「藍川京」の部屋

女流作家「藍川京」の花日記と、作品を紹介するブログです

2008年09月

理事会の後で

4f35853e.jpg24日、鎌倉の寶戒寺で芙蓉。
真っ青な空と白い雲。いかにも秋の空。思わず空を見上げて撮ってしまった。

昨日は雨だったし、午前中にエッセイを1本出したので、着物を着る余裕なし。
久留米絣のワンピースで出掛けた。
文芸家クラブの会長は画家の堂昌一氏、理事長は志茂田景樹氏が後3年やって下さることになって、一同、安堵。
早めに終わって、ちょっと何か食べようということになり、何と、みんなで入った先が地下のお好み焼き屋さん。意外。昼間から焼酎のお湯割りも。
そこでも、クラブの今後を含めての楽しい話。
私は3時半に待ち合わせがあったので、途中で抜け出し、中村屋地下の喫茶店に。
私の本を読んで下さってるエッセイストの女性と初対面。
着物好きの人なので素敵な和服だった。
業界の話などが弾み、店を変えて9時までおつきあい。

10時過ぎに帰宅して零時半に休んだものの、コーヒーのせいか目が冴えて眠れず、1時に起きてエッセイでも書こうかと、1本仕上げて2時前にまたベッドに。これは来週月曜締切分。エッセイなら簡単でちょいちょいなんだけどなあと思うけれど、今日は短篇続き。これも明日までに仕上がるといいけれど。

雨の外出

fbeeacd6.jpg鎌倉の寶戒寺の黄色い彼岸花(鍾馗水仙)。
彼岸花にも白に黄色にピンクに赤と色々だ。

文芸家クラブ理事会は新宿で1時からなので、正午前に出なければならない。
雨。着物を着る気力と時間なし。
会の後、初対面の人にも会うので悩むところだけれど。
エッセイを1本出してから出掛ける予定。

明後日締切の依頼とは

0e08837c.jpg寶戒寺(ほうかいじ)の白い彼岸花のアップ。

急に秋になり、夏の暑さはどこに行ったやらという感じ。
昨日は仕事をしていて足元が冷え、もう足元のホットマットを使わないといけないかなと思ったほど。
暑がりなのに足だけ冷え、7〜8月以外はたいてい使っている。今年は何とか9月は使わなくて済みそう。

昨日は買い物に行こうとしていた夕方、某スポーツ新聞より電話。
1カ月ずつのリレーエッセイの依頼。ところが、最初の締切が30日。今月のこと。アゼン。間2日しかない。
わずか3枚弱なのでOKしたけれど、誰か穴を開けたのだろうか。でも、この程度の枚数が書けない人なんていないだろうし、編集者が呑気すぎて次の人を決めていなかったのか。それもおかしいとは思うものの。
というわけで4回分を受けてしまった。

「小説NON」連載6回目も何とか進み始めて、早く7回まで終わらせたいもの。

混乱

00d6f837.jpgあまりよく撮れていないけれど、寶戒寺入口の白い彼岸花。
源氏の白旗にちなんで、ここには萩も彼岸花も白が多い。供養のためとも。

連載7回の6回目を書くにあたって、やっと7人ほどの表を作り、頭がごちゃごちゃになってしまって昨夜は参った。
後2回なのに大丈夫かと思ってしまう。
これほど混乱することは少ないのだけれど、だんだん頭も働かなくなってしまい、そのうち、書けなくなるのだろう。
今月中に後50枚書けたらいいけれど、無理だろうなあ……。
29日は、さっそく文芸家クラブの理事会の会合で、正午から出ないといけないし、後3日しかない。

ホトトギス全滅か

14e4082d.jpg24日、鎌倉の大巧寺(だいぎょうじ)で、紅白の彼岸花と、左手前には玉簾(タマスダレ)。玉簾もあちこちで盛りだ。右手前の葉は磯菊のよう。

昨日は午後から風が酷くなり、今も激しく吹いている。もうすぐ見られると思っていたベランダのホトトギスが台無し。毎年ホトトギスは、もう少しというときにやられてしまう。今年もか……というところ。

