「藍川京」の部屋

女流作家「藍川京」の花日記と、作品を紹介するブログです

2009年01月

ついに病院に

65d601d8.jpg正月の旅行中に見た空。最近は雲も面白くてならない。一生に一度しか見られないものばかりなのだから。
昨日は新聞を1日分書いただけで、おとなしく寝ていたら、熱は下がって36度に。今度は、これ以上下がるな……と思ってしまった。熱が引いたと思ったら夜に胸痛。まずいと思ったものの、ほどなく治り、一夜明けて、今日は胃が爛れたような重さ。これはまずいと、とうとう病院に。ギリギリまで行かないのだけれど。
胸痛は心臓ではないかと常々心配していたけれど、心臓ではないのではないかと言われ、ひとまず、ホッ。
十二指腸潰瘍、胃潰瘍、胃炎などに効く薬を2種と、喉がちょっと赤いということで、トローチももらってきた。薬をもらってきたからには、何とか根を詰めて頑張りたい。すっかり仕事が遅れてしまった。それなのに、昨日会えなかった編集者から、ドンと原稿350枚分のゲラが届いたし、プラス4月締切の仕事のことも書いてあり、4月はすでに、今のスピードで書ききれない量が入ってしまい、3月に何とか調整して早めに書いておかなければということに。
今年はゆっくりしたいとも思っていたのに、この分では無理。せいぜい月に数日は休むようにしたいけれど……。1月は2日に旅行から戻ってきて以来、用があって2日仕事しなかっただけ。呑み会は多かったし、ここに来て胃もやられてしまったらしい。昨日、呑んでいたら、もっと酷いことになっていただろう。編集者には悪かったけれど、断らせてもらって正解だった。
明日から2月。2月は28日しかないので、仕事がどうなるか心配。

微熱

902ae6ac.jpeg28日、文芸家クラブでのケイタイ写真を、会員の方が送って下さった。私の写真も焼き上がってきたけれど、ブログに載せられない人(編集者とか)も写っていたりの3人以上のものばかり。それで、これを送って下さった人に了承を得て志茂田さんとのツーショットを載せることに。
昨日の夜から37度の熱。平熱が低いので、寒気がしておかしいと思った。インフルエンザでないといいけれどと思った。風邪だと思うけれど……。
今夜はS社の編集者がゲラを持ってくることになっていたけれど、お断りのメールをした。食事の予定もしていたし、外に出て酷くなったら大変。
文芸家クラブのパーティの行き帰りで菌をもらってしまったのかもしれない。昨夜は早くから横になっていたけれど、今日も1日、おとなしく寝ているつもり。4日は早乙女貢さんの偲ぶ会だし、6〜8日は山形行き。これから1週間は元気でないとまずい。熱が出るのは久しぶりの気がする。

訪問者にびっくり

fdeac2ec.jpg11日の鶴岡八幡宮の寒牡丹。
最近、花の写真が少なくて、また鎌倉行きを狙っている。
昨夜の文芸家クラブの新年会は出席が少ないなあと思っていたけれど、予定より10人ほど増えて70人ぐらいだったか。とても賑やかでよかった。そのうち、100人位はいつも出てくれるといいなと思った。以前はそれか、それ以上の出席だったので。
初めて話した人が熊本や名古屋から来てくれていたり、熊本出身だったりして、話が弾んでよかった。
一番びっくりしたのは、私に会いに来た人がいて、ご祝儀を渡されたこと。
某新聞連載をしていたときに、その新聞社を通して手紙を下さった某大学の名誉教授で、私のファンの方。ときどき手紙のやりとりをしていたけれど、いま会わないと一生会えないかもしれないと思ったからと、体調が悪いのを押して日本橋まで来て下さり、入口でいっしょに写真を撮った。お祝いの意味がわからなかったけれど、理事に就任おめでとうございますと言われ、そんなたいそうなものではないのにと、本当に恐縮してしまった。
手紙でしか知らない人がいきなり現れ、顔も知らない人で本当にびっくりしたけれど、嬉しかった。思っていた以上の素敵な白髪の紳士で、私も写真よりいいと言われて、ご満悦。パーティがあるのは知らせていたけれど、まさか訪ねてこられるとは。よくわかったなと思った。ハプニングだった。
8時に終わって、銀座の花暦で、編集者モノカキ達と2次会。
オニューの猫の着物が受けてよかった。

