決まった。予想されていたとはいえ、想像以上の自民の大敗北で、民主の大勝利になった。国の体質がどこまで直せるのか、新政権も大変だろう。酷すぎる世の中だ。貧富の差が大きすぎる。働いても働いても楽にならない人はいい方かもしれないという現在。まず、働けない人達が大勢いるのだから。もっと酷い国が山ほどあるけれど、日本は日本で何とかしないと、今のままではおかしい。夢と希望がある限り、何とかなる。というわけで、私も仕事をしないと。

凌霄花(ノウゼンカズラ)

ff2c62e5.jpg我がマンションの凌霄花(ノウゼンカズラ)。
ここに住んで4年ちょっと。毎年大きくなり、今はとてもいい形に蔓が伸びて、たくさんの花を咲かせている。
花期が長いので、毎年、十分に楽しめる。

今日は選挙

867a3f7f.jpg10日、平家の里で。何の実かわからない。
午前中から、すでに雨。仕事をして午後から投票。
今夜のテレビはは選挙のことばかりだろうし、私も見てしまいそう。
昨夜は、そごうから、かもめ歩道橋を渡って、横浜ベイクォーターに初めて行ってみた。2006年年8月に横浜駅東口に誕生した商業施設。歩いていける距離なのに、気になっていながら、3年間も探検しなかったことになる。海際に張り出したテラスで食事のできる飲食店が特徴で、私も風に吹かれながら、牡蛎料理をいただいた。食べ終えて屋上に行くと、緑がいっぱい。ずいぶんたくさん木も植えられている。白やピンクの百日紅(サルスベリ)が咲いていた。これには感激。今度は明るいときに写真を写したい。
昨日は3回に渡っての中途半端な睡眠で、体がいまひとつだった。
8月も今日と明日のみ。スケジュール的には大幅遅れの仕事。夕方まで頑張ろう。



明日は選挙に行こう

d1535fc6.jpg下の紫紺野牡丹(シコンノボタン)のアップ。実に綺麗な色。
明日は選挙。行ける状況なのに選挙に行かない人は、政治を語ったり不満を言う権利はないと思っている。みんなが平等に選挙権を得るまで、どれだけ大変だったかも考えないと。
午後から11月刊行の文庫のゲラが届く。送りましたという編集者からのメールを見たとき、何かの間違いだろうと思ってしまった。大ボケ。

コーヒーで眠れず

a49019c0.jpg先月、近くの川端で咲いていた紫紺野牡丹(シコンノボタン)。
昨日は昼寝もしていなかったので零時前に横になったのに、午前2時になっても眠れない。不思議に思っていたけれど、お風呂上がりにコーヒーを飲んだのを思い出し、これだ! と、納得。
やむなく起きて、書斎でメールの返事などしてまた休んだものの、また5時前に起き、5時15分ごろの日の出を写真に写し、7時に就寝。正午まで休むつもりが、11時前に宅急便に起こされ、起きてしまった。今年、パーティで知り合った女性からの、甘い桃太郎ブドウのプレゼントだった。
それにしても、何とハチャメチャな睡眠時間だろう。中途半端なので、今日はどうなるやら。

ブラジルからの笑み

c7954729.jpgラベンダーのスティックを載せたので、我がマンションの庭に咲いたラベンダーも。6月のものだけれど、まだ載せていなかったと思い。1年中、あれこれ咲いている。
昨日はお風呂の防カビコーティングの作業が1時間遅れて始まり、眠たいのに昼寝ができずに、ちょっと不機嫌になった。人がいると仕事に集中できないので、その間、「特選小説」のゲラを終わらせ、「小説NON」3回目の50枚をメールして、4月の豪雨で心配していたブラジルのコテ地区の女の子の写真が届いたので、カラーペン3本と便箋をプレゼントに入れて手紙を書いたり。50グラムまでしかプレゼントできないきまり。
ブラジルの子は7月で4歳になった。最初の写真では笑っていなかったので気になっていたけれど、今回は満面の笑み。ほっとした。18歳まで後14年援助させてもらうには、私も元気でないと。プラン・ジャパンで最初に担当したインドの子は一家が裸足で両親が文盲だった。ふたりめの中国の子も貧しい農村という感じで、インドの子同様、18歳前に稼ぎ手になって学校を辞めた。今回の子が一番身綺麗にしている。無事に高校まで出られるといいけれど。