たまった新聞を数日分読んでいたら、正午になってしまった。
今月の締切は終わらせたけれど、来月の締切を今から始めていないと終わらない。焦り気味。予定より1週間遅れている。

秋、いっぱい

57a550a9.jpg昨日の鎌倉は、わずか2週間の間にすっかり花が変わり、紅白の萩や彼岸花も咲き乱れていた。
2週間前は影も形もなかった彼岸花。一気に咲くものだと驚いた。

鶴岡八幡宮での「渚の会書展」にも行ってきた。
建長寺の管長さんや、鶴岡八幡宮の宮司さんの書も。
渚さんのお弟子さん達の書も一杯。
渚さんの書は、実に素晴らしい。
小山渚さんも会場にいたので少し話し、近々、素敵な所に食事に行きましょうということに。田中絹代さんが住んでいた家で食事できるとか。
私はウォーキングスタイルで短いジーンズだったので、誰かと思ったと言われてしまった。いつも和服なので。渚さんも和服しか着ない。

夜は藤沢に行き、睦月影郎氏と、20年のつき合いになるF書房の編集者と楽しい食事と呑み会。
2次会は睦月さん行きつけのクラブ。女性が7〜8人ついたのでは。
ご馳走してもらい、値段が気になった。高かっただろうなあ。
10時においとま。面白おかしい話も山ほどできた。

文芸家クラブ理事は引き受けてみることにした。
会員の渚さんや睦月さんも後押ししてくれ、じゃあ、頑張ってみようかというところ。

あれま、いろいろ

c3cfe5be.jpg山と渓谷社の「蝶」より、褄紅蝶のコピー。
今、発売中の「問題小説」10月号から隔月連載の始まった「褄紅(つまべに)」は、この褄紅蝶から。

今日から鎌倉に住む知り合いの書家の書展が始まるので、鶴岡八幡宮まで。
ついでに秋の花もいろいろ見てきたい。2週間ぶりの鎌倉。
それから夜はそのまま藤沢に行き、睦月影郎氏と、私達ふたりの担当編集者と会って食事。

昨日は、所属している文芸家クラブより、私が新理事に推されたので引き受けて欲しいと連絡が。
は〜〜、何かの間違いでは……と言いたいけれど、困った。
さっそく来週の29日に新宿で理事会とか。
明日までに返事しないといけない。
会員になって10年ちょっと。
その間に、顧問の文芸評論家、尾崎秀樹氏、菊村到氏、笹沢佐保氏、半村良氏、理事の小林秀美氏、南里征典氏など30人ほどがお亡くなりになり、会員も10年で90人減っている。
それを考えると、私のような若輩者にまわってくるのも不思議ではないのか。
任期3年となると、ますます困った。けれど、クラブが消滅するのは淋しいし、断れそうにないなあ……というところ。

秋海棠の季節

26cde4f2.jpg秋海棠(シュウカイドウ)がきれいな季節。
鎌倉にもあちこちに咲いていて、浄智寺のお墓の秋海棠は大きくて立派。
でも、こないだ、うまく撮れなかったので……これは京都の大原、実光院のもの。
実光院の手水の所に咲く秋海棠は、実にみごと。

昨日は涼しくてよかったけれど、今日は凄い日射し。
まだ外に顔を出していないので、暑いかどうかわからないけれど。
昨日は日没後の富士山も綺麗で、富士山がよく見える季節になったのは嬉しい。

短編仕上げ。
1週間かかった。
次は、この続きの回を書くか、別の短編か。
書いても書いても終わらない。

睡眠不足

5e5ca15b.jpgあまりいい写真がないので、過去のこの季節に写したもの。
京都の勧修寺入口の石垣。
今日は秋らしい気温。

零時過ぎに休み、夜中の2時半に瞼の裏を走った光で目覚めた。雷と豪雨。
また起こされてしまった。
それから眠れず、2時間も書斎やリビングを行ったり来たり。
4時半頃、やっとまた寝入って7時起床。
睡眠不足が続く。
それでも今日は頭痛なし。

短編はやっと今日、明日には終わりそう。
昨日、千疋屋のチーズケーキが友人より送られてきたけれど、開けたら2日内に食べるようにとのこと。ひゃ〜、また太る。
ひとりで食べるのはきつい。