日没後の富士山

4c762446.jpg天気がいい日、富士山の方に日が沈むと、だんだん空が紅くなってくる。
ここに引っ越して4年近く、飽きない光景。うっとり眺めてしまう。
そう言えば、10日以内に返してくれと言われていたなと、やっと届いているゲラを見た。10年前に出た9編の短編集。
新書で出たこれは、今ではなかなか手に入らず、私も1冊だけしか持っていないもので、手に入れようとすると800円だったものが4千円近くするとか。というわけで、2次文庫を楽しみにしていた。4月刊行ということだけれど、こんなにゲラの戻しが早いのだから3月になったのかと思ったり。明日来る別のゲラは3月刊行なので。
短編は読み返していると長編にしたくなるものが多くて、このままでは勿体ないなと思ってしまった。どれも40枚ぐらいの作品ではないかと思う。昔の方が丁寧に書いていた気がして反省。でも、体力、気力もあったのだと思う。
今夜は、理事になって初めての文芸家クラブの新年会。

新年会、6回も

050d84c3.jpg11日、明月院のお地蔵様。
冬のマフラーは定番。そして、季節の花が、いつも腕の中にいっぱい。この日は菊と松と葉ボタンとロウバイなど、いかにも新年らしかった。
あと4日で今月も終わりだけれど、仕事はスケジュールより、やや遅れている。それでも今日中には、来月2月末までの新聞連載分は書き終わりそう。3月の半ばの連載分まで書き終え、2月は新聞連載を書かずに済むようにというのが目標だったので、それはギリギリでどうかというところ。やや危うい。
いつも1月中に住所録の書き換えなどをやるのに、まだそれもできない。明日は文芸家クラブのパーティ。1日置いて30日も編集者と食事。今月は6回も。参るなあと思っているけれど、忘年会に出なかったので、結局、新年にまわってきた……。

熱い

5a2f7501.jpg鎌倉街道沿い、浄智寺入口近くの民家の素心蝋梅(ソシンロウバイ)は、いつもみごと。道を隔てた2軒の家の素心蝋梅が競うように咲いている。
掃除機を掛けたり、ちょっと動くと熱くなり、また半袖のTシャツ1枚になってしまった。膝までのスカートにストッキングもソックスも穿かず、素足。室内温度18度。みんなは18度でどう感じるのだろう。
ゲラチェックしなくてはと思っているものの、今は見たくない。早く新聞連載を進めたいだけ。でも、金曜には次のゲラも来るし、それまでには見なくては。

ぼちぼち

517cf7cd.jpg鶴岡八幡宮の、牡丹庭園の牡丹の続き。
紅、ピンク、白、黄色、絞りと、様々咲いていた。
いい天気だけれど、外は少し寒いよう。
雪を被った富士山のきれいなこと。
しばらく絶えていた胡蝶蘭のランナーが伸びてきて、2月には咲きそう。
1昨年は12カ月咲いていたのに、去年は1月から咲いていたのが、8月で最後の花が落ち、それから咲かずに心配していた。
昨日はあまり仕事が進まなかった。
ゲラはまだ見たくない心境。新聞の続きを書こう。

春のような

c52def6d.jpg昨日の牡丹のアップのような。
去年はついつい牡丹を何枚も写してしまったけれど、今年は6枚のみにした。
どうも画像の質が落ちてきた気がしてならない。下手になっただけだろうか。
1月もあと1週間ほど。年が明けても、すぐに年末になるのはいつものこと。目が回るほど時間が経つのが速い。地球の回転が速くなっているのではないかと勘繰ってしまう。
ゲラが届いているけれど、新聞連載の続きから。
今日は天気がいい。
昨日は買い物に行くとき、もう春のようだと思った。今日はそれ以上に暖かく感じるのに、書斎は17度。やっぱり体が変なのか……?