ラベンダーのスティック

f8018a00.jpgバスケット部の人と友達になりたいという雑誌の文通欄で知り合い、中学生の時からたよりの交換を始め、交友歴ウン十年になった岐阜の友達から送られてきた、ラベンダーを詰めたスティック。とてもきれいでいい香りがする。
小学校に勤務する一方、趣味が多く、着つけの免許もとっている。今年は家庭菜園でできたジャガイモやタマネギ、ニンニクなど、たくさん送ってきてくれた。
1昨年の冬、岐阜の神明温泉「すぎ嶋」に来てくれ、1泊したのが最後では。今年は会えるだろうか。

一刻者にラブシーンの言葉に

ee7cc865.jpg10日、日光市の龍王峡で玉紫陽花(タマアジサイ)。ここに限らず、玉紫陽花の季節なので、雨や雨上がりの中で、どこのものもきれいだった。
昨日は、7月5日に国立競技場で行われた石原裕次郎二十三回忌のとき、事前に応募した5万人に渡された「二十三回忌 限定芋焼酎 一刻者」を、私の幻冬舎100万部突破祝いとして、読者の方にいただき、嬉しいけれど申し訳ない気持ち。この限定品が私の元にやってくるなど思ってもいなかった。私は一刻者(いっこもん)もときどき呑むけれど、さすがに、限定品はすぐには呑めない。
別の読者には、新潮文庫から今月出ている荒川洋次さんの「ラブシーンの言葉」に私の本のことも載っていると教えられ、さっそく買いに行った。97年に朝日ソノラマから刊行された「官能博覧会!」に書いたことだった。後に幻冬舎アウトロー文庫になったけれど、絶版だと思う。
私のことは少しだったけれど、パラパラと捲っていたら、知り合いの官能作家の名前があちこちに出ていて、それが面白かった。睦月影郎氏、安達瑶氏、牧村僚氏、北山悦史氏、内藤みかさん、菅野温子さん、亡くなった南里征典氏や塚原尚人氏の名も。しばらく会っていない山藍紫姫子さんの名前も。しっかり読んだら、まだ知り合いの名前が出てくるかもしれない。荒川氏、たくさん官能小説も読んでいるのだなとびっくり。
何とか今日も仕事、頑張らなければ。

朝顔5つ

81966956.jpg9日、昨日と同じ那須塩原市の道の駅「明治の森・黒磯」で、青木周蔵氏の那須別邸の周囲にたくさん咲いていた。一瞬、柏葉紫陽花かと思ったけれど葉が違う。糊空木(ノリウツギ)の園芸品種の水無月(ミナヅキ)と思う。
昨日も眠かった。2時〜4時まで昼寝。それでいて、夜も11時には就寝。
今日はいつになく涼しい。暑い夏が続いていると、本当に秋が来るのかしらと思ってしまうけれど、その時期になると、ちゃんとやってくる。
今朝は朝顔が5つ咲いていた。1本だけなので、毎日、ひとつかふたつしか咲かなかったのに、今日は最高。枝分かれした所の花が一気に咲いた。1昨年、三溪園で弾けていた朝顔の種を見つけ、数粒、勝手に頂戴してきて、去年は1本育った。それから種を採り、また植えたもの。今年は3粒植えて1本しか育たなかったけれど、今年の種はたくさん採れそう。来年は少したくさん植えてみよう。
仕事はノロノロ状態が続いている。まずい。

胃痛

48b59aad.jpg昨日と同じ、9日、那須塩原市の道の駅「明治の森・黒磯」でヒマワリ畑。
なぜか猛烈に胃が痛くて、早朝からガスターテン。ここ数日、食べ過ぎて胃が参っているのかもしれない。とはいえ、思い当たるのは土曜の焼き肉ぐらいなので関係ないかもしれないけれど、今朝は珍しく食事抜きで果物とヨーグルトのみ。そろそろお腹が空いてきた。ひと仕事してから昼食。

背中、回復

8e256c43.jpg9日、那須塩原市の道の駅「明治の森・黒磯」で、青木周蔵氏(明治年間にドイツ公使、外務大臣、アメリカ大使などを歴任した子爵)が、明治21年に自分の経営する農場内に建築した那須別邸と、ヒマワリ畑。国の重要文化財になっている。栃木の旅で、最初に寄ったところ。
その後、全長320メートルという、もみじ谷大吊橋に挑戦したけれど、高所恐怖症で、ちょっとしか渡れず、50メートルも渡らずに退散したような。300円だったので、せいぜい40〜50円分。トホホ。
いよいよ8月もあと1週間。眠かったり怠かったりで、寝たり起きたりしながら仕事。今週、後1本、短編を完成させたいのだけれど。
背中はほぼ回復。助かった。

夏バテ???

