2009年03月

この着ぐるみ、睦月さんの友達が自分で作って被っているそうで、よくできているとびっくり。とても目立っていた。衣装の色もいい。睦月さんには、いろいろな知り合いがいて面白い。
睦月さんも、いつものラフな格好と違い、ピシャリと決め、ネクタイもなかなかしゃれていた。
今回、私のフィルムに睦月さんとのツーショットはなかった。カメラを人に渡して写してもらったりしたものの、他の人達とのものばかり。あれ、そうだっけ? と意外だった。他の人が写してくれているかもしれない。
ともかく楽しいパーティだった。会費をただでやるなんて、睦月さんも太っ腹だ。むろん、お祝いは包んだけれど、凄い出費だっただろう。
今日は急ぎの短いゲラを見て送り、明日締切を完成させる予定。長編ゲラに目を通すのは明日になりそう。

昨夜、品川プリンスホテル39階「京都」の間での、睦月影郎氏 300冊突破パーティは賑やかだった。知り合いが多いので気楽。
漫画「あしたのジョー」のちばてつやさんもいらした。ちばさんは睦月さんの小説ではなく、睦月さんが「ならやたかし」で描いている漫画の「ケンペーくん」の大ファンなのだ。またああいうものを期待しているとおっしゃっていた。長野で講演だった志茂田景樹氏も駆けつけた。唐沢俊一氏は遅れて到着。私は久々だった。
次は早々の400冊記念パーティを期待しているとの言葉も多かった。
5月22発売の「問題小説」6月号に、パーティの様子が掲載されるよう。私も睦月氏といっしょにちゃっかりと載るかもしれず、仕上がりが気に掛かるところ。
朝は低体温でやや頭痛だったけれど、昼には治り、これから仕事。

今はずいぶん咲いていることだろう。
やっと何とか書き始めた短編。さっと終わるといいけれど。
横浜は朝から雪がちらついている。これで桜も足踏みで長持ちしてくれるだろう。
満開に近い桜がニュースに出たりすると、もうちょっと待っててよと言いたくなる。
京都の椿に関しては、法然院は毎年4月1日〜7日の公開だけれど、何と霊鑑寺は今年は3月28日〜4月5日になっていると、昨日になってわかった。5日に行くので、ギリギリ両方とも見られるけれど、危ないところだった。
確かに、この温暖化で2〜3年前に行ったときは、特別拝観日を、ややずらした方がいいのではないかと思った。今回、何とか見られるものの、日曜だし、最後の日で人が多いかもしれない。京都市指定天然記念物の日光(じっこう)椿に会うのも楽しみ。樹齢300年以上。
ともかく、今は仕事。

昨日はデビュー20年目だから少し自分の時間を楽しもうと、1年振りに茅ヶ崎の氷室椿庭園に行った。玄関を出て1時間後、正午頃には庭園にいた。
何十種もの椿が咲いていて、みごとな黒椿もあって満足。1時間写真を撮ったり眺めたりして、横浜駅でケーキを2個買って、2時過ぎには戻ってきた。ひとりでお祝いのケーキ。あと1個は今日いただく。何だかんだと言い訳を考えて甘いものを買おうとしているだけかも……。
短編は、これを書こうと決めたはずが、また違うことを考えたりして軸がぐらついている。今週中に書き終えたいのに、これでは進まない。慌てずに慌てないとと、矛盾した気持ち。

荻窪に住んでいたので、朝から駅や書店に行って、並び具合を見て興奮していた。1カ月は毎日偵察に行っていたかもしれない。
その時は、本箱に自分の本が10冊並ぶといいなあと、それさえ夢だった。
それが、今では新書、文庫など合わせて115冊となり、アンソロジーも70冊になった。奇跡だ。
処女作の「卒業」は、今は幻冬舎アウトロー文庫より「華宴」と改題して並んでいて、10万部には届かないけれど7万部ほどになっている。「卒業」と合わせて10万部というところだ。20年前の処女作が未だに読まれているのが嬉しい。未熟は未熟で私の原点なので。
編集者のみなさま、読者の皆様、ありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。

椿は咲いたものもいいけれど、つぼみが開いていくときが楽しみ。
これはどんな色で開いてくれるのだろう。
雨は降っていないけれど風が強い。ベランダのジョンキルが揺れていて可哀相だけれど、しなやかなので意外と頑張っている。
去年、食材用に買って植えたものの、そのうち枯れたと思っていた山椒が1本無事だったようで、新芽をつけているのを発見。他のものも植えている鉢なので、水はやり続けていたけれど、生きていたかと、何とも嬉しい。
今日までに4月末で連載が終わる新聞を書き終えようと思っていたけれど、あと4〜5日分というところ。悔しいなあ。
次は短編をやってからでないと落ち着かない。届いた雑誌に、次号予告があり、私の名前も載っている。それを見ると、まだ考えてもいない、1枚も書いていないのにと焦ってしまう。デビューした頃は名前があると嬉しかったのに、今は次号予告はストレスだ。月末締切。後9日あるものの、ギリギリに書き始めるとストレスになるので、今週は書き始めないと。
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