「藍川京」の部屋

女流作家「藍川京」の花日記と、作品を紹介するブログです

2009年01月

鶴岡八幡宮、正月並みの人出

8c3cff4a.jpg渋温泉の外湯の前で。
渋温泉には苦(九)労を流すというわけで、一番湯から八番湯、最後に結願湯まで、9つの外湯があり、宿に泊まると外湯の鍵を渡され、無料で入れる。とはいえ、私は露天風呂、混浴派で、女性だけのお風呂は苦手なので、狭いようだし、金具屋の中だけの温泉に入った。
昨日は北鎌倉から鎌倉まで歩き、鶴岡八幡宮にも詣ってきたけれど、人出の多さは正月並み。初詣は15日までのようだし、今日も多いだろう。おみくじを買うこともできないほどで、寶戒寺に行って達磨のおみくじを買った。中吉。
蝋梅(ロウバイ)は見頃のものと過ぎているものと。油断していた。
今日は新聞、ちょっと頑張って書かないと。

蝋梅は?

4e02e9ce.jpg金具屋、一階への階段付近。階段もすべて違い、この階段は欅(けやき)。その欅の階段が写っていないけれど……。

いい天気。
こないだ、どこかで蝋梅が見頃と言っていた。
鎌倉に見に行ってみたい気になっている。
でも、もう正午。

渋温泉 金具屋

80ed0be8.jpg年末、2軒目に泊まった渋温泉、金具屋の部屋の前の廊下。
かつて使われていたという歯車が埋め込まれているので、こんな模様になっている。
29の全室、すべて違う作りになっているので、そのうち全室泊まってみたい。4階建で、各階の廊下の作りもすべて異なっているという念の入れよう。
今回泊まったのはの蓬莱軒。前回は「高砂の部屋」だったような。どちらも斉月楼の7つの部屋のうちのひとつ。斉月楼は国指定の文化財になっている。
金具屋は斉月楼の他に、神明の館、居人荘、潜龍荘からなっている。古いけれど、なかなか味わいのある宿。

昨夜は双葉社の新年会で、新宿に官能作家、編集者、評論家など20人ばかり集まって話や飲み食い、楽しかった。2次会は30分ばかりで失礼して、新宿最終になる横浜行きの新宿湘南ライン10時58分に乗って帰ってきた。
まだまだ話したかったけれど、最初も2次会でも、穴蔵にストンと落ちていくようなパニックの症状が出そうになり、まずい、まずいと思った。
世間の多くの人は今日から3連休。私は関係なく仕事。でも、無理しないようにしよう。
富士山が、とてもはっきり見えてきれい。富士山にもパワーをもらおう。

書斎17度

af81e174.jpg小布施(おぶせ)の岩松院脇の畑で。
長野を走っていると、リンゴ園がいっぱい。ほとんど収穫されているものの、中には、こんな風に残っているものも。何十個も生ったままのものもあった。それで不思議だったのが、生き生きとしていて、千切れば食べられる状態のようだということ。雪の季節になっても腐らないままとは知らなかった。九州育ちなので、雪国の風景は今でも新鮮。
東京は午前中、雪と言っていたけれど、あまり降らなかったようで雨になっているよう。
夕方から新宿なので、着物では道が心配。今冬一番の寒さのようだし、出不精になっているので、重い腰を上げて……。
書斎17度。最近、ここまで下がったことはないので、やはり寒い1日になりそうだ。でも、暖房は今のところ、入れていない。20度にもなると体が火照ってしまうので。
仕事は、しばらく新聞連載続き。

インコ保護

cb1517a9.jpg扉温泉、明神館の部屋からの眺め。
あまり雪は降っていないものの、一応、白い景色。この川沿いに、外の混浴露天風呂や立ち湯があった。
昨夜、インコが見つかりましたと、上の階の人が報告にいらした。よかった、よかった。どこで迷子になっていたのやら。これで私も、何度もベランダに出て探さなくてよくなった。
またまた新年から眠くて、昨日は夕方4時から6時半まで熟睡。それなのに、また夜も熟睡。眠いときは寝るしかない。
というわけで、さっそく今年の仕事も、予定遅れでやっている。

横浜から東京タワーが!

3387faf8.jpg扉温泉、明神館の宿泊した部屋の寝室。
最近は旅館でも和室の他に、こうしてベッドの置いてある寝室があるところが好きになった。布団だと、食事中か、終わってから敷きに来て、朝も食事中に片づけに来られたり。そんな人の出入りがいやでならない。いろんなものを広げる方なので、散らかしたままの時に来られると恥ずかしいので、片づけておかないと気になる。それが面倒。それに、ベッドがあると、いつでも横になれるので嬉しい。私はすぐ眠くなるので、いつでも眠れる場所があると助かる。
ホテルが気楽なものの、和室でゆったりするのはまたいいもので、和洋折衷の部屋があれば、そこを選ぶようになった。前回泊まったときは、ベッドのない部屋だった。

昨夜は6時から美味しい美味しい近所の焼き鳥「吉左右」でT書店の編集長ふたりと、待ち合わせ。そのときはよかったものの、すぐにお客さんで一杯になり、待っている人も。
味は間違いなしなので、少しわかりづらいところだけれど繁盛している。シェラトンホテルから紹介されてくる宿泊客達もいるとか。
たくさん食べた後は、そのシェラトンホテルの最上階の28階のスカイラウンジに移動。今の時期は最高に空気が澄んでいて、正面に見える横浜港とベイブリッジが奇麗で、東京タワーもよく見えた。東京タワーが見えるのは初めて知った。
最高の夜景を楽しみながら、3人で仕事の話で盛り上がった。
11時、タクシーでマンション前まで送ってもらって解散。楽しかった。
さあ、また新聞続き。