2ca6face.jpg昨日の吊花(ツリバナ)のアップ。
これから色々な実も楽しめる季節になる。名前がなかなかわからないのが悔しいけれど。
昨日は疲労でものにならなかった。夏バテ宣言しないといけないのか???
焼き肉を食べ、大好きなレバ刺を、ニンニクたっぷりの紫でいただいたけれど、眠くてたまらず夜の9時にはベッドに。
仕事の予定が遅れに遅れ、困った。朝は何とかなると思ったのに、午後にはどっと疲れていた。
蓮鉢のメダカはやけに元気に泳ぎまわり、餌をやると片端から食べてしまう。羨ましい。

薔薇の花咲く

85fd4258.jpg14日に乗せた平家の里の中の吊花(ツリバナ)の実は、まだ青かったけれど、高房神社の吊花は、紅い実も混じっていた。明日は実のアップ。
可愛い薔薇が開いた。まだつぼみがある。春に咲き、咲き終わって切ると、また6月頃に咲き、それを切ると、また夏に開き、秋にも咲くし、薔薇は強い。しかも、いただいた切り花を植えたものだ。
バラノ木にバノ花サク ナニゴトノフシギナケレド
小学校の時に知った北原白秋のこの詩は、今もときどき脳裏に浮かぶ。
少しだけ頭が回転してきた。今日は頑張ろう。今日もでないと困るのだけれど。

コーヒータイム

6518f416.jpg昨日の都忘れのアップ。10日、湯西川温泉、平家の里の前。雨の中で。
仕事が思うように進まない。さっと書き終えるつもりが遅すぎる。やる気がいまひとつのような。そうこうしているうちに大慌てになるのに。
何ともやさしいコーヒーの香りがしてきた。これをアップしたら、まだ仕事もしてないのに、しばしコーヒータイム。紅茶が飲みたいこともあれば、ココアが飲みたいこともあれば、今日のように朝からコーヒーが飲みたくてたまらない日も。もちろん、お茶は朝昼晩と飲んでいる。
昨夜は、テレビでお餅が出てきて、それを見たら食べたくてたまらなくなり、夜はまずいから明日は食べようと、今日のためにキッチンにお餅を用意しておいた。年中、お餅は欠かさない。最近、外食すると、デザートでお餅の入ったぜんざいなどが食べたくてたまらなかった。それなのに、そんな時に限ってお餅の類が置いてない店ばかりでがっかりだった。
それより、今日は仕事がまともに進みますように。

花、花、花

dbbb3e1c.jpg10日、湯西川温泉、平家の里入口の駐車場で都忘れ。
背中は大事に至らず、そのうち治るのではないかと。急に首を曲げたりしないように気をつけながら運動してみたり。
朝顔が毎日、青い色の花を咲かせてくれているけれど、5月に植えたのに咲き始めたのは、旅行で留守をしていたときだから10日頃から。今年の朝顔は咲き始めが遅いとも聞いたけれど、気候のせいだろうか。花蔓草は元気に、これまた毎日咲いている。友達から送られてきて植えた、名前のよくわからないピンクの花も。パラは明日頃開きそう。胡蝶蘭は最期の1本の茎の花が生き生きとしている。2月3日に咲き始めてから、すでに半年、楽しんでいる。時計草が最近は花がつかない。環境に慣れないのか。残念。
ナンプレをしたくて、仕事が遅れそう……。数字中毒にならないように気をつけなければ。でも、頭が錆びつかないようにと思ってやりはじめたこと。