2度も起こされ

de084656.jpg10日、鎌倉の大巧寺で風に揺れていた台湾醋甲藤(タイワンサッコウフジ)。
盛りでみごとだったけれど、揺れているのでブレている……。
一眼レフにデジカメに、いろいろカメラは持っているけれど、やっぱりバカチョンがいちばん便利。というわけで、なかなかうまく撮れない。

雨。景色が白く霞んでいる。
仕事日和だけれど、久々に軽い頭痛。
ここ1カ月ほどだろうか、両手の指の関節もおかしい。
まさか、リウマチなんかじゃないだろうなと、やや心配。ただの腱鞘炎ならいいけれど、手首をやられることはあっても、指の関節がおかしいことはなかったので。
毎日、指のマッサージをしながらの仕事。

今朝は5時からケイタイが鳴り続き、書斎の音が寝室まで聞こえてきて、鳴りやまないので気になってついに起きたけれど、知らない番号のようで切った。2度目は掛かってこなかったので悪戯か、間違いか。
それから1時間ばかり眠れなかった。やっと寝入ったかと思うと、今度は地震。
震度3だったけれど目が覚め、やや睡眠不足。

穏やかな朝

f314fd6c.jpg近所の公園の春の薔薇。
ベランダの薔薇はこの暑さなのに2週間以上咲いてくれていたので、1昨日、鋏を入れ、部屋で眺めている。まだ散りそうにない。
また新しいつぼみもふくらんでいる。

台風がやってくるというので、昨夜はベランダの植木を部屋に入れたりしたのに、何と、起きてすぐベランダを眺めると、風がまったくなかったかように、落ち葉もそのまま。
被害がなくてよかったけれど、拍子抜けした。
そして、ベンケイソウの葉が偶然にハート型になっているのを発見して、すぐ写真に撮った。
ハート型の葉のサボテンがあるけれど、それよりもっと綺麗なハート型と言っていいぐらい。上手く撮れているといいけれど。
しかし、自然は面白い。

短篇続き。
明日までに終わればいいけれど、明後日までかかるかもしれない。

果物が切れそう

34c36b90.jpg先月、芦ノ湖野草園で友禅菊(ユウゼンギク)。

相変わらずノロノロ台風の13号が大雨の被害をもたらしている。
こちらにも徐々に近づいてくる。
もう3日、外に出ていないので、今日は買い物に出たいけれど。
ともかく果物が今日の分でなくなる。
食後は必ず果物をいただかないと生きていけないので、お米同様、果物を欠かすわけにはいかない。

仕事は思うように進まないけれど、急がないと。
次々と年末までスケジュールが埋まっている。
20年間、締切が切れたことがないのは有難いけれど、やっぱり1カ月と言わず半年でも、休んでみたい。というか、締切なしの生活で書きたいものを書ければ最高だ。
旅行、読書の他、やりたいこともいっぱい。
ユニット折り紙なども心ゆくまで折ってみたいし、ちょっとだけ通った水墨画教室なども楽しいような。
生け花もやりたい、小唄、端唄などもいいかもしれない。しかし、三味線はだめだろう……。
私は時間がないので、作中人物にやってもらうしかない。

仕事も台風も進まない

e902e483.jpg先月、箱根湿性花園で山百合のアップ。

朝から雨。
台風13号の動きののろいこと。そして、行ったり来たり。
こちらに来るのは土日あたりらしい。

仕事が進まない。
先が見えると早いのだけれど、どうしようと迷っていて、なかなか進まない。困ったものだ。もう18日というのに。
ともかく、少しでも進めないと。

急がないと

6cfad086.jpg10日、鎌倉の大巧寺(だいぎょうじ)で芙蓉(フヨウ)。
今は、いろんな色の木槿(ムクゲ)もあちこちに咲いている。

今日も恐れをなすような日射しだけれど、空気はすがすがしい。
「小説NON」連載5回目執筆開始。
あと3回で終わらないといけないのに、ちょっと急がないとまずい。
今のまま書いていたら10回でも終わらない。
参った。