尋ね鳥

3b3cf5b3.jpg扉温泉、神明館の大浴場入口。浴場の休憩室には見えない贅沢な感じ。
これも3階にあるので、部屋のすぐ近くだったけれど、覗いただけで今回は入らなかった。露天風呂の混浴と立ち湯だけで、初日、疲れきっていて動くのも面倒で。
昨夜、上の斜め階の人が、娘が飼っていたインコが逃げてうちのベランダに来ていないかと訪ねてこられたけれど、残念ながらいなかった。25階から飛び立って、今は途中の階なのか、地上なのか。無事に生き延びてくれるといいけれど。
今日は新聞連載の数日分を送って、夜は今年初の新年会。今週は金曜も某社の新年会だ。

新聞連載中

70ae83fb.jpg年末の29日に泊まった長野の扉(とびら)温泉、明神館の立ち湯。これは当館の絵はがきをアップ。宣伝になるから許してもらえるかと。このお風呂は人気があるようで、テレビの旅番組にも出ていた。
手前は浅く、向こう側は1メートルほどだろうか。胸までの深さ。いちばん向こうの縁に立って、四季の移ろいを眺めながらの入浴は風流。この日は少なめながら雪景色。
泊まったのは3階の部屋で、このお風呂も3階にあり、平行移動で入れるという便利さだった。
とはいえ、チェックインしてまず入ったのは、建物の外、玄関脇から降りていく混浴露天風呂。やはり、冬の露天風呂はいい。

いよいよ、皆さん仕事始めかと。私も明日には出さないといけない締切が。そして、明日はさっそくT社との新年会も。とはいえ、横浜で編集長ふたりと私と3人で。
今日は去年の旅行の日から溜まっていた新聞をやっと読み終え、新聞連載の続き。
3日からスポニチで連載が開始され、4月30日まで、土日休み無しの118回。始まったばかりなのに、早く終わらせたいなあと思うのみ。

まだゆっくり

dbaf2ba6.jpg元旦、長い列を並んで、やっと善光寺の本堂に辿り着いて参拝が終わると、まだ並んで参拝を待つ人達をパチリ。
参列者の背後に見えるのは山門で、その背後に長い仲見世があり、そこから仁王門に向かって、この何倍もの列が続いていた。そこから並んで、私も参拝できたのだけれど。
この後、500円を払って内陣に入って弥勒菩薩などを拝観し、内々陣の、お戒壇めぐりに……と思って、ご本尊の下へ続く真っ暗な地下への階段を3段ばかり降りたけれど、引き返した。
京都の清水寺での胎内巡りのようなもの。この後、閉所恐怖症やパニック障害をきたすようになったので、まずいと思い。途中で発狂しそうになる。
この日、北朝鮮の拉致被害者を救う会がこの善光寺で頑張っていたので、署名と寄付。拉致されてから長すぎる。めぐみさん達が帰ってくるのを祈りつつ。
仕事は今日までゆっくり。昨日も新聞連載少しだけ。

人、人、人

4eec5549.jpg元旦の善光寺。
ナナナンだ、これは……とアゼンしつつも、列に並んでお参り。
お参りの列はこれだけではなく、参道に何百メートルも続き、やっとここまで近づいたところ。
今回はあまり写真を写しておらず、今になって、もっと写してくればよかったと後悔。
出発の日の午前1時まで仕事していたし、ボロ雑巾のように疲れ果てていて、少し元気になったのが、帰る前日……。というわけで、写真まで気がまわらなかったというか。ああ、残念。写すところは少なかったけれど、宿の中でけっこういいところがあったのに。
今日は箱根駅伝をマンションから眺めた。国道1号線の横浜駅に近いところを通るとき、リビングから見えるので、先頭から23人まで、すべて通過するのを眺め、同時にテレビもちらちらと眺め、感激。道路まで行かなくても見えるのは贅沢……というか、怠け者。
もう仕事開始。まだボチボチだけれど。

また1年

ae0b69a8.jpg旅行の写真を出し忘れ、明日以降にしかできないので、いつぞやの京都での芸者姿で、まだブログに載せていなかったはずのものを。
また1年が始まるものの、ラストまで過ごせるかどうかはわからないので、毎日を大事にしなければと思ったり。
いつも届くはずの南里征典氏、天野哲夫(沼正三)氏、早乙女貢氏、その他、去年他界してしまったの人達から2度と年賀状が届かないのだなと思うと、実に淋しい。
次々に亡くなった人達を思い、年が明けても、まだ立ち直れずに引きずっている。
生きている者は頑張るしかないのだけれど。

和食三昧だったので、帰ってからイタリアンレストランに行った。
美人の女性とつまらない感じの男性のカップルがいたけれど、思ったとおり、男性の方は実に最悪で、話し声は大きい、あげくに眠り込んでしまうで、女性は呆れ果てたのか、男性を置いたまま帰ってしまった。起こそうとしたものの、起きなかったこともある。居酒屋ではあるまいし、イタリアンレストランで女性と来ていて、よく熟睡できるものだ。女性に恥を掻かせるこんな男性が世の中にいると思うと、正月からアゼン、ボーゼンだった。

新年

e8e4c627.jpg明けましておめでとうございます。
コトラちゃんも部屋から雪景色を眺めています。
扉温泉の明神館、渋温泉の金具屋、ここ七味温泉の秘湯の宿の渓山亭と巡り、ここは二泊です。
これから初詣予定。
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