初めての町田

73ce3083.jpg10日、平家集落の近くの高房神社で。御前橘(ゴゼンタチバナ)のような違うような。この手のものはよくわからない。(後日、栃葉人参・トチバニンジンと、草木様の書き込みでわかる)
昨日は町田の小田急百貨店で「愉快なペットアート展」最終日。私の連載の挿絵も描いて下さった熊田正男氏から手紙をいただいていたので、横浜から電車で30分ということもあり、出掛けた。町田は初めてだった。賑やかで驚いた。久里洋二氏、北山竜氏、小島功氏などの16人の作品が展示されていた。
3時に到着。熊田氏は5時頃にやってくるとのことで、2時間は待てないので、和菓子だけ置いて帰宅。あとで、熊田氏より、打ち上げの時、涼しくも綺麗な和菓子を眺めて、みんな、なかなか手が出なかったけれど、美味しくいただきました、とのお礼メールが届いた。ほおずき、桔梗、秋草などのきれいな和菓子を持って行ってよかったと思った。
熊田氏は東スポエッセイの挿絵を描いて下さっていたときもあり、そのときのひとつが、猫が出てくる愉快な話で、熊田さんは可愛い猫を描いて下さった。たいそう気に入ったと言うと、何と、その原画を額に入れて贈って下さった。大の気に入りだ。
昨日はほとんど仕事は進まなかった。
背中はいつも午後からはずいぶんとよくなり、朝起きるとおかしい。もう少し様子を見てみよう。
昨日の睦月影郎氏の日記に「銀行で山ほど税金を払い」と書いてあり、ギョッ。そういえば、今月末期限の第2期市県民税を払うのを、すっかり忘れていた……。

累計百万部突破

21b51d6a.jpgモノカキなのに、週に1度も書店に行かない私。
それでも昨日、そうだ、あるのかなあ……と、書店で私の本を見てみたら、ついに初めて発見。幻冬舎の累計100万分突破の帯。
見てみたかったので、目にしたら嬉しくて、つい買ってしまった。
かつて、こんな日が来るとは思いもしなかった。

平宗盛

c282e612.jpg帰りの日の11日、日本秘湯を守る会会員でもある源泉掛け流しの一軒宿、日光国立公園の奧湯西川温泉「上屋敷 平の高房(たいらのたかふさ)」という、凄い名前の旅館の部屋から眺めた早朝6時頃の景色。降り続いた雨がやっとやんだ朝。この少し前、静岡方面で震度6の地震があった。
鳥の声の囀る誰も入っていない早朝の婦人用の大露天風呂に入ると、何と、アメンボがスイスイと泳いでいた。アメンボが温泉に入るとは信じられなかった。
この宿をやっている人も平家一族の末裔ということらしい。平の高房については知らなかったけれど、湯西川平家一門の守護神となっている。都を追われて湯西川治温泉に身を隠したものの、源氏の目から逃れるため、さらに散り散りになって湯西川に辿り着いた一団の長が平高房らしい。
私が泊まった部屋は「叢林亭(そうりんてい)」の「宗盛の間」。平宗盛は清盛の三男で、母は平時子。時子の子としては長男。時子は安徳天皇を抱いて入水した人で、徳子(建礼門院)の母でもあるので、宗盛は建礼門院の兄になる。けれど、この宗盛は戦もだめ、笑いものになるほどダメ男だったよう。平家は破れた方でもあり、本当のことは昔々のことでわからないけれど。
背中は1昨日にひねってから、よくもならず悪くもならず、それでも際どいところ。治らなければ浦野整体院だ。仕事はスローで何とか進んでいる。

伴とは

b449bbe8.jpg10日、平家の落人の集落の、高台にある慈光寺の門前で。右の石が女性器、左が男性器で、お賽銭箱があるのが微笑ましい。
慈光寺は、平家落人の菩提寺と伝わっていて、子宝を授かろうと落人たちが参拝しに来たとの逸話も残っているそうで、そう聞けば、このふたつの石があるのも不思議ではない。墓石には同じ苗字も多かった。「伴」姓が非常に多い。
元々、平家の子孫は出生を隠し、それでも、自分達は平家の人間という意味を込めて「ばん」と称して来たとか。漢字では今の伴ではなく、にんべんに平と書くようだけれど、今は単純に「伴」の漢字を使用しているとか。このパソコンでも、にんべんに平の字は出ないけれど、漢和辞典には載っている。
昨日はグダグダしていて10枚弱。今日も短篇続き。

湯西川の赤間神宮

0ef6c6d8.jpg10日、再現された平家の里の中にある赤間神宮。
下ノ関赤間神宮は、源平壇ノ浦の戦いで8歳で亡くなった安徳天皇の菩提寺なので、ここに平家の里が完成したとき、分祠されたもので、日本で唯一の分祠とか。
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