秋の空気

a506e46e.jpg10日、東慶寺の女郎花(オミナエシ)。
秋の七草のひとつ。
今日は雨。そして、秋らしい感じの気候だ。
昨日の蒸し暑さはどこに行ったのだろうという感じ。

ベランダで今年最後かもしれない朝顔が咲いている。
7日に載せたように、実に綺麗な色。
勿忘草色(わすれなぐさいろ)というのか。

残りがあと少しの短編を仕上げて、次の短編に。
今日は仕事がしやすいようだ。
急ごう。

うなじ冷やし

8160a8dc.jpgこれは近所の川縁の紫紺野牡丹(シコンノボタン)だけれど、鎌倉でもあちこちに咲いていた。

今日は敬老の日。
世間の3連休も今日まで。
慌てて仕事しないと、予定が遅れ気味。
さっと書けるときと、あれこれ調べながらで時間がかかるものと。

そうだ、最近、うなじを保冷剤で冷やしていないなと、また真夏の態勢。
冷房を入れるのは好きではない。今、書斎は26度。27度のときもある。
昨夜は午前2時でも26度だった。
うなじを冷やす温度だ。

相当暑い

f124c042.jpg昨日載せた写真の横でいっしょに咲いていたジンジャー。

今日も相当暑そうだ。
風は真夏とちがうものの、日中の暑さは秋とはほど遠い。
昨日は千葉で働いている姪の誕生日で、こちらに呼んで靴をプレゼントして食事。
ヤマンバのような化粧に唖然。
昨日は黙っていたけれど、これから説教の手紙。

9月も、もう半ば。
時間が過ぎるのが早すぎる。
仕事が追いつかない。
私がトロトロやってるだけか……。

質問のSaki rieu様

002191b2.jpgパソコンでちょっと検索ついでに私の所も見てみると、偶然、下のようなものがあった。8月8日の書き込みらしい。

『下記の掲載条件しか覚えておらず(うろ覚えですが)、作品名も掲載号も分からないのですが、もしご存じの方がいらしたら教えてください。
どうしても、もう一度読みたいので、困っています。
・1993年から1995年の「週刊新潮」
・その号は官能小説特集でした
・藍川京名義の作品
・「花」という文字がタイトルに入っていました。
・登場人物は「彩子」、「おじ様」、「手島」、「藤沢」
内容はしっかり覚えているのですが、タイトルが分かりません。
藍川先生の短編集も読み漁りましたが、収録されている様子もありません。』

というわけで、誰か知らないかとのことで質問されているけれど、「この質問に対する回答は締め切られました」とあり、何人か書き込んでらっしゃるけれど、わかった人はいなかったらしい。

Saki rieuさんは、「小説新潮」に載った私の作品を週刊新潮と勘違いして質問されたようで、回答は得られないはず。
正しくは1995年5月号の「小説新潮」掲載の「妖しの花」です。
これは官能特集の最初だったために、あっと言う間に完売。
どの店にもなく、すぐに担当に問い合わせたものの、出版社にも在庫がないと、私さえ献本の1冊しか手に入らず、欲しいと言ってきた兄弟にも送れなかった。凄い売れ行きだったらしい。
今年7月に発売された双葉文庫「爪紅(つまくれない)」という短編集に入っています。
これをお読みになっていたら、ぜひ、手に取ってみて下さい。

3連休はなし

48afa826.jpg10日、東慶寺のジンジャー。
英勝寺もジンジャーは多い。

世の中、今日から3連休の人も多いのだろう。
いいなあ……。
ここ10日で長短のゲラが7本も届き、そちらにも時間が取られて、書く方の仕事が思いの外、進まなかった。
もうゲラは届かないだろう。仕事に精出そう。

ゲラが多い

caf56b0a.jpg10日、鎌倉大巧寺で小紫(コムラサキ)。
もうこんなに大きな紫の実になっていた。
小紫はあちこちにあるものの、大巧寺や大覚寺の黄梅院のものがみごと。

朝からアンソロジーのゲラが2本届いた。
たいして仕事していないはずなのに最近はゲラが多い。
2次文庫も。
それを済ませてから短篇続き。
今日から2〜3日、また30度を越す暑さとか。
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