春のような

ff310b4e.jpg寒牡丹の季節。11日、鎌倉の鶴岡八幡宮の神苑、ぼたん庭園で。
元旦から2月下旬まで。
春のぼたんは4月上旬から5月まで。
毎年見るようになった。牡丹を見るために行くのではないけれど、花を見に行くと、たまたまやっているので入ることになる。
この景色も小説に入れたなあと思ったり。
昨日は外に出なかったけれど、1昨日は寒いと思っていると、買い物の行き帰り、まるで春ではないかと思うような感じがした。私だけそう思っているのか……。
今日は暖房無しで室内18度。今冬の電気代は安い気がする。
電気代を低く抑えられるのはいいけれど、この大不況で、金持ちは少し高いと思うものを買い、庶民は安売りをしているなと思ったら買ったがいいと、今日のテレビで某コメンテーターが言っていた。でないと、景気はますます落ち込むと。それはわかるけれど、こんな時期に進んで消費しようという人達はあまりいないだろう。不安だから貯蓄にまわすのでは。
この時期の買い物は社会に貢献と思うと、着物を買う後ろめたさはなくなる(笑)。
今日、長編のゲラが届く。週末にも別社の長編ゲラが届く。この分では、新聞連載分の執筆が遅れそう。とはいえ、2月半ばまでの掲載分は送った。今月中に3月半ば掲載分まで送りたいと思っていたけれど、やや無理かもしれない。ともかく、やれるだけ頑張ろう。

仕事日和

919be0d4.jpg11日、北鎌倉で蝋梅。
昨日のは素心蝋梅(ソシンロウバイ)。
私はどちらかと言うと、中心が暗紫色の今日の蝋梅より、黄色だけの素心蝋梅の方が、より蝋燭細工の花のように見えて好き。
また芳しい香りに会いに行きたくなった。
今日は暗い。朝から小雨。
仕事びより。どうか昼寝しませんようにと祈るのみ(笑)。
イチゴ農家に嫁いでいる姉から、イチゴがたくさん届いた。今が一番美味しいときとか。大粒で甘い。

ロウバイの季節

c8f54bbc.jpg11日、鎌倉、寶戒寺の素心蝋梅(ソシンロウバイ)。
こうして見頃の所もあれば、終わりに近づいているところもあった。
蝋梅を見ないと春が来ないような気持ちになっている近年だ。
毎日、黙々と……とまではいかないけれど、スポニチの新聞連載を書き続けている。今は2月締切分に入っている。早く4月までを書き終えたい心境。
ちょっとでも時間ができたら、また鎌倉にも行きたいし、京都にも行きたいし、椿庭園にも行きたいし……と、そわそわ。

日没の後

d697a100.jpg先週、ベランダから見た夕日が沈んだ後の富士山方面。
日が沈みはじめるときから、ずっと見てしまう。空の色が変わっていく様子は、何回眺めても飽きない。これから空は赤くなっていき、やがて闇になる。
今日は、またやや寒くなったような。昨日のようにポカポカしていると眠くなる。2時間以上、昼寝してしまったし。このくらいが仕事するにはいいのかもしれない。今日は多めに進むといいけれど。

譲葉(ユズリハ)

37d8a072.jpgマンションの譲葉(ユズリハ)の実。
12月初旬のものだけれど、長野の善光寺では元旦に、まだこのくらい生っていた。
昨夜は行きつけのお寿司屋さんで、お寿司以外のものをいろいろ作ってもらって、日本酒を酌み交わし、4人でおおいに盛り上がった。最後は我が家に来て、リビングからの、みなとみらいなどの夜景を見て感激してくれたけれど、曇っていて、いまひとつ見通しがよくなかったのが残念だった。
毎日見ていると何ということはないものの、はじめててここに来る人達は、外の景色を見て感激してくれる。私は富士山が見えると、そのつど感激してしまう。
今日はいい天気で気分がいい。
仕事は相変わらずの調子。

猫柄

44583e84.jpgこの着物の裾には椿が一杯なのに、残念ながら写っていない……。帯を中心に写してもらったので。帯はまりにじゃれている猫達。
行きつけの呉服屋さんが、猫柄の帯が入っただの、猫柄の着物が入っただのと電話してくる。あげくに、猫柄の長襦袢が入ったのでと、電話だけで猫柄の長襦袢も買う羽目に。誰も猫柄の長襦袢を着ているなんてわからないのに。バースディには猫柄の伊達締めなどを贈ってきて、ついつい私をその気にさせてしまう。
もう着物はいらないと会うたびに言うのだけれど、ちっとも効果がない。入れる所がないと言うと、もう一棹、箪笥を買いましょうと言われる。箪笥を置くところもないと言うと、着物用のマンションをもうひとつ買いましょうと言われる。そんなお金はないと言うと、そんなそんな、儲かってるんでしょ、うんと稼いで下さい、うひひのひで終わる。敵の方が上だ。
新聞連載は4カ月だけれど、何だかんだ言いながら、3分の1近く書いた。今月はせっせと新聞連載中心に打ち込むのみ。

今年3回目の新年会

2a6b2581.jpg下と別の日の紅侘助。やっぱりピントが合ってない。
昨夜は新宿御苑近くの中華料理「古月」で定年退職した編集者をねぎらう新年会。4人で家庭的に。デビュー前から21年のおつきあいになるだろうか。デビュー作の原稿を渡した人だ。
古月はそう広くないけれど人気の店のようで、予約客だけで一杯になっていたし、その旨、外に張り紙がしてあった。美味しかった。お客様が多いはずだ。暖かい紹興酒もずいぶんいただいた。
それから、すぐ近くの二丁目の「いれーぬ」で2次会。久しぶりだった。東京に住んでいたときは、しょっちゅう顔を出していたし、遅くまで呑んだこともあったけれど、今は10時半には店を出ないと最終の新宿湘南ラインに間に合わない。
もう少し話したかったけれど、帰途に。
今日はどれだけ仕事が進むだろう。明日も新年会なので頑張っておかないと。

紅侘助

e2a25ab5.jpgベランダの紅侘助、なかなかうまく撮れない……。
きれいなのにと残念。
撮ろうと思うと、なぜかいつも風が吹きだし、ストロボ無しで撮るのでピントが合わない……。
今年の侘助はしっかりしていて、咲いている期間が長い。
去年、だいぶ枝を伐ったせいだろうか。
そろそろ落ち始めたけれど。落ち椿も好き。

善光寺の、むじな地蔵

1f2c4ee0.jpg「むじな地蔵」。元旦、善光寺参道でこれを見つけ、すぐに 藪内佐斗司さんの作品だと思った。お地蔵様の横で、むじなが手を合わせているところが何ともユーモラスで可愛い。
博多駅近くの全日空ホテルの喫茶店の外にも、この人の面白い作品がある。何より話題になったのは、奈良の「せんとくん」騒動だろう。可愛くない言われて騒動になって、他のキャラクターも出てきたけれど、私は最初に「せんとくん」を見たときから、なかなかいいじゃないと思っていた。さすがプロと思ったし。
さて、なぜ善光寺に狢(むじな)地蔵かと思って調べて見たら、
『昔、下総の国(千葉)に住んでいたむじなが人の姿となり、善光寺参りの講中にまじって善光寺にお詣りした。むじなは、殺生することなしに生きていけない自らの罪業を恥じ、後生を頼むため、善光寺に灯篭を寄進したいという願いをもっていた。白蓮坊を宿に定め、ようやく善光寺への参詣を果たしたむじなは、その晩、安堵してお風呂につかった。ところが、うっかりむじなの姿のままで湯を浴びているところを見つかり、慌ててどこかへ逃げ去った。姿を消したむじなを不憫に思った住職は、むじなが灯篭を寄進したいという願いを持っていたことを伝え聞いて、一基の常夜灯を建ててやった。それが今も経蔵北に残る「むじな燈篭」だといわれている。』
とのことで、そこから来たむじな地蔵らしい。
こんなことを知っていたら、むじな灯籠も熱心に見てきたのに、どうも見た記憶がない。
さて、完全にやる気をなくしている私。
やる気がないからか頭が痛くなるのか、さっそく鎮痛剤を朝から飲んだ。それでも、今夜は20年お世話になった編集者の退職祝いの呑み会なので、体力を温存して出掛けなければ。新宿で中華料理。
新聞連載を1週間分くらい出してから出掛けるつもり。今月中に来月いっぱいの連載を書き終えたいと思っているのに、だんだん心許無くなってきた。その前にゲラも届いたので、見終わってから。追われるのみだ。

お猿のお尻

09f754f6.jpg七味温泉、渓山亭の大浴場手前で。
ここの温泉は鉄分が強くて、チェックインしてすぐに40分千円という貸し切り露天風呂でゆったりと浸かっていたものの、風呂の底や縁の石に触れた手が真っ赤っ赤。何だこれはとびっくり。お尻を着いていたので、もちろんお猿のお尻となり、ひゃ〜と、びっくりするやらおかしいやら。
貸し切りはふたつあり、壁を隔てた隣の若いカップルも大笑いしている。「なにそれ!」「おまえも同じだろ!」。そんな声に、ふたりのお尻の状態を想像して、おかしくてならなかった。
上がるときにボディ石鹸でお尻を洗うつもりが、雪の中なので凍っていた! それでも、何とかお猿のお尻から人間のお尻に戻って上がった。お湯で流すぐらいでは取れない。
まず、他人のいないところで学習したために、大浴場の露天風呂に入っても、底にお尻を着かないようにした。
翌朝早く、先に入っていた若い女性が、何も知らずに、お猿のお尻のまま出ていった。中の大浴場の洗い場で洗って出るのかもしれないと思って黙っていたけれど、ガラス越しに中を覗いてみても、どうも気づいていないようで、露天風呂から出た私は親切にも(ここを強調!)大浴場に行き、「あの、ご存じだとは思いますが、ここの温泉は鉄分が強いので、お尻を底に着いたりすると赤い色がつくんですけど……」「えっ? ついてます?」「ええ、ここ」と、女性のお尻を触ってしまった私(うふふ状態)。慌てて洗い場の鏡にお尻を映した女性はアゼン。慌ててゴシゴシとやり出した。
私はついてないと確信していたけれど、いちおう「私は大丈夫かしら……」と言って、お尻を鏡に映してから上がってきた。
みなさん、この温泉に行ったらご注意を。九州から北海道まで、全国のいろんな温泉に入ってきたけれど、こんなのは初めてだった。日本秘湯を守る会の宿のひとつ。
仲居さんは、注意書きがあるんですけどと言っていたけれど、2泊したのに、ついに気づかなかった。
今日はベランダの避難梯子点検。ちょっと掃除して、植木を動かして、やっと仕事の体勢に。しかし、呆れるほど進まない。明日も呑み会。まずい、まずい。

火照る

5aea8ed0.jpg七味温泉、渓山荘の数メートル手前の川。雪景色の川は風情があって好き。

昨日は今冬一番の寒さを感じて、ついに夕方から書斎に暖房を入れた。20度設定。
現在は17度。暖房はいらない。
それなのに、起きると暑くてたまらなくなる。汗も出る。冷たいおしぼりで体を拭いた。ちょっと異常。自律神経がおかしいのかもしれない。この調子だと、夏は焼け死んでしまう……。
相変わらず、やる気もないし、今月中に2月一杯の新聞連載締切分は書いてしまおうと思っているのに、どうなるやら。

睡眠の誘惑

f238f837.jpg渋温泉金具屋、宿泊した部屋「蓬莱軒」の玄関を開けると、土間になっている。そのすぐ右手の壁。
最上階の貴賓室に使われていた部屋などの入口は土間造りではなく、もっと高級感があるらしい。それでも、蓬莱軒も天井は格式高い部屋の印である合天井で、トイレと欄間の間には瓢箪のあかり取りなどあって、細部にも風流が生かされていた。

よく眠る。とはいえ、8時間ほどだろうか。いくらでもベッドに入っていたい気持ち。ぬくぬくとして気持ちがいい。1月なのに、まだあまりやる気がない。というわけで、仕事はやや遅れ気味